友情に乾杯

5e32b5a9.JPG雨が降っていると外出する気にはならない。そんな中、偶然にも一日の間に現在東京在中の友人二人(彼ら同士は面識がない)と連絡をとった。

一人は大学時代、同じ学部で仲良くしていた男で彼の聡明な知性と人間性、そして小学3年生でビートルズの名盤を聴き比べていたという音楽的知識は僕の学生生活に刺激と友情と、そして70年代の素敵な音楽を与えてくれた。
坊主頭で彫りの深い顔をした彼は一見、途方もなくヤクザ面の強面だったがこと心理学を学ぶ事について非常に真摯で、どの分野についての知識を欲していてそしてそれを吸収する事に誠実な男であった。

得難い友人を得たと思う。サークル活動とバンド活動にばかり打ち込んでいた僕が今なお交流を続ける心理学部唯一の男性と言っても過言ではない。

彼と近況報告をするのが卒業以来楽しみになっているのだが、今回もご多分に漏れずお互いの状況報告。卒業後生活の中心を東京に移した彼は最近は名古屋に戻ってきたと思われていたが、現在再び東京での生活に戻っているそうだ。彼のような人間はどんな場所、どんな状況になろうとも魅力ある人間性とカリスマ性からその才覚を発揮するに違いない。遠い名古屋から応援している。
15日に新宿で演奏する際に会えると良いのだが。


もう一人は僕がかつてない程感情移入し、愛した日記を書いていた女性だ。持論として、人の日記程飽きずに楽しく読める「文学作品」はないと思っている。およそ24年間、様々な日記を読んできた日記読みとして彼女の綴っていた日記程感動させられた日記はない。
言葉遣い、改行のタイミング、文章のリズム感、そして綴られる内容、どれをとっても彼女の性格が色濃く反映されており僕は直接面識のない彼女の日記を貪るように読んだものだった。

いつしか直接会話を交わすような関係になり、度々話をしたのだけどそれでも彼女は依然興味深い人間であった。お互いの感性や思想を話し、会話するだけで実に楽しかったと記憶している。
その後彼女は長く打ち込んできた音楽活動が実を結び上京したのだけれど、それでもたまに連絡を取り合っていた。

話の流れで前述の彼氏同様15日に会える可能性が浮上している。表現するジャンルは全く違えど同じ音楽をやる人間として、何か心に残せると良い。

15日は呼んでくれたALTRA&CRYOGENICの相良君といい、自主企画に駆けつけてくれたお客さんといい再会が楽しみな人間が沢山いる。
俄然その日は勿論、それまでのライブのモチベーションもあがろうというものだ。
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絵の持つ物語性。

不完全密室殺人のHPデザインを少しずつ変更していっています。
今回は皆さんがアクセスして頂いて真っ先に目にするページ、データ的にはindexと呼ばれるページをメインに更新しました。
以前は随分とごちゃごちゃしていたので思い切ってシンプルに。

index-image
大学時代の後輩 浅井桃子さんが描いてくれた油絵をスキャンして使わせて頂きました。彼女が「不完全密室殺人」から連想するイメージはこんな情緒的なものだなんて、嬉しいです。
元のキャンバスは自宅にしまってあります。部屋が綺麗になったら飾ろうかと思っています(場所があれば、ですが!)

盗撮。

4bb06ead.JPG伊藤誠人を盗撮。題して「男は、気付かなかった」。

最近の更新頻度から鑑みれば久々のエントリー投稿となる。最近の事等を相変わらずつらつらと書く。

この3日間というもの、バイト先の仕事で母校の文化祭に音響スタッフとして派遣されていた。
PAとして才覚があるわけでもなければ知識があるわけでもない。ただただ高校生達の文化祭に賭ける意気込みに応えれるよう尽力した。普段はこれから眠るという時間帯に起き出しての出勤は肉体的にハードであり、体力との勝負であった。
後輩氏達が助手として手伝いに来てくれたのだけれど本当に助かった。自分一人ではトイレ休憩もままならぬ状況の中、彼らがいてくれたお陰で最後までやりきれたと感じている。

高校時代のクラスメートが、母校で担任を受け持っている。彼女、生徒達に混じって踊っていたのだけど素性を知らない人から見たら完全に生徒にしか見えないだろう。高校時代から全く変わっていない。同窓会で教師然とした所を目の当たりにしただけに痛快だった。

久しぶりに自分のブログにアクセスして、更新が止まっていた間にも沢山の方々がここを訪れてくれていた事を知った。真に、心の底から感謝を。たまたまバンドのHP(自主企画を終えてからというもの、以前より沢山の方がチェックして下さっているようだ。重ねて感謝を)からここに至った方もいるだろうけども、音楽について日常的に書くわけでもないし(音楽をやっている人間の頭の中という意味では関わりがないわけではない)タレントでもない、有名ブロガーでもなければ生活に役立つ豆知識等掲載しているわけでもない。僕が日々考えた事や体験した事を時に記録として、基本的に日記として(ブログは公開されているという前提はあるものの)書いているだけのこのブログに訪れて下さるなんて本当に嬉しい。

これを読んでいる貴方、僕は貴方に興味があります。

画像は本文に関係ありません。

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不完全密室殺人練習だった。今我々は来る10月に向けて稽古に取り組んでいる。

10月のライブは僕が知っている方々を列挙するだけでワクワクしてしまう共演者に恵まれる事になった(日程、場所、共演者詳細は不完全密室殺人official websiteのLIVE予定を参照して頂きたい)。

勝手にライバルだと思っているザ・フロイトにトリプルドラムを擁するノムラセントラルステーション、東京の盟友相良直宏君率いる激情と冷静をいったりきたり ALTRA&CRYOGENIC、凛として時雨ピエール中野氏とabout tess首謀者takuto氏による即興演奏バトルユニット カオティック・スピードキング、そして名古屋を飛び出し今や全国区で噂の名古屋アングラ界重鎮 魔ゼルな規犬氏。

