探訪の夜

色々とインプットが少なくて何も出てこないので(ブログ更新が停滞気味なのもそのせい。違うか)こりゃいかん、と吉田君に小森君、そして僕のストーカー中村女史の4人で「失われた村」を探訪。

岐阜県御嵩町に存在するこの村、とある企業がそこを工業地として利用するため住人を買収、無人村になり、さあこれから更地にしようかという段になって資金難に陥ってしまい、結果としてただの廃村になってしまったというもの。
「失われた村」とはよく言ったものだけれど、地域住民が一夜にして行方不明になったわけでもなく、気の狂った村人が襲ってくるでもなく、ようはただの廃墟群らしい。

らしい、と書いたのはつまりは僕達が村に踏み込んだわけではないからで、インターネットを駆使した情報収集の末、どうにかそれらしいところに辿り着いたもののどの家屋が廃墟か判然とせず、車から降りなかったからだ。聞いた話では廃墟群の中で中に入れる家屋はたった一つであり、他は施錠されているとの事。画像を見た限りではあまり荒れ果てている風でもなかったし、実際僕達が見たかなり「怪しい」建物さえも少し離れた場所にある、現在も人が住んでおられると思しき住宅と何ら変わりはなかったのだ。
踏み込んだ結果、住人と鉢合わせたんじゃあただの押し込み強盗になってしまう。
僕達はドライブで満足して名古屋に帰ったのだった。

でもまあ、刺激にはなったなあ。真っ暗な山道を霧をさいて頂に向かって走行していくのにはスリルがあるし、ここが廃墟かいやあそこかと目を皿のようにして住宅を見つめると先入観が邪魔をしてどの住居もそれなりに怪しく見えてくるのである。

いっけねえ、写真撮り忘れた。薄暗くても真っ暗でも、折角の思い出だというのに。
全く気が緩んでいた。
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おめでとう!

出れんの!? サマソニ!?」というオーディションがあった。
エントリーしたバンドがweb上にて一般審査され、投票数を集めた上位300組の中から審査員が選んだ数組がSUMMER SONICのステージに立てるというものだ、確か。

それによって選ばれたアーティスト、つまり一般応募の中から選ばれたサマソニ出演バンドが昨日発表されたのだった。その中にはカイテイサカナタクサンのちんくる君がギターを担当しているmississippiroid、東京の盟友 太平洋不知火楽団、そして我らがwhite white sistersもその名を連ねていた。

パイプカットマミヰズ企画に出演して頂いた水中、それは苦しい先輩、JONNYで東京にて共演したTHIS IS PANICも出演だったりと共演歴のある方々も出演決定している。
親しい人達、尊敬する先人、そして同じ空気を吸い同じお客さんを前に演奏したバンドが夏フェスに出演する。しかも一定以上の評価(応募したバンド/アーティストがどれだけいるかは知らないし、300組に絞られる一時審査の倍率がどれだけかは知らないけれど、そこに入る事だって凄い事だ)をされた上で。こんなに嬉しい事はない。皆、本当におめでとう!


残念ながら僕は夏フェスにはほぼ確実に行けない。時間もお金も、そして気合もない。音楽愛好家としてここまで頑ななのもどうかとも思うが、自分の活動時間、資金工面のために行けない。無念ではある。今年程夏フェスを現場で見届けたいと思った事はない。そして今年以降これほど「行きたい!」と思う年があるかどうか怪しい。

有名な海外アーティストの来日も、好きなバンドの出演も勿論引き金にはなろう。しかし友人達の栄えある大舞台という要素の前ではそれらがどれだけの求心力を持つというのか。僕みたいに「音楽好きが高じてバンドをやっています」というよりかは「人と人の関わりが面白くてバンドをやっています」というタイプには、後者の方が大きな魅力になるのだ。勿論彼ら出演者の音楽は大いに魅力的であるという大前提はあれども。


twitterのTL上で「出演決まりました!」の第一報を目にした際は興奮したし感動もした。名古屋を飛び出して、或いは遠方の友人がサマソニの舞台で多くの人の心を惹きつける瞬間を夢想してシビれたりもした。

しかし名古屋のバンドマン、いやさ全国のバンドマンのうち、感じている人間が決して少なくはないであろう感情をご他聞に漏れず僕も抱いている事を僕は正直に打ち明けておかねばならない。


「羨ましい」


勿論彼らは応募、選考、審査という順を追った段階を経て出演確定したわけである。何なら応募さえしなかった僕が嫉妬を口にするのは生臭な人間が勤勉な人間の出した成果をうらやむのとほぼ同じで、これは醜悪な感情だ。それでも僕は嫉妬の感情を抱いてしまう。だから大舞台に出られないのかもしれないね。だって僕、創造者ではなく心の底から俗物だもの。

ステージに立ってカリスマ性を発揮するというよりかはステージの片隅でギャーギャー喚いている、音楽的想像力は絶無(これはもう確信に近いし事実だから自己卑下でさえないよ。僕はクリエイターではない)な僕は、夏フェスという存在に対して羨望を持ちつつ、それを原動力に夏を乗り切ろうと思う。今の僕にはこんな夏フェスとの関わり方が一番良いんじゃないだろうか。


最後にもう一度。

夏フェス出演が決まった皆さん、本当におめでとう!是非その才能を遺憾なく発揮してきて下さい。僕は皆さんがどのような思いで応募をし、どのような苦労をし、そしてどのような思いでステージに立つかはわかりません。けれども皆さんがどれだけの才能を有しているのか、それは片鱗くらいはわかる気がするのです。僕は僕の知っている才人が大舞台で演奏する事に喜びを感じています。

どうか健康と事故には気をつけて!

そして夏フェスから帰ってきたら、土産話を聞かせて下さい。きっと「良いなあ」「楽しそうだなあ」と僕は心底羨ましそうに相槌を打ってしまうけれども。


夏が来た!

フェスに遊びに行く方、怪我と体調に気をつけて!

フランケン・ジャズシジョン・ベース

僕は蘇生させた楽器を使うのが好きだ。


楽器演奏者として元々、あまり高い楽器には興味がない。一本ウン十万もする楽器は自分の現在の生活ではまず購入する事さえ出来ないだろうし、それを酷使するのも気が引けるし、何より僕には過ぎた代物だと思う。

良い木材を使い、それを高精度で組み込み、その素材を活かしたピックアップで出力する。成程、楽器としてそれは確かに優れているのだろう。だがしかし、それを買って使おうとは思わない。まして扱いに気を使うヴィンテージ価格の楽器ならば尚更だ。


だがしかしそれが所謂『奇妙な』楽器ならば話は別だ。

玄人好みしそうな高水準で作られた楽器よりかはビザールとされるような奇妙な代物、珍妙な楽器(勿論それらの中にも楽器として高水準のものは確実に存在する。ジャパニーズ・ヴィンテージを侮るなかれ)に心惹かれる。

とりあえずはベースギターというものがある程度は演奏出来るようになってから購入した楽器はそのほとんどがスタンダードなジャズベース/プレシジョンベースタイプのものではなくムスタングだったりそれこそYAMAHA社製のSBVシリーズだったりと『スタンダードでない』楽器ばかりであった。僕は楽器の演奏歴のかなり当初から、人とは違う楽器に心奪われてきたのである。


同時に僕は、大型質屋のジャンクコーナーに飛び込んで楽器を発掘 するのが好きだ。綺麗に陳列されている楽器コーナーよりかは叩き売りされている「難有り」とされているジャンクコーナーにこそ僕は注目している。

学生時代より続けてきた楽器店でのアルバイトで、僕は多少のリペア技術は学んできたわけであるし、電装系の異常ならばそれは僕にとっては比較的手軽に修理出来る範疇の異常であるし、仮にソフトではなくハードに難が有ったとしても(恐ろしくネックが反っている、とかはげんなりする。僕は反ったネックが大嫌いだ)使えるパーツを取り出して再生する材料に使う事が出来るからだ。

当然中にはどうする事も出来ない楽器も存在するが(ジャンクコーナーに置いてあるものの中には本当にどうしようもないものも混ざっているのである)、それはそれ。叩き売り同然の値段であるわけで運がなかったと嘆く他あるまい。


リペアマン、クラフトマンと呼ばれる技術者が世の中にはいる。そんな大それた存在ではない。

僕は人から見向きもされないような楽器を現場で使う事に言い知れない興味をおぼえるのだ。

楽器の再生屋、そしてそれを演奏する演奏者。

低コストの楽器でも然るべき調整を施してやれば価格以上のスペックを発揮するものが意外に多い。

5万円手元にあるならば5万円のベースを買うでもなく、3万円の程度の良い安価な楽器を購入して残り2万の予算で手を加える。僕が楽器に向かう姿勢というのはそういう具合だ。


近所の大型質屋で、これまた珍妙な楽器を発見した。ボディはジャズベース・タイプなのだがワンボリューム/ワントーン。ピックアップも奇妙なものがとりつけられておりヘッドは真っ黒に塗装されている。ボディの塗装も何だかチープだ。僕はこの得体の知れない楽器に魅了された。何と言っても価格が3,150円。素晴らしき哉、ジャンク品。

僕はワクワクしながらそのベースを握って(ジャンク品だからケースは勿論ついていない)店を後にした。この楽器、見たところネックは反っているが或いは反りを修正する事が出来るかもしれないし、ネックを付け替えれば面白い楽器になりそうだ、と。


しかしその後、所要があって立ち寄ったLOVELESS GUITAR にて衝撃的な事実が明らかになる。トラスロッドは回りきり、それでも反りが直らないこのベース、あろう事かショートスケールである。迂闊だった。僕とした事が浮かれるあまり、スケールの事を失念していたのだ。

失意に僕にLOVELESS GUITARの岡田さんが救いの手を差し伸べてくださった。

その得体の知れないベースについている得体の知れないピックアップ、僕のジャズシジョン・ベースに移植出来ると仰るのである。僕の奇妙で歪な楽器偏愛をご理解頂いている上に、僕の趣味嗜好をよくご理解頂いているのであろう、低域をほとんど拾わず、どう考えてもそのお粗末なピックアップを救出して頂く事になった。


