オレンヂスタ『いかものぐるい』で演奏してきた。

2017_02_14_001
はい、というわけでオレンヂスタ第7回公演『いかものぐるい』、全5ステージ無事に終演致しました。
ご来場頂いた皆様、関係者各位、有難うございました。

参加出来て、本当に良かった。良い経験をしたし良いご縁を一杯頂いた。
僕自身、今後の演奏に繋がる実感、明言し難いけれども、今後の演奏に繋がっていくであろう実感を得た気がしている。普段鳴らしている現場とは違った環境、そして違った取り扱われ方をした事により今まで以上に自分の出す音に客観的に立ち向かわざるを得なかった(それって同時にどんどん主観的な部分も見つめていく事だと思うのだけれども)のだけれども、音そのものがどのような作用をもたらすのかであるとか自分の音というものの質感であるとか、まあそういう事を考えた。
また音楽という枠からもう少し大きく表現物を捉えた際に、目の前の事象にどのように音で作用していくのか、そしてそれがどのような角度からなのかとか、そういう感覚を意識せざるを得ないシチュエーションだったので、いやこれが大変面白かった。
全部生演奏だったわけではなく、事前に作曲家さんによって録音された曲もある中でバンドアンサンブルが生音でそこに介在したり、或いはガツンと生演奏。「生演奏とは」みたいな部分は演奏陣でも何となく話し合ったし、それぞれが面白味を元手にした情熱を持って演奏に取り組んだと思う。
録音と生演奏が同じ作品中に存在する事で作品の音響も立体的になっていたようで大変嬉しい。作・演出のニノキノコスターさんには録音作品と生演奏の取り扱いについて明確な意思があるのは明らかで、千秋楽の翌日にその辺りの事を教えてくれたのだけれども(本番前に聞かなかったのか、って?いやいや、僕達みたいなのはただただ「よしやっておいでや」「アイサー!」つってガツンと打ち鳴らしてくれば良いのである。意味とか意思はその前に込めて貰っているので)いや、やはり面白い人が考える事はべらぼうに面白い。面白い人に声をかけて貰って演奏出来てこんなに嬉しい事はない。

劇中バンド『悪食プリン』も良いバンドになった。
都合5ステージで計5回「ライブ」をしたわけだけれども、どの回も二度と同じ演奏はなく毎回新鮮な気持ちで演奏が出来た。
ボーカルであるモケコを演じられた大野ナツコさんは私生活でもバンドを愛する俳優さんで、それと関係あるのかないのかわからないけれどちゃんとバンドのヴァイヴス感じながらやって下さっており、演奏ポジションの高低差こそ結構あれども(僕らは二階で大野さんは舞台上)きっちりライブの熱量を共有しながら演奏出来た。いやー大野さん素晴らしいですよ。今まで一方的に出演作品を拝見したりしていて勝手に怖い人だと思っていたので下手な演奏したら殴られるんじゃないかと若干怯えておりましたが(笑)。

芝居は勿論、落語に身体表現にオブジェクトパフォーマンスにアイドルにバンドに。
『いかものぐるい』はオレンヂスタが、そしてニノキノコスターさんが取り組んできた様々な表現を一気にぶち込んだ意欲作なわけでそういう時にバンドマンとしてお声がけ頂いて、演奏陣の人選も任せて頂いて一緒にあーでもない、こーでもないとやるのはもう本当に楽しさしかなかった。
姐さんの情熱にちったぁ報いる事が出来たんじゃないかと、勝手に思っている。
また、今回の座組では沢山の得難い出会いがあった。お会いするのは今回限りじゃないんだろうなあ、と嬉しい予感がある。

結局、借りを返そうと腕まくりして出張った結果、もっと借りを作って返ってきてしまったのである。幸せな事だ。
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小屋入りなう。

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オレンヂスタ第7回本公演『いかものぐるい』に出演/演奏する関係で千種文化小劇場に小屋入りしている。
昨夜から小屋入りしているのだけれども、この時以来の千種文化小劇場での演奏に大変ウキウキしている。しかも今回はバンドセットで、だ。独奏も楽しいけれど人との演奏、アンサンブルはエラーも多い分、楽しい。予想外な事が起きれば良い、と思う。

前回の演奏(孤独部『大学生』での演奏)の反省を活かして今回は可能な限りBOSSのラインセレクターでエフェクトを一括管理。これでスイッチのON/OFF音を可能な限り減らす事が出来る。今回はそんなに神経質にならなくても大丈夫そうだけれども。
あとトラブル対処にもなるので一石二鳥。

今日も夕方から小屋入り、バンドサウンドの音作りを行うので決められた時間で良い感じに出来れば、と思う。

電波に僕の声がのるって変な感じ。

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ご縁あってFMラジオの収録に参加してきた。
有難い事にラジオ番組に出演する事はこれまで何度かあったけれどもそのいずれもがバンドマンとしてであり、そういった意味では今回のお呼ばれの仕方というのは結構なレアケース。
ライブハウスでの演劇公演運営という立場での格好良く言えばゲスト出演だったのだけれども、いやはや、うまく話せたかどうか。ほぼノーカットで電波にのるそうなんだけれども、怖い怖い。

