副社長へ。

「ライブで何かフックの効いた事をやりたいんだよね」
「ほう。例えば?」
「うーん、極端な話ね、真に受けたら嫌だぜ?…エアギター大会みたいな」
「…振り切ったね」
「極端だなあ笑」
「或いは相撲」
「すwwwwもwwwwうwwww」
「…でもそれくらい振り切って欲しいね」
「相撲とりたい!」
「じゃあ断髪式はどうかね?お客さん皆にバリカン入れてもらうの。俺拡声器使って列の整理係やるから」
「wwwww」
「…髪長い人の方が面白いね、それ」
「だったら君が一番適任だな」
「…そりゃそうだけどもさ」
「盛り上がると思うがね。ただこれじゃあ曲やる時間がないね」
「ないね。駄目じゃん」「相撲、いいと思うぜ。或いはお料理対決」
「ビストロ不完全!オーダァァッ!ラーメン!!…。…。」
「…カップラーメンなんだ」
「あれ、実際は収録に1日使ってるらしいよ」
「じゃあやっぱり駄目じゃん」
「だね。あー何かないかしら」
「相撲大会に断髪式にビストロ不完全…あ、全然音楽関係ないじゃん」
「ないね」
「…ないね」
「…フックかあ」

本日の定例会議はこんな感じでした。副社長。
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レコーディング初日終了。

9a7aaec0.JPGレコーディング初日を終えてきた。
興奮覚めやらぬ今の僕では、昨夜の体験について冷静に記す事はまだできやしないけれどちょっと記録として今の感想を書いてみる。
以下はレコーディング初日を終えた素直な気持ちである。

レコーディング。
最近不完全密室殺人がやたら忙しかった理由はここにあって、実はアルバムを製作している。
プリプロ、音作り、アレンジの見直しや曲のイメージに対する意見交換等、やらねばならない事が実に多かった。
しかしてそれだけの価値はそれ以上にあったと感じる。現状製作の半分も終わっていないが、前例がない程の手応えを感じている。納得いく出音に録り音、快適な作業環境に信頼できる(一時期我々のバンドでドラムを叩いていたくらいだ!)敏腕エンジニアと言う事のない状況の中で創作意欲を発露させるのだ。興奮状態に陥らないわけがない。

プリプロダクションの際にベースの録音方法を試行錯誤しただけあって、24年間で録音された音を聴いてあんなに興奮した事は一度もなかった。
そしてドラム。曲によってフロアやバスドラ、スネアを交換し何とも言えない、たまらない音が録音されている。
各務鉄平山田康裕のギタリスト2人もライブで出している音をそのままハイクオリティにしたような音。
音に関しては非常に情報量の多い音で満ちている。

演奏に関しては良いヴァイヴスを閉じ込める事に集中した。録音作業は全体の半分程しか進んでいないのだが、実に今後が楽しみだ個人的に。

皆さんに御披露目するのにはまだ時間がかかりそうだけれど、是非楽しみにしていてください。

機材談義ばかりで恐縮ですが。

プレシジョンベースを最近使っている。

「藤城安紀子と螺旋スパイラル」というピアノトリオを始めたのだが(6月21日にライブがある)、そこでは専らプレシジョンベースを弾くようにしている。これがなかなか具合が良い。

プレシジョンベースはローのムーーーンとした所がどうにも苦手で、ともすれば埋もれがちになるその音色を自分が操る事など恐らくないのではないか、と思っていたのだが、改造後に使ってみて、つくづく本体の調整次第でベースが変わるかという事を思い知らされた。後はいらないローは思い切ってカットしてしまえばいい。
出過ぎなもの、過剰なものを抑え込んでしまって出した方が良いというのは個人的に感じていた事だが、本件にもそれは当てはまりそうだ。

抑え込んでみた所、随分とスッキリし不完全密室殺人で使ってみた所、プレシジョンベースらしいローの気配が感じられつつもガツンとくるその音はSBVとはまた違った良さを出していた。
SBVが剃刀のようなアタックを持つならば、プレシジョンベースは鉈のようなアタック、というか。

いずれにせよ選択肢が増えたのは良い事だ。

節約。

節約生活中だ。
ただただラーメンが食べたい。

節約するから貧しいのではない。
節約を煩わしいと感じるのが貧しいのだ。

登山しました。

バイトの後、名古屋で評判の喫茶マウンテンへ。小倉抹茶スパやメロンスパなど一風変わったスパゲッティを供してくれる名古屋では有名な店であります。
遠方の方、未踏の方は是非訪れてみてください。大丸ラーメンと並ぶ名古屋のご当地グルメが楽しめるはず!