人と同じ楽器を使う事に抵抗のある僕は、プレベのボディにジャズベースのネックを取り付ける だけでは飽き足らず、そのベースのボディをガムテープで覆い包む という暴挙に出ていた。歪な見た目に飽きてしまった僕はそのガムテープさえも綺麗さっぱり取り去っていたのだが、それと同時に音は良いプレシジョン・ベースに対する興味も失っていた。珍妙にして奇妙なピックアップを搭載する事で楽器に対する愛着も湧くだろう。何せ得体の知れないベースの得体の知れないピックアップを、音の良いプレシジョンに搭載するのは僕くらいなものだろうから。

結果、出来上がったのがこれ。


続・我が逃走
高精度でのザグリによって見事得体の知れないピックアップが搭載されたジャズシジョン・ベース。
プロトタイプという事で、今後ピックガードを取り付ける予定だ。

・・・・良いじゃあないか。

見た目もレトロ感と無骨さが同居した、何とも言えない素敵なデザインに仕上がった。

音?フロント・ピックアップ(元・得体の知れないピックアップ)のボリュームをあげていく事で「元々搭載されていたクオーターパウンド+得体の知れないピックアップ」のハムバッキング方式で音が出力されるのだけれども、これが何とハムバッキング方式なのにクオーターパウンド単体で音を出力した方が音が太い。

得体の知れないピックアップの音が足されていくにつれて、低域がカットされていくという計らずも「このピックアップは本当にショボいな・・・」という事実を証明する事になってしまった。

でも、良いのだ。

これで僕は世界の一本のベースを手に入れた。3本のベースの合体(フランケンシュタイン博士が罪人達の死体からクリーチャーを作り出したようなもので、これぞまさしく"フランケン・ベース”)によって出来上がったベースギターに対する愛着もひとしお。

とりあえずはこのまま使ってみて、今後ピックガードを搭載して楽しむ予定である。


あ、勿論ライブで使っていくよ!

祭の後。

仕事帰り、自転車でいつもの帰路を辿っていると地元商店街でお祭がやっている。

毎年この時分になると一時的に道路を閉鎖、歩行者天国となった商店街は姿を変える。

製氷店ではかき氷、焼き鳥屋では焼き鳥、イタリアンレストランでは冷製パスタが供され、他にも風船釣りに綿飴とほとんどの店舗が何がしかで参加し、地域の子供会では御輿を作り、子供達がそれを担いで練り歩く。

恐らく学区中から人が集まっているはずだ。


僕がそのお祭に参加した最後の記憶は高校時代。いや中学時代だったかもしれない。

高校3年生の頃は追試試験前夜という事で祭ばやしを恨めしい思いで聞いたものだった。


お祭は21時まで、僕が商店街に到着したのは20時50分。ぼちぼち歩行者天国も終わろうとしている。

商店街の南端に到着した僕は、自転車を降りて歩行者天国に突っ込んでみる事にした。通行止めの始点と終点は警察によって固められており、誤って車輌が入っていかないようになっている。子供の頃は気付かなかったが、結構なお金と人員がこの商店街の夏祭には割かれているのだ。続いていって欲しい、と思う。


祭は完全に終盤、盛りを過ぎたようで人も恐らくは減っているのだろう。歩行者天国では自転車をひいて歩くのは邪魔になるかも、という心配は杞憂に終わった。出店を眺めながら、人が減ってきたであろう祭を歩く。出店にしても僅かに残っているばかりでその店にしても売れ残りを出さないように品物を叩き売ろうと大声で呼び込みをやっている。或いは祭の余韻に浸っているのか、目を細めて往来を眺めている方もいる。僕も祭の残滓を感じながら商店街半ばに位置する自宅に向かってゆっくりと歩いた。


結局今年も祭はドンピシャで参加出来なかったけれども、それで十分。

自宅では出店で買ってきたシシカバブ、冷製パスタ、ねぎま、そして串カツが僕を待っていたし、何だか祭の雰囲気だけは楽しめた気がする。

来年は仕事を早めに切り上げて、最初から最後まで遊び倒すのも悪くないかもしれない。


続・我が逃走
そして早朝に岐阜までラーメンを食べに行った。
「山岡屋」というお店。旨かった。

JONNY is NOT USA!

JONNYのアルバム『POP STAR』が発売になって約2ヶ月、昨日はレコ発ツアーファイナルという事で新栄CLUB ROCK'N'ROLLでSUPER USA!NOT REBOUND 、JONNYの3バンドで3マンを挙行した。

ご来場下さった皆様、そして出演して下さった皆様、ライブハウススタッフの皆様、そして関係者各位、本当に有難うございました。


両先輩の胸をお借りする形で挙行する事が出来たこの3マン、リハーサルから打ち上げまで静かな緊張感で一杯だったけれども、その分本当に良い一日を過ごす事が出来た。先達として慕われる方々は音楽は無論、その人柄も魅力的である。打ち上げではノットリのクロさん、酔っ払ってギバ君を近くに呼んで「お前誰だよ!」と一喝。最高な先輩。

しかし皆凄い飲酒量!僕はと言えばグラス2杯のビールで腹筋がつりそうになる程嘔吐してしまった。情けない。


JONNY、ここ最近はレコ発ツアーという事で関東から四国まで様々な場所で演奏をし、様々な人と出会い、そして様々な人に迷惑をかけた。怒涛のような日々にとりあえずは昨日で一区切りがついたかと思うと感無量である。

肝心のライブは混沌、狂騒、そしてトラブルに見舞われ、またしても裸体が披露される事となったのであった(あの人、別に脱ぎキャラじゃないのにね)。演奏の精度とか諸々、音楽的な観点で語ってしまえば全てが落第点だろうけれども(途中から完全に気迫で押し切った感が否めないしね)、あれが今の我々の全力であり今のJONNYである。

恐らく物凄く楽しんだ方と物凄くひいた方と二分されるんじゃないかなと思う。

楽しんで下さった方、我々はまだまだ、やる。貴方方の熱量を上回る熱量をステージ上から平然と発散するバンドを目指していくし、そうすれば貴方方はもっと楽しくなれるんじゃないかなと思っている。我々はまだまだ精進するし邁進するし努力するし、何より心底諦めない。

ひいた方。残念だけれども昨日新栄CLUB ROCK'N'ROLLで我々が演奏した30分間強の間の出来事は、全て我々の全力から成る事だ。貴方方をも巻き込んで楽しくなるように我々はなっていく所存である。

別段事故とか問題があったわけではないけれども、それだけ『振り切った』ライブをしたという自負があるので両側面の方々宛てに書いてみた。


一区切りついたものの、8月の予定も決まっている。

8月頭には物凄い3バンドで今池HUCK FINNにてライブをする。シャビーボーイズ と一緒に東京に行き、そして名古屋でも演奏をする。weenie radio shop の企画に呼んで頂いて四日市にも行く。


体はバッキバキだし、機材もヘタッているようだし(それにしても昨日みたいなタイミングで原因不明のトラブル起きる事ないだろうに)、色々大変である。

それでも、それさえも楽しんでやっていけるからバンドって面白いのだね。

エレクトリック・ベースギターにBOSS GE-7をカマしてみる。

ムスタングベース を実際にライブにて運用 してみたところ、今まで使用してきたベース と比較してアタック感が弱い事がわかった。尤も、今まで使ってきたベースが揃いも揃ってアタックがドギツく、高域がやたら出るベースばかり使ってきたからこれについては僕の感覚がそちらに慣れてしまったというのが本当のところだろう。兎に角、ハイミッドをアンプ側でブーストして対応したものの、今後様々な環境で演奏する可能性がある中で現状のままムスタングを使用する事には不安が残った。

で、コンデンサーを交換したり色々やってみよう、或いはピックアップ増設か、等と考えていた折、一つの選択肢が雷名の如く頭の中に鳴り響いた。

「グラフィック・イコライザーだッ!」

今回はBOSS社のGE-7 グラフィック・イコライザーが如何にムスタングに活力を与えてくれたのかをお話します。


以前、おぼろげ のベーシスト もってぃ君とイコライザーについて実験した事がある。BOSS社のベース・イコライザーGEB-7とイコライザーGE-7、果たしてどちらがベース奏者にとって使い勝手が良いのか。

というのもエフェクターを大量に購入、試していた頃にGEB-7は経験済だったのだけれどもどうにもコイツ、使い勝手に困る。所謂グラフィック・イコライザーなのだが調節出来る周波数帯域が下から「50Hz/120Hz/400Hz/500Hz/800Hz/4.5kHz/10kHz」となっているのだが、800Hzと4.5kHzの間がスッパリ飛ばされているのだ。ここってさ、音の輪郭とか作るのに結構大事な帯域じゃあないかと思うのだけれども。どうもこれじゃあ設定された周波数帯域がドンシャリにより過ぎている気がする。

以前使った時もモッコモコになる印象しかなかったなあ。4.5kHzとか10kHzとかって僕からするといじらなくても良い高域だったりするし。

で、そんなGEB-7に対してGE-7は下から「100Hz/200Hz/400Hz/800Hz/1.6kHz/3.2kHz/6.4kHz」とブースト/カット出来るようになっている。これの方がベースの音作りに向いてるんじゃないかと、僕ともってぃ君はそう思って実際にベースにGE-7をかけて音を出してみた。

結果、GE-7の方がミドルの張った、ゴツゴツした音が作りやすく結果的に使い勝手が良い、という結論に至ったのだった。


もってぃ君はその後実際にGE-7を購入、使用しており(彼はスタジオでもライブでもラインの音をメインに出力する。スタジオではミキサーに直接突っ込んで鳴らし、ライブでのベースアンプの音量は僕の知る限り相当小さい)、使用感も良好との事。彼にお願いしてGE-7、ちょっと貸して貰う事にした。

これでムスタングの音が扱い易くなるのならいうことないのだが・・・。


続・我が逃走
デジタルカメラでエフェクターの写真撮るとやたら格好良い。


で、試した結果、見事にムスタングがゴリゴリブリブリいうようになった!

