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何ならこういう楽器ってコレクションしたくなるよね。

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所有している楽器コレクションの中でもこれについて書いていない事に気が付いた。
サンダードラム、とかスプリングドラム、というらしい。バネを下に垂れるようにし、筒を振ったりして振動させると「ゴゴゴゴゴ」と雷のような音が鳴る。最初にこの楽器を目撃したのはあれは確か20代半ばの頃だったろうか、鶴舞K.Dハポンにて誰だったか友人のライブを観に行った時に共演していた人達がこれを曲中で使って雷の音を演出効果として用いていた。その人達がどんな名前でどんな人達でどんな音楽を演奏していたのか記憶に残っていないのが大変申し訳ないのだが、記憶を全てかっさらう程にこの楽器の存在は強烈だった。演奏で用いられていたものはもっと大型で恐らくは楽器メーカーが販売しているちゃんとしたものだったのだろう、毎キング等していなくても結構な音量で鳴って、というか轟いていたように思うのだが僕のこれはそこまで大きな音は出ない。だが生音でも見た目に反して結構びっくりする位の音が出るので気に入っている。

実はこれ、大型ショッピングモールの玩具売り場で見つけた「自作楽器シリーズ」の中の一つで、確かレインスティック(雨が降るような音がする筒状の楽器である)とセットだった記憶がある。
家族で買い物に出掛けていたタイミングだったと思ったが、何の気なしにフラついていた玩具売り場でこれを見つけた瞬間に以前からスプリングドラムをいつか触って演奏してみたいと思い描いていた事を思い出し、かつ値段もそんなにするものでもなかったもんだから妻におねだりして買って貰ったというわけ。
筒にフィルムを木工ボンドで張り付けてその中心に穴を開け、スプリングの片側をこれまた木工ボンドで接着するだけというお手軽工作だが(実際は装飾用の紙とかついていた気がするが)、完成品は十分に用を足してくれるだけでなく、その楽器自体を簡易的な工程ではあれども自分で成したのだという確かな満足感を与えてくれたものだ。

僕はベースギターは勿論好きだしコンパクトエフェクターはもう趣味として買い集める程に執着があるけれども、こういうヘンテコというと失礼だけれどもポピュラリティがそれほどでもない楽器も意外と結構、好きだ。また構造が原始的なのが良いじゃあないか。
電子回路を使うでもない、勿論出音を加工してそうしているわけでもない。非常に簡易的な構造で雷の音を出しているのだ、この筒は。
いつかエフェクターボードの先頭にミキサーでも仕込んで、こういう面白い楽器を自分のエフェクトシステムに混ぜ込んで音を鳴らしてみたい。きっと相性が良い気がするのだよなあ。
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RV-6を更に気持ち良く使う方法

突然だがこのブログを読んで下さっている方の中で「私はリバーブが好きだ」という方はどれくらいいらっしゃるのだろうか。
リバーブペダルの恩恵に預かっている演奏家はというのは程度の差こそあれ、そのほとんどがそうであると思うのだけれども、僕は積極的にこのエフェクトを使う程にリバーブが好きだ。
過去にはDanelectro社のリバーブペダル(実際のところあれはショートディレイに近しい気もするけれど)、同じくDanelectro社のスプリングリバーブ(演奏中に腰をぐっと落として正拳付きをペダルにカマして「ガッシャーーーーン!」という音を楽しんだものである)にBOSSのRV-3、BEHRINGERのリバーブマシーンなんかは特によく使ったように思う。
その時々でグッとくるリバーブペダルを足元に転がしては、残響音の中の、更にはその向こう側に感じられる美しさに感動してきたものである。リバーブって、良いよな。リバーブ最高。
さて、前置きはここまでにして断言したいのだが、BOSS RV-6は素晴らしいペダルだ。各モードとても美しい音がするし各コントロールの幅も普段使いの範囲では申し分ない。音の立体感も最高でこれには友人のBOSSの空間系に対しては否定的だった友人も高評価だった程である。コンパクトなサイズの割に用途は多彩、音色も申し分なし。実際このペダルを導入してから「何か気の利いたリバーブはないものか」と思いつつも結局今の今までこれで収まっているのでつまりはそういう事なのだろう。

で、SNSは面白いね。このRV-6を更にしゃぶり尽くす使い方について論じていらっしゃる方がいたので早速真似してみた。
twitterのハッシュタグ『#LS2意見交換会』にて好事家達がBOSSのこれまた素晴らしいアイテムLS-2について思いの丈をぶちまけてらっしゃる中にRV-6のキルドライの音量調節について書いている方がいた。
LS-2にA、Bと各ループがありそれぞれ別個で音量調節が可能である事は使っていらっしゃる方ならご存知だろう。このサイズでそんな機能がついている事がぶっ飛びだし非常に使いやすい、この機種の特色である。
それに加えてRV-6はインプットがAとBとありAインプットはドライシグナル+エフェクトシグナルの出力である事に対してBインプットはエフェクトシグナルのみの出力、所謂『キルドライ』になる。
この二機種の機能を使えば「LS-2の各ループのセンドから出力→RV-6の各インプットにイン=LS-2でA、B切り替えで通常のリバーブサウンドとキルドライサウンドを使い分け!」という楽しい公式が成立しそうであるが、さにあらず。
どうやらLS-2の各ループのボリューム調整、ループ後にしてアウトプット前で効くらしく「楽器→LS-2イン→各ループ、センドから出力」だとボリュームコントロールは機能しないのである。

