廃墟探訪〈その2〉

初めての本格的な廃墟探訪、それを阻んだのは心霊現象でも恐怖心でも、ヤクザ者でも国家権力でもなく警備会社だった。
廃墟といえども誰かの管理下に置かれているのだ。センサーが設置され、反応してしまえば数分で警備会社の人間がやってくる。その現実は僕達の興を削ぐ事となった。

一旦火がついた冒険心(そう、あれは紛れもなく冒険心だった)はそう簡単に静まりはしない。皆、基本的に男の子なのだ。近場の古虎渓に有名な心霊スポットがあるという話を知っていた僕は、半ば拒否されるのを予感しながら「古虎渓にある心霊スポットに行ってみないか」と提案してみた。
心霊現象よりかはそこを管理しているという噂のヤクザ者への恐怖の方が強大であり、それが我々の足取りに若干「待った」をかけてはいた。

だが諸君、廃墟探訪という本懐を遂げられなかった我々は迷う事なく古虎渓へ向かったのだ。街頭すら薄暗い山道を川沿いに走ると、ものの5分もしないうちに古虎渓へと到着した。10年程前に目的地を訪れた事があるというアツシ・ハセガワの証言を元にさらに車を走らせる。

・・・着いた。
赤色の照明に照らし出された通称「古虎渓ハウス」はかつて発生した火事によって怪我人が出たであるとか、自殺者が出たであるとか様々な逸話が伝えられている。その類に詳しいサイトで調べたのだがそれらでも結構な評判であった。これはこれで紛れもなく廃墟である。若干そこに伴う噂が穏やかでないだけだ。

外観を眺める事数分、すぐ脇の藪の中から発見された古虎渓ハウスへの入り口。
しばしの逡巡の後、我々は古虎渓ハウスへと足を踏み入れたのであった。

続く
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廃墟探訪〈その1〉

夏になると学生時代の癖が抜けないのか、毎日が夏休み状態のフリーターを営んでいるというのにはしゃいでしまう。
毎晩のように練習があるというのに毎晩のように明け方まで遊び狂い、日中朦朧とした意識の中で生活をする。それでも夜になると目が冴えるのだから不思議だ。

さて、そんな僕の心を浮かれさせてやまない夏の夜だが、先日のライブの打ち上げの席でふとした弾みで廃墟探索へ赴く事になった。とは言っても計画を推進したのは僕で、一番乗り気だったのも僕に他ならず、巻き込まれてくれた参加者には感謝しきりである。
結局、集った面々を眺めるとバンドメンバー、親しいバンドマン、大学時代の後輩とお馴染みの面々。お互いに気心の知れた総勢8人、マーチ2台で愛知県は瀬戸市、JR定光駅にある廃墟へと向かったのだった。

学生諸子は試験が終わったという開放感があるのだろう、始まったばかりの夏休みを早速満喫せんと興奮している様子だったし、先導するマーチの車内も楽しそうだ。そして僕はというとこれがもう冷静を保とうとして保てず、その実表情や態度に出している以上に興奮していた。
僕みたいなタイプというのは旅行の計画を立てるのも楽しんでしまうタイプで、今回の廃墟探訪もご他聞に漏れず事前調査から大いに楽しんでいた。事前調査の段階で色々と夢想していたものが現実になろうとしている。興奮せずにいられようか。

で、現地に着いた。名古屋市街とは違い、暗闇が辺りを支配する。神田佑介が目標を発見したと対岸を指す。遠藤君が持ってきていたハロゲンライトで照らし出したのは、まさしく目標とする廃墟。
かつては多くの人がそこで寝泊りしながら、今はもぬけの空となってしまった大きなコンクリートの塊である。

川のせせらぎのさらさらごうごうという音しか聞こえてこない中、突如としてその姿を現した廃墟。
外観だけで廃墟であると知れる、有無を言わさぬ気配。人が生活していない、誰も立ち入ってはいないのに気配とはナンセンス極まりないのだが、廃墟には廃墟なりの気配というものがあるのだろう。その『妖気』と形容しても差し支えないような底知れぬ不気味さは、きっと日中にそれを目にしたとてさして変わらぬであろう。
我々は対岸へ、その廃墟へと向かった。