以前から自分の好きな帯域が1.6kHzというのは漠然と把握していたけれども(ここまでグライコについて長文を書いておいて何だけど、この周波数をこういじるとこんな感じになるとか僕はよくわからないし、その辺りは全て直感的にやってきた。唯一数値として把握していたのが1.6kHzだったのである)、試しにそこをちょっとブーストしたら出た出た、僕の大好きなアタック感。全力でピッキングした際にゴツゴツガツガツいう、プレベみたいな音になった。勿論ショートスケールのムスタングベース故、重低音というわけにはいかないけれどもサンズアンプのお陰で随分と低域も出ていると思う。昔の自分の音から比べれば雲泥の差だ。

ただ問題が一つ。歪みエフェクターの音がシャビシャビになってしまう。EQとサンズアンプのみオン状態の平常時なら問題はないのだけれども、何か一つでも他の歪みエフェクターをオンにすると今までと比べ芯のないシャビシャビの音になってしまう。


で、GE-7の位置を歪みチューナーの直後、歪みの前からアンプの直前、サンズアンプの後ろに替えてみたところ歪みの音も締まり、いつもの感覚で音作りが出来るようになった。当然サンズアンプの前にEQがくるか後ろにEQがくるかで音は変わってくるけれども、ここは今後の研究課題。いずれにしても音は好みだったし、EQに求めるものは満たされているのでストレスからは開放された。

今までバキバキいわせたくない、印象として比較的大人しい音色で演奏する曲はベース本体のトーンを絞っていたけれど、このセッティングならEQをオフにすればゴツゴツいうアタックがなくなって随分と大人しい印象の音になる。曲中に一発で切り替えられるのは便利。

人間の感覚って曖昧なものでアタックがゴツゴツ出るようになった途端、ショートスケール+半音下げによるテンション感もさほど気にならなくなってきたから不思議。


とりあえずムスタングベースで実戦に耐え得る音作りが出来るようになったのは大きな達成感を感じる。

ベースを始めたての頃と比べて、少なくとも楽器調整や音作りという部分ではそれなりに成長しているのだなあと実感を持って感じる事が出来た。

あとはJONNYにムスタングベースが馴染んでくるかどうか、である。


とりあえずしばらくはムスタングベースでゴリゴリゴツゴツ弾くと思います。

林さんおめでとう!

昨日はJONNYで東京。

新宿JAMという有名なライブハウスがあるのだけど(大好きなNUMBER GIRLの映像を観ていたらJAMでの映像が入っていてアガッた。CLUB ROCK'N'ROLLといい尊敬しているバンドと同じステージに立つというのは身が引き締まる思いだ)、おとつい、昨日、今日と三日間「密林宣言~23th BirthDay special 3days~」というイベントが挙行されている。名前からもわかるように、誕生日イベントだ。誰の誕生日なのかというとJONNYがJAMで初めてライブをした頃からお世話になっているブッキング 林さんである。

林さんは(店長石塚さんもだが)JAMで無茶苦茶やる僕達をいつも優しく見守って下さる。JONNYが東京でライブ活動を重ねていく上で、相当お世話になった。僕が忘れ物をJAMにしてしまい、郵送して頂いた際にも手書きの丁寧な手紙が入っていてその人柄に恐縮してしまったのであった。


まあ、そんな林さんの誕生日ですよ。

先頃のFIRELOOPでの野津店長の生誕祝いもそうだけれども、こうして名古屋からお世話になっている方を祝うために駆けつけれる、呼んで頂けるというのはこれはもうね、バンド冥利に尽きるわけですよ。

僕達はバンドマンだしバンドマンでありたいし、だからこそライブで何がしかを見せる機会があるというのが一番わかりやすいしシンプルだし、そして何より嬉しい。

はしゃぎ過ぎた感もあるし(JAMではいつもそうか。飲み放題になったJAMでお酒大好きなメンバーがはしゃがなかった事などないじゃないか)、あのライブでそういう気持ちが伝わったかはいささか疑問の余地は残るけれども。

改めて林さん、いつもお世話になっています。林さんや石塚さんをはじめ、JAMの皆さんのお陰で私共JONNY、東京での活動を楽しんで続けていく事が出来そうです。今後とも宜しくお願いします。


続・我が逃走
控え室にて猟奇的な寝方を披露する3人。
合体、か。



『ハピネス』


続・我が逃走

時折物凄く何がしかのインプットが欲しくなる。生きているだけで刺激が一杯の世の中だけれども、それを超える何かが欲しい時、或いは極端な刺激が欲しい時は幼い頃からそうしてきたように映画を観るようにしている。

で、昨夜は色々な意味で「救いようのない」映画を観る事にした。

今回観た映画は1998年製作『ハピネス』。物凄い勢いでネタバレするので「あ、この映画観たかった奴だ」とかそういう人は注意して下さい。



「ウェルカム・ドールハウス」のトッド・ソロンズ監督による異色ドラマ。一見幸福そうに見える三姉妹を中心に、アメリカ郊外に暮らす普通の人々の心の闇を描く。ソロンズ監督独特のブラックユーモア、そしてクセのあるキャラクター描写が秀逸。アメリカのニュージャージー州郊外で、ごく普通の中流家庭に育った三姉妹。だが町の住人たちの心の闇が露呈しはじめた時、彼女たちが信じて疑わなかった“幸福な日常”は少しずつ崩れてゆく。



粗筋だけ引用するなればこんな具合なのだけれども、この文章から一体どれだけの人間があそこまでブッ飛んだ内容を想像出来るというのだ。

トリッッシュ、ヘレン、ジョイの三姉妹を中心とした登場人物達、そのほとんどがどこか歪んだ欲望を抱えていたり、どこかズレていたりする人達ばかりだ。

長女のトリッシュはセラピストのビル(演:ディラン・ベイカー スパイダーマンで教師役で出演していた)と一見幸せな家庭を築いているものの、有名な小説家として活躍している次女へレンに対しては華々しい生活へのコンプレックスを抱いているように感じるし、三女ジョイに対しては完全に見下している。しかもこの人はそんな自分に無自覚だ。善意を振りかざしつつその言葉が人を傷つける、典型的な偽善者である。

そして次女ヘレン(演:ララ・フリン・ボイル この人は本当に美人。どこか棘のある美人を演じると滅茶苦茶ハマる)、この人は美人な上に小説家として大成している才色兼備。しかし自分の書く11歳の女の子がレイプされる小説がどこか薄っぺらく感じてしまい「これは私がレイプされた事がないからなんだ・・・」とイタズラ電話の相手に「自分をレイプしてくれ」とブチまける。

三女のジョイはこの作品中唯一マトモに思える。どこか天然で、そして純粋に幸せに憧れる女性である。ただ極端に男運がない。この人いなかったらこの映画、息のつく間もないというか所謂「そういう人」しか共感出来ない映画になっている事が想像に難くないので、窓口として貴重な存在である。

で、だ。この三姉妹「以外」の人間が途方もなく、映画一作品に一人でもいればいいだろう「変態」さんである。


上述した長女トリッシュの旦那、ビルだけれども彼はセラピストでありながらセラピーを受けている。夢の中では朴訥とした風情漂う公園でM4小銃をブッ放して周りの人間をどんどん銃殺している。そしてそんな自分に疑問を感じている。

そして彼はペドフィリア(小児性愛者)であり、息子の友達に欲情してしまうのだ。

もうこの映画、完全にこの人がもっていってしまう。完膚なきまでにペドフィリアで、そしてあろう事かビルはレイプ犯である。一目惚れした美少年ジョニーが自宅に泊まりに来る!?よし、睡眠薬を盛ったアイスクリームを皆に供して犯してしまえ。ドミニクが一人で留守番中?よし、自宅の住所を調べて犯しに行くぞ!

もうただの性犯罪者なのだけれども、息子の友人に対して一喜一憂する様子、そして「事後」の絶妙な表情がやたらとコミカルに描かれているので嫌悪感よりも先に(や、勿論これは僕の場合だけで感じる人はいくら映画といえども強烈な不快感を感じるだろう)クスリという笑いが先にきてしまう。

人間が欲望の赴くままに行き着いた結果を笑い飛ばす、そんな役割のビルであるが特に秀逸なのが10歳を超えて少し経った息子との「お父さん、イクって何?」に始まるやりとり、そして恐らくはこの映画のハイライトである最後の息子とのやりとりだ。自分がペドフィリアで、そして連続レイプ犯であると家族にも世間にもバレてしまってからの息子との会話。このシーンのビルの表情、というかディラン・ベイカーの後悔しているけれどもどうしようもなかったかのような諦念、そして子役の会話が進むにつれて涙で顔がグチャグチャになる演技は最高。


続・我が逃走
性的な相談にのってやる父親って良い構図だけど、この人の場合ちょっとおかしい事言うから何とも。
「パパがやってみせようか?」ってww


「お父さん、僕の友達に何かしたの?」

「・・・ああ、したよ」

「何を、したの?」

「・・・悪戯、した」

「・・・どうやって」

「・・・撫で回したんだよ」

「・・・・それだけ?」

「・・・・セックスした」

「・・・・・気持ち良かった?またしたいと思う?」

「・・・・・ああ。したいと思う」

「・・・・・・僕ともしたいと思う?」

「・・・・・・いいや」

「・・・・・・」

「・・・・・・オナニーで、我慢した」


笑っていいの?ねえ笑っていいの!?