浅学故に実態を存じないからして語る事すらできないが、ジェット達氏やレシーバーズポンポンヘッド、東京の共演者陣やあらびき団でお馴染み「セーラー服おじさん」もそれぞれが非常に突き抜けた表現者だと聞く。
そうそう忘れてはいけない。前回一部の言語センスが逸品な方々に「完全VS不完全」と評された大阪の完全にノンフィクションも久しぶりに共演する。

かつてないライブラッシュだが、その分刺激は大いに受けそうだ。
そろそろ休暇も終わろうとしている。
このブログに書評や廃墟探訪、日々の思索や日記が記される割合も減ってくるはずだ。

激動の10月、各所にて衝動に任せて演奏をぶちあげるのが今からただただ楽しみである。

もう本当に眠い。

df480534.JPGA君「アトリエZのベースが欲しいんですよー」
僕「いいじゃん。買っちゃいなよ」
E君「いいじゃん。買っちゃいなよー」
僕「いいなあ。人が楽器買う話してると自分も欲しくなっちゃうよ」
E君「やめといた方がいいですよ。どうせ使わないですって」
……確かに。

「そこがオトイロレシピなのよ」

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Qucumbers & ハミリーコンプータ共同企画「そこがオトイロレシピなのよSP」観に行ってきた。

非常にアットホームでくつろいだ空気の会場。
僕もゆらゆらふらふらと楽しんだ。

Qucumbersのサポートベーシスト、ゴウさんはヘフナーのバイオリンベース使い。
心地良いアタックと温かみのある音がQucumbersの音楽に滅茶苦茶ハマる。そして歌の合間を縫って聴こえてくるフレーズにポール・マッカートニーの気配を感じたり。
佇まいから何から何まで本当に素敵なベース奏者だ。

そしてQucumbers。
本当にビックリして、そして笑ってしまったのが落合君のギターソロでストロボが点灯した瞬間。まさかこのバンドでストロボが使われるなんて思わなかっただけに爆笑してしまった(「狙い通り」らしい)。
コーラスワークやリードギター、バンドアンサンブルといいどんどん洗練されていくなあ。ニヤニヤしてしまう。

今日の写真はそんな「そこがオトイロレシピなのよSP」共同主催Qucumbers×ハミリーコンプータ(楽しいロックンロールを奏でるこれまた楽しいバンド!)で披露されたThe Beatlesの「Hello Goodbye」。
共同主催だから成せるこの一曲。大いに盛り上がった。

ビールを飲んでみた。

Beer実は、ビールが飲めない。
ライブの打ち上げや友人との飲み会、はたまた公的な酒の席でビールが回ってくると内心萎縮してしまう。
あの苦味が、あの匂いが、あの腹に溜まる感覚が苦手だ。
酔っ払っている時や体調の優れない時等はビールの匂いを嗅ぐだけで体調が悪くなったような気さえする。こんな僕はビール飲み、真夏の暑い日にビールをグイッと飲む爽快感を知っている人間からすれば大馬鹿野郎なのではないだろうか。

兎も角ビールに対して苦手意識を持っている僕なわけだが、先日ふとした弾みで「飲んでみよう」と何故だか思った。テーブルの上に置かれた瓶ビール。それに対する4つのグラス。明け方まで飲んだ疲れ、心地良い疲労感が体を支配する中何故そう思ったのかは定かではない。興味本位、というのが適当か。
或いはグラスに注がれたビールをいつものように遠慮するのすら煩わしかったのかもしれない。やはりそれというのは僕のような不器用な人間がやると場の空気が白ける行為なのだ。

グラスを握り、ふとインターネット上の大型掲示板で見た一文を思い出す。
「ビールを飲み慣れない人間、だけども飲まなければならない人間ははじめは味わおうと思うな。喉で飲め」
喉で飲む、というのがよくわからない。グイと喉に流し込んでみるのだろうか。
ええい、ままよとばかりに一息に喉にビールを流し込んだ。
飲めた。

一口味わってみては後悔してきたビールを、結局僕はグラス二杯分飲んだのであった。

モテへの道。

伊藤誠人を迎えてのスタジオ練習後、そのまま5人で呑みに行った。なかなかない機会に財布の紐も緩むというもの。大いに飲み食いし、大いに語らった。
議題は専ら『自分と恋愛の関わりについて』。日々の精神活動を活性化させる恋愛という感情について5人で話をしたわけだが、結論としては『バンドマンはモテるというのは間違いである』というもの。

バンドマンの恐らく何割かは楽器演奏を始める動機として『モテたい』を挙げるのだろうが、もしここを読んでいる貴方が今尚その幻想を抱いているのであれば、同じ野心を抱いた人間、そして野心に敗れた人間として僕の結論に耳を傾けて頂きたい。

宜しいか、バンドをやったからといって貴方がモテる事はありはしない。バンドという他人との共同作業に於いて学ぶ事は多く、それによって何かしら感じた貴方はより魅力的になるかもしれない。それによって貴方に好意を抱く人間は現れるかもしれないが、それはバンドをやっている貴方に惹かれたわけではない。バンド活動を通して人間的に成長した貴方が魅力的なだけなのだ。

偉大なる先人と、そして僕からしてみれば劣等感を刺激するような存在を鑑みても結論は同じだ。バンドをやったからといってモテる事はない。バンドをやっていただけでモテる人間はバンドをやっていなくともモテる。バンドをやって、不特定多数の目に触れられるようになってもモテない人間はモテはしないのだ。

男としての価値をあげるというのは、げに難しい事なのである。

舟橋家の一夜。

6d797f62.JPG明け方5時近く。寝起きの咥内の不快感を軽減すべく歯磨きに洗面所へ。兄一家が生活している二階から赤子の泣き声が聞こえてきた。
兄夫婦の二児が何かを訴えているのだろう。つい「赤ちゃん夜泣きで困ったな」というCMソングの一節を口ずさんだ。静かな夜である。日の出はもうすぐだ。