続く

給料が入ったら欲しいものリスト

一体どれだけ買えるというのか。東京遠征@JONNYや自主企画に向けての練習もあるから可能な限り節約せねばならぬ。


・54-71の新譜
ギターの方、脱退されてたのか。リーダーのベースはインパクトの塊。聴きたい。

・MXRのフランジャー
ずっと前から決めていた、フランジャーならMXRだと。

・アロハシャツ
似合うか似合わないかは別として、サイズ的に(男性Sサイズ)丁度よくて値段も無茶苦茶しなければ。


…無欲ではないと思うのだが、現実的に今欲しいものと言ったらこれくらいになってしまう。主な出費はスタジオ代と食費なのだろうなあ。

School Daysを観ようと考えている。

昨日は大須ell.sizeにて藤城安紀子と否定ディナイドのライブ。
最近始めた非常勤活動の一環である。

他人の土俵でベース演奏をするというのは新鮮で、自分自身新発見があったりする。とりあえず僕は下手過ぎだ。感性を疑うわけではないのだが、とかくライブでの演奏というものにあたっては感性の根っこにあるものをもう一度見返した方がいいのかもしれない。

打ち上げは不完全密室殺人のメンバーや半田君、ell.sizeのコウノさんも合流して気心の知れた陣営で。おうまのおやこというライブハウスのすぐ真向かいにある飲み屋さんなのだが、料理が非常に美味。レバ刺しから軟骨のから揚げからまぐろのづけ丼など美味しい料理を堪能した。

さて、今日は諸々の活動もお休みなので自宅でゆったり過ごそうと考えている。
流石に、ちょっと眠いし。

出会い。

日中、外を歩いていると熱気で意識が朦朧とする。冷房病患者たる僕からすれば、あれは出歩くような暑さではない。
昼が日光で、夜は冷房で体力を削り取られ、僕はもうヘトヘトだ。
そんなスタジオに楽器を背負い荷物を抱えて向かうのも嫌になるような日々が続いているけれども、昨夜は印象深い出会いがあった。

アルバムのミックス作業、非常勤で参加しているバンドの練習、或いはふらりと遊びに行くスタジオがあるのだがそこでの話。
ロビーのソファーには我々しかおらず、他にはアツシ・ハセガワのみ。
背後のスタジオからはタイトで色気のある、格好良い演奏が漏れ聴こてくる。
その演奏者達がスタジオから出てきた。中年、と呼ばれる年齢層に位置する方々で随分とかくしゃくとして溌剌としている。暑さと体力不足で覇気のない僕なんかよりよっぽど活力に満ちた目をされておられた。

アツシ・ハセガワ氏のミックス作業も終わり確認がてら我々がアルバムを聴き通しているところだった。その方々が「君達の音楽かこれは」と声をかけてくださった。
話をしていると、会話の中心になった、目が活力に満ちたその方はとんでもない経歴の持ち主であった。
三十ウン歳までスタジオミュージシャンとして活動しておられ、山口百恵の音源の半数は実にその方がドラムを叩いたそうである。他にも出てくる出てくる、思わず唸ってしまうような経験をされた方なのだった。
話はリズムセクションのタイトさの重要性と、レコーディングにおける湿度と音の関連性について。
話だけでは眉唾物かもしれぬ。しかして、スタジオから漏れ聴こえてくる音楽を聴いていた我々には氏の話は説得力を伴って迫ってくるのであった。

最後にその方から名刺を頂いた。
名刺には燦然と輝く「代表取締役」の文字が。
波乱万丈の人生を、その方、F氏が歩んでらっしゃったのは疑う余地もない。
そんな方に我々の音楽を肯定して頂けるというのは、本当に嬉しい。

夏の怪談。

rocknroll

新栄クラブロックンロールのトップページ不完全密室殺人自主企画「無残やな 兜の下の きりぎりす」について掲載されており、非常に喜ぶ。
このライブハウスに出演するようになって何年か経つが、年越しカウントダウンの出演バンドである時を除いては、こういう風に写真が掲載されるのは初めての事だ。
このページを観て沢山の人が僕達の自主企画について知ると良いなあ。

昨夜は近しいバンドマン、音楽家達と深夜にもんじゃ。オーパーツや海洋上の奇談について語り合う。夏だけにこういう話は大いに盛り上がる。
そういうの好きな方は是非ここをご覧下さい。
非常に楽しいです。

未来派LOVERS

毎回毎回真面目くさって膝つきあわせてミーティングしてもしょうがない、という事で昨夜は飲み屋でバンド会議。
学生時代によく利用した大学付近でのラーメン屋。ここはラーメン屋と銘打っているものの、メニュー的にもスタンス的にも典型的な『学生街の飲み屋さん』である。
卒業後に顔を出すと、毎回「おっ今何やってんの?」と訊かれる。
「フリーターですよ。バンドやってますよ云々」と話をするのもこれまたお馴染み。
皆、ここのジョッキに霜が降ったビールを気に入っているのだ。

