今週は3日しか出社していない。

「あーお腹いっぱい、お腹いっぱい」
夕食(ちなみにメニューは僕作、オムライスとカット野菜をブチ込んだだけのサラダに惣菜コーナーで安かった三角ポテトだ)後、そう言いながら妻は寝室に向かった。
僕はそれを微笑みながら見送った。妻の事は勿論愛しているけれども「食べた後すぐに寝たら太るよ」という忠告の一言も言わなかったのは激務で疲れている妻へのせめてもの配慮と翌日自分は有給休暇であるという事への気おくれだったのかもしれない。

そう、今週は週に3日しか働いていない。
月曜は有給休暇、そして本日も2日前に決まった有給休暇だ。ちょっとした手違いで補充人員も含めて人員が過剰になり、それならばとあぶれている有給を消化しようという事になったのだ。僕は有給取得の声をかけられて表情こそ平時通りだったと自覚しているけれども、その内心とんでもなくテンションが上がった。
だって3連休。たまらないじゃない。
あれもしようこれもしよう、と思いを巡らせ(余談だが結婚して何が変わったと言われれば休日に行う事/行いたい事に『平日中に溜まった家事』が自然と挙がるようになった事だ。実家住まいだった頃には考えられない事である。人間は自然と変化する。適応すべき時が来れば)、まずはやらねばならない事、そしてやらねばならない事とやりたい事の間くらいの事を片付ける事にした。
その後が俺ったらうっかりさん、ついつい昼寝しちゃったんだよね。起床して残りのto doを片付けて風呂に入る。僕は風呂が好きだ。自宅でもお湯を貯めた浴槽と冷水シャワーを用いる事で疑似サウナトランスが得られる事は知っていたので、それを楽しんだ。うんうん、休日っぽいじゃあないか。

これから1時間だけゲームをして、その後は出掛ける予定だ。俺の休日はまだまだこれからだ。
(何故こんなただの日記みたいなブログを書いたかというと、明日は早朝から練習→東京移動→ライブ→名古屋モドリ→仮眠→ライブという超過酷スケジュールだからだ。今は、今だけは平和を噛み締めておきたい)
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四国へ旅行へ行った。

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黄金週間だ!という事で友人夫妻と妻、僕の4人で四国旅行へ行った。
車の手配から何から何まで友人夫妻がやってくれたし、運転は妻と友人旦那氏がやってくれた。え?僕?免許証忘れて完全に役立たずだったよ申し訳ねええええええええ!!!!!!

仕事を終え、仮眠をし、夜中の2時に今池集合。黄金週間入ってすぐさま動き出した感じだね。夜中の間に高速道路を走り岡山県は宇野港へ。そこからフェリーで直島へ向かう。
フェリーって久しぶりに乗ったけれども(多分最後に乗ったのは小学生の時とかじゃないかな。どこへ行ったか、とかも定かじゃないもの)ワクワクするよね。船に車ごと乗りこむっていうのもね。
直島では地中美術館へ。友人達が行程に組み込んでくれたもんだから僕は何も知らずについて行ったんだけれども、いやこれが結構面白かった。正直美術館とは縁遠い人間で、表現活動を日夜やってますよみてえな事をブログに書きながらそういうの本当に疎くて、これがまた僕のいけないところなんだけれどもさ、そういうのあまりわからないんだよね。興味がないってわけでもないんだけれども。そんな僕でも楽しめた、というか感じるものが結構あったもんだから地中美術館は本当に誰でも楽しめる美術館なんじゃないかな。
印象として展示、アーティストを『大学時代の関係者』とかに例えるなら


クロード・モネ=サークル内で一番人気の高嶺の花的な先輩
ウォルター・デ・マリア=理知的な先輩
ジェームス・タレル=意地が悪いけど悪意に満ちた部分で惹かれ合う一番仲良しの同期
安藤忠雄=卒業後もバリバリやってる凄いOB


みたいな、そんな印象を受けた。ちなみにジェームス・タレルの展示が一番好き。その辺は形容からもわかって貰えると思うんだけれども。ちなみに足を踏み入れる体験型の展示だったんだけど、入っちゃいけないところまで行きそうになってブザーを鳴らしてしまった。別に怒られるでもなく、笑顔でお姉さんに注意されちゃった。
地中美術館、また行きたい。