最近はJONNYの遠征やら読者の感想ばかり書いていたが、不完全密室殺人として何もしていなかったわけではない。伊藤誠人を加えた5人編成でスタジオも入ったし、何よりバンドの求心力の表れとして事務的な作業を行っていた。
今夜はその作業を完逐すべく、メンバー一同舟橋家で黙々と作業をしていた。

バンド活動は精力的な人間関係の構築と同じで、点と点を線で繋ぐ作業だと考える。少なくとも、より面白い事をより大きな規模で行うためには点を打つ作業を怠るべきではない。点は多ければ多い程それぞれの距離が縮まり、結果的に結びつきやすくなる。今夜の作業というのはその点を一息に沢山打つ作業であった。
無事に完逐できて達成感を得た。この点が次の点と結びついて我々の野心の礎となれば良い。

東野圭吾『容疑者Xの献身』その2

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東野圭吾『容疑者Xの献身』読了。
気づけばチビリチビリと読むつもりが時間の許す限り本に向かい合っていた。それだけの吸引力が本書には、ある。
感想を書いていく。明確なネタバレをするつもりはないが、本書を未読であり今後愉しむ予定の方は目を通さない方が良いだろう。恐らくは無粋な書き方をするだろうから。

さて、感想を一言で表すのならば「美しい」だ。
本書は極めて複雑でいて簡潔、重厚なミステリーのようで圧倒的な人間ドラマが淡々とした文章で纏め上げられた良作である。
短編を全て読んだわけではない。しかして敢えて言ってしまうのであれば僕が既読の一冊と本書を比べるとテンションが違う。東野圭吾は本書を書きたいがために短編で「探偵ガリレオ」を書いたのではないかと穿った考えすら浮かんでしまう。

「天才物理学者VS天才数学者」という構図を掲げるのは簡単なれども、本書で「探偵ガリレオ」は短編で見られたように、知性を存分に発揮する役割が主ではない。彼は主人公の行為に驚愕し、悩み、そして葛藤する。短編では見られなかった湯川学という人間の人間味が一気に噴出している。
冷静で論理と知性を何よりも重んじる「ガリレオ先生」を以ってしても動揺せざるを得ない犯罪。

犯罪の動機に感情移入するのはセンチメンタリズムに駆られた行為だというのは明らかであるが、それでも本書はフィクションであるが故にそういった甘美な行為に大いに浸らせてくれる。犯罪が行われた、という側面よりも主人公の覚悟、そしてその覚悟を“理論的に”彼に抱かせるに至ったその動機は極めて人間臭いものだった。
その一点が、実に簡潔でいてそれが故に(語弊を恐れないのであれば)美しい。

良作だった。

東野圭吾『容疑者Xの献身』その1

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東野圭吾『容疑者Xの献身』購入。
これまた滅法面白い。一息に読み終えるのもナンなので、チビリチビリと読んでいる。現在感じている本作の『文体への旨味』、これは読了してからでは書けないものなので今記しておこうと思う。

条件として
・『容疑者Xの献身』をまだ読み終えていない(中盤すら至っていない)
・東野圭吾作品は本作と『探偵ガリレオ』しか読んでいない。
・読書の傾向として江戸川乱歩、島田雅彦、西尾維新など作者自身の『色』が作品に色濃く反映された作品を書く作家を好む。
以上の点を踏まえた上で本作の文体、噛み砕いて言えば味わいについて論じさせて頂きたい。

短編集『探偵ガリレオ』を読んだ時に感じたのは「ただひたすらに淡々としている」のだなあという点。話の筋は記憶に残るのだが、印象深い文章が一文としてないというか、極端な話、映画の脚本を読んでいるような情報の与えられ方だなあと感じたものだ。
しかし本作を読み始めて感じたのは、一転してその書き方に関する旨味、である。

淡々と綴られていく作中の風景、心理状態が本当に『描写』しているだけでそれであるが故に自分の生活の中の風景と重なりやすい。

先頃読了した西尾維新『きみとぼくが壊した世界』『偽物語』は文体が特徴的であり、エキセントリックな作中人物“しか”いないのでどう足掻いても、どうしたって自分の生活と重なるはずがない。
どこかで見た風景、とか身近にいたかもしれない人物、というのは西尾作品には微塵も登場しない。ただのバス停を描いても、あそこまで現実味がない作者というのは稀有なのではないか。
それに対して東野圭吾の文章から感じるのは、日常生活を冷静な目で眺めて観察して咀嚼して、そしてそれらを冷静に理知的に再構築したという結果だ。
ただただ『描写する』事から生まれる緊張感。僕が最も好まない、何の面白みもないと感じていた文章の書き方の旨味を知ってしまった。
風景がスムーズにイメージできる。恐ろしい程の日常感がそこには香っている。作者も等身大の人間なのだなあ、と思うと同時に作者はそんな等身大の人間をどこか遠くから眺めているようにも感じる。

唯一無比の個性が滲み出た強烈な文体と、無個性と思われかねない程淡々とした癖のない文体。
エンターテイメントとして“だけ”消化できる前者と違って、後者は日常生活にも色濃く纏わりつく。道を歩いていてふと作中の描写と目の前の景色を重ね合わせてしまう。活字から風景を連想できるという事は逆もまた然りで、僕は風景から活字を連想してしまうのだ。

そういう文体は、日常生活にも連れて行ってしまう。

究極の凡庸。

ちょっと思う所があったのでメモついでに。

「身の程を知る」「分をわきまえる」「自分に確信がある」。
言い方は何でもいいけれど、自分という存在を可能な限り客観的に見つめて実像を的確に把握する事というのは重要な事である。
自分は秀でた人間だ、自分は天才だ、自分のルックスは中の上だ、自分は徒競走で一番にはなれないがそこそこまでならいける人間だ、自分には絵を描く才能がない、何でも良い。自分を知ってそれが適切だと思われる事、それを僕は重要視する。
自分を適切に捉えられる人間はそれ以上に奢る事はなく、それ如何にへりくだる事もしないだろうし、自分の程度以上を目指す事もできるし自分をそれ以下に貶めた際に省みる事もできる。