さてはて、感想であります。
抹茶スパ、噂には聞いていたけれど麺に抹茶が練り込んであって本当に抹茶味がして斬新でした。意外にも普通に美味しい。で、それら変わり種スパや山菜スープスパなど(基本的にマウンテンは量が多くてお得です)を食べる不完全メンバー&この会の主催者様。

非常に楽しかったです。主催者様曰わく、この模様は何かしらの形で発表される様子。
で腹ごなしにカラオケになだれ込もうとしたのですが部屋が空いていなくて残念でした。越路吹雪歌いたかったなあ。

そのままフォーク専科という大学のサークルの打ち上げに顔を出しに行きました。

で、今キング・クリムゾン聴きながら帰宅しているわけです。
体内時計が完全に昼夜逆転型に戻りましたね。

いっけねえ。マウンテンの画像がない。何てこった。

写真。

c5408d2b.JPG帰宅すると、小包が3つ届いていた。差出人の名前を見、偶然にしては感慨深いこの出来事に笑みが浮かぶ。

一つは、不完全密室殺人がライブ活動を開始してから何度も写真を撮りに来てくれたちぃちゃんのお母さんが差出人である。ちぃちゃんが故人になってしばらく経ってから、彼女のお母さんは彼女の遺した写真を写真集にされたのだった。それがメンバー分郵送されてきたのである。忘れもしない初ライブから彼女は我々に同行し、ライブ写真を撮影してくれた。彼女が亡くなる数日前にも電話で話し「今度また密室(未だに我々をこう略したのは彼女だけである)撮りに行くわー」と話してくれただけに彼女の死があまりにもショックだったのをおぼえている。こうして彼女の遺した写真を見ていると、つくづくバンドの発散するエネルギーを撮る才能のあった女性なのだと痛感させられる。沢山の、実に沢山の人が彼女の被写体になったのだなあと今更ながらに交友関係の幅の広さに感服する思いだ。

あと2つはハラマサ氏からの郵送物。彼はちぃちゃん亡き後、ライブ写真を撮ってくれている若者である。真摯に写真に臨み、自問自答し写真を撮る。今使わせてもらっているアーティスト写真も彼が撮影してくれたし、ライブ自体にも参加して貰う等親しくさせてもらっている。今回は先日の東京遠征の際のライブ写真を郵送してくれたのである。写真を見ているだけであの東京の夜が甦るようだ。

2人の写真家の、2つの写真。以前の僕らと今の僕らを撮影した写真を見、その写真に纏わるエピソードを思い返して何だか胸に迫るものがあった。

オペ完了。

dd2622a0.JPGオペ終了。
音自体は確実に扱いやすくなりました。ム~ンとしたところから中域に音の中心が移行した感じ。
ただしかし調整に難航。程良いアタックと芯、音の太さを両立するポイントを探すのは明日バイト先でやろうと思います。
あといじるとしたらブリッジ、或いはリアに穴あけてシングル追加するくらいか。

シャンソン。

越路吹雪の「サン・トワ・マミー」「ラストダンスは私に」とシャーリー・バッシーの「ゴールドフィンガー」、この三曲をひたすらにyoutubeで流してバイト中の眠気と闘った。

ライブ映像を観て、越路吹雪は素晴らしい表現力を有したシンガーだと思った。
表情やオーラが圧倒的。そして女の業、プライド、切なさを表情する歌声。たまらない。

「ゴールドフィンガー」はアレンジが素晴らしい。楽器が奏でる旋律がいちいち007っぽい。豪華絢爛、曲名に違わないアレンジだ。

手術完了。

165b0e70.JPGついに完成しました。
スイッチでピックアップをシリーズ/パラレルと切り替える事ができます。

出力が下がるのは否めないにしても、何だか凄くガリガリいうなあ。これくらい音が硬い方が個人的には扱いやすいのだけども、SBVよりトレブリーな気がしないでもない。

とりあえず明日ピックアップ下の高低スポンジを交換して調整してみます。

目指せジョン・エントウィッスル!