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で、それを改善すべくLS-2を活用されている方が編み出したのが「LS-2のセンドA(Bでも可)からRV-6のAインプット、LS-2のアウトプットからRV-6のBインプット」というように「LS-2のセンドAorBから通常のリバーブシグナルに繋げ、アウトプットからキルドライチャンネルに入力する」という方法。これでキルドライのボリューム調整が出来るようになる。あ、ちなみにRV-6のアウトプットからアンプ或いは他のエフェクトに送るからね、信号ね、念のためね。

いや凄い、これ物凄く楽しい。LS-2を踏むと通常のリバーブシグナルとキルドライが入れ替わるんだけど、この2種類のリバーブサウンドを一踏みで使い分けられる事もさる事ながら、キルドライシグナルの音量調節が出来る事の楽しさよ!
Shimmerモードでキルドライして音量ちょいとブーストして、RV-6のTONEを抑え目にしてベースギター弾くとそれだけで幻想的、というか幻想そのもの。自分で弾いた音にうっとりしてしまう。
LS-2についてかくも研究し、そしてこのような使い方を発見された方に敬意を表したい。
早速真似させて頂きます。

拭いされないこの文章の癖。

土曜は基本的に仕事が休みだが、有志が集まって行う勉強会が時折開催されており入社2年目の若輩社員ながらどうにか仕事で成果を出したく参加するようにしている。有難い事にここで学んだ事を日々の業務ですぐ試す事に抵抗はないので仕事にも張り合いが出るという好循環の只中にはあるのだが、来年度から中心となっている講師の方が異動しそうでこの勉強会もどうなるやらという感じだ。入社して数ヶ月目から参加している思い入れのある勉強会だけにどうなるかなあと戦々恐々としている。自分を磨く方法をまた考えなければならないかもしれないね。

で、勉強会の後は妻と娘と工房Lovelessへ。
リフレットとトータルメンテナンスをお願いしていたメインベースが出来上がったとの報せを貰ったので受け取りに行ってきた。日記で振り返ると岡田さんに楽器を託してから仕上がるまで1ヶ月も経っていなかったようだ。だが実際には音詰まりとビビリの症状が気になるようになってからというもの、サーフグリーンのSBVはほぼほぼ弾かずにムスタングベースやら青色のSBVを弾いていたので久しぶりにサーフグリーンのSBVを弾くのは久しぶり。
いや、やっぱりこれだよという感じがする。
と同時に、楽器が生まれ変わったような新鮮さも感じる。指板を削って修正して貰い、ジャンボフレットに打ち直して調整を施して貰ったSBVは出音も元気になりピッチも良くなっており、ネックを握った感じもくたびれた感がなく、語弊があるかもしれないけれども『新品の楽器』を握った時の感覚と近しいものを感じた。当然、音詰まりもビビりも解消されておりどのポジションも気持ち良く音が出る。

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岡田さんが撮影して下さったご満悦の僕。

修正のために指板を削る可能性がある、と岡田さんから聞かされた時は「どれくらい削るものなんだろ」と思ったのだけれど、実際に仕上がりを見ると「えっ本当に削ったの」ってくらいの変化しかなく、でも握った具合は確かに指板のRの感じも良い意味でフラットに近しくなっており、ああ、流石職人さんだな、と。
調整に関しても特に僕から注文をつけたわけでもなく「指でもピックでも弾きます、ガシガシ弾きます」くらいの事をフワッと伝えただけで弦高諸々、非常に良い具合にして頂いていう事なし。
こういう自分の楽器について理解して下さってる方が身近にいるといないとでは大きく違うぞプレイヤー人生。

同時に青色のSBVも電装系で気になるところがあったので診て頂いたのだけれども、サーフグリーンのものと比べて鳴らすと明らかに出音が違って面白い。サーフグリーンのものは出音が落ち着いた印象で青色のものはミドルに癖があってバコンバコンいう。
サーフグリーンのものはペグとブリッジが重量感のあるものに変更してあるのと、青色の方はペグが所謂ロックペグに交換してあるのでその辺の影響があるのかなと思うのだが、どうだろうか。
出音に違いがあれどもキャラクターとしてはSBVの音なので使い分けとか贅沢な事していこうかな、と思っている。

今後は季節毎、気になる箇所が出てくる毎に岡田さんのところに2本のSBVを持ち込んでは良い状態を維持していこうと思う。
お世話になります。

メインベース、入院。

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長年愛用してきたYAMAHA SBV550改の異常に気が付いたのは昨年の暮れ頃。
9フレットの音の伸びが悪い、というか明らかに音が詰まる。そして8フレット辺りは音がビビる。ネックの状態が悪いわけでもなさそうだったので「これはフレットかな」と、思えば購入して以降ほぼほぼ専門家に診せた事がなかったこの楽器をメンテナンスに出す決意を固めたのであった。
こういう時に頼りになる職人さんの顔が思い浮かぶというのは有難い事だ。早速Loveless Guitar 岡田さんに連絡をし、日程の調節をして工房に持ち込む事になった。