そういう意味では僕の中で「自分は天才だ」と確信している人間と「自分には絵を描く才能がない」と確信している人間は等価である。贔屓目も謙遜もなく自分を定義できる人間は強い。無自覚な人間よりかは強く在る事ができる。

僕は凡庸な人間である。恐らく凡庸の範疇を死ぬまで出る事がない人間だろう。
外見も凡庸、十人並み、身長は低く頭もデカく、服装も洒落た服よりかは小奇麗な格好をした方が無難、といったところか(予断だが、僕の中で『お洒落』の定義は、分をわきまえた格好を適切にする、というものである)。
外見的な観点だけでなく内面も凡庸の域を出る事がない。専ら情熱をそそいでいる音楽活動だが、僕個人の話であれば一人で最高の楽曲を作曲する『音楽家』としての才能もあるとは思えない(バンドの一構成員としては別の話。集団作業や集団創作であるバンドとは別のものが要求されると考える)。こうして好きで書いているブログや日記等の文章表現も、自分の考えている事や発想を適切に伝達する事はできれども世の中にうってでる程価値を有するとも思えない。ざっくばらんな言い方をすればこれでお金が稼げるとは考えていない。

だからと言って自分を卑下する事はしないし、他者からの肯定を否定する気は毛頭ない。人間は学習し成長する生き物であり、僕もそのご他聞に漏れずそうである。
今までの様々な経験、研究、努力の成果がベース演奏や文章構築に反映されているだろうし、そこを肯定されると素直に嬉しいと思える。自信とまでは言わないながらも自分はこれで間違いない、と経験を積み重ねた結果、確信を抱いている部分もある。

しかし世の中には、そんな積み重ね等あっという間に覆してしまう非凡な人間がいるのだ。彼らは易々と僕の経験や学習結果を一足飛びで飛び越えて、更なる高みを目指していく。プライドによっかかって生きているわけでもないので(そんな事をしていては自己認識に則った生き方等できやしない。できるわけもない)とりたてて現実以上に思う所もない。そういう人間に対して思うのは「彼、彼女と交わっていれば面白い事が起こるだろう」という事と「この人間をこう捉えれる自分の感性があって良かった」という事だ。才能を有する人間をそれとわかるのもまた才能。

僕は究極の凡人を目指す。凡庸の中の凡庸、凡人の中の凡人。
自己認識とそこから発生するモチベーション、それを原動力とした上昇志向を愛する僕はその位置を目指す目標を掲げて行動するのが一番だ。

疑似「一戸建で一人暮らし」

僕の両親は年に一度程の頻度で一週間の海外旅行に出掛ける。

日頃家の内外でそれぞれ働いている父と母が思い切り羽を伸ばして遊ぶ数少ない機会なので、僕はその間相応の注意をもって留守を預かる事になる。心配症の母(僕も多分にその性分を受け継いでいる)は冷蔵庫に注意事項、例えば戸締まりをしっかりする事、火の元に気をつける事等、一週間の間僕が死守すべき事を書き出して貼っていく。

料理ができない(情けない話だが、白米を炊こうとして失敗した事すらある)僕のためにレンジで温めるだけのパックご飯にお湯を注ぐだけのカップうどんと手間をかけずに食べれる食料も大量に買い込んでくれるのが常である。

今年の行き先はオーストラリアのようで、父と母は今朝方出発した。
僕はと言えば一週間続く擬似的な一人暮らし状態に思いを馳せていた。
普段は三人で暮らしている一階部分(二階には兄夫婦が住んでいるが、僕には構わなくて良いと伝えてあるらしい)で一週間独りきりで生活するのだ。少しワクワクする。精々規則正しい生活を送ろう。なあに、一週間なら余裕で過ごせるさ。
そんな風に楽観的に構えていたのだが。

バイト中に携帯電話が振動、着信を告げた。ディスプレイを見ると「通知不可」と表示されている。見慣れぬ表示に戸惑いながらも通話ボタンを押すと父の声が聞こえてきた。

「今香港で飛行機の乗り換え待ちなんだが、母さんの体調が良くない。どうやら乗り物酔いの酷い奴になってしまったようだ。こんな具合ではオーストラリアまで行ける自信がないから明日帰国する」

あんなに楽しみにしていたオーストラリア旅行を現地に着く前から切り上げるのだ、余程具合が良くないのだろう。
無理すべきだ、なんて口にできるわけもない。
詳しい話を聞いて通話終了。

こうして僕の疑似「一人暮らし」はものの一日で終わりを告げたのであった。

非常勤二回目。

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今日の写真は車中、寄り添うように眠る2人(イケメン篠田君は絵になるけれど、僕は…)と終演後に篠田君が撮影してくれた僕(構図が良い。構図が)。

そう、今日はJONNY に非常勤ベーシストとして同行、静岡県は磐田FMステージ というライブハウスで演奏してきた。
JONNYとしてはDiscaphorics と行くライブ三連続二日目である。

静岡県=うなぎになっていた僕は「うなぎを絶対食べるぞ」と心に誓っていたものの、結局食べたのはコンビニ握りとからあげクン、帰りがけに立ち寄ったサービスエリアで貪ったマクドナルドのファーストフードだけであった。
そもそも広い静岡県、どこでもうなぎがべらぼうに旨いというわけではないだろうし、まあ結果オーライ。

何度もトイレに駆け込んだり篠田君とライブハウスの近所にあったリサイクルショップに繰り出したりしてる間にリハーサルの時間を迎え、リハーサルを終えてからは皆で少年犯罪について語らい、気がつけば開演時間であった。