直島は海岸沿いのところに草間彌生さんのかぼちゃが展示されている。上記の写真からもわかるように妻はこの日わざわざそのかぼちゃのパーカーを着てくるくらいそのかぼちゃに思い入れがあったようで皆で見物に出掛けた。
海岸沿いに展示してある黄色かぼちゃは同じように思い入れがあって訪れた観光客がひっきりなしに写真を撮りに来ており、何なら順番待ちみたいになっていた。後にフェリーの乗る直前に訪れた赤色かぼちゃは中に入れるようになっており子供達の遊具となっていた。
その後、直島でうどんを食べて(讃岐うどんを偶像化し過ぎていたのか若干肩透かしを食らってしまったのはここだけの話だ)面白い銭湯があるという事でひとっ風呂浴びに行った。
港から徒歩数分、直島温泉である。これまた特に知識を入れずに行ったもんだから知らなかったんだけれども、大変アーティスティックな銭湯であんな銭湯、生まれてこの方一度も行った事がない。二度と忘れられない銭湯体験になった。

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まずは外観がとんでもない。近所にあったら前を通る度に「どんな人がどんな思いでこれを...」を思う事請け合いなインパクトある外観である。内装とかも面白かったけれども入浴施設なので当然撮影は不可。というわけで気になる方は是非こちらをご覧下さい。
で、肝心の銭湯部分について書く。いや、良い銭湯だった。というか最高だった。おじちゃんおばちゃんが気さくで入浴後にお話させて貰ったんだけどお客さんへの真心に溢れてる。濡れタオルを手に持ってたら「ビニール袋使うかい」って。優しい!
ロッカーは所謂「町の銭湯」としてはかなり大きい。余裕たっぷりで安心感があるし、脱衣所も清潔感がある。アートな、言い方変えれば人によっちゃ奇抜に感じるであろう装飾が当然脱衣所にも施されているのだけれども、そういうのところ以外に目を向けると清潔、爽やかで入浴施設としてはこれはかなりポイントが高い。
で、湯船一つ、洗い場だけという至ってシンプルな銭湯なのだがこれが異常に高揚感がある。リンク先からもわかるように風呂桶だけじゃなく浴室内全体が他では見られないような内装なのだが、真っ白なタイルとこのギラギラしたアート、流水の音にスピーカーから流れるアンビエントかつドローンな音楽。物凄く非日常。銭湯って日常ではまずないのだけれどもその中でも群を抜いて非日常。サウナ抜きでも宇宙と繋がる、そんな感覚さえ得た。
いや、音楽が大変良いんですね。もうこれ誰なんだろ、絶対風呂上りにおじちゃんおばちゃんに訊こっとって思って。
確認してみたらそこ突っ込んでくるお客さんが結構いるみたいでおばちゃん、わざわざセットリストをプリントアウトして配るように用意してくれてるのね。もう本当に親切!!
で、見てみるとロバート・フリップなんですよ、音楽。ここでまたうわ!ですよ。最高かよ。
僕ぁ最高の銭湯の一つを味わいながら最高のギタリストの一人のソロ作品を聴いて宇宙に繋がったんだ、と思うと感動さえしちゃって。絶対また来るよ、直島銭湯。

で、直島の人がやってるカフェで美味しいアイス珈琲とスコーンを食べながら読書をして(本棚に本が沢山あった。僕は『フォレスト・ガンプ』を読んだ)フェリーの時間まで過ごした。直島、何だかそこで過ごしているだけで芸術に触れているような、そんな素敵な島だった。今度はレンタルサイクルで島を一周してみたい。
フェリーに揺られ、高松市へ。友人お薦めのうどん屋さんが閉まっていたので気持ちを切り替えて骨付き鶏を食べに行った。
夕食時になると大行列になるそうで、成程、滅茶苦茶旨いのね。ニンニクがかなり効いているひな鶏の肉、親鶏の肉をガンガン食べた。勿論うどんのスペースは残しておいた。

そもそも四国旅行に行きたい、と思ったきっかけは「本場の讃岐うどんを食べ歩きたい」という思いだったのだが、ここまでの行程で僕は結構満足してしまっていた。しかしそれでも讃岐うどん、折角なので食べたい。
友人夫婦の案内でうどん本陣 山田家本店へ。「水曜どうでしょう」でも登場した人気店らしく、インターネットで調べたところざるぶっかけがお薦めとの事でそれの定食を注文した。先程直島で食べたうどんよりも確かに旨かった。何が旨かったのか、と訊かれるとわからないけれども弾力のある麺、お出汁と小さな「何か違う」が沢山積み重なって旨い一杯を形成している気がした。
次回は「朝からやっていて昼過ぎには閉めてしまう、製麺所直営っぽい店」にも行ってみたい。讃岐うどんにはそういうイメージがあるもんだから。

