Loveless Guitarの新作ベースを弾いてきた。

また間が空いてしまった。いけないいけない。

最近は10代のバンドマンのベースを明け方5時に調整したり、友達の家で男二人で鍋を食べたり(さし向いで鍋を食べるっていうのは、何か真剣勝負みたいで緊張感があって良かった)していた。つまり面白おかしく過ごしてるって事。資金が必要だから時期をみているやらねばならない事、時間が合わなかったりで先延ばしになってる会合等、諸々を頭の片隅に入れながら。to doをおざなりにしているわけではないけど、置き去りにはしつつ、ある。

だからどこかで切迫感があるんだなあ。

嫌いじゃないですけどね、この感じは。


で、20日は岐阜県のもうお馴染みLoveless Guitarpalitextdestroy 河本君と行ってきた。

Loveless Guitarの岡田さんから「新しいベースが出来上がったから是非弾いて欲しい」と連絡を貰って、多分丁度一か月くらいだろうか。「どんな音でも出る」新作ベースを名古屋の色々なベーシストに弾いて貰ってサウンドバリエーションの幅の広さを動画で紹介しようという企画、その第一弾として僕に声をかけて下さったのだ。

大役、である。

で、どうせならUstream配信もやろうという事でお手伝いで河本君にもついてきて貰ったというわけ。


お昼過ぎに出発したものの、道を間違えてしまい、あれは多分遠回りだったんだな、2時間近くかかった。

軽く打ち合わせをして、まずは本題の動画撮影。岡田さんのリクエストに応えつつ、コントロール部分をいじりながら弾いていく。

…しっかし俺、バリエーションないなあ。テクニカルだったり面白い事をベースでやれればデモ演奏にも起伏がついて面白いだろうに、僕ったら本当にベース単体で鳴らすのは苦手だ。単純に、下手糞なんだろう。


3人とも苦笑しちゃうような瞬間もありながら、どうにか動画撮影終了。腹ごしらえって事で3人でラーメン屋に。岡田さんお薦めのお店に行くも休業で、結局「男は黙って前を行け!」訪問。汁なし300gを頂いたのだけど、うん、丁度楽しんでお腹一杯になるレベル。にんにくも容赦なく入れたもんだから工房に戻った頃には3人ともすっかりにんにく臭くなっていた。


その後はUstream配信。楽器職人として活動されてきた岡田さんの“それ以前”、そして職人として楽器に思う事、岡田さんが思う初心者のための楽器選びのポイント等、充実した内容になったと思う。

アーカイヴもアップされているので(途中でマシントラブルで何度か配信が中断されたので動画が3つに分かれている。そして最初の岡田さんと僕の演奏が入力レベル過多によってただのノイズみたいになってるのは残念)是非ご覧下さい。


「舟橋孝裕のハートフル・ストリーム~岐阜出張編~その1」

「舟橋孝裕のハートフル・ストリーム~岐阜出張編~その2」

「舟橋孝裕のハートフル・ストリーム~岐阜出張編~その3」


あと、僕によるLoveless Guitarの新作「Answer Bass」のデモ演奏第一弾もYoutubeにアップロードされています。稚拙な演奏ではありますが、Answer Bassのポテンシャルを伝えるべく頑張りました。是非ご覧下さい!


Loveless Guitar 「Answer Bass」試奏動画


この日、河本君も僕も楽器を岡田さんに調整して貰った。河本君が13年間愛用しているSGは彼自身驚く程弾きやすくなったそうだし、僕のロングホーンベースは見違えた。

ロングホーンベース、以前は出力も物凄く小さかったしノイズも相当酷かったんだけど、どうやらポットの故障か何かなのか内部パーツを交換して貰ったらびっくりする程出力が大きくなった。あと脆弱なリップスティックピックアップも2つをハムバッキング接続で鳴らすようにして貰った。

SBVとかと比べるとパンチにはかけるものの、十分に実戦で使える楽器になったと思う。

いつかライブに持ち出してみようっと。やっぱりこの見た目は捨て難い。


続・我が逃走
この嬉しそうな顔!


