ナレーション録音

不完全密室殺人 第14回公演「夜の彼方から」のナレーション録音を終えてきた。機材の不備に気付き自宅に取りに戻ったりしていたら開始予定時間から大幅に時間が過ぎていた。

ふとしたはずみでクオリティを追及しだしたら、結局3時半まで時間がかかった。時間がかかる=良いもの、ではないけれど、良いナレーションが録れたのではないだろうか。
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偉そうに書き散らす。

自分の駄目な部分、至らない箇所を思い知らされる事実又は思い知らされた体験は我々の精神に多大な苦痛をもたらす。それは忌むべき事実であり可能ならば忘却してしまいたい事柄だろう。

自分に不満がない、自分は自分に及第点を与えられる人間であると感じながら生きていける事程幸福な事はそうそうないのではないか。
だがそれができないからと言ってそれはそのまま=不幸な人間であると断じれるかと言われればそうではないのは明らかだ。

恐らく意識しようとしまいと、そういった自分の劣等感を刺激される体験は多かれ少なかれ誰でも思い当たる節はあるであろうから。
それはあるいは容姿、あるいは精神的な事柄、自己意識かもしれない。

容姿に関しては自分も思春期と呼べる頃合に体験した。鏡を見るのも億劫で、果たして自分の容姿に誇れる箇所が一ヶ所でもあるのかという戸惑い。このような見栄えでは人生という社交界に於いて誰にも見初められずに生涯を終える事になるのではないかという恐れ。
思春期の若者の自意識というものは青年期のそれとは比較対象にならない程の、それは別物であると認識して良い程の繊細さを誇る。異性からのからかい、他愛ない戯言、何の気なしの嘲笑が思春期の若者にもたらす作用、それは自意識の発展にトドメを刺す事である。それを乗り越える事こそが思春期の課題なのかもしれない。

精神的な部分、あるいは性格、あるいは才能に類する部分に関する自意識はこれはある者はその後もそれと向かい合わなければならない問題である(容姿に関しても同じ事が言えるだろうけれど)。この時思い知った苦渋は後の人間関係、人間関係の構築の仕方に対して絶大な影響を及ぼすのではあるまいか。

専門的な解析、解釈は専門家に譲るとして、ここで焦点を当てたいのは「では自分はどうだったのか」という事だ。
答えは明白。未だ発展途上である。日々失敗し(その失敗で味わう苦渋と言ったら!辛酸を極める)、反省し、補完しようと務め、また生きる。そうしていくより他がないと言うよりはそうする事以外の方法を知らない。思春期の頃と違うのは感情の卑屈な処理方法を知った事くらいだろうか。だがそれすらも情けない。

求心力のある人間でありたいものだ。

意識が落ちるその刹那。

ぐしゃ人間のCDが届いた。
決して音質(オーディオ的な意味合い。)は良くはない。だがだからこそ滲み出る生々しさがある。
そして曲調、非常に好み。
不完全メンバーも気に入っていた様子。

あいかん眠い。寝ます。

注文。

生まれて初めてインターネットでCDを注文した。
インディーズバンドのCDなのだけれど、流通にはのっておらず、ディスクユニオンでの通販のみ。それでも非常に興味があったので注文してみた。

ぐしゃ人間というバンドの「オマエノロイ」というCD。

近々届くはずなのだが実に楽しみである。

不完全密室殺人も2枚目作りたいなあ。

カワユス!だお。

中川翔子さんのシングル「空色デイズ」が良い。
「天元突破グレンラガン」の主題歌で、淡路島でこのアニメーションの総集編を観てから気になって聴いてみたのだが、いやはや。

キメキメ。そこまでやるかしらんと思うくらいである。ドラムが歌心を大事にしたフレーズを叩いておりそれが軸に…等と考えてしまうバンドマン気質。
人がどうであるかは別として自分のこういう所はあまり好きではない。良いものは良い。それでいいじゃあないか。ブログで音楽家らしく分析して自己主張ですかい?

散々書き散らしておいて何だけれど、機材について書くのも好きなのだけれど、そうあう点でイメージを広げられるのは望むところではないのだ。

機材オタクである以前にベースギタリスト、ベースギタリストである以前に表現者でありたいなあ。

そのためには表現力がまだまだ足りないのだな。とりあえずもっともっと格好良い表現を出来るようになってからこういう御託は並べやがれ俺。自分のやっている音楽より自分の書いている日記やらブログの方が不特定多数に認知されているからそういう事になるのだよ。

淡路島での三日間。

ef154412.JPG合宿中にバンドの様子を記録出来たら、と考えてはいたものの、不特定多数の人間の目に触れる事を慮ると不誠実な記録を残すわけにもいかず(また、このブログに対する思い入れもそこに影響している)、ついつい合宿の報告をこのタイミングでする事になってしまった。

では始めよう。

出発当日は台風4号が接近中とあり、道中も天候は不安定であった。淡路島へ入ってからそれは顕著で、激しく降る雨と霧に運転者は苦しめられただろう。僕はと言えば車内DJにかかりきりだった。
台風によってホテル内に缶詰状態になるのは確実だった。コンビニエンスストアを探して奔走するもなかなか発見できず、食材やらアルコール飲料をどっさり買い込み籠城の準備が出来たのは実にホテルを発見してから一時間程経過してからだった。