画像は研究中の僕のデスク。
空間系の研究はそれでもやっぱり、スタジオで大きな音出しながらやりたいね。

丘の上で待つ

この週末はともすると職場が繁忙期である平日よりもバタバタとしていた。
それも当然で、現在僕は引っ越しの真っただ中、土曜に新居に届いた家電を据え付けて、不足なものを買い足したり生活の基盤の基盤、基礎の基礎を築こうと躍起になっていたのであった。いやあ、滅茶苦茶楽しいものである。
若干ひいた風邪を引きずっているけれども(いい歳してだらしがない!)、そんな事も気にならないくらい大いに新生活に向けての準備を愉しんだ週末だった。

話は遡るけれども、金曜夜は友人であり有難くも慕ってくれている様子の若い役者氏より協力要請を受け、名古屋は栄、TV塔を臨む路上にて演奏してきた。この日より重ねてきたセッションが結実したというわけである。あ、こう書くと何度も何度も練習したように思えるかもしれないけれども、他の練習と時間が被って練習に合流出来たのは都合2回。先輩方も参加されていたというのに申し訳なさと「でも即興をやるならそれくらいの方が良いな」という思いとが半々の状態で本番を迎えた次第なのだが。
内容としてはその役者氏がある人間に対して抱いている感情を吐露する、という大変パーソナルなもので、一人芝居というよりかは独白に近いもの(であるように僕は受け取った)。ポピュラリティはテキスト段階でそこには存在していなかったけれども、彼はその時間に演奏を介在させる事で普遍性を持たせようとしていたのではないか、と何となく思っていた。一方、演奏陣の中にはぼんやりと「一線超えるくらいパーソナルを突き詰めた方が普遍性が滲むのでは」という思いもあったようで、その辺りの探り合いと「作品」としてその時間を残すための在り方みたいな部分の議論を重ねていった。何であればこういう意思統一ないしはディスカッションは異業種(この言い方違和感あるけどこの場合は致し方あるまい)の人間同士が何かを創ろうとする際に一番旨味が出てくる部分だと思うのでもっと念入りにやっておけば面白かったのかなあ、等と舟橋は漠然と後出しで思ったのであった。
さて定刻通り21時、気温は一桁の夜の名古屋にて始まった屋外演奏、僕の記憶が確かならこれが僕の人生で最初のストリート演奏という事になる。思う存分その環境との共存を愉しもうと始めたのだが、いかんよ、あれはいかんよ、滅茶苦茶寒いじゃん。そりゃあ気温一桁だもん、寒くないわけないよね。コートとか着て行ったんだけど、厚手のコートを着たままだと座奏していると腕に負担がやたらかかる、というか圧迫されていてしんどいのでコードを脱いだのね。シャツの上にセーター一枚。
最初は「あ、いけるいける」くらいの感じだったんだけど演奏中、ピック弾きから指弾きにシフトした際に弾こうとしたフレーズが頭の中よりも半拍遅れて「あ、指かじかんでる」ってそこでやっと気付いた。
面白いもんで手先が寒さでかじかんでいる事を知覚すると途端に寒くなってきた。けれどもままよ、この季節での屋外演奏の妙味の一つだ、これも。
見上げた瞬間に目の前に煌々と輝くTV塔が見えた。最高の演奏環境の一つだな、と思った。
結果的に彼が納得のいくアウトプットを出来たのかは(片付け等バタバタしていたし撤収も慌ただしかったので)わからない。けれどもどんな感慨を彼が抱いていようが、今回の心情の吐露はしておくべきだったんだろうな、と僕は思う。そして彼がそういう時に僕の助力を求めたのも嬉しかったし、かつて自分が「何はともあれやってみよう!」という精神が今よりもキツかった(今よりも激しかった、ではないし前のめりだった、でもない。キツかった)頃に先輩や友人に助けて貰ったその思いの循環にこれがなるんじゃないかなあという個人的な考えもあった。僕だってペーペーだけれども、少なくとも僕の力を必要とする若い人がいるようならば、気兼ねなく出張っていってバゴンと鳴らすっていうのが道楽者の強みじゃあないのだろうか。

2016_12_18_001
寒かったし難しかったけれども、面白かったー!

自己紹介

Author:舟橋孝裕
愛知県在住、ベースギター奏者です。
・JONNY
・パイプカツトマミヰズ
・犬栓耳畜生
・白線の内側
 やサポートでベースを弾きます。
以下、ライブ予定。


12/28(水) 新栄DAYTRIVE
犬栓耳畜生

2017/1/07(土) 今池HUCKFINN
ONE BY ONE RECORDS レーベル10周年イベント
JONNY

1/08(日) ミソフェス2017(http://www.misofes.com/)
パイプカツトマミヰズ

1/08(日) 新栄DAYTRIVE&TRIM
パイプカツトマミヰズ


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