セッティングして、スタート。瞬間瞬間で最善を尽くすよう心掛ける。リラックスしてやれたのが良かったのか、気持ち良く演奏出来た。ライブ終盤、客席に特攻をかけた所全く同じタイミングで上手篠田君も客席に突っ込んでおり、異常なシンクロ率の高さに驚かされた。
最終的にそのまま客席でフィニッシュ、興奮さめやらぬまま客席でひとしきり踊った後にステージを後にした。

ライブに手応えを感じていたJONNYの面々、音源も売れたしお客さん達にも喜んで頂けたようで本当に良かった。ただ普段やっている事が土壇場で溢れ出したのか、およそパワーポップバンドらしからぬ振る舞いをしていたであろう僕に「変態ですね」とお客さんが声をかけて下さった時は有難くもありつつ「やはり今回もそうであったか」と笑ってしまった。

先日マタイ氏から渡された器具(前回のエントリー 参照の事)を実戦で使ってみたのだが効果は絶大。プラグは最後までしっかりと固定されていた。

本当に楽しい一日だったなあ。

職人の仕事。

9533e3f8.JPG数日前のエントリーに書いたDr.Rightというバンドのベーシスト、マタイ氏との会談。
僕が望む物を現実のものにできるかどうか、氏へと相談したのだが。

本日氏が某SNSにアップロードした日記にて、僕は願望が実現した事を知った。「エフェクトボードにシールドのプラグ部をガッチリホールドする器具」。
楽器を振り回して演奏する楽器演奏者としてはシールドが引っこ抜けるのはストレスの種だ。
それを解消したく、rage against the machineのティム・コマフォードが使っているこういう類の器具を欲したのだ。

マタイ氏が提案した器具は、ティム・コマフォードが使っているものと構造上全く同じものかはわからないが、成果は大いに期待できるものであった。

ボルトでエフェクトボードにしっかりと固定されるので、汎用性も高い。楽器メーカーは何故こういうものを商品化しなかったのだろう。
マタイ氏には感謝してもしきれない。全く理想通りの、否、理想以上のものが出来上がった。

早速本日のJONNY非常勤で使ってみよう。

予言者と地震。

どこかの予言者が「9月13日に東海地方を震源地としたM8.5の大地震が起きる」と予言したらしく巷ではちょっとした騒ぎになっている。
ノストラダムスの大予言をふと思い出す。

僕はこういうロクでもない予言をする予言者が嫌いだ。
この予言者氏は災害が起きるのを予知すると該当国の政府に手紙で注意するよう呼びかけたりしているようなのだが。
その意図はともかくとして、そんなロクでもない予言は聞きたくない。どうせなら「これから景気はよくなるでしょう」とか「10月に日本国民にとって喜ばしい出来事が起きるでしょう」とか、そういう皆がワクワクするような予言をして欲しい。

しかも件の予言者氏、「危機は去った。2009年春に大地震が起きる。しかし皆さんが日々『地震よ起きるな』と念じれば地震の規模は小さくなります」と言っているとか。・・・何だかなあ。こういうツブシが効く予言をしている所を知ってしまうと、信憑性自体が怪しくなってくる。

まあ、結局ハナから信用しちゃいないからどちらでもいいのだけれど。

今池アンダーグラウンドシティ

b14dec14.JPGざっと見て500キロ以上は優に離れている名古屋~東京間だが、その気になれば距離を縮める事も不可能ではないと感じる事がある。
どんな時にそうなのかと問われれば、例えば東京から僕らの自主企画を観に来てくれた人がいた時。或いは例えば今日のような日がそうであると言えるだろう。

バイト後に新栄CLUB ROCK'N'ROLLへ。
ALTRA&CRYOGENICという以前池袋手刀で共演したバンドを観に行った。このバンドのベースボーカル相良直宏君は共演後も連絡を取り合ったり、僕達のアルバムにコメントを寄せて貰ったり親しくしている。人付き合いが上手いとは言えない僕が東京で出会った友人と呼べる存在だ。


彼のやっているバンドALTRA&CRYOGENICはギターベース両氏によるツインボーカルにドラムの3ピースバンドで、衝動的なライブをしながらもテクニカルで表現力に富んだ演奏を展開する切れ味鋭い轟音ロックバンドなのだが、タイトさ、ボーカル、一体感と素晴らしい点が幾つもある。
今日観ていて思ったのは、押し引きが恐ろしく上手い事。
たまらなくツボな人も多いのではないだろうか。

やはり圧倒的だった彼らだが、終演後は名古屋アングラ界を代表する味、大丸ラーメンを紹介する約束をして一時別れる。

Dr.Rightのベーシスト、マタイ氏と会う予定があったのだ。氏にちょっとした相談事があって(それについてはいずれこのブログにも書けるかもしれない)今池のデニーズで会談する事となった。
同じベーシストという事で演奏表現や機材の話等、なかなか会話が尽きない。とかくお互いにエフェクターやアンプ、竿等機材好きときたものだから話は大いに盛り上がった。

そうこうしているうちに相良君から連絡が入り、彼が自宅へ来る事となった。マタイ氏と別れ、ALTRA~一行が宿泊している今池のホテルへ向かう。相良君と落ち合い帰宅、バンドの話やライブハウスの情報交換、彼らのツアーに纏わるエピソード等話をしているうちに大丸ラーメン開店時間。
他のメンバー氏とも合流、一同『アンダーグラウンド今池を代表する味』大丸ラーメンへ突貫した。衝撃を受けながらも全員無事に完食。楽しんで貰えたようで嬉しい。

次回会うのは東京、彼らの自主企画だ。
「ではまた新宿で!」と手を降って友人と別れるのも、悪くない。

from toilet with love.