ホテルに入り、部屋に案内される。至る所からこのホテルが実にしっかりしたものであると感じさせられる。従業員の方々の気配りに接客され慣れていない僕はかえって恐縮してしまうぐらいであったけれど、感激もひとしおだった。

雨と風がひどくなる前にスタジオに機材を移し、風呂で道中の疲れを癒す。大浴場は瀬戸内海に面しており、天気さえ良ければ絶景が一望できるのだろうけれど生憎の天候のせいで僕がそれを目にしたのは翌日の朝になってからであった。

そもそも何故淡路島での合宿を挙行したかと言えば、楽曲製作の為である。名古屋で曲のきっかけを掴んでおいたり、または山田康裕氏がベーシックとなるものを作ってきてはいたものの、まさか2曲も出来上がるとは誰が想像しただろうか?目標は目標であって、掲げたもののよもやあそこまでスムーズにいくとは思いもしなかった。これは我々のモチベーションと、素晴らしい環境によって成し遂げられたのだろうと確信する。

我々は常日頃から時間に追われている。表現者であろうとなかろうと生活を送る者にはついてまわるのが時間だ。我々は淡路島で生活する事で、時間から開放された。焦りはなくなり(煮詰まったら気分転換として海を見に行ったり昼寝したりした)、それは贅沢なスタジオの使い方(一度演奏してはすぐにロビーでミーティング、といったような)を可能としたし、慎重に事を進める事が出来た。

スタジオ機材も良質。レコーディングスタジオとして使用されているのが納得できる音の広がり方でお互いが何をやっているか聴きとりやすかった。

初日と二日目、それぞれ非常に満ち足りた気持ちで眠りに入る事が出来た。表現活動を、音楽を具現化した喜びは何物にも代えがたい。そして新たに形となった2曲は不完全密室殺人というバンドの世界観の新しい局面を伝えるとともに、バンドの内包するものをより深化して伝えるものとなるだろう。

最後に。
今回の合宿は仕事を通じて知り合えたベーシスト氏と、ホテルの社長氏、このお二方のご好意がなければ実現し得なかった。
本当に有り難うございました。

迫り来る台風。

251eff09.JPG今夜は写真家ハラマサ氏を招いて不完全密室殺人のアーティスト写真の試し撮りに時間を費やした。

ハラマサ氏は写真に対する美学を有しており、彼が我々という素材を用いてどのような表現をしてくれたか非常に楽しみだ。

今日の画像はハラマサ氏と各務鉄平。この2人、まるで兄弟のように似ていると思うのだが、どうか。

現在、台風4号が接近している。名古屋では既に雨が降っている。このようなタイミングで我々は淡路島での合宿を行うのだ。8時間後には集合し、車に機材を積み込み名古屋を後にする。大阪へ遠征へ行った折も帰りはバケツをひっくり返したような雨だったし、最近はライブ当日に雨が降る日が続いている。

誰か雨男でもいるのだろうか。

新しく導入した機材を性懲りもなくまた紹介してみますよっと。

7341c5ab.JPGまた性懲りもなく、と思われるかもしれないがエフェクターを新しく導入した。

不完全密室殺人山田氏から借金のカタに譲り受けたのがこれである。electro-harmonix社ロシア製BIG MUFF。会社の権利がSOVTEKにどうのこうのでロシアで生産されていた頃のもの。その辺りの背景的な事情は調べれば色々と情報が出てくるだろうし、マニアな方もいらっしゃるだろうから今回はあくまで個人的なユーザーレビューを軽いノリで。
ジャーッという歪み。ローもなくならないし、程良く歪む。ファズというよりはディストーション寄り。ボリュームはガッツリあげてガツンと踏み込めばそれで良いペダル。スイッチがやたら頑丈。前述の共演したベーシスト氏が推薦したのもよくわかる。改めて良いと確信した。

いやいや、兼ねてから模索していた3段階の歪みがようやく完成の兆しを見せている。チューブスクリーマーとこれにA.Y.Aのベースファズ。それぞれ違った歪み方をし、違った印象を受ける。

今まではチューブスクリーマーを使っていた曲もこれでいけるかもしれない。不完全密室殺人では音の押し引きが凄く大事なのだけれどこれなら大丈夫だろう、と思う。

ラーメン。

昨夜は大丸という今池で夜中しか営業していないラーメン屋に後輩達と行った。
僕の記述中で何度も書いているので目にしている人もいるであろうけれど、この『大丸』というお店、名古屋人の間では相当に有名なお店である。
カウンター六席しかない手狭な店に客席側に鎮座した冷蔵庫。そこには様々なバンドのパスが貼ってあって、共演経験のあるバンドだったり名が知られているバンドだったりするわけで。
店長に「今度僕のバンドのも貼っていいですか」と訊いたら「宣伝効果は全くないです」と返された。『大丸』の冷蔵庫にパスが貼ってあるのはバンドとして栄誉ある事だと思うのでそのうち貼る。
店長、パスを貼っていると一定期間ライブハウスの出入りが自由である、と勘違いしていた。なので「こうこうこういうものなのですよ」と訂正。