あと忘れてはならないのがアレン(演:フィリップ・シーモア・ホフマン HELLSINGの少佐にソックリな人だ)の存在。この人は不器用な自分をうまく発散出来ずに、イタズラ電話をかけてはオナニーをする。壁にとばした「ナニ」をそのまま使ってポストカードを貼っちゃう変態だ。あ、この人も言ってしまえば性犯罪者か。

アレンは隣人の美人小説家(そう、三姉妹の次女ヘレンである)を犯したくて犯したくてたまらない。縄で縛って強引に突っ込んで股座が裂けるほどファックしたいと思っており、その自分の欲望の根底にあるのは愛情だと思っている。


続・我が逃走
「ジーンズの下には何を履いてるの?・・・・ウッ!」
ちなみに右側が三女ジョイ。

賢明な方ならお気づきであろう、そう、次女へレンの「レイプされたい願望」とアレンの「レイプ願望」は見事に需要と供給で一致し、そしてヘレンの家に電話してくるイタズラ電話の主こそアレンだったりするのだ。もうこうなると和姦なんじゃねえの、という野暮な突っ込みはおいておくとしても、この辺り映画としてのエンターテインメント性は素晴らしいなあと思う。

で、アレンが勇気を奮ってヘレンを「レイプしに」出かけていくシーンは思わず「頑張れ!」と応援したくなる。

アレンってそういう等身大の不器用さがあって、それを見事リアルに演じているのがフィリップ・シーモア・ホフマンなんだもんなあ。この映画、名優がそれぞれ存在感抜群で、かつ出過ぎる事もなく光っているのが素晴らしい。


笑える人と笑えない人、面白かったという人と不快感しかなかったという人、パックリ分かれると思うけれども僕は十二分に『ハピネス』、楽しんだ。

もしここまで読んで少しでもこの映画に興味を持たれた方がいらっしゃったら、是非観てみてください。ネタバレしていても、もっと言ってしまえば粗筋を100パーセント知っていてもそれ以上のインパクトのある映画なので。何回も観て楽しめる映画だと思います。




BUJI ROCK FESTIVAL'10

ビビビビ×パイプカットマミヰズ共同企画「BUJI ROCK FESTIVAL'10」、終了。

名古屋からはペロリンズ (当初はt-rollinsでの出演予定だったけれども、めでたくここに復活!高木さんが鼻水撒き散らしながら熱演)、HELLOWORKS (あらゆる意味で名古屋最速。8曲くらいやったかなと思ったら12曲くらいやっていたらしい。ライブも実は12分で終わっていた)、水面あがる。 (アラジン君って本当にいつでも豹柄なのね。名城大学世民研のバンドは今まで幾つか観てきたけれども、こんなバンドもいるのか!)、パイプカットマミヰズ(ま、僕達ですよね)、太平洋不知火楽団 (FUJI ROCK FESTIVAL出演経験者の彼らがBUJI ROCK FESTIVALにも出演というのは個人的にニヤニヤしていた)ビビビビ (名古屋が誇る奇跡の3人。それにしてもパフュームはずるいよ・・・!)と突破力のある6バンドで挙行した。蓋を開けてみれば名古屋アンダーグラウンド、ハードコア(精神的に)の見本市みたいなイベントだった。主催バンドとしてもどれだけ混沌としたイベントになるか想像出来なかっただけに、とりあえずは怪我人もなく『BUJIに』イベントを終える事が出来て良かった。


イベントを主催する以上、運営、管理等あらゆる点に気をつかうのは勿論なれど、同時に誰よりも楽しむ姿勢を持つのも大事なんじゃないか、と漠然と考えている。なのでトップバッターのペロリンズから可能な限りステージ寄りで各バンド(どうしても出番直前はバタバタするので水面~は他のバンドに比べてゆっくり観る事が出来なかったが)の演奏を目に焼き付けるようにしていたのだけれども、これがまた本当に突破力のあるライブが繰り広げられているのだ。6バンド出演したのだけれども、お客さん疲れたんじゃないのかな。


パイプカットマミヰズ、今回は失踪したアサイカナコに変わって伊藤誠人先生をサポートメンバーに迎えての演奏。前夜の段階で不穏な動作をしていた先生のシンセサイザーが本番中にも誤作動を起こす等、ハプニングに見舞われたものの流石先生、誤作動さえも演出かのように平然と弾き倒していた。真後ろにああいうアヴァンギャルドな(鍵盤を足蹴にする、鍵盤を持ち上げて振り回す、鍵盤をなぎ倒す等しかねない人だ)人がいると少しだけ怖いんだけどね。

パイプカットマミヰズでのライブは何だかんだで2ヶ月ぶりぐらいだったのか。このバンド、集中力とフィジカルな部分が同時に要求されるからライブが終わった後に物凄く疲れるのだよなあ。フィジカルな部分だけで演奏するのはそれはそれで疲れるのだけれども、頭を使うバンドって新鮮である。無論、好きでやっているからこそではある。今回色々な反省点を感じたので次回までに色々研究してみようと思った。


そして、大方の予想を裏切らず荒れに荒れた打ち上げの話をしようか。

最初こそは太平洋~の大内君と「余力があったら大丸に行こうか」なんて会話が出来るくらい平和に飲んでいたものの、パイプカットマミヰズ(つまり、僕のバンドメンバーなのだ・・・)吉田ヒズムの飲酒量が増えるにつれて空気が慌しくなる。ざわめきだす。

気付いたら、こんな展開に。


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2大怪獣、大激突。
「乾杯は・・・」
『杯を乾かすと書くッ!!』


パンツを引き裂いて大暴れする吉田君に対して闘争本能を燃え上がらせた大内君、完全にライブ中のテンションで吉田君に闘いを挑む!それまで暴虐の限りを尽くしていた吉田君もこの東京からの挑戦者に俄然闘争本能が刺激されたのか、不適な笑みを浮かべてそれに応える。

ビールが満たされたグラスを手に、にらみ合う二人。昭和怪獣映画のようだ。「サンダ対ガイラ」、そんな名作怪獣映画のタイトルが脳裏をよぎった。周囲が固唾を呑んで見守る中、先陣を切ったのは吉田君だった。


吉田「乾杯は・・・」

2人『杯を乾かすと書くッ!!


それを合図に一気する二人。

勝ったのは果たして・・・・!?

・・・・・・数時間後、そこには全裸になったまま机につっぷして眠る吉田君、椅子を並べて眠る大内君の姿があった。兵どもが、夢のあと。結局何度も挑みあった二人はそのまま意気投合、全裸になって大はしゃぎした挙句、ブッ潰れてしまったのであった。ちなみに一時期的にではあれど、他にも全裸の男性が何名も出現した事を付け加えておく。

僕?僕は勿論静かにコーラ飲んでましたよ、ええ。


修羅場後は朝一の高速バスで東京へ戻るという東京組を見送り、徒歩にて帰宅。始発が出る時分には自宅に到着する事が出来た。

今回の共同企画、色々な方が「楽しかった!」「面白かった!」と言って下さったし出演者してくれたバンドマンも「出れて良かった」と喜んでくれた。こういう声が主催側としては一番嬉しい。勿論運営的に反省点はあれど(個人的に今回は結構不甲斐なかった。イベントを主催するという事は色々と背負って調整する事でもある)、怪我人が出ずに終わったので問題無し。反省点名はこれからもイベントを主催する、し得るバンドとして今後に活かしていきます。


ビビビビとパイプカットマミヰズ共同企画でお送りした「BUJI ROCK FESTIVAL'10」、これにて『無事に』終幕!

タイトルつけるの忘れてた。

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昨日は岐阜BRAVOで行われたオーバーテイク小松さん企画「金竜スパン17-JONNY襲来-」にJONNYで出演してきた。

前夜、HUCKFINNにて行われた明日、照らすの新アルバム爆音試聴会に練習前後で参加して、最終的に柴山社長と大丸にてシメたのが影響してか、昼頃起き出したものの全く腹が減っていなかった。開場前にDJ&道徳で参加されていた野村先生(レッサーホース/ノムラセントラルステーション)と三浦綾子「塩狩峠」について話しをしていたのだけど、あまりに重いテーマに泣きそうになった。
一方ライブ本編では汗が目に入ったりステージ上の機材がぐっちゃぐちゃになったりで別の意味で泣いた。
総じて楽しい一日だったと言って良い。

さて今日はこれからパイプカットマミヰズ×ビビビビ共同企画!
果たして我々はBUJI ROCK FESTIVALを無事に終える事が出来るのか。

ではまた後程会場で!

ムスタング・ベースについて

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お前をまた、弾く時が来ようとは。

今日書くのは僕がエレクトリック・ベースギターを触り始めた頃に購入したベースギターの話。
久しぶりに思いつきで弾いてみたら予想以上に良く、今現在はスタジオに持ち込んでみようとすら思っているのだけれども、その楽器についてお話するには僕がエレクトリック・ベースギターを触るようになったきっかけからお話するのが宜しいかと思う。

あれは忘れもしない高校3年生の春の事。シド・ヴィシャスになろうとして大型楽器店でストラトキャスター・タイプのギターを買って、そして福山雅治を弾き語ろうと試みるも挫折した僕は気付いた。そもそもシド・ヴィシャスはベーシストであった、と。
当時既に自宅録音等やバンド活動をしていた、身近では一番音楽活動に長けていた友人宅で床に転がったエレクトリック・ベースギターを琴のように床に置いたまま爪弾いて「これなら弾ける」と思い込んだのが運の尽き、僕は果てしないバンド活動に身をやつす第一歩を踏み出したのであった。

前述の友人宅にて初めてベースギターに触ってからというもの、僕は自分でも演奏出来そうな楽器の出現に興奮し、一刻も早くあの楽器を手に入れなければと思い詰めていた僕はギターを購入したのとは別の大型楽器店に足を踏み入れた。
縁というのはあるものである。たまたま訪れたその楽器店にて、シド・ヴィシャスが使っていたのと同じホワイトボディに黒のピックガードのプレシジョンベース・タイプのベースギターを見つけた僕は早速両親の海外旅行の間の留守番代として得た臨時収入をそのベースギターに費やした。傷あり処分価格で15000円程度の所謂「初心者向け」メーカーの楽器だったが構いやしない。僕は念願のベースギターを手に入れたのだった。
楽器購入後数日で、文化祭にバンドで出演しようと盛り上がったクラスメートにバンドに誘われたのは幸運だったとしか言いようがない。目標も出来た僕はクラスメートのベーシストに教えを乞いながら日夜練習に明け暮れたのだった。