音楽を自らの排泄行為のようなものだ、と言ったのはどこの誰だったかは定かではないしこの主義に共感をおぼえる自作自演屋が世の中にどれくらいいるかも推察する事すらかなわないけれども、一つだけ確かな事がある。
僕にとって音楽をやるというのは排泄行為ではないし、僕にとっての排泄行為というのはそこまで能動的な行動ではない。

というわけで今日は排泄行為について書く。お食事中の皆様、うん○やお○っこを嫌悪する方は今すぐブラウザの戻るボタンか携帯電話のクリアーボタンを。まだ間に合います。

オーケイ、では早速始めるとしよう。
実は、過敏性腸症候群だ。最近は症状が出にくくなっているので「だった」と言った方が適切だったかもしれないが、とにかく。
リンク先のwikipediaを参照できない環境にある方のために、wikiから説明を若干引用しておく。

「過敏性腸症候群(かびんせいちょうしょうこうぐん、Irritable Bowel Syndrome:通称 IBS)は、主として大腸の運動および分泌機能の異常で起こる病気の総称。検査を行っても炎症や潰瘍など目に見える異常が認められないにもかかわらず、下痢や便秘、ガス過多による下腹部の張りなどの症状が起こる。以前は大腸の機能の異常によって引き起こされる病気ということで『過敏性大腸症候群』と呼ばれていたが、最近では大腸だけではなく小腸にも関係することなどから『過敏性腸症候群』と呼ばれる。」

引き金となるのはストレス、緊張、etc.
噛み砕いて言ってしまえば「緊張すると下痢をする」というものなのだがこれが馬鹿にできない。英語検定で初めての場所へ移動、苦手な球技を行う体育の授業、そして遂には朝の通勤通学ラッシュ、こんなシチュエーションに高校生だった舟橋少年、そして彼の胃腸がどれだけ苦しめられていたか。
僕を受け持つ教師達も事情を察してか僕と僕の胃腸の関係を慮ってくれ、特に毎週木曜3限目(すなわち4時間目に控えている体育の授業のおよそ30分前にあたる)の数学を受け持ってくださったF先生は「舟橋はいちいちことわらずともトイレへ行ってよい」と有難い許可を下さった。
クラスメート達も僕と下痢の関係をことさらにさわぎたてるでもなく、せいぜいがトイレが大好きな舟橋、程度の冗談を口にする程度で僕は僕の胃腸のせいでさらにお腹を締め上げられるような思いはせずにすんだのだった。
過敏性腸症候群であると診断される前からそうであったのだから、僕の周りには気のいい連中が揃っていたと断じて間違いがないだろう。

閉口したのは下痢時の臭いである。あれを一言で説明するならば『絶望』。
絶望的な臭いなのだ。およそ人体の中に一時でも在ったものがこんな臭いをしていていいのか、というような臭い。僕は僕の軟便からたちのぼるケミカルな臭いにガックリとうなだれる事しかできなかったのだ。

およそ数年にわたる闘いの後、気がつけば症状もあまり出なくなっておりせいぜいがストレスが溜まっている際に暴飲暴食すると翌日「アイタタタタ・・・・」となるくらいである。むしろ高校時代からの付き合いだった過敏性腸症候群のお陰で排泄行為のバイオリズム、「あとこれくらいでこの腹痛もおさまるな」みたいなのが予想できるようになった。経験としてはあれはあれで悪くなかっただろう。
身近な人間で今なおこれに悩まされている人間がいるが、彼の胃腸よ、彼の自律神経よ、願わくば彼を苦しめないでくれ。

そんな事を考えていた、木曜の昼下がり。舟橋孝裕24歳、トイレにて。

ターミネーターヨシオ

dff2c410.JPG某所の床にこんな落書きが。
「ターミネーターヨシオ」の意味はわからないけれど、この「現場検証君」は不完全企画でも登場して貰っただけにシンパシーを感じる!


今、業務用というか今後のバンド活動に於いて必要なので、不完全密室殺人に関する資料を作成している。不特定多数の目に触れるものではないので、全く構えずにある種「美しくまとめずに」過去の活動についてまとめているのだがこれが存外に難しい。

資料として客観性がなければならないのだが、作成しているのが当のメンバーであるが故に主観は抜けきらないし、何より活動してきた当の本人なのだから例えば我々を全く知らない人からしてみれば意味不明、或いは意味が適切に伝わらない記述が成されている場合も有り得る。その辺りは気を使ってはいるつもりなのだが、とりあえず一区切りついた今、一晩寝かせて新鮮な頭で見直す必要があるだろう。

バンドとしての表向きの活動がない今現在こういった作業がバンド活動の中心になるのだが、ふと気付けば個人的な非常勤活動が差し迫ってきた。
一度きりだと思い込んでいたJONNYでの非常勤ベースだが、幸いにもまたの機会を得る事が出来たのだ。

今週末の静岡遠征、そして11月の下北沢シェルターでの大きなイベントに同行する事が現在決まっている。静岡での演奏は初めてだし、下北沢シェルターはJONNYが参加したパワーポップのコンピレーションアルバムに関係する大きなイベントで(何と二日間にまたがるイベントである。宿泊内定!やったー)そんな大舞台に舟橋が、とは思うものの有難く嬉しいのも事実なので、全力でやってこようと思う。

今は静かな不完全密室殺人だけれど、10月は忙しくなりそうだ。面白い話が幾つもあるのでお楽しみに!

黒ずくめの扇動者達。

about tessを観に行った。

共演していたパイプカットマミヰズ、ギターのリフであったりジャーンと掻き鳴らしたコードだったりがプログレ臭がして思わず音源を購入。
いびつで衝動的で素敵なバンドだ。

about tess
黒ずくめの6人が赤い照明の中で一斉に音を出して、その吸引力に踊らされる。about tessを好むお客さんが最前列で踊り狂う理由がよくわかった。参加、という表現はおかしいけれど、只中に飛び込んで体感した方が絶対的に楽しい音楽だ。
ギターを振り回しつつ演奏するtakutoさんをはじめ、扇動者のようなバンドだと感じた。
緩急のついたライブ構成にストーリーすら喚起させられる。良いものを観た。刺激を受けた。

JONNY佐藤美生さんと焼き肉へ。差し向かいで話す機会はなかなかないが、彼女の人間性というかキャラクター性に既視感を感じていたのだがその正体に確信を持った。彼女は僕がとてもよく知っている人間と共通する部分がある。

で、今明け方5時。そりゃあ眠くもなるよ。

キャラに似合わない書き方でエントリー書いてみる。

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亜希さんが描いてくれた、全裸で寝ている山田君の後姿だよ!
不覚にも腰から尻のラインが美しい、とか思ってしまったよ!