岡田さん、本当に有難うございました。

新作ベースの試奏、まっ先に声をかけて頂けて光栄です。

そしてAnswer Bass、本当に良いベース。一本しか存在しないので気になる方は工房へチェックしに行ってみて下さい。音の量感良し、粒立ち良し、ネックの握り良し、ボディバランス良しと素晴らしい一本です。

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「なあ伊藤君、PYRAMID格好良いだろう」「…これはやばいね」

16日はi GO忘年会。

メンバー3人+僕+いちろー先輩(シャビーボーイズ いちろー君では、ない)と途中からAZUSAさんも合流して飲んできた。お店は茜谷さんの大学時代のご学友がやっておられる栄の「くすくす」。レコーディング打ち上げでもお世話になったお店である。

今回も大量の旨い飯、旨い酒にあまつさえワインまで出てきた。吹原君、ワインに開眼。その後、轟沈。


17日はパイプカツトマミヰズでHOIPに出演。

共演は日本メルヘンどついたるねん、MILK、HOSOMETHE PYRAMID。どのバンドも熱量高めで攻めの姿勢。こういう日は観ているだけで刺激になる。特に印象深いのが「どついたるねん」。ああいう何をしでかすかわからないバンドは目が釘付けになる。メンバーの皆さん、きっと身体能力滅茶苦茶高いんだろうなあ。

そしてTHE PYRAMIDですよ。アルバム「飲み放題」発売と相成りまして、このアルバムが本当に物凄く良くて。コメントを書かせて頂く関係で(メンバーの皆さん、僕みたいなのに書かせて頂いて有難うございました。本当に嬉しかったです)一足お先に聴かせて貰ったのだけど、「格好良いなあ!」とか「素敵だなあ!」とか「これやべえなあ!」ってなる音源は時折あっても、人生で生まれて初めてかもしれない、人の音源に結構本気で嫉妬した。だって凄過ぎるもの。凄い良いアルバム、っていうか芸術作品。

角田さんとお話した際に、初めてゆっくりお話するっていうのもあって(僕、多分ゴローさん以外のメンバーさんとはお話した事さえなかったのである)、言葉が足りないなりに感想を伝えたつもりだったのだけど、多分伝わってないだろうなあ笑

だって僕、物凄く支離滅裂だったもの。普段なら言葉遣いには結構気を使うし、適切に表現したい事をするだけの語彙力はあると思っているのだが、あの瞬間ばかりは完全に頭の中が真っ白になった。


アートワーク含め、とてもじゃないけど簡単に作りだせる作品ではない。『THE PYRAMID/飲み放題』が一万枚売れる事はないかもしれない(売れて欲しいが)、けれども音楽愛好家のCDラックに納まって、その人が死ぬまで何度も取り出して繰り返し繰り返し聴かれるには十分過ぎるだけの作品。72分あるから通して聴くのは時間的に難しいにしても、恐らく僕自身今後聴いていく作品だと思う。


あとゴローさん、プログレ魂を買ってコメントのオファー頂いたのに、すいません、実は恐らく思ってらっしゃる程プログレに精通しているわけではありません。ただ個人的にTHE PYRAMIDにはSoft Machineを感じまして、ならば我々はクリムゾンを愛する人間として、愛するバンドマンとして対峙する他あるまい、と思っています。こちらはクリムゾンっぽくは決してないですけど。

話が逸れた。

兎に角、聴いて頂きたい。暖かい気持ちにも、高尚な気持ちにも、そして攻撃的な気持ちにもなるしコーヒーを飲みながら思索に耽る際のBGMにもピッタリだろう。音楽に耳が行き過ぎるかもしれないけれども。