時は流れ、文化祭も終わり推薦入試で大学も決まった高校3年生の秋、同じく進路を確定していたベースの「先生」にベースの手ほどきを受けていると「先生」が言った。
「お前身長低いし、何だかベースが滅茶苦茶デカく見えるね」

それは今尚僕を支配する「ベースギターは小さく、軽ければ軽い程良い」という嗜好を決定付ける一言だったと言って良い。僕はその一言に触発されて小さめのベースギターを買おうと決心したのだった。
色々調べた結果行き着いたのがフェンダージャパンが販売していたムスタング・ベース。小ぶりのボディにショートスケールと、持つ人が持てばギターに見間違えられかねない一本だ。
「先生」からNIRVANAの洗礼を受けていた僕はカート・コバーンがムスタング・ギターを使っていた事もあってこの「ムスタング」に心惹かれた。

欲しいものは必ず手に入れるのが僕の主義だ。
学校から程近い楽器屋(つまり今のアルバイト先である)から注文したムスタング・ベースと自宅練習用のベースアンプ(それまではクラスメートから貰ったギターアンプにプラグインしてベースを鳴らしていた)が届いたと電話が入ったのは年が替わって1月3日。
新年早々父親に車を出して貰い、今の職場に駆けつけた。
前置きが長くなった。そうして手に入ったのが今回の主役であるフェンダージャパン社製ムスタング・ベースである。

このベースの歴史はそれすなわち受難の歴史であったと断じて問題ないであろう。ろくすっぽ出したい音のイメージもなければ、音作りについて無知な僕はある種の「癖」がある本機を扱いこなせず、随分と強引な改造を施された。低域が足りないとアクティブ回路を仕込まれたのが最たるものだろう。しばらく後にYAMAHA SBVが届くまで、僕はあらゆるシチュエーションでムスタングを使って演奏した。
サークルのライブも、夏合宿も全部ムスタング。ナンバーガールからaikoまで様々なコピーバンドでムスタングを使い続けたのだった。
しかし当時の僕は無知故にショートスケール故の弱点やそれに対する対処法、適切なセッティングを理解せず阿呆のように低域をブーストして演奏していた。
右手も弦の芯を捉えれていなかったのだろう、先輩が弾けば良い音がするのに僕が弾いても僕のムスタングは気合いの入っていないへなちょこな音を出力するだけだった。しかしそれでも僕はムスタングを愛していた。
しかしひょんな事からSBVを手にして一転、SBVの魅力に僕がとり憑かれるや否や、こいつはケースに仕舞われて押し入れの中へ追いやられ、時に話題の種に時にパーツ取り用のベースになってしまったのであった。

不遇のベース、ムスタング・ベース。
昨夜ひょんな事からこいつの事を思い出し、楽器としての原型さえ留めていなかったこいつを楽器として甦らせてみた。
あれから数年、そろそろこいつに再び挑んでも良い頃合だ。
果たして今の僕はこいつを弾きこなせるのだろうか。

音源出来た!

仕事後、夕食をかっ食らって篠田P宅へ。


今週末18日に行われるビビビビ×パイプカットマミヰズ共同企画『BUJI ROCK FESTIVAL'10』にて先着50名に無料配布される共同音源の、我々参加分の音源のミックスに行ってきた。


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こんな感じ。
まあ写真に映っている位置関係もわかるように、僕は座ってニコニコしてただけです。

録音自体は数週間前に済ませており、バランスもとってあったらしく各楽器の音質補正程度で作業は済んだ。篠田Pに録音してもらうとベースギターの音が僕好みのゴツッとした感じになって良い。

篠田P、比較的安価でかつ、依頼者の需要に頑張って応えてくれるからレコーディングしたいなあという名古屋のバンドマン諸兄、お薦めですよ!

話は戻るけど今回我々が録音した2曲、良い感じにミックスが出来て大満足。前回のレコーディング も踏まえていたので特に心配はしていなかったけれども、やっぱり仕上がりを聴くまではドキドキするわけで。

レコーディング参加メンバーは失踪してしまったアサイカナコにかわり、TK。

このブログをご覧になっていて、かつ僕の参加バンドを色々知っている方なら或るいは感づくかもしれません、ギター持つと豹変するあの人です。

レコーディング一週間前にスタジオに遊びに来ており、かつそのままカバー曲のアレンジ作業に成り行きで参加していたのでそのままレコーディングにも参加して貰いました。何ともユルい流れでの参加だけれども、それくらいリラックスしてやった方がいいんだよああいう時は。

というわけで、はいジャケット!


続・我が逃走
一応ネタバレ防止に荒れ狂ってるけどモザイク加工。

というわけでこの日限定の配布音源、ビビビビも相当面白い事を仕掛けてくると思うので皆さん是非お越し下さいね!



7/18(日) 新栄club Rock'n'Roll
パイプカットマミヰズ×ビビビビ 共同企画
『BUJI ROCK FESTIVAL'10』

出演:
ビビビビ
パイプカツトマミヰズ
太平洋不知火楽団(東京)
t-rollins
HELLO WORKS
水面あがる。

open/start 18:00/18:30
adv/door \2,300/\2,800

復活の日。

不完全密室殺人、活動を再開します。


続・我が逃走
あ、決して赤子が加入したわけではない。
一応、念のため。

と言っても今すぐってわけでは勿論、ない。山田君は仕事がある種の一区切りを迎えようとしているし、神田君は一家揃って新居での生活の準備中だ。各務君は紙コップスにJONNYレギュラーサポートメンバー。僕はJONNYやパイプカットマミヰズで色々と動き回っているものの、何だかんだいって不完全をやる時間はあるし、各務君にしたってそれはそうなんだろうけれども、メンバーのうち一人でも慌しくて余裕がないなら(我々のメンバーは無理出来る時は無理出来る範囲内で無理する人達だから、彼らが無理だと言う時は本当に無理なんだ)それは全員がその人間に歩調をあわせるのに十分過ぎる理由足り得る。

だから今回の活動休止期間は、過去最長のものとなりそうです。今までの活動休止が何だかんだで3ヶ月だったりする事を考えれば9ヶ月というのは長いと言ってしまっていいんじゃないのかしらん。


取り急ぎ決定している事としては、11月7日に名古屋で自主企画を挙行します。

復活記念(自分達で記念とか言ってしまうの、恥ずかしいね)企画という事で我々不完全密室殺人ザ・フロイト 、そして東京から太平洋不知火楽団 を招待して3マンでお送りします。この3バンド、活動休止前の僕達を知っている方からすれば『お馴染み』な面子になるのか。

活動休止中から「もし活動再開に併せて自主企画を行うならザ・フロイトと太平洋~は絶対に呼ぼう」と漠然と考えていた。

ザ・フロイトは不完全密室殺人、そして我々個々人としても密接に関わった名古屋で唯一のバンドと言ってもいいし、太平洋不知火楽団は僕達が活動再開するにあたって影の功労者というか、大きな役割を担ってくれたバンド(この辺りの事はおいおい書く機会もあるかと思う)。

この2バンドともオファーを出した段階で実に快いリアクションをくれ、スケジュールさえ噛みあえば出演OKだろうという手応えを感じつつ通話終了ボタンを押したものだ。


うん、もう言い切ってしまおう、誰が何と言おうと究極にして至高の3マンだ。

昭和特撮ノリで言えば「三大怪獣○○の大決戦!」みたいな、そんなノリ。去年の9月に新宿URGAで激突した3バンドが、今度は名古屋でぶつかりあおうぜという企画です。

この3バンド以上でも以下でもいけない、そんな必然性さえ感じるこのカード、果たして決着はどうなるのか。

県外の方々ももう名古屋においでなさいよ。多少なりともこっちも色々考慮しますから!


ってかまだ色々と準備しなきゃいけないし決めなきゃいけない事もあるし大変だ。

第一僕達、不完全密室殺人としてはもう随分と演奏していないんだ!


取り急ぎ、活動再開の時期が決まった事をお伝えしました。

何だかんだであっという間に来るであろう11月、それまでにも色々と動いていくつもりです。

僕達の復活、そしてこの3バンドでの3マンを楽しんで下さる方々の「予定が空いてなくて行けないや・・・」という声を少しでも聞きたくなくて異例のフライング告知をしてしまいました。


また詳細が決まったら各種媒体を用いて告知していこうと思います。

過去に僕と関わった人間へ

今生の別れを覚悟した人間なら、ごまんといる。


高校を卒業する頃から『一定期間の使い捨ての人間関係』という奴を意識していた。

『一定期間の使い捨ての人間関係』と表現すると物凄く聞こえは悪いけれども、その実恐らくはこのエントリーを読んでいる貴方もきっと同じような体験をしているのではないかと思う。

中学校の友達は中学校時代まで、高校時代の友達は高校時代まで、といったようにその時々で自分が所属する集団、組織、コミュニティ、その集団から自分が抜ける際、大抵の場合は交友関係は一新されてしまう。

中学校時代の友人は高校へ通うようになると、はじめこそは連絡をとっていたものの半年もすれば電話の一本さえしなくなった。

高校時代の友人、そしてクラスメートに居心地の良さを感じていたはずなのに、卒業後は同窓会等相応の機会がなければ会いに行こうとさえしない。

アルバイト先で出来た友人はアルバイトを辞めた後は遊ばなくなったし、名前さえおぼろげである。


僕はそうやって非永続的な人間関係ばかりを重ねてきたのである。

中学校の頃の『親友』は一生涯友達だと思っていたし、高校時代のクラスメートは最高の『チーム』だと思っていた。しかしその関係が継続する事はなかったのである。

よくよく考えればわかるはずだ。距離を置いても情熱を保つというのは、中学生や高校生には難しい。目まぐるしい日常生活に押し流されて、情熱の燃料を定期的にくべる事さえ忘れてしまう。