人間の最も美しい姿は裸だってされているけども、僕はそうは思わないよ!
人間、いや、女性の姿で最もそそられるのは下着姿(黒か紺、な)だと思うよ!
ブラジャーの谷間の間についているちっちゃいリボンが大好きだよ!
あとはレースとかフリルっていうのかな、あのヒラヒラしたのも最高に可愛いと思うよ!

可愛くってエロいって最強だよ!
でも実際目の前に在ったのはバンドメンバーの全裸っていう現実。
遣る瀬無いよ!

「生きてりゃもう一回くらいやれるさ」

acb48c09.JPG明け方、家の前から見える建築中の建物を携帯カメラを用いて撮影してみたらば、箱庭のように見えた。

機動警察パトレイバーファンならピンとくるだろう。劇場版一作目に出てきた「箱庭」である。

ストーリーについて思いを馳せるだけでテンションがあがる、日本アニメ映画、否、日本映画史上にその名を残す屈指の名作。完全に「押井守の映画」になった二作目(これはこれで大好きです。柘植行人)より、まだパトレイバーの映画、ロボットものとして楽しめるから男の子にもオススメです。

「レイバーVSレイバーを」という目標を掲げて製作したスタッフの狙い通り、クライマックスのイングラム対零式の対決構図は最高。なるほど、このストーリー展開ならば篠原重工製対篠原重工製も成立すると初めて観た時はストーリーライティングに感服したものです。

現在、2008年。
劇中で描かれたように汎用型産業機械として巨大ロボットはまだ日の目を見ていないけれど(明らかにイングラムを意識した産業ロボットは確かどこかが謹製で開発したはず)、けれども。

コンピューターウイルス、モニター越しに行われる現実味のない戦争、そしてバイオテロ。
作中で描かれた犯罪、事件だけはどんどん現実のものになっています。

活動予定。

不完全密室殺人のHPを久々に更新した。管理は僕に一任されているのだが、この我らが悪徳管理人は実にひと月近くもの間更新をサボっていたのだからほとほと呆れてしまう。
忙しかった、は言い訳にはならないだろう。
二度としまい。

さてライブ予定のコンテンツにも記載したのだが、10月もライブ活動をする予定である。
現状2つの予定がコンテンツ上では告知されているが、10月は実に5本(名古屋4本、東京1本)ものライブを行う予定だ。

うち数本は伊藤誠人を迎えての5人編成になるだろう。衝動的にして情緒的な氏のキーボード演奏を我々自身楽しみにしている。
10月末の名古屋、そして15日、久々の東京遠征にて5人編成で演奏する予定だ。

アルバムを作って、いわばお届けしたい作品を携えてのライブ連戦という事で気合いが入る。皆様是非。

っとその前に個人的にJONNY非常勤でのライブが9月14日に静岡にて行われる。自主企画翌日という事でみなぎっているJONNYに参加するのが楽しみだ。こちらも近郊の皆様是非に。

新世紀フカンゲリオン 第壱話「山田、襲来」

yamada
今日は友人宅に行って手作りの夕食(カツレツ、肉味噌、かぼちゃサラダ、たらこスパetc.)をご馳走になり、ituneのライブラリを閲覧。
友人の手料理は非常に美味でした。肉味噌の旨さにやられてしまった。生クリーム、オレンジジュース、砂糖をかぼちゃをすりつぶしたものに混ぜたサラダも甘くて非常に結構なお味。

その後不完全構成員がお邪魔している亜希さん宅へ赴く。
入るなり山田君が全裸でいる事に驚愕。鍋を真夏につつく背徳感。


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「アメトーーーク」の「エヴァ芸人」の回だったり「哲子の部屋芸人」の回を視聴。
最近お笑いに少しずつ少しずつ興味をそそられている。
バカリズムがお気に入りです。顔でファンになった鳥居みゆき以外にも好きな芸人が出てくるのは良い事である。バカリズム、顔の骨格が似ていると言われるのだけれどどうか。

ちょっと宜しいですか。

このグラビアアイドルのブログが面白い。文章とかよりかは、動向に注目。
仲村みうという人なのだが。

ちょっと今後もチェックしていこう。
目がね、目がいい。いい目をしている。
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自分でこんな写真を撮影して、ガンガンブログにアップするなんて!
ああ、もう男心とファン心理をよくわかってるよこの娘。

この無感動な目と“ある種の”雰囲気がたまらなく、それが一番魅力に感じるのだが。

恐怖の萌芽。

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廃墟探訪同好会(兼心霊スポット探索会)の活動を突発的に行った。無性に非日常を体験したくなる、そんな夜があるのだ。自主企画、長野県での夏合宿の疲れも癒えてきた昨晩、それは突然やってきた。

今回は入鹿池近辺の天狗神社という所に行ってみた。
この天狗神社、ネットで情報を浚えば穏やかではない情報が沢山出てくる。
「神社で生活する信者に追いかけられた」
「天狗に連れ去られた」
「神隠しにあった」
「ここへ行って帰宅途中、事故にあった」
等々。

まあ、そういう場所にありがちの噂話だろうと思っていたし、入念な下調べの成果で、実際は新興宗教の神社であるという事がわかっていたので心霊現象の類にはあわないだろう、と判断。噛み砕いて言えばタカを括っていたのだった。