帰りの車内、ほとんど寝ていた(大変申し訳ない、すみません)。それでも寝足りず、今日は一日家でグータラしていた。
そういう休みも必要である。明日から活動的に動くかどうかは別の話。
とりあえず書きたい事はドカッと書いた。一日に三度もブログを更新するだなんて久しぶりだ。
これで次の「楽しい」に心置きなく向かえるってものだよ。

風邪を引いた話。

風邪を引いた。
正規雇用の身となって(社会人、という表現をしそうになったけれども社会に参加して自分の役割を持つ、という意味ではもうずっと社会人であった。これは完全に余談だけれども英語では『社会人』という意味の単語はないそうだよ)初めての体調不良。しかも仕事を休んでしまった。完全に不覚。正直想像もしなかったですよ、会社休むのがこんなに悔しいだなんて。

前兆は金曜の夕方頃から、あった。
仕事中に何となく喉が痛くて同僚には「花粉症ですよ花粉症!ガハハハハ」とか冗談言ってたくらいだったのだけれども、その夜家に帰って新しく参加する事になったヒップホップバンド(これについてはまた書く事もあろう)のスタジオに向かう準備をしている辺りからどうにも体がかったるく「あー、じゃあ対策しておくか」と行きがけにコンビニで栄養ドリンクとか買って練習に臨んだものの、スタジオ終わる頃には倦怠感も凄いし鼻水もガンガン出てきたし、完全に風邪。
折角の花金だっていうのに家に帰ったらもう速攻ベッドに潜り込む他なかったってわけ。
で、土曜。背中が痛いし体がだるいし、しかも微熱まで出てくるしで完全にこれは風邪が始まった。一晩寝ただけじゃ良くならなかった。この週末の間に治さないとなあ、とベッドで寝倒す。24時から犬栓耳畜生のREC兼練習が怒涛の5時間(こんなの久しぶりだよ)入っていた。体調的に余裕があったらお休みしたいところではあれども、なかなか予定が合わない犬栓耳畜生、かつレコーディングだしライブ前だしって事で参加。体調も良くなってきたし大丈夫でしょ、と半ば高をくくったのがいけなかった。
どうにか5時まで録音と練習を終えたものの(ちなみに体調が極悪でも演奏活動中は結構気分が良かった。そしてそういう時の演奏でも相変わらず発見はある。この日はパワーサプライの充電が切れたので終盤、アンプに直接プラグインして演奏したのだけれどもそれでも僕の出音って僕の出音らしくて、やっぱりエフェクターじゃない部分での音作りっていうのはあるんだなと再認識した)いやはや、それなりに消耗した。
日曜、昼頃起きだして休日診療へ。幸いにも自宅からすぐ近くのところにあった。こういう時は一緒に生活している妻が大変頼もしい。自身も体調が本調子ではないにも関わらず文句一つ言わず車を出してくれる。ああ、菩薩に見えるよ...。
「風邪ですかねー。気になるなら専門のお医者さんに行ってねー」という妙にライトな診断に半分くらいは安心しつつも「明日になっても体調が変わってなかったら専門医に診て貰おう」と決意する。だって背中痛いのとか異常にだるいのとか、インフルエンザっぽいんだもん。調べたら高熱が出ないインフルエンザもあるそうで俺、あ、これ完全にインフルエンザだって思ったもん。
ちなみに日曜の夜に予定していたパイプカツトマミヰズの練習はメンバーに連絡して休ませて貰った。すまない。

月曜、起床。体調は変わらず。
前日に前もって連絡してあったものの、再度上司に連絡。新入社員なので戦力にもなっていないけれども、それでも週初めの月曜からいきなり休む事になってしまい情けないやら申し訳ないやらで落ち込む。快く休ませて下さった上司には感謝しかない。
で、一眠りして病院へ。樫山君(白線の内側/あたらしいまち)とご近所なので「どこか良い病院はないか」と教えて貰った内科へ行く。
インフルエンザではないか心配している、と伝えたところ快く検査をしてくれた。ちゃきちゃきしたおばちゃん先生。大変感じが良かったのでもしまた体を壊したらあそこへ行こうと思う。
幸いにも陰性。処方薬をどっさり貰ったので帰って食事をして服用して眠る。
いや凄いね処方薬って。市販の薬の3倍くらい効くんじゃねえかってレベルで効く。風邪ひいた時は素直に病院に行くのが一番手っ取り早いんだなって改めて思った。

処方薬、最高!