何も特別な事ではなく、恐らくは全国の少年少女が繰り返してき、そして繰り返していく事だ。

何て事はない、それらは意識するまでもなく、悲観的になるでもなく「そうなってしまいがち」な事だったのだ。

ノスタルジックな郷愁に駆られこそすれ、自分を冷血な人間だと謗る事までする必要はなかったのだ。


何であれば中学時代の友人は彼女が処女を喪失する(友人といったものの、それなりの感情があったからこそ物凄く複雑だった。しかも明言こそしなかったが彼女は中学校在籍時に経験を済ませていたはずで、僕が彼女の口から性交の経験を明言されたのは彼女が大学に通うようになってから、友人達が酔い潰れて眠ってしまっている横で息を殺しての性行為に及んだエピソードだった)程度に年齢を重ねるまで交流関係が続いていたし、高校時代の友人達、恐らくはこの文章に目を通す者もいるであろう友人達とは会う頻度に差こそ生じれども一部関係が継続している人間だっているのだ。

大学の友人も同じく。


僕って意外とノスタルジーとか過去の交友関係を大事にするタチで、連絡先を知らない過去の『親友』達に関しては未だにmixiやらSkypeやらインターネットで定期的に友人達の消息を追っていたりするのだ。堂々と直接連絡先を知っている友人に訊けばいいものを、それができない辺りどうしようもなく小心者で、そして不気味だ。

考えてもご覧なさい。

どこかのPCモニター、そこに写しだされた検索エンジンに貴方の名前が打ち込まれる所を。

そして検索結果をひとしきり眺めた後、軽く舌打をしてウィンドウを閉じる男の姿を。

不気味以外の何者でもないだろうに。


万に一つの可能性に賭けるけれども、もし何かの弾みで僕と過去に交流のあった方がここを見たらブログにコメントを下さるか、あるいはSkype(IDはtakahiro_funahashi)、twittermixiに連絡を下さい。

僕は舟橋孝裕。1984年生まれ、名古屋市立高見小学校、若水中学校を卒業、小学生の頃は水泳部、漫画研究会、中学時代は園芸部に保健委員長、そして甲子園で全国的に有名な高校で風紀委員長を一年半務めました。


もし、これを読んだ貴方が制服を着ていた頃の僕を知っていたなら、是非連絡を下さい。

なに、とって食おうってわけじゃあないんだよ。

こんな事をブログに書く男がどれだけ薄気味悪いか、そしてどれだけ嫌悪感を集めやすいか僕は理解しているつもりだ。でも僕ってば結構紳士だぜ。身なりも整えて会いに行くからさ。

だからさ





連絡よこせよ

昨夜の発汗量ったらまるで水浴びしたみたいだったよ

この世に格好良い音楽をやる格好良いバンドがいたとして、僕はそんな先人の後に生まれライブを敢行する人間として何が出来るのだろうか。
昨日は、大先輩方の実力にガツンとやられ、精進が全然まだまだ足りんなあと思い知った夜だった。


Scars Boroughのレコ発イベント@大須ell.sizeにJONNYにて出演。

お話を頂いた時に出演陣を伺って、愕然とする程の豪華なイベント。大学時代、サークルの後輩が熱烈に敬愛していたバンドとまさか一緒にやる機会があるだなんて。後輩よ、君が先輩に語ったそのバンドの魅力、実際の半分も語れてないじゃないか。想像を絶する格好良さだったぞ。

兎に角、出番が早い事もあってか演奏後は完全にお客さん気分で楽しんでいた。


THE RODEO CARBURETTOR、先輩方とは一部で物議を醸したNAGOYA ROCK FES 2010以来の再会。

やはり、お会いして真っ先にその話になる。変な話だけれども、我々の不祥事がきっかけでご挨拶させて頂いて、そしてそれが昨日もお話するきっかけになってしまった。様々な大舞台を踏まれた方々だけあって、ライブの気迫が物凄い。よくバテないな、と思ってしまう若輩者な僕。さっきまで楽屋で談笑していたDrの境さん、今はステージの上で鬼神のような形相でドラムをブッ叩いて咆哮してらっしゃる。

ロックンロールという言葉は僕が口にするのには抵抗があるし、言う人によってはこれ以上なく胡散臭い言葉になってしまうけれども全く嘘臭さがない。本物のロックンローラー。


THE NEATBEATS。凄いだろうと思ってはいたけれどもやはり、である。

完全に完成された、そして人肌の暖かさを感じるエンターテインメント。楽曲のクオリティ、演奏力、キャラクター、呼吸etc. バンドを格好良く、そしてライブを楽しくさせるために必要なあらゆる要素を完全に見せ付けられたライブ。各務君があそこまで絶賛するのを聞いたのも久しぶりだな、そういえば。

本当にアッという間の時間だった。


Scars Borough。大トリ、名古屋をブチアゲて帰っていかれた。綺麗にダイヴが決まった瞬間は昨夜のハイライトではないかと。

VoのKyokoさんが愛知県出身らしく、それ故か実に熱のこもった演奏。ステージ上の熱量をそのままフロアに投げつけるような、そんなライブ。流石歴戦の方々が集ったバンドだけあって、どこを観ていても格好良いという「ズルい」状態。これは上記どのバンドにも言える事だけれども、良いバンドってメンバーの誰一人として隙がないというか、気持ち的にサボッている人間がいないのだね。

余談ですが、スタッフのライアンさん、日本語が物凄く流暢でした。


この強力にして屈強なる3バンドの演奏を後に控え、我々はどのようなライブを行ったのか?

いやはや、いつも通りですよ。力まず緩まず、心地良い緊張とともにフロアを侵略するつもりで演奏しました。アウェイの状況下に於いて「一曲毎に拍手の量が増えていって嬉しかった」というのを友人のバンドマンから時折聞いたりするけれども、昨夜の我々はほんの少しその片鱗でも味わえたのではないかと思っている。物凄く楽しかったもの。それにScars BoroughのDrの高橋さんが褒めて下さってたと人伝えではあるけれども聞けて嬉しかった。

僕のような薄汚いバンドマンには先輩ばっかりの楽屋の雰囲気や、それこそ先輩方を前にして物凄く緊張はしたけれども、なかなかある機会ではないだけに、観れて良かったものが色々あった。


で、その後は人が沢山のライブハウスから移動、湿っており独特の香りが立ち込める地下のスタジオへ。企画を一週間後に控えたパイプカットマミヰズ練習。

JONNYの活動で名古屋を空けていたため、実に2週間ぶりに練習に合流出来た。僕がいない間にサポートキーボーディストの伊藤誠人は良い具合にバンドに馴染んでおり、そしてダンサブルな新曲の片鱗が出来上がっていた。

演奏する音楽も、共演するバンドや活動経歴も全てが全て、全く違うけれども、僕の中では3バンド全てがやりたい事であってどれも本気、である。

野津店長、誕生日おめでとうございます!

昨日はJONNYで大阪遠征、天王寺 FIRELOOPで7日間にわたって行われている「STAR FESTIVAL2010」に出演してきた。

この「STAR FESTIVAL」、毎年行われているそうで店長野津さんの生誕を祝うイベントである。各出演バンドが野津さんへ愛情溢れるメッセージを送っていた事からも確信したけど、野津さん大阪の様々なバンドからリスペクトされ、愛されている。

かくいう僕も野津さんとお話したり、中打ち(イベント終演後そのままライブハウスにて行われる打ち上げの事)でヒッピーのようなファッションで酔っ払っている野津さんを見てすっかり野津さんが好きになった。

大阪で日夜活動しておられるバンドさんや、日頃FIRELOOPに通ってらっしゃるお客様方に比べたら僕が野津さんとお話した時間やお会いした回数というのはそれはもう間違いなく圧倒的に短いし少ないのだけれど、それでもステージ上からの言葉に嘘はありませんでした。7日間にわたる饗宴に参加出来、そして名を連ねる事が出来て光栄です。そしてマイクを通して32歳の誕生日を祝う機会を得られた事が嬉しかったです。

LOVE!野津さん!


続・我が逃走
全バンド演奏終了後、野津さんの挨拶。
野津さんのDJも素晴らしかった。ライブイベントのワクワク感をDJが煽る、って素晴らしい構図。


「タカコ姫」という恐らくは大阪インディーズシーンの有名人、フロア最前列にてバンドの演奏にあわせて(とはいうものの拍子無視、曲調無視という自由さ!)舞い踊る妙齢のお客さんがいらっしゃるのだが、昨夜その方を初めて目撃してもう完全にヤラれた。タカコ姫さん、あれはもう一人の芸術家だよ。最前列にて舞い、足を高々と上げ柵にのせ、そしてフロア後方に流し目をしながら手拍子をする。こりゃあ凡百のバンドなら食われちまうわな、といった風なのだ。

恐らくは物凄くバンド愛に溢れたタカコ姫、僕は彼女の感想が気になって気になって仕方がなかった。ライブで興奮すると客席に飛び込んでお客さんにベースギターを渡してしまう悪癖のある僕。昨夜はタカコ姫にベースを渡してベースギターを掻き鳴らした。で、最後に


「楽しかった?」

「すぅごく良かったよーぅ!」


この一言でもう本当に僕は嬉しくなってしまいました。タカコ姫、本当に有難うございました。


そう、我々JONNY、昨夜はギバ君(the enhance)をサポートドラムに迎えて演奏しました。ここ最近サポートして下さっている各サポートドラマー達にしてもそう思うけど、本当に素晴らしいドラマー。僕達の周りって本当に秀逸なドラマーが多い。ライブで興奮した際、ギリギリまで野放しにしておいてくれてこれ以上は崩壊するぞ、というギリギリの所で「戻ってこーい」とリズムの枠に連れ戻してくれるドラマー、そんなドラマー達が僕は大好きだし尊敬もしています。僕みたいなベースギター演奏者はドラマーがいないとグルーヴなんてちゃんちゃらおかしい、リズムをフロアに伝える事さえ困難なんじゃないか、と常々思うのです。