続・我が逃走
ジャケット無断転載、ごめんなさい。
問題があったら削除します。


まだ購入されていない方は遅くない、早く買うといいです。本当に良い作品。発売おめでとうございます。


打ち上げでは情報の伝達の錯綜にて、一足先に杏花村で打ち上がってしまったパイプカツト・チーム。

全員入りきらないので別の場所で打ち上げは行われたのだが、すいません、追っかけていくつもりが紹興酒で酩酊して動けませんでした…。

酔っ払い二人の激論、そして7回の和解も含めて、実に情報量過多気味な酒宴だったなあ。


HOIP主催者 ウカイさんの「格好良いバンドなんだから、あとは自信をもって気迫を伝える演奏をするだけですよ」って言葉、後半を真摯に受け止めて前半は無邪気に喜んでいます。ウカイさん有難うございました。

いつかギャフンと言って頂けるように頑張ります!


東京食い道楽

昨日は東京、新宿JAMにて演奏。

2011年は一体何度JAMで演奏したのだろう。紛れもなく、JONNYにとって"東京のホーム"である。少なくとも当人達はそう思っている。


前夜名古屋を出発したJONNY号、途中で仮眠をとりつつ正午前には新宿JAMに到着。メンバー各自入り時間まで散開という事で僕は単身「水野ハウス」こと宙に浮いた扁平足/暫定的にノーパン 水野君宅へ。

以前から彼の淹れるコーヒーに興味があり「良かったら東京に来られた際に飲みに来ませんか」と言って貰えたのでお言葉に甘えた形になる。


タクシーに乗って10分、水野君との待ち合わせ場所に到着。

彼と直接会うのはともすれば2年近くぶりになるのだが、それでも特に感動的な再会のシーンもなく彼の自宅へ向かう。お互いクール、ってわけではなく、twitterや何やらで日常を覗き見しあっているが故に、久しぶりな感じがないのだ。あ、パーマあててたのは初めて知ったかな。


で、水野君が「折角来て下さったんですから」とお昼ご飯まで供してくれる事に。有難え!体に悪いジャンクフードも大変結構ではあるが、人の手料理は大好きだ!

エリンギ、トマト、そしてブロックベーコンのペペロンチーノ。業務用トングやら秘密のスパイスやら、流石は料理好きなだけあるし元飲食店勤務である。フライパンをガシャガシャッてやりながら料理する様はまさしく料理人のそれ。そもそも水野ハウス、現在の場所になった理由に「ガスコンロが二つあるから。最近建てられたアパートにはなかなか二つないんですよねー」。凄いや水野君。

出来あがった。ニンニクマシマシで。


続・我が逃走
「舟橋さん、画像汚いですよ」
「すまん」


これがもう旨いのなんの。素材の味を活かしつつ、それを巧くまとめあげる水野君の腕前たるや!凄いぞ水野君!


続・我が逃走


食後のコーヒー。豆から淹れてくれるコーヒーは旨い。そしてその淹れる作業が丁寧だ事!本当にコーヒー好きなんだろうなって思ったし、愛好家が手間暇かけて淹れてくれる一杯がまずいわけはない。


「豆乳、入れてみますか?あいますよ」

「ほう、豆乳!」

「これがまたコクがあって旨いんだ…」

「お願いします」


豆乳、投入。


「…旨ッ!何これ旨ッ!ねえ水野君これ何!旨ッ!!」

「そんなに喜んで貰えるとは笑」


あんなに美味しいコーヒー、初めて飲んだ。それくらい美味しかった。

食後の一服をしつつ、水野君お薦めの音楽を聴いたりして過ごす。バンドマンであり、レコーディングエンジニア業務も行う彼は実は読書家で、面白い観点からバンドという組織を捉えていた。

理路整然としていて話もわかりやすい。豊かな時間だった。

うららかな日差しの午後、こんなに至福の時間を過ごしていいのかって感じである。もてなし好きとは言え、水野君、君、人をもてなすの巧過ぎだろう。完全の骨抜きじゃあないか僕ぁ。水野君、本当に有難う。