ネットで場所に関する情報を探す。
入鹿池の北東、赤い橋を渡った付近の自然遊歩道を見つければおkという事でまずはそれをひたすら探す。探す。探す。

…あった。
真っ暗やがな。
遊歩道の中は街頭など無論存在せず、ただただどこまでも続くかと思われる闇だけが広がっている。山にわけいって入っていく形になるその遊歩道、両脇から何か飛び出してこないかという恐怖に襲われる。
水が流れる音と虫の鳴き声だけが響く中、砂利を踏みしめてただ登る。想像してみて頂きたい、深夜の山道を携帯の明かりだけを頼りに登っていく様を。
その心細さ、不安さたるや想像の範疇外であった。
恐ろしい。

左右に迫る草木を眺めながら、何故こんな事をしているのかと根本的な疑問を抱いてしまう。
日常に慣れきってしまったが故に憧れを抱く非日常。だがそれとても安全圏で生活する人間の慢心なのではないか。僕達のような人間は安全圏からそれを眺めるだけにしておくべきで、身をもって体感しよう、それに突入しようと考えるのは不相応な事なのではないか。
不安から、そんな弱音を吐きそうになる。

と、施設っぽいものを尻目に立ち止まる。
周りに静かにするよう促す。5人の中に緊張した空気が漂う。耳をすます。

…足音だ。
誰かが、山道を下りてくる。この場合恐ろしいのは心霊現象よりも新興宗教の信者だ。
迷わず引き返す。走り出したくなるのをこらえて下山する。携帯電話のライトの明かりで足元を照らし、無言で黙々と下る。時折背後を確認する。自分達の領域に踏み込まれら信者の怒声も聞こえなければ、明かりも見えない。ましてや木々の間をぬって飛んでくる天狗も当たり前だが、いない。
それでもどこまでもどこまでも続く暗闇が無性に恐ろしい。あぜ道を登っている時から感じていた違和感の正体にふと気づく。行く手が全く見えない暗闇、両脇に迫る森林、背後から追ってくるような錯覚を与える暗闇。そこから感じる恐怖心から、どこかすぐ近くで誰かが息を潜めてこちらの様子を伺っているような幻想を抱いてしまっていたのだ。
幽霊の正体見たり、枯れ尾花。
だが、今は確かに聞こえた足音から逃げるのが先だ。人間の方が余程恐ろしい。

車が見えた。一息つくと背後にいたサカモト君が「早く車に乗れ」と切羽詰まった口調で言う。

只ならぬ様子に慌てて車に乗り込み何事か問う。後輩達が緊迫した口調で言う。
明かりが見えた、振り返ると人が明かりが見えた、それも、手で覆い隠したような小さな明かりが。木ではない、白い服を着た人影が立っていた。

・・・引き返して正解だったのだ。
走り出した車から背後の山道を振り返る。信者ではなかったのかもしれない。我々と同じくちょっとした肝試しをしにきた同好の士だったのかもしれない。
だが、人間の方が恐ろしい。

今夜の所は引き返す他なかった。

俺達の航海

3febdf0e.JPG携帯に、夏合宿最終日に立ち寄った野尻湖での写真が保存されていたので投稿。
スタジオやライブの写真は一枚も撮影していない僕が、写真と共に思い出を語れるのはこれくらいしかない。


野尻湖。
観光スポットとして栄えているのであろう、貸自転車や貸ボートに混じってスワンボートがあった。一軍君、部長の鈴木君、スキンヘッドのハラマサ君に各務君と僕の5人でスワンボートを借り、太陽の日差しが眩しい中僕達はこの愛おしいゴーイングメリー号で航海に繰り出したのだった。

目指すは野尻湖に存在する孤島。陸からも鳥居が視認できるこの島は「来たまえ」と僕達に囁きかけているようで、5人は孤島上陸という悲願にかけて一心不乱にペダルを漕いだ。

孤島の神社は荘厳な雰囲気な包まれ、僕達は参拝を済ませると孤島内の売店に立ち寄った。
毎朝モーターボートで島に来ているというおばあちゃんが切り盛りするその店で、野尻湖の底を水道管と電線が走っている事、台風の際はボートや遊覧船は風を遮るこの島へ避難してくる事、スワンボートで上陸してくる人間はなかなかいない事などを話した。

陸地側からはアツシ・ハセガワと西村君が僕達の一挙手一投足を眺めていたらしく、それはそれは面白かったそうだ。

取り急ぎ報告まで。

自主企画を終え、その足で長野県に向かった。学生時代に所属していたサークルの夏合宿にお邪魔してきたのだが、べらぼうに楽しかった。
スタジオとどれだけ寝たか判然としない睡眠の間を緩慢に過ごして、緩やかに時間を過ごした。
良い時間だった。
そんな時間を過ごしていたので(体力的にも常に限界気味であった)、自主企画についてばかりかこのブログ自体の更新が滞ってしまった。ぐしゃ人間の裏さんは遠征中の様子を随時投稿してらっしゃるというのに、僕のていたらくったら。

不完全密室殺人1stアルバム「バールのようなもの」レコ発自主企画
「無残やな 兜の下の きりぎりす」
無事終了しました。悪天候の中、我々が掲げた目標を超える人数のお客様にご来場頂き本当に嬉しかった。数字が全てではないのだけれども一指標として数字はわかりやすい。人でいっぱいになったロックンロールの中にいながら、安堵と興奮を感じていた。

JONNY、ぐしゃ人間、モーモールルギャバンという穏やかじゃない3バンドを招待しての自主企画。もう単純に一お客さんとしても楽しんでしまった。それぞれがそれぞれの表現をステージ上でやりきって、それを全力で観客は享受するという理想の環境。
そんな中我々の出演まで沢山の方が残って頂いて、しかも楽しんでくださったようで本当に嬉しい。つくづく冥利に尽きる。

裏話や記録写真はまたいずれ。
「このタイミング!?」という時期に投稿するかもしれません。
いやあ、本当に楽しかったです。

自己紹介

舟橋孝裕

Author:舟橋孝裕
愛知県在住、ベースギター奏者です。
・JONNY
・パイプカツトマミヰズ
・犬栓耳畜生
・白線の内側
 やサポートでベースを弾きます。

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