僕がやっているのってベースギターを馬鹿でかい音でガンガン鳴らして興奮しているだけ、と言われても仕様がないものなあ。ギバ君、一緒に演奏してくれて本当に有難う。

the enhanceの前のバンドで活動していたギバ君と、不完全密室殺人を始めたばかりの僕が共演したのは今から何なら3年以上前。お互い一緒に演奏する事になるなんて思ってもいませんでした。


これだからバンドは面白い。

iPhoneをiPod touchとして使ってみる。

ドラマーとして活躍している友人 半田君がiPhoneを新モデルに変更したので、旧モデルを譲ってやろうかと声をかけてくれた。何と2千円でいいという。音楽系アプリの充実っぷりから並々ならぬ興味はあれども、職場の電波環境や諸々、通信状況の便利さでau携帯を手放す気になれなかった僕。

「iPod touchかなあ」と漠然と考えていた矢先のお誘いだったので迷わずに甘える事にした。

で、昨夜ブツの受け渡し。


続・我が逃走
デジタルカメラを買ったものの、いつも持ち歩くわけではなく何だかんだで
携帯電話のカメラで写真撮影する事の方が多い。


遂に僕の手元にもiPhoneがやってきた。

それなりに弄った事はあれども、新鮮。兎に角新鮮。半田君本当に有難う!


で、今まで使っていたiPod classicは要領が80GB。それにブチ込んでいた楽曲データ諸々をそのままiPhoneに同期させようとしたらそうもうまくはいかなかった。要領が足りないらしい。残念。

まあ音楽はiPodで聴く機会が多いだろうと思っていたのでこれは問題ない。アプリだ、アプリ。


とりあえずここを参考に実用的だと思われるアプリを有料無料問わず購入/ダウンロードする。

メトロノームやチューナーは勿論、グロッケンの演奏アプリも試してみる。

チューナーに関しては本体内蔵のマイク故、感度に難有。アコースティックギターなら兎も角、エレクトリック・ベースギターでは生音での集音に限界があるようだった。その辺りはpetersonからこういう商品も出ているようなのでその気になれば対応出来るかと。自作しようと色々調べてみたのだけども、どうもミニピンジャックが普通に出ているものより若干複雑な構造のものらしく、まあ時間をかけてゆっくり探していこうかという感じ。

ただiPhoneでのチューナーアプリがそれ相応に使えるようならば、急なスタジオ入りや自転車でスタジオにかけつける際、ギグバックに突っ込んでおく荷物からチューナーを除外出来る。今まではチューナーとサンズアンプ、あとはせいぜい歪みエフェクター一つとシールドを放り込んで自転車に跨っていたのだけれども、チューナーの分何かしら持っていく事が出来そうだ。

あったらあったで何かと重宝しそうなアプリではある。ちなみにpetersonのストロボチューナーや様々なチューナーアプリが出回っているようだけれども、僕が選んだのは「t.c electronic Polytune」。当初は2万数千名限定で無料配布!と太っ腹な事がされていたアプリだけども、今は1200円。人間の性として無料だったものが1200円、となると若干損した気にはなれども、何の何の、実機で購入したら一万円近くする代物である。

ライブでiPhoneを使うわけにもいかないから実機と完全に比較は出来ないけれども、お試し価格と考えれば1200円は安い方だろう。


あとはメトロノームも秀逸なアプリ(変拍子対応なのは変な音楽をやる人間としては助かったりする)を見つけたし、これはアプリ専用の玩具みたいな状況になってしまっているけれども、楽しいぞiPhone!

通話契約やWi-Fi契約は多分しないなあ。

連想でタイピング

今日はふとした思い付きで、「完全に思いつきで文章を書いてみる」というのをやってみる。頭の中に思いつく言葉、文章(僕が考え事や何がしかを連想をする場合、その内容というのはそれなりの文法を伴って浮かぶので後者になる事が多い)を可及的速やかに咀嚼せず、省みずタイピングしていくという試みである。中学時代、授業中に暇を持て余したのでノートにこれと全く同じ行為をした事があったが、その結果筆記された内容は珍妙な童話染みた内容だったのを憶えている。意味不明な単語、誤った文法、不適切な言葉等出てくるかもしれないがどうかお許しを。発想の赴くまま、連想されたままに書き殴られたサンプルだと思って頂ければ幸いである。

制限時間を設ける事にする。

以下、17時46分から51分までの僕の頭の中である。



46分になった。待たせやがって一体全体どれだけ待たせるというんだこのPC。厳密に言えば待っていたというわけではなく、キーボードの上に指をおいて静かに心待ちにしていただけなのだけれど心待ちって事は待っているじゃんあっぱっぱ。

一体全体最近の湿気という奴は鼠。鼠、チーズ臭い。僕は坂をのぼっていた。うだるような暑さの中、どこまでも続くかと思われる坂道、その坂の上には「般若堂」という古書店があり、そこには般若面をかぶった店主が僕を待っているはずであった。般若堂の店主とは第二次世界大戦の頃からの付き合いになるのだが、その時の私はまさかあのような事件に巻き込まれるとは思ってもみなかった糞。糞。

絶無。虚無。絶無を過ぎた頃、なゆたの彼方から飛来する巨大な鳥、ドードー鳥。羽をむしりとって丸焼きにしてやろうか。あ、電話がかかってきたけれども今は実験の最中だから出れない出れない勘弁勘弁。厳密に言えば実験というより試みだねこれはだから日本語ってちゃんと大切に使わないとしないといけないんだってばブログなんて一体誰が見ているかわからないんだから「舟橋ったらまた適当に日本語使ってやがる」って思われちゃうよそんなんだったらアクセス数下がるし何より軽蔑されるよこれ以上何に成り下がるつもりだい一体君は。

成り下がると成り上がるって似ているね歌はいいね鼠花火。鼠。チーズ。クッキー!

ロリ声とアニメ声ってどう違うんだっけ大体作られたようなキャラクターの異性はあまり好かんあ、時間切れ。



というわけで終わり。

底の浅さが見えて悲しいね。


湊かなえ『告白』


続・我が逃走


映画が劇場公開されており、話題になっている湊かなえ著『告白』を読了。

実質ほぼ一気読みしてしまうくらい楽しめたので、これは記録しておくしかあるまいという事で今キーボードをタイプしている。


しかし本書に関して僕は極めて普通の感想しか持ち合わせておらず、また僕の堅い頭では柔軟な発想を以ってして作品を理解しようという発想も生まれなかったので、何だかひどく堅物というか、酷く極端な『読書感想文』になってしまわないか危惧している。なので細かく感想を語る前に一言で本書の感想を表すならば「面白かった!」である事を予め述べておく。

さて、粗筋である。



我が子を校内で亡くした女性教師が、終業式のHRで犯人である少年を指し示す。ひとつの事件をモノローグ形式で「級友」「犯人」「犯人の家族」から、それぞれ語らせ真相に迫る。選考委員全員を唸らせた新人離れした圧倒的な筆力と、伏線が鏤められた緻密な構成力は、デビュー作とは思えぬ完成度である。



中学、高校時代、そして何であれば今なお『犯罪嗜好癖』ともいうべき嗜好を持ち合わせている僕からすれば、この作品全体に漂う雰囲気、そして登場人物の思考というのは物凄くくすぐったい。常人ならば「アイタタタタ」となるべき所が「あー・・・・あったなあ」になってしまう悲しさ。往々にして思春期の自意識、自己顕示欲という奴はそれを満たすだけの満足すべき自己が現実的な観点で成立していないと(例えば周りから認められている、何かしらの明確な成果を出しているetc.)負の側面に向かって突き進み、「自分は特別な存在である」という自己認識を成立させようと『暴走』する。連続殺人犯の心理状態や所謂犯罪学を研究している人間、そしてそういった分野に興味を示す人間がそうであるわけは勿論ないけれども、僕という奴はそんな裏打ちを元に日陰者として人生を全うしようとしていた。もしここを訪れていらっしゃる方が自分に少しでも思い当たる節があるならば、是非本書を読んで過去を悔いると心地良いこっ恥ずかしさを愉しめるはずだ。

で、何故そう薦めるのかといえば本書に出てくる語り部たる少年少女達は「そんな」歪んだ自己意識の持ち主である。起因がどこであれ、生活環境が何であれ、そして何とお題目を唱えようと彼らは「イタイ」人間だ。それはもう完全に「イタイ」人間だ(まあ、何だ、犯罪者の生活環境や家庭環境、そして自意識から成る犯罪自体がイタイor痛々しいと僕は思っている。これはまあ勿論異論あるだろうけれども)。

しかも適度にリアルだからこそ余計に何か、嫌だ。


で、その辺りの生々しさはあれども物語の進め方というのは適度に『ご都合主義』である違和感を感じる。

幾ら母親が化学者で自身もその分野に才能があれども、中学生が犯罪を立案しそれを行使するのには無理があるし、そして作中で物語を転がす上で大きなファクターたる病気の扱いに関して、著者は本当にあらゆる医学的見地から研究した上でそれを使ったのか、と疑問にも思った。それだけ非常に扱いが繊細な話題であるわけだし、現に本書での病気の描かれ方が読み手に随分と誤解を与え(それは嘘ではないかもしれないが、少なくとも書き手の怠慢、と謗られても仕方のないはずだ)てしまいかねない事に対して苦言が呈されている。

しかしまあ、フィクションである。それに本書は粗筋の巧みさというよりも本書を読んだ事で色々感じる、その手触りこそが今話題になっている根本的な求心力だと思うのでそこはさして重要でもないのだろう。少なくとも一冊のフィクションとしては。