水野君に自転車を借りて新宿JAMに戻る。東京を自転車で走るのは、実はちょっとした夢だった。


さて、ハングリー精神を失った僕だがライブはいつも通りやれたと思う。いつも通りっていうか、ライブ前にサポートドラマー せんちょー氏とお揃いで購入してみたちょっとお高い耳栓のお陰でストレスなくやれた。耳に優しいのって、大事。新しい耳栓については改めて書こうと思うのだけど(最近ガジェット系のエントリーがたまりつつある。これはまずい)、本当に良かった。ちょっと感動しちゃったもんな。


演奏後は、柴山社長とメンバー、東京在住敏腕スタッフ ナナエ・イシハラ と一緒にステーキ屋さんへ。とあるお方から頂戴した半額券のお陰で、サーロインステーキを300g食っても1000円でお釣りがくる状態。ライブ後に肉をガッツリ食うって、一周して健康的な感じがする。


続・我が逃走
これも旨かった。
ガーリックバターって初めて使ったけど、旨いんだね。

肉をしっかり食べて、名古屋モドリ。

いっけねえ、食べ物の事ばっかりだ今回のエントリー!!

鉄の霊薬。


続・我が逃走

手に入れたばかりのIron Ether Oxideというベースファズ(画像右から二番目)を夜な夜な鳴らしている。
もう本当に最近の僕はファズエフェクターに夢中だ。寝ても覚めてもファズ、眠る前にファズ。一区切りにファズ。
『FUZZ』という古今東西のエフェクタービルダー、ミュージシャンにそれぞれの「ファズ論」を語って貰うという実に間口の狭い層を狙った映画があるのだが、それを観たい。今の僕には酷く興味をそそられるテーマ。

Iron Ether=鉄の霊薬。
なんとも仰々しい名前だが、心強い味方だ。音作りの幅が広いのだが「、少しずつ少しずつスウィートスポットが見えてきた。というか扱えるようになってきた。きっとこのペダルは僕の音の嗜好の変化にも、成長にも応えてくれる一台だろう。

操作感や覚書は改めて。

ライブに関しては未だに高校時代から変わらない。

ここ最近はどれだけ「これ人が読んでも面白くないだろうな」というような生活をしていてもブログを書こう、と思っている。ライブ後だけ、イベント事があった時だけ、面白い事があった時だけ書くっていうのはこのブログの趣旨に反する。時間の許す限り、自分の記録を克明につけていこう。10年後に大笑いするために。


依然、毎日のようにファズエフェクターに思いを馳せたり(馳せるだけでなく入手している。インプレッションを書きたいペダルが増えてきたから近いうちに怒涛の勢いで書くかもしれない)、友達と鍋をしたり、泥酔して明け方帰ったり、夜勤の職場の人間関係が少しずつ構築されてきている事について考えてみたり幸せな毎日を送っている。

けれども人間、欲求に果てはないもので毎日一度は必ず思うのが「もっとライブがしたい、もっともっと」である。

バンドマン諸兄ならば或いはご理解頂けるかもしれないが、ライブ翌日のバンドマンっていうのは非常に境界線上にいる、あやふやな存在である。

仕事しながらだったり移動しながらだったり、ご飯を食べながら街を歩きながら、前日の演奏について思いを馳せる。「楽しかったなあ」とか「もっとやれたかもなあ」とか思いながら、日常生活を送っている。どれだけライブをやろうと緊張するし、ライブというのは僕にとって一番楽しい時間であり、非日常なのだ。日常的に演奏をしている今でもそれは変わらない。

ライブ翌日、肉体的には前夜の疲労が残っているかもしれないし、精神的にも前夜の演奏によって得た高揚感の残滓がまだ気分をうっすらと高揚させているかもしれない。それって、非日常に身をおく歓びからしても、日常生活を慈しむ心持ちからしても、非常に踏ん切りの悪い状態だ。