オペ記録その3

3cc27dc7.JPGこれより配線に入ります。

ピックガードに穴空けるのが存外に大変でした。

オペ開始。

362664fc.JPGこれよりフェンダープレシジョンベースの改造手術を開始する。

連戦終了。

251cd5bf.JPG不完全密室殺人連戦シリーズ二日目「新栄クラブロックンロール編」終了。

若干の疲れを引きずりつつも会場入り。リハーサルを終えて共演する麦ヤングと談笑。気付いたら開場しており、フロアに出てみる。ロックンロール井藤さんと話し合う。そうこうしている間にお客さんが集まってきて一バンド目のPeeping Tomが演奏を開始した。
若いのに演奏上手過ぎだろう。落ち込む。

続いて麦ヤング。
ヤマムラくんが何かしでかすんじゃないかとステージから目が離せない。リズム隊とヤマムラくんの対決という構図が見えてきて非常に面白かった。

URBANフェチ。
出番前なので全演奏は観れなかったけれど、控え室から聴いていただけでも圧倒的な表現力の豊さに戦慄させられた。この後に出ていくのか…!

不完全密室殺人、昨夜に引き続き力でねじ伏せるような演奏。ねじ伏せるという気迫のみでやってしまった。過去を顧みるとその気迫すら発信できない事例も存在しただけに、あの結果は良かったのだろう。
お客さんが喜んで下さった事で、更なる努力をしようと決心した。まだまだ格好良い、凄みのある演奏はできるはずである。

去年の大晦日に行ったライブの異常な高揚感、表現するしているという充実感をまた味わいたいとライブに臨んでいるのだが、なかなかあの域まではいけぬ。だがその理想への努力が個人的には推進力として機能している。

有り得ないくらいの発汗、倦怠感を感じながらもお客さんと談笑。ベーシストのお客さんとベース談義をするのは単純に楽しい。その頃、物販ブースでは音源が完売していたらしい。元より用意していた数が少なかった我々の責任である。郵送という手段を使ってでも購入したいというお客さんがいらっしゃったようで申し訳なく思います。可及的速やかに対応させて頂きますので、しばしお待ち下さい。
有り難い限りです。

前夜の東京戻り、そして連戦と不慣れな経験から疲労が抜けきらない我々だったが、少しだけ打ち上げに参加させて頂こうとロックンロール近くのモツ鍋屋さんへ。麦ヤングヤマムラ氏、不完全密室殺人と「モテないバンドマン」と関係者で打ち上げる。

ここのモツ鍋は絶品。汁に米を叩き込んで煮詰めた雑炊も最高。空腹を満たさんと存分に飲み食いした。これであの安さじゃあちょっと他の場所に行きづらくなるでしょう。少人数の打ち上げには最適ですな。

この二日間を振り返ると、非常に良い経験をしたと思う。すでに様々な計画が立案され、今後に活かさんと思案中です。今後の不完全密室殺人に乞うご期待!

いいヴァイヴスを求めて。

431c9e0a.JPG池袋手刀DOMEで演奏会でした。

キング・クリムゾンの「cat food」に敬意を表して猫缶を使ったのですが、それがライブ終盤、まさかの大惨事を招くとは誰が予想したでしょうか…。

しかしてね、沢山のお客さんに喜んで頂けて、沢山のお客さんに音源を買って頂いてこんなに幸せな事はない。会いたかった方々とも再開できたし、非常に楽しかったわけです。神威摩天楼様(munimuni)の誕生日前夜祭として相応しい、濃い面子の楽しい夜だったのではないでしょうか。

で今夜は新栄クラブロックンロールで演奏会。昨夜の反省を活かして瞬間的に練り上げていくわけですな。大いに楽しむですよ!

高校生を見ていて若いから幼いという印象に変わってしまったのは僕が年老いたからでしょうか。

スタジオ
徹夜で作業致しました。これもゆくゆくの活動のために必要不可欠な事。
良い結果が得られて満足です。自分の演奏能力の程度を知り、普段できていると思っている事でも冷静に聴くとその実非常に粗いのだという事に気がつきました。
自分達の演奏を録音したものを聴く機会が増えればその分表現力があがっていくのではないかと思いました。

で、一時帰宅、お風呂に入ってそのまま母校の入学式の現場へ。音響として仕事をして参りました。声楽の方のオペレーターを担当したのだけれども、体育館という広い場所に、入学式という人が大勢入る環境においては音というものが状況によって変わっていくという事を再認識。正直自分は繊細な耳を持ってはいないと思うのですが(明らかにハイ落ちしているし)、そういう所に対する感性も磨いていかねばなあと思った次第であります。

バイト先に戻ってスタジオで軽く睡眠。睡眠というよりかは泥のように眠りました。徹夜で現場とかそういえば初めてかもしれない。
で、今夜はライブ前日の通し稽古をして明日は東京、明後日は名古屋で不完全密室殺人です。
昨日の作業、そして最近の活動で感じた事、日々の練習に毎日時間をともにする事で高まっている一体感を出し切ろうと思います。