で、酒を飲みながらの会議。アルコールによって程よく弛緩した脳は、いつもよりも柔軟な発想をしてくれる。アルコール、というよりかはその場の空気が潤滑剤になってつらつらと皆話せる。最近は真面目にやろうとし過ぎていたなあ、僕個人。

で、そのままカラオケへ。どこの学生か。
アニソンやらAKB48やらX JAPANやら熱唱して散開。
大いに楽しんだ夜だった。

今日のタイトル?
カラオケで熱唱した曲です、よ。

福神漬けの秘密。

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「えー、外食でカレーといったら真っ先に思い浮かべる方も多いであろうCoCo壱番屋。ここの福神漬け、おいしいですよねえ。今日はこのCoCo壱番屋の福神漬けについての豆知識。

この福神漬けを一口食べて、すぐに水を飲んでみてください。何と水が甘くなるんです。このように食べ物にはタイミングや組み合わせによって味が変わるものがあります。アイスクリームに醤油、キュウリに蜂蜜等有名ですぅ。…そう、福神漬けと水はまさしく味の落差によってそれぞれを引き立たせる関係にあるんです。そういう食べ物は意外に沢山あって、特に絶品なのが…」


古畑任三郎のアヴァンタイトル風に始めてみた。上記の豆知識だが、何と本当なのだ。藤城安紀子と否定ディナイドの練習後、皆でCoCo壱番屋に行った際に同バンドの鍵盤奏者 伊藤誠人から教えて貰ったのだ。試したところ、本当だった。


皆さんも機会があれば是非お試し下さい。

コンプレックスの正体。

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唐突に、本当に唐突になのだが自分の中の劣等感というか、焦燥感というか、コンプレックスとまではいかないにせよ卑屈な気持ちの正体に確信を持った。

以前もこのブログのエントリーに記したと記憶しているが、生まれながらにアーティスティックな存在、呼吸をするように感性の塊を放出する存在、存在自体が奇跡のようなバランスで成立している人間は、いる。確実にいる。

自己顕示欲が物凄く強い僕はそういう存在を賞賛したりしなかったりしつつも内心ねめあげるような視線を向けてしまう。こうして僕の日々を綴っていながらも、心のどこかでは瑞々しく嫌味なく、読む人間の心に残る文章を書き上げる彼女だったりあの人だったりを意識する。

歪んだ精神であるとまでは言わないにせよ、俗っぽい。非常に、めちゃくちゃに俗っぽい。俗っぽい人間だからこそそういう人間に憧れ、そういう人間の内面世界を欲し、それが叶わないとわかっているからそういう人間を欲するのだろう。しかし例えそういう人間が身近にいたとしても(いるにしても)僕はそれに感謝できない。その境遇を素直に評価できないのは、あれだ、「隣の芝生は青く見える」という事なのだ。

映画「アマデウス」ではモーツァルトの才能を理解する才能だけは有していた宮廷音楽家サリエリの苦悩と憤怒が、端正に丁寧に描かれているが僕はサリエリに共感をおぼえる。

自分の俗っぽい部分に忠実であったサリエリはモーツァルトを謀殺したが、ではサリエリ気取りの僕はどうするか。唐突に気付いた自分のコンプレックスの氷山の一角、それが明確になったと同時に僕は腹を括らざるを得なかった。

凡庸で、俗っぽい人間で何が悪いというのか。表現活動というのは生まれながらにして崇高で気高いものなのか。芸術、人の琴線に触れ記憶に残るのはそういう表現物ばかりなのか。否、そうではない。そんなはずではない。説得力を有する表現物は、するりと生まれる以外にも抽出方法はあるはずであり、それはつまり凡庸であり俗な人間にも可能なのだ。

凡庸万歳、俗であれ。
凡庸を舐めるな、凡庸であり続ける覚悟をした人間の気迫を打ち出してやる。凡庸な人間が凡庸な才能を駆使し、最大限に精神をすり減らして作り上げたものの力を見せてやる。
自分が凡庸であり俗であると確信し、同時にその現実を受容するのは少しの苦痛と苦渋が介在する事だけれども、同時に下手なプライドを捨ててなりふり構わず己を磨き上げる一ステップになり得るのだと感じた。