そんな状態に至らないためには、毎日毎日ライブをやりまくるか、毎日毎日バンドで動き回るしかないのだ。

次のライブのために、次の次のライブのために、ライブの歓喜をそれこそ無限に味わうには休息や日常は絶対に必要なのだけど。

でも僕はライブが好きだ。人生で一番ライブをやっている今でさえ、うんざりする事もなければ飽きる気配さえない。


毎日ライブってのは、それで生活しているわけではない以上、無理だ。けれども毎日をそれに照準を合わせて送る事は出来るし、ライブがあるとわかっていると日常もまた彩りを増すというもの。

嗚呼、鍋食いてえ。


シンクロ デイイベントに出演した話。

11日はJONNYにてイベント「Synchronized Rockers」、通称シンクロのイベントに出演。普段はオールナイトイベントをメインに活動するシンクロであるが昨日は日中のイベントという事でその名も「Synchronized Rockers Extra
」。新栄DAY TRIVE&TRIMの2会場でバンド有り、DJ有りで楽しく過ごした。


JONNYにオファーをくれたシンクロ 二万君は前も書いたと思うのだけど、熱い男だ。大抵どのバンドでも最前列で興奮した様子でライブを観ていて「ああ、この男本当に今日を楽しみにしてたんだなあ」と痛感する。JONNYの演奏中に周りのお客さんに持ち上げられている彼を見て思わず笑ってしまったけれども、同時に僕は心の中で「やったな二万君!」ってな気分だった。皆彼が興奮して、昨日のイベントに情熱を注いでいるのがわかっているからこそのあの行動だったと思うので。


いや、しかしイベント開始が3時半と比較的早めのイベントではあったのだけど最初から最後までお客さん皆楽しそうで、それってなかなか実現出来る事ではないだろう。6時間近くの長丁場だったのに、ダレる時間がなかったtってのも驚異的。

他の出演バンドもワッペリンいとまとあやこshort film no.9palitextdestroythattaとお馴染みさんばかり。楽しくないわけがないでしょう。ワッペリンの新曲、相当パンチがあって遊びに来てくれたパイプカツトマミヰズ 駒田君と二人してのけぞった。ワッペリンはどこまでも深化する。いとまとあやこ、同じ曲なのにあれはアレンジが変わっているのかな?ユニットという構成を最大限に活かしながら攻めてる音楽だと気付かされた。short film no.9はこの日個人的には一番グッときて、何だろう、DAY TRIVEという環境が意外にも相当ハマッていた。来日したバンドみたいな風格を醸し出しつつ、音も迫力があった。しげやさんに「インディペンデントな魅力を感じました!やばいっす!」と感想を伝えたものの、表現が微妙過ぎて絶対に伝わっていないだろうなあ笑 俺だったらわからないもの、その表現。でも本当に凄いライブをしていたと思う。palitextdestroyはお客さんを囲む形でフロアライブ。正気の沙汰とも思えないこの提案にのった二万君も二万君だし、DAY TRIVEもブッ飛んでる。3人に囲まれる形で観たのだけど、ちょっとでも誰かに近付き過ぎると音がもうわけわからなくなる笑 でもあれは面白い。thattaは、言わずもがな。thattaが下手なライブするわけないでしょう?アルコールと心地よいリズム、気の利いたアンサンブルにまみれた東京の猛者達。


JONNYは新曲を2曲やった。個人的にはあの2曲っていうのは久しぶりの新曲っていうのもあるし、Hata Ryojiさん&松井さんとのレコーディングの思い出もあるし、印象深い大切な2曲。弾くのが大変なベースラインも愛している。好評なようで良かった。


シンクロが誇るDJ御三方もそれぞれフラフラしながら聴いていたのだけど、3人が3人とも色が違うように感じた。やっぱりあれかね、バンドと同じで得意分野とかあるのかな。今度訊いてみよう。