とりあえず一気読み出来る良作。ただただ話題になったわけではない。少なくとも以前読んだ「女教師が担当クラスの生徒に復讐する」という同じようなプロットの作品(こちらはもっと直接的な方法ではあったが)よりかは全然納得出来るし、読後に何がしか残るものがある。

というかここまで長文書いている段階で僕は本書を自分で思っている以上に楽しんだんじゃないか、とさえ思える。

森口先生の語り口に、好感をおぼえました。

100パーセント以上に、楽しんだ

「おい、本当にいいのかい」

「ああ、構わない」

左頬を差し出された。

アルコールによってどんよりとしながらも、その目に宿っている意思は確かなものだと判断した。これなら構わないだろう。飲酒の結果、今目の前に立っている男は感情の起伏が激しくはなっているだろうけれども、後日いわれのない謗りを受ける事もなさそうだ。

向かい合わせで左頬を殴りつけるには左手を使わねばならない。或いは右手での裏拳で殴るか。裏拳の要領も掴めないし、威力の程も自信がなかったので腹をくくって左拳を握り締める。

「んじゃあ、いくぜ」

「あいよ」

一発で最大限の効果を出さなければ意味がない。

左腕を引いて、左頬を狙って繰り出す。中学時代に若干やんちゃな同級生(友人ではない。自分の喧嘩っぱやさ=強さだと勘違いして愚かしい思考に愚かさを塗り重ねる人間を友人に持った記憶はないので)がおり、彼が言っていたのを思い出す。人を殴る時は相手の顔に当たる少し前から力を入れ、拳が相手の顔に当たる瞬間に最大のインパクトを発揮するようにするのだ、と。それを思い出しながら、左頬に拳があたるか否かの瞬間に左拳をさらにグッと握り締める。振り切る感覚で殴りきる。

手応えに若干の違和感があった。交渉の結果の殴打とは言え、流石にバンドメンバーを殴る事に抵抗がないわけではなかったとみえて踏み込みが甘かったようで、僕の拳は左頬ではなく左顎を捉えていたのだ。

結果的に彼は、自分が望む通りに殴られ、そして口の中を切った。僕はといえば初めて人を殴った興奮にテンションが上がっていた。こんなに血が出るものか、と二人揃って感動してしまうくらいの出血だった。どうやら僕だけでなく彼も喧嘩とは無縁の人生を送ってきた様子。


一体、バンドメンバーを全力で殴り、しかもそれが何の悪感情も残さないシチュエーションというのがどれくらい存在するだろう。記憶を辿る限り僕が楽器を握って以来、大学時代に友人が告白に際して激励を欲して頬を差し出した時、そしてショック療法としての暴力をバンドメンバーが欲した時、そして今回の都合3回、僕が人に遺恨の残らない暴力を行使した事がある。・・・・十分な回数だな。

しかし昨夜のバンドメンバーの飲酒、そしてその後の大暴れっぷりは凄まじいものがあった。四国ツアーもいこれで終わりという達成感、そして素敵な出会い、美味しい料理(香川特産の鶏料理は最高!勿論、うどんも!)、そして美味い酒と最高なシチュエーションに興奮するのはわかるけれども、やり過ぎは良くない。

度が越した狼藉に関しては共演者の皆様方、そしてあの場にいらっしゃった方々には迷惑をかけてしまった。気付いた範囲でメンバー一同頭を下げたつもりだけれども、僕達の認識外で腹の底で眉をしかめておられる方がおられたら、本当に申し訳ない。

具体的な案件として人様に迷惑をかけ、そしてそれに対する処罰を望むメンバー。そもそもそこから「殴ってくれ」となる事自体が酔っ払いの所業ではあれども、私共の最低限のけじめとしての制裁は必要であろうと上記のような結果になってしまった。


続・我が逃走
まだ平和だった頃。
いや本当に料理美味しかった!

しかし、バンドメンバー(サポートメンバー含)があれだけ大はしゃぎする気持ちも理解出来る。本当に楽しいイベント、そして打ち上げだったからね。話が前後するけれども、我々JONNY、徳島でHAMK 企画「涙目ファンクラブ」に出演した翌日は香川でCHEAP AUDIO 企画「100% FUN.10」に出演してきたのである。

CHEAP AUDIOのカヨさん、演奏を拝見して「こりゃあたまらん」と見入っていたのだけども(カヨさん、女性らしい流麗さ、そして丹精さ溢れる演奏スタイルの上に、楽器をしっかりと“鳴らしている”感があって素敵だった。そこが両立している方って稀有で、素敵な女性ベーシストだと思う)打ち上げでベース談義(をする事が出来た。ほぼ感性のみで会話が成立していたけど、これって考えればなかなかない経験。経験談と実感が一致する方ってそうそういないので、静かに興奮。音作りや楽器の話に止まったけれども、実に有意義で楽しい経験だった。

そして徳島、香川と一緒だったONEPERCENTRES 先輩方とも最後の最後でじっくり腰を据えてお話出来て嬉しかった。何だかまたお会い出来ると感じたし、お会いしたいと思っている。打ち上げでは私共、ミーハーな態度になってしまったけれども申し訳ありませんでした・・・。

地元、香川のバンドの皆さんも実に気さく。意外なところで名古屋話に華が咲いたり、結局日本って同じ国だから全然イケるよなあまた会えるよなあと漠然と思った次第。

しかしあの打ち上げ、我々JONNYが香川に残したのは次に繋がる何かなのか、それとも汚名なのか・・・。

兎も角、ブッ壊れてしまう程(男性陣3人的な意味だけではなくて、です)楽しませて頂きました。CHEAP AUDIOの皆さん、本当に有難うございました。


帰りは打ち上げをノンアルコールで通した佐藤メンバーの運転で名古屋戻り。

いつもはブッ潰れている事の方が多い佐藤さんだけれども、かわりに今回は男性陣3人が炸裂。うん、佐藤さん一人の方が何倍も平和だね!

徳島での一日

続・我が逃走-CA390978001.JPG

JONNYで徳島に来ている。

以前JONNYが参加したコンピ(僕がまだサポート参加の頃で、参加した音源は前任者が弾いたものだ)「OK!POWERPOP」に同じく参加していたバンド HAMKに呼んで頂いて、機材車に機材をブチ込んで陸路で四国に赴いたわけだ。機材車とは言っても各務君の普段使いの自家用車だし、機材も楽器とエフェクター、あとはドラム関連の最小限の機材しかなく、我々本当に必要最低限のものしか持って行かなかった。
しかし徳島、剥き出しの我々に最高に楽しい思いをさせてくれる土地だったのである。

今回の旅、ライブではHAMKのギターヴォーカル 荒瀬さんのアテンドがあったからここまで楽しめたと言っても過言ではない。高速道路の関係で遅刻気味に到着した我々(関係者各位、ごめんなさい…!)に荒瀬さんは眉一つ動かす事なく、ありとあらゆる観点から快適に過ごせるように気を使って下さったのだった(今僕達は荒瀬さん宅にお邪魔している。そこには人数分の布団と、お風呂が用意されており当の家主はそそくさと友人宅へ行ってしまわれた。もうこれ以上ない程感謝している)。
そんな気持ちに報いるには演奏しかあるまい。日和ったライブは出来ますまい。

徳島のお客さん方にも感謝を。沢山音源やTシャツを買って頂いて本当に嬉しかった。
荒瀬さん達HAMKが組んだイベント「涙目ファンクラブ」、素敵な出演陣(そして勿論HAMKも良かった。皆に愛されているバンドには必ず理由がある)で終始イベントを楽しんだし、打ち上げも串カツを堪能出来た。
ONEPERCENTRES先輩方とは明日も共演。様々な経歴、実績を有してらっしゃる大先輩だ。この素敵な出会いに感謝します。

何だか自慢みたいな日記になってしまったけれど、自慢するしかない一日だったんだよ。
今日の画像は打ち上げ後に行った「徳島ラーメン東大」。豚バラ肉に大丸ラーメンを思い出しつつ。

4日間を簡単に振り返って

今となっては数日前の事になってしまうけれどZIP-FM FIND OUT presents「LIVEHOUSE A-GO-GO」に出演してきた。「もっとライブハウスに行こうぜ!楽しいぜ!」という事を普段ライブハウスに来る機会のない方々に知って頂くための招待制のイベントである。

実際、フロアには恐らくは普段、なかなかライブハウスにいらっしゃる事のないであろうと思しき年齢層の方の姿も見え、実に新鮮だった。


この日のドラムは石井一正君(white white sisters)。実に強靭なドラムを叩くドラマーで、この人が叩くと我々まで演奏が上手くなったような錯覚に陥る。後方から聴こえてくるキックとシンバルのジャキッ感に酔いしれながら演奏出来た。

打ち上げも多いに楽しみ、そのままROCK'N'ROLL井藤さん宅へ流れ込み、ニコニコ動画の鑑賞会を挙行。帰宅した頃には時計の針もすっかり明け方に近付いていた。


4日間連続で様々な場所でJONNYとしてライブを行ったわけだけれども、バンドとしてまだまだ鍛え上げていかなければならない点がある種明確に見えた4日間であった。バンドという集団がより無駄のなく芸術表現として『美しい』結果を打ち出すためには、メンバー各員個人個人の求心力、そしてバンドとしての求心力が必要不可欠であると考えるのだが、最近は日々の予定でゆっくり考える時間がとれず(というか決まった予定に併せて色々と調整するのに必死だった)、何だか腹の底に何だかドロリとしたもの抱えていたようだったけれども、一つの目標が見えた事でスッキリ出来た。


まあ、バンドという集団行動を始めて以来、これの繰り返しなんだけれどもね。

自己紹介

Author:舟橋孝裕
愛知県在住、ベースギター奏者です。
・JONNY
・パイプカツトマミヰズ
・犬栓耳畜生
・白線の内側
 やサポートでベースを弾きます。

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