この気迫は全てのあらゆる才能に対して向けるべきで、代理戦争の呈を擁してきたけれども宣戦布告に等しいこのエントリーは僕にとって大いに意味がある事なのだ。若干誇大気味、強調され過ぎなきらいはあるけれども、書き初めと同じでぶちあげる事で生まれるものもある。やるぞ。







そんな事を考えた夜、大学時代に所属していたサークルの現役生諸君と長島まで温泉につかりに出掛けた。凡庸かつ俗な当ブログの主催者は、湯をつかりながら何を思ったか。


つくづく言語化しておかねば気がすまない性分なのだなあと苦笑したものである。

死にたくない。

車の助手席から墓場ばかり三ヶ所も眺めた。
僕は死ぬのが怖い。圧倒的に恐ろしい。自分も家族も身近な人間も、誰一人として死なないといい。毎日毎日面白可笑しく過ごしたい。

死というのは現状、確実に誰にでも訪れるもので亡き人間が残すのは思い出と、その人の意志ばかり。過去形で語るのも語られるのも御免だし、周りの人間がいなくなっていくのが耐えられないからと言って自分が先に死にたい等とも思わない。不老不死、とまではいかないにせよそれに近い欲望を抱いた事もある。

確実に忍び寄る死。ファザコンにして母親と仲が良い僕にしてみれば、両親の死等想像するだけで身が張り裂けそうだ。偉大なる父と愛すべき母の間に生まれた誇りは死ぬまで無くさないにせよ、その当人達が自分の前から姿をなくす等許し難い事だ。心の中や思い出の中に生き続けるくらいなら、実際にいて欲しい。ああ、嫌だなあ。

現実になる前に折り合いをつけれるのだろうか。許せないまま、それでいいならそれでいい。

JONNYでベースを弾いてみた。

実は、JONNYでベースを弾く事になった。
とは言っても8/7 新宿motionでの一本だけだが。
話自体は前から貰っていて、音源も資料も貰った上でスタジオ練習に行ってきたわけですよ。

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ドラムの野々垣さん。爽やかイケ面。


で、練習したのだが、これが何とも自分の基礎能力のなさを痛感して終わるという残念な結果に終わったのだった。スラップできない、リズムキープできない、音感ねえ、歌心ねえと最悪だちょっと本当に考え直せ俺。


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ギター篠田君と僕。僕って本当に残念な顔ですね。みおさんはスタジオ外にいたので写真なし。


こりゃあ普段から精進せんとかんわ。
練習します。

「無残やな 兜の下の きりぎりす」解説

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今日の画像は新発売のギターを弾く山田君。このギター、ボディがない。立奏用、座奏用それぞれのアタッチメントを取り付けて演奏するのだが、流石に「ギターはサンプラーみたいなものだ」と言い放ち変わり種のギターを愛用する山田君でも戸惑っていた。

アルバム発売を自ら記念すべき日にせんと自主企画を挙行する事と相成った。出演はぐしゃ人間(東京)、モーモールルギャバン(大阪)、JONNY、そして我々不完全密室殺人である。



ぐしゃ人間
ぐしゃ人間の存在を知り、ディスクユニオンでCDを購入、そのプログレかつヘヴィでメタルの気配もする音楽に驚嘆したのは去年の夏。myspaceのフレンド申請が契機となってご本人達と接点が出来たのだが、こうして自主企画に招待できるのは本当に嬉しい。我々が東京に遠征した折も遊びに来て下さったり、山田君が叩き折ったギターのネックをご本人達が自主企画で使ったりとある意味交流はあったのだが共演するのは初めてだ。
独特の世界観を有するバンドなのは間違いなく、観たいと思っていた方も多いのではないだろうか。


モーモールルギャバン
モーモールルギャバンは初の大阪遠征で共演した。関西には良い意味で変わったバンドが多いと聞くが、モーモールルギャバンのポップな演奏ながらもパンツ一丁だったり、そもそもあまり類を見ないドラムボーカルであったりする点は大阪遠征で出会った大きな衝撃だった。こいつぁ名古屋でもウケるんじゃなかろうか、と思ったらやっぱり最近評判が良い。
そりゃあそうだ。ポップでキャッチーで変態で、でもどこか切ない。そんなモーモールルギャバンを楽しみにしていて下さい。