DJって僕、最初はどういう事をやっている人達かはわからなかったし(ラジオで聞くみたいにお喋りがメインなのかと思ってた)、何だか怖い人達なのかもしれんとさえ思っていたけどシンクロと関わるようになったお陰で(今年はシンクロに呼んで貰ったり、JONNYのイベントでシンクロにDJを担当して貰ったり蜜月を過ごした、と勝手に思っている)そういうのもどんどんなくなっていった。

要するに、バンドマンもDJも表現方法が違うだけで音楽が好きで楽しい事が好きって事で、それはお客さんも一緒で結局皆大好きなのは同じ事なわけで。じゃあ話も出来るし一緒に酒も飲めるし気持ちわからないわけがない。


というわけで打ち上げでは二万君の耳の穴を犯したりひん剥いたり若干はしゃぎ過ぎた。紹興酒ですっかり酔っ払ってたんだ、私は。ごめんな二万君。有難う。

お疲れいっちゃん!

昨日はシャビーボーイズのライブを観に池下UPSETに。

レコ初のバンド3バンドに加え、シャビーボーイズという4バンドだったのだけど時間の関係でシャビーボーイズだけ観て帰ってきた(最近こういうの多いな。共演者さんごめんなさい)。


シャビーボーイズからベースのいちろー君が抜けると聞いたのは、以前新宿JAMで共演した際。レジオキング、シャビーボーイズの中から有志でラーメン二郎 歌舞伎町店(余談だけど歌舞伎町店はラーメン二郎の熱烈なファン、通称ジロリアンからすると評価は低いそうだ。他の店舗も数店舗しか食ってないけど、僕は旨いと思う)に行き、シャビーボーイズ 高津君と並んでラーメンを待っている時の事だ。

シャビーボーイズのメンバーでももうゆっくり話をした後だそうで、やはり当初は落ち込んでいたメンバーも僕が話を聞く頃には落ち着いた様子で、それでも高津君はちょっと寂しそうだった。

「じゃあ俺が『辞めるんじゃねえこの野郎!』って言ってやるよ!笑」と冗談めかして言うと高津君、「ほんと言ってやって下さいよー笑」とこれまた冗談めかして切り返してきたのだけど、その目に冗談ではない友人の脱退を惜しむ感情が見え透いてハッとしたのを憶えている。


その後新宿JAMの控え室へと至る階段でいちろー君とばったり出くわして「おい聞いたぜ」と切り出した所、「そうなんですよー」と本当にいつも通りのいちろー君のまま心境等話してくれ、結局僕は「辞めるんじゃねえよ」と言えなかったばかりか「じゃああれだね、バンド辞めても遊んでね!」とまで言ってしまった。そのいちろー君を送り出す気持ちに嘘はないけど、高津君、ごめんな。結局言えなかったです。


で、その日のシャビーボーイズのライブがあまりにも素晴らしかった。4人が4人とも残された一緒に演奏する時間を完全燃焼させようとしているかのような演奏。2曲目くらいから号泣してしまい、正直に打ち明けてしまうと満員ではないフロアの前の方で観ていたものだから涙を拭うのも横にいる仲の良い外人のお客さん(名古屋までライブを観に来てくれたりする。相当なコンピューターエンジニアだそうだ)に悟られまいと涙を流しっぱなし。けど多分、あれはバレてた。

兎に角素晴らしく、演奏終了後そのまま昨日のライブの予約をお願いした。これは観ないと後悔する。そう確信したからだ。


昨日のシャビーボーイズ、演奏時間は30分強の所謂通常の演奏時間で長尺ってわけではなかったと思うのだけれども、それこそワンマンライブを観た後のような充足感をおぼえた。特に脱退だからって何かをするわけでもない。MCでは触れたりもするけれども、シンプルに演奏に臨む4人の姿が本当に美しく思えたし、いちろー君の脱退っていう事実に4人が4人ともネガティヴになっているわけではなく、むしろ気持ち良く送りだした上でバンドとしてもしっかり良い演奏をしようという、そういう凛とした心持ちが伝わってきて本当に強いバンドだなあと思った次第。