持ち込むまでの間のライブは友人から頂いたプレシジョンベースを使うか、はたまたをムスタングベースか、とか色々思案していたのだけれども何だかんだ慣れてる楽器が一番だろうという事でもう一本半音下げ用に調節してあるSBV550をレギュラーチューニング用に調節し直して使用する事にした。ならばいっその事、電装系もメインベースと同じ仕様にした方が良い。結局、2本のベースを持ち込んで工房にお邪魔したのが先日の事。
妻と娘と一緒にドライブがてらの遠出となった。

サーフグリーンのメインベースはフレットも減ってきているし素人目には真っ直ぐだったネックもガタガタになっているとの事でリフレットと全体的なセットアップをお願いする事にした。
そしてこの際、今までは事ある毎に自分で調節してきたこの楽器のお世話を今後は岡田さんにお願いする事にした。演奏についても良く理解して下さる専門家に定期的にメンテナンスに出す方が楽器の状態も安定するだろうし長く付き合えるってものである。
今までは出来るだけ自分の手で、と思っていたが楽器の状態に心を砕いたり神経質になる時間があるのだったらもっと音楽的に他の事に時間を使いたいという思いもあった。学生時代や20代中盤までの頃のように六角レンチや金物差し片手にどこまでも時間を注ぐってわけにもいかなくなったし。
お願いするのに岡田さんなら安心である。


青色のSBV550は電装系に手を入れて頂き、ついでに状態も診て頂いた所ネックの状態も良いとの事。むしろサーフグリーンのより良い状態だったとか。ネックの話をして頂いたついでによく耳にする「ベースギターのネックは若干順反りの方が良い」という話について教えて頂いた。僕は何となく精神衛生上、ネックは矢のように真っ直ぐな方が良いと思っていたのだけれども弦の振動的にはやはり極僅かに順反っていた方が良いそうである。もうこういう話を聞いているとますます楽器の調節は自分の手に余る事のように思えてきた。うん、やっぱり専門家にお任せしよう。

フレットやナットの素材についても打ち合わせをし、岐阜の旨いご飯屋さんについても教えて頂き(岡田さんには毎回色々教えて頂く)工房をあとにした。
仕上がりが楽しみである。

EQD Rainbow Machine

いつの間にやら2019年1月ももう半ばを過ぎていた。
おいおい、本当に光陰矢の如しだな。ただ大晦日からお正月の2018年から2019年の変わり目辺りの事を思い出すと結構前の事のような気がするから、今現在を起点として考えるのか過去のある時点での自分を起点として考えるかで時間の長短は伸縮自在なのである、と認識出来る。

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故にこれを買ったのも結構前のように思える。

EQDことEarthQuaker DevicesのRainbow Machineである。個性的な音を好む演奏家達の好まれているこのペダル、「RPGの主人公が魔法を使う時の効果音のような音が出る」と各方面で言われているけれども、成程、然り。
結構雑な説明になっちゃうけどピッチシフトを伴ったショートディレイって感じの音がする。Pitchコントロールは12時でユニティ、つまりピッチシフトを伴わない音。けれどもこのコントロールが結構シビアで、ピッチシフトの幅こそオクターブ上orオクターブ下ではないものの写真の位置、ほぼほぼ12時ですよ、くらいの位置でも結構ピッチシフトの効果としてはわかりやすい。思いっきり振り切れば変わった音も出るけれどもこれくらいのセッティングだと音に深みと広がりが出る感じで僕ぁ好きですねぇ。
僕はその昔Digitechのワーミーのデチューンモードが好きで演奏によっては一曲かけっぱなしにしたりしてきたのだが、これ一台あればあの頃大いに楽しんだデチューンサウンドをより細かく作り込めるような手応えを感じ、現在実験中である。
トーンコントロールで音全体の明るさを決められたりとブッ飛んでる側面が語られがちだけれども、結構生真面目なペダルであると感じている。音自体はゴロゴロと転がり落ちるようなピッチダウンにツバメが飛ぶようなピッチアップと思い切りが良いのだけれども。

正直、もっと飛び道具飛び道具しているかと思っていたのだが試奏してみて意外にも汎用性は高い、と感じた。
中古で良い値段のものはないかと探し求めていたところ、丁度行きつけの中古楽器屋に在庫がある事を知り、妻に頼んで早めのクリスマスプレゼントとしてサンタクロースにお願いした次第である。
思えばこれが、行きつけの中古ペダル屋での最後の買い物になったのであった。

自己紹介

舟橋孝裕

Author:舟橋孝裕
愛知県在住、ベースギター奏者です。
・JONNY
・パイプカツトマミヰズ
・犬栓耳畜生
・白線の内側
 やサポートでベースを弾きます。

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