「当店は焼肉屋です。『みそ焼きうどん』というメニューはありません」

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土曜はかねてから行ってみたかった三重の亀八食堂へ。
詳しい紹介はインターネット上に散らばっている情報に任せるとして、いや、ようやく行けた亀八食堂、感動さえあった。
ビールにも白米にも合う焼肉は勿論だけれども、その異常にしょっぱい(けれども旨い)漬物が素晴らしかった。一齧りしたらご飯をガンガンいきたくなるあの茄子の浅漬けこそ漬物の最高峰の一つであろう。

帰ってきてそのまま妻と梶藤君と『ハウルの動く城』を観る。
最初こそ鼻についたキムタクの演技だったけれども、15分もすれば違和感もなくなる。むしろ自然じゃん、とさえ思わされるのだから凄い。何が凄いって『風立ちぬ』の庵野さんの演技でも同じ感覚を抱いた事だ。宮崎監督、というかスタジオジブリは声優に無理させないアニメーション会社だな、と妙に感動した。
あと一定以上の満足感があるから良い。

最近の私。

新しい職場へ行くようになってから3日間が経った。
全く新しい職場、全く新しい人間関係、全く新しい仕事、どれもが新鮮で毎日時間の進み方がそれまでの三倍くらいに感じている。あっという間に一日が終わるし「疲れたナァ」とぼやく暇さえない。兎に角仕事について頭と体に馴染ませるのに必死だ。33歳の新入社員は兎にも角にも真面目に、言われた事を的確かつ迅速に出来るように尽力するばかりである。有難い事に上司や先輩達は僕を育てようと力を注いで下さる。時折出る厳しい言葉も先々を見据えての事だろうとその瞬間にわかるくらい明瞭だ。
期待に応えたい、と過去の職場でも思って働いてきたけれども、今回も良いご縁に恵まれたと思う。仕事を覚えて戦力になる事が一番わかりやすい恩返しであるので頑張りたいと思う。
いや、しかし三日目だけどわからない事がわからない、くらいに仕事が出来ない。何かを積み重ねているという実感だけはあるのだが。


近所の川沿い、桜並木がありシーズン中はライトアップされる。昨夜がその最後の夜だという事で妻a.k.aうちのカミさんと一緒に散歩に出掛けた。
仕事をしつつ音楽をやれて私生活も大切に出来る今の環境は有難い事なんだろうな、とブラブラしながらふと思った。
何かをやるために何かを諦めるという事は性分的に出来ない、というか極々自然な流れで「そうしたい」と思わなければ出来ない性質である。今のところ、自分の人生で何かをやるためにそれまでの何かを諦めた事なんてただの一度もない、と思う。もしそんな事があったらきっと僕みたいなのはこういう事を書いている時に真っ先に頭に思い浮かべるくらいきは執念深いからだ。イッヒッヒ。


熱心に薦められた結果、PS4ゲームを買ってヨシダヒズム君と明け方オンラインでマルチプレイをした。ヨシダ君の職場の友人達も一緒だ。
「舟橋に強い武器をとらせてやろうぜ」と持てる知識とテクニック(そして初心者への底知れない優しさ)を元手に協力してくれた。
「悪い、おちます」と同僚氏達が次々とログアウトしていく中、最終的には何故か早朝5時半にヨシダ君の運転するヘリに乗っていた。
ゲームの中では夜。満天の夜空の下、ヨシダ君が操縦桿を握り僕が乗るヘリは静かなローター音を響かせながら飛行する。

『俺さぁ』

コントローラー経由でヘッドセットをしたヨシダ君が話しかけてくる。

『こういうの、夢だったんだ。バンドメンバーとゲームをするの』

眠気が凄かったのと、彼が感じているであろう明け方のエモーショナルさ、そして自分の中にも確かに存在するその夜明け前の喜びを感じてしまった僕は咄嗟に言葉さえ出なかった。
「へへへ」と乾いた笑いで返した。

自己紹介

舟橋孝裕

Author:舟橋孝裕
愛知県在住、ベースギター奏者です。
・JONNY
・パイプカツトマミヰズ
・犬栓耳畜生
・白線の内側
 やサポートでベースを弾きます。

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