春。

春というのはある種の高揚感を感じる季節である。
近所の公園でお祭が行われていた。近所の幼稚園の園児やその親御さん、小学生から大きなお友達まで沢山の人で賑わっていた。

その賑やかさと華やかさは地下鉄の改札まで続き、これが春なのかと痛感した次第である。

ライブでした。

ed4c6698.JPG今日の画像はmunimuni。非常に良かった。最後に演奏した曲が好き。

G-FIGHTERのライブだった。emmuree、101A、munimuniを迎えての藤が丘ミュージックファーム。
我々以外全員メイク有。控え室でメイクをする共演者という、人生初の体験に興奮した。恐らくは我々が日本兵の格好をしたり、血糊を服に塗りたくったりするのとは全く違う感覚であるのだろうけれども、あのこだわりと美意識は見習うべきだと思った。

さて、刺激の多い控え室だったけれども演奏でも確固たる世界観を有したバンドばかりで大いに刺激を受けた。明確な絵が見えていた上で演奏している印象、だろうか。

耽美的な世界観がライブハウス内に繰り広げられていた中、G-FIGHTERの出番。大まかな流れだけ決めてあとは即興というライブ形式は普段やっている方法論と真逆で、戸惑う事はあるもののライブ自体が知能戦であり心理戦であるという解釈をし、臨む。
緊張と混乱の中、それらを抑えつけて瞬間瞬間を意識して、絵を描くように演奏する事を心掛ける。それらが達成できたかは判断に困る所ではあるが、喜んで下さった方もいたようで何よりである。

次回参加はいつになるがわからないけれども、もし次があったら次の段階に向かえるよう頑張ろう。

僕は恐ろしい。

ここで、一人の人間の生前と死後の顔を撮影した写真が11人分閲覧できる。
しっかりとコンセプトをもって撮影したらしく、その人がどのような人生を歩んだのか、どのような病に冒されているのか、そして撮影当時の心境等が記述されている。

ただ目を閉じて横たわっているような死者もいれば、むしろ死後の方が穏やかな表情をしている死者もいる。
この特殊な写真集を僕は初めは単純なる好奇心から見、次第に切なさと無常さを感じ、そして遂には恐怖を感じるようになった。

写真そのもの、にではない。
「死」そのものだ。

世の中には確実な事なんてほとんどないのに「死」だけは確実に、今こうしてタイピングしているこの瞬間にも、確実に僕に向かってきているのだ。否、何をしようと、何もせずとも僕は「死」に向かって近づいていっている。
自分の死の瞬間だけは知りたくはない。もし自分がどのような死因でいつ死ぬか知ってしまったら、それが例え50年以上先の事でも僕の気力はそれを認識した瞬間に挫けてしまうだろう。余命宣告も僕はいらない。余命宣告を「余命を有意義に生きるための宣告」と捉えれる程僕は強くはない。僕は自分の死について死ぬ瞬間まで無頓着でありたいと思う。

同時に恐ろしいのは、何も「死」に向かっているのが僕だけではないという事だ。僕の周りの人間も恐らくは等しく「死」に向かって邁進している。
家族、友人、皆死ぬ。いずれは必ず死ぬ。絶対に死ぬのだ。
その事実は最早常識である。分別ある成人ならばその事は許容し、受け入れているはずだ。
だが僕は許せない。頼む、土下座でも何でもするから死なせないでくれ。いや、死なせないでくれとまでは言わない、僕が生きている間は死なせないでくれせめて僕が死んだ後に先延ばしにして、彼らがいなくなる現実を僕は知らぬままにして欲しい等と手前勝手な事まで考えてしまう。それほど恐ろしい。
ファザコンと僕が自認せざるを得ない程程崇拝している父親、当たり前のように寄り添い、そして幼い頃から僕の育成に全精力を傾け、今なお磨きをかけてくれる母親、無愛想ながらも男としての行き方の一つを身をもって提示してくれた兄、そして兄と幸せな家庭を築き僕の理想の家族像を体言している義姉と甥っ子達。
ああそして友人達。羅列しだしたらきりがない友人達。

頼むから死ぬな。一生死ぬな。
死は恐ろしい。諦念をもって見つめる事しかできないのだろうけれども。

自己紹介

Author:舟橋孝裕
愛知県在住、ベースギター奏者です。
・JONNY
・パイプカツトマミヰズ
・犬栓耳畜生
・白線の内側
 やサポートでベースを弾きます。

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