JONNY
JONNYはドラムの野々垣氏が練習で使っていたスタジオでバイトしていた事から交流が始まった。07-08年の新栄クラブロックンロールカウントダウンパーティーで初共演。ヱヴァンゲリオンのコスプレをしたボーカルみおさんは尋常ならざるオーラを発散していた。イベントに呼んで貰ったりレコーディングに参加して貰ったり共演したりするうちにこんなに仲良くなりました。クリムゾンばかり聴いて複雑な曲展開に耽溺していた僕に、シンプルでも良い曲は良い、と教えてくれたバンドです。


そんな3バンドを招待して挙行される自主企画「無残やな 兜の下の きりぎりす」。招待するからには自分達がプレッシャーを感じるくらい良いバンドを、と思っていたけれど、こうして出演バンドを見てみると面白くて良いバンドが揃ったと確信できる。

本当に沢山の方に観て頂きたいので今後も書いてしまうだろうけれど、8月29日は新栄クラブロックンロールに是非お越しください。

まさかの展開。

08b12dfa.JPG明け方まで大学時代の後輩氏の家でまったりしていた疲れからか、起きたら昼過ぎ、ひどい顔だった。

ヘッドアンプにエフェクターボード、そしてベースギターをかついで会場入り。
今日は不完全密室殺人では久しぶりの新栄クラブロックンロールでのライブだった。
このライブハウス、PAの井藤さんという方が実に実によくして下さる。ライブを円滑に行うための資料作成や音作り、ライブの構成から様々な相談にのって頂いている。こちらの無理難題にも付き合って下さる井藤さんに我々は大いに助けられているのだ。

井藤さんだけでなくブッキングマネージャーの本多さんも、普段からお世話になっている。自主企画についても数多くのバンドを観てきた立場からアドバイスを頂いた。
個人的にロックンロール(あとは池袋手刀)でのライブはホームグラウンドでの安心感のようなものを感じる。

ライブ本編に話を進めよう。
ガッツリ構成していく通常の構成から一転、今回は敢えて不確定な要素を残したままのライブ。曲間に何が起こるか我々自身わからない中での演奏。結局山田君とお客さんが観ている中で濃厚なキスシーンを演じる事になり、予想だにしない展開に驚かざるをえなかった。
しかし観ている方には筋書があってのライブ進行だと思われたらしく、無理のない進行を出来て良かった。一歩間違えれば大変な事になりますが。

今日の画像は東京からの刺客、音座のお二方と終演後の記念撮影。
こういうの、意外に好きだったりするのだ。

余りにもな偶然。

最近自宅のPCが言う事を聞かない。起動させても警告音が鳴り響いてファンが異常な回り方をするだけで、ディスプレイにも何も映らなかったりする。

中身を剥き出しにして接続部分をあれこれ触ったりすると治るのだが、突然また同じ状態に陥ったりするので始末に負えない。何が怖いって原因がわからない事程怖い事もないだろう。対策を施す事もできず、業者に印刷物の納入を控えている今現在、デスクトップが自宅から無くなる事は致命的な遅延に直結する。後手に回りながらでも騙し騙し使うしかないのだが、いやはや。
とにかく、しばらくは我慢する他ないだろう。

相変わらずインターネットの世界を徘徊しているわけなのだが、世の中同じ発想をする人間はやはりいるもので「不完全密室殺人」という単語はまず日常生活では使わないだろうにそれを題名に文章を書いた人間がいたらしい事がわかった。

大型掲示板に投稿でもされたのだろうか、その短い文章は内容から発想までまさしく僕がこのバンドを始める際に思いついた「不完全な密室殺人」と同じ部類に入るもので、どちらが先に着想したにせよこういうのはディスプレイの向こうの誰かさんに親近感を感じてしまう。
余りにもな偶然だが、こんな事もあるのだ。
惜しむべくは「不完全な密室殺人」の描写が、先方の方がハイセンスな事。軽妙でニヤリとさせられるような文章なのだ。
不完全密室殺人、で検索すれば辿り着けるであろうその文章、是非ご一読を。

各務がゲームをやってみた

e4cb28b4.JPG各務「おわ、ボス戦じゃないのに敵が出た」

神田「いや普通そうだろ」
各務「常に死の恐怖に脅かされるわけだ」

その言い回しは非常にいいね各務君。

気分はシューゲイザー。

mixiの中をふらふら徘徊していたら、もう8月29日の自主企画について書いている方がいた。

出演バンドについて触れていらっしゃったのだけど、どうやら不完全密室殺人、怖いバンドだと勘違いされやすいようです。怖くないですよー大丈夫ですよー。
嬉しくなってメッセージを送ってしまったフナハシタカヒロ24歳。紳士的に対応してくれたその青年に感謝。良いイベントにします。皆来てね。