そうこうしている間にラーメンが出来た。
ここの店長さん、僕が眼鏡をかけていようとなかろうと、どんな髪型であろうと僕を「鼠のお兄さん」と呼ぶ。僕が大学時代に鼠を用いたアルコール中毒のメカニズムに関する研究を行っていた所に由来するあだ名なのだが、ずっとこれが定着している。
ところが昨夜はラーメンが出来た途端「ハイじゃあ中京大OBさん!」と名指し、僕は慌てて立ち上がりラーメンを受け取った。個人的には「鼠のお兄さん」の方が良いなあ。

ガツガツ食べる。

ラーメンをたらふく食べた後というのは意識が軽く混濁する。
フラフラしながら後輩達と帰宅し、高校の卒業アルバムを見せ合うやら大学の卒業アルバムを見せるやら、やいのやいのして眠った。部屋が明るいうちは表がどれくらい明るくなっているかは定かでないのだけれど、消灯した刹那、表が随分と明るくなっている事に気づいた。最近はこんな生活ばかりだけれど、それでも体調は悪くないので別に構わない。

ただ寝て起きると体が痛くなっていたりだるかったりする。気だるさを感じつつ考えて原因は冷房であると悟った。

引き出し。

深夜灯かりを消して風呂に入っている時。エフェクターを繋いだベースを爪弾いている時。または本を読んでいる時。思索に耽っている時。

ふとリフが頭に浮かぶ瞬間がある。ベースを使って音を拾い、どんな瞬間にどんな感覚で出てきたフレーズか記憶にとどめておく。

そんな風にして最近もまた一つのリフが生まれた。アンビエントな展開の曲に於ける最終到達地点として使用したい、と思う。

さてはてどうなる事やら。

頭痛い。

したたかに飲んだ。
帰宅し、そのままベッドに倒れ込む。このまま寝たら寝ゲロすると感じた。尊敬する作家氏は寝ゲロしていそうだったが、仕事の事や後処理の事を慮ってあらかじめ吐いておいた。

うまく吐くコツを身につけておいて良かった。癖にならないといいんだけどね。

漫画喫茶のブースより愛を込めて。

僕とて年頃の男子なので性欲もあるし恋愛もしたい。誰かに認められたいし全肯定されたいわけである。精神の根底部分で繋がっている実感を得て充足感を得たいし、体で繋がってたりいやその、なんだ、失礼。

頭の中がモヤモヤするので、何となしに、時間を無為に過ごそうと思った。結果何か得るでもなく、何も感じず頭の中をスッカラカンに過ごそうと思ってうちを出た。
母檸檬というバンドの素敵な曲を聴きながら夜道を歩く。深夜というだけあって誰ともすれ違わない。母檸檬の曲は一緒に歌うような曲ではないのでその分歩くのに集中しつつ、「気が違う」だったか「気が狂っちまう」か(今となっては定かではないのだが)そんなような一節がやたらと印象深い。

漫画喫茶で東京に行った時から幾度にも分けて読んでいるホラー漫画を手に取る。てっきり自分は最新刊まで読んでいると思っていたのだけど、どうやら4冊分読んでいなかったらしい。別段精神的に刺激されるような漫画でない分、刺激されない事に刺激される。ううう、なんだか生活臭がぷんぷんする。隣のブースからは男性のいびき声が定期的に聴こえてくるし、本棚の前ですれ違う女性は何だか凄く違和感のあるオーラを身にまとっている。服装も表情も「深夜の漫画喫茶にいそうな人」であるのだけれどどこか目がおかしい。いや失礼。

で、前から読んでみたいと思っていた漫画を探そうと本棚を一つ一つ丁寧に慎重に覗き込んでみたのだけど見つからない。そのうち手塚治虫「ブラック・ジャック」を見つけた。中学校時代、図書館にはこの手の漫画があって放課後のお楽しみになっていた。読んだなあ「ブラック・ジャック」。僕はブラック・ジャックのニヒリストで現実的で、真の意味でヒューマニストなところが好きだ。そして人間臭くて弱いところも好んでいる。彼は本当の意味でリアリストである。

コーンスープと煙草を摂りながら黙々と「ブラック・ジャック」を読み耽る。3冊持ってきた中の2冊を読み終えた頃、疲れを感じて店を出る。800円で買える時間。恋愛や人間関係に対する焦燥や妬みを800円で紛らわせれるなら安いものだ。

だが自宅へ向かって歩きながらこの憧れだけで生きる男は気づくのである。
無為に過ごすという時間は達せられなかった、と。

自己紹介

舟橋孝裕

Author:舟橋孝裕
愛知県在住、ベースギター奏者です。
・JONNY
・パイプカツトマミヰズ
・犬栓耳畜生
・白線の内側
 やサポートでベースを弾きます。

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