スタジオに4時間籠もって新曲製作。ただただ練習するだけのスタジオ籠もりとは違って、製作中は疲れない。脳内麻薬でも出ているのだろうか。
かつてない程、濃密で得難い時間だった。新曲が出来上がるのが遅いと自分達で思っていたのだが、やればできるじゃあないか。非常にクリエイティブな気持ちになって、上機嫌のままスタジオをあとにした。

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新曲でも大活躍のエフェクター群。運搬が大変なので必要最低限しか持っていっていないのだけど、大学の後輩遠藤君に借りたelectro-harmonixのリバーブが非常に良い具合。新曲に見事にマッチしてくれた。
空間系ペダルを上手く扱えるベーシストでありたい、とつくづく思う。
繊細な弾き方、エフェクターの良さを際立たせる弾き方をしなければならないので気を使う。その集中せざるをえない状況がたまらん。

最近導入してみた歪みも随分と馴染んできた。長い付き合いになりそうだ。

深夜の会食会。

最近気に入って週一くらいで訪れている店がある。
愛知県は東郷町、静かな片田舎にその店「カフェ マジョリ」はある。
一部の好事家、近隣の大学生の間では有名なこの店、何が有名って量の多さなのである。


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写真はハッシュドオムライス並盛。
いいですか、並盛ですよ。

次。


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クリームソーダ中。

ええ、わかってます。多いですよね。尋常じゃなく多いですよね。
普通のカレーライスも推定3合~4合くらいご飯がよそってあります。
この店、評判になるだけあって味は良い。
ただ量が半端なく多いのである。

ちなみに僕は焼肉おろし弁当が好きです。

新曲できたーよ!

新曲を作っている。
一曲は各務鉄平作詞作曲、もう一曲はこのバンドがまだ3人だった頃、ライブをやるなんて考えもしなかった頃に作った曲を雛型としている。

表現を行う人間、集団として新しい作品や表現結果を打ち出すのは人が呼吸するのと同じ事だ。
前進、創作を止めた瞬間に表現者は過去の表現物によって、その時点までは表現者であったと過去形で語られる事になりかねない。バンドに於いてはライブ活動という場に於ける空間の表現も勿論創作に含まれるだろうけれども(即興演奏を常とするバンドはその可能性の探求者であると捉えている)、第一に同じ曲を同じ編成でやり続ける事をほとんどのバンドマンはよしとしないのではないだろうか。

創作。
それを突き詰めるための表現力をつけるための鍛錬であり、日々の着想なのだろうなあ。

新曲は名古屋で演奏していない曲も含め、着実に形になりつつあります。是非ライブという場で観て、聴いて頂けたらと思います。

しばしのお別れ。

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吉川さん企画「star parade」に行ってきた。

世辞とかじゃなく本当に全出演者素晴らしかったのだけど、関係者各位、ごめんなさい今日は林伸也さんについて書かせて下さい。

大学生の頃からずっとお世話になってきた林さん、という先輩がいらっしゃいまして、実に実に格好良い表現をされる方なのです。その方が九州の実家に帰られるという事で今日がともすれば林さん人生最後のライブ。
ある程度感傷的になるのは予想していたけれど、林さんが全力でやっているのを観ていたらそのエネルギーに涙腺が全開になった。

古くはナンバーガールのコピーバンド(一体何回やっただろう!)、最近では不完全密室殺人でのレコーディングに参加してもらったりとお世話になりっぱなしだった人が目の前で今までの全てを賭けてやっておられる。
長野県の夏合宿に当日拉致したり(「パンツだけは持ってかせてくれ!」と絶叫してたのは良い思い出である)、卒業ライブに協力して頂いて瞬間心重なったり、思い返せば良い思い出が一杯だ。

走馬灯のように様々な瞬間が頭をよぎって、号泣してしまった。
本当に良い人、先輩だ。

まだあと少しだけ名古屋にいらっしゃるという事でお会いする機会はあるだろう。
林さんの最後のライブは最高のライブだった。
先輩お疲れ様でした。












さよならは言わないぜ。

自己紹介

舟橋孝裕

Author:舟橋孝裕
愛知県在住、ベースギター奏者です。
・JONNY
・パイプカツトマミヰズ
・犬栓耳畜生
・白線の内側
 やサポートでベースを弾きます。

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