大勢のお客さんも食い入るようにステージを観ているし、思い思いに体を揺らしたり手を挙げたり打ったりしている。シャビーボーイズ、良いバンドだものな。元シャビーボーイズのメンバーも全員ライブに来ていたし、彼らは長い時間を共にして、バンドになって、ライブハウスに出て、そして昨日のステージに臨んだのだろうと思うと胸が熱くなる。恐らく次に彼らがステージに立つ時(何も決まっていないし約束は出来ない、と杉本君はMCで言ったものの、僕はその日を楽しみにしていようと思う)にはまたグッときちゃうんだろうよ!


バンドを辞めるっていうのは、バンドを始めるより覚悟のいる事だと思うし辛い事だ。自分の人生を前向きに生きるが故の選択だったとしても、それで悩まない奴はいないだろう。そしてそれを受け入れるのも難しい事だと思う。やり切ったいちろー君、シャビーボーイズお疲れ様でした。

良いものを観たよ!!

「オッケーでーす!」

友達と夜中の2時過ぎから鍋をした。醤油とんこつ鍋、である。

最初は醤油とんこつ然としているのだけど、色々煮込むうちに出汁と水分がどんどん出てきて醤油とんこつの濃度が薄くなる。これが悪いってわけじゃあ決してなくて、旨い。

〆には当然ラーメンを。生麺じゃなくてもインスタントラーメンを軽く茹でたもので十二分に旨い。


朝方帰宅して、ボーッとしながら考える。最近は本当に充実していて、実際の活動も精神活動も健全かつ能動的だ。有難い事に退屈するような事はなく、毎日何かに気をかけていられる。気をかけるっていうのはこの場合負担ではなくて、突き進むべき目標って意味ね。これがあるかないかで随分と違う。

何もないと、例えばライブの間が空いてしまうと体がなまるし、心も腐る。けれども何か心を砕く事、良い事でも極端な話悪い事でもいい、何かあれば僕は能動的に活動する事が出来る。家に引き籠っていようと、頭の中では意欲的に色々と動かす事が出来る。「毎日、その日その日を全力で」「面白い事は起こすもの」というのは僕のポリシーだけど、それでも何もやる気にならない日ってのもある。休む事さえそういう日はする気にならない。


バンド演奏に於いて、いや違うな、バンド活動に於いて実はこういう日常の部分も大事なのではないか、と思っている。演奏を行うのは日常生活を営んでいる自分なわけだし、生活での「実感」はバンドメンバーと酒を飲んで激論するより時としてスムーズに自分に何かを理解させる。実感は理屈よりわかりやすい、という事だ。

嫌な目にあっても良い。心が折れそうになっても良い。地べたを這いつくような真似をしてでも、それさえも演奏に反映される。最高に面白い。こうなってくると何が何でも、須く楽しくなってしまって困る。

「悩んだり迷ったりするの?」とか「毎日本当に楽しそうだよね」と言われるけれども、本当にその通り。

人生は、強烈な自己顕示欲とそれを満たそうとする行動力、時と場合を選んだ感情移入と強烈な他者への興味、そして勢いから起因する感情論を勢いで駆逐する理論武装、「ひょっとしたら正論なんじゃないのか」と自分でさえ欺きかねない屁理屈があれば、相当楽しく過ごす事が出来る。


そういえばやっとワンマンライブの時の不完全密室殺人の演奏記録を全部観たんだけど(不完全~だけ観れなかった。何か緊張して)、山田君に心底戦慄した。登場の段階から泥酔しているし、演奏も歌もぐっちゃんぐちゃんなんだけど恐ろしく純度が高く、そして歌い出す直前に鳴ってないギターを確認するかのように鳴らし、マイクに向かって「オッケーでーす」。一同爆笑。一体何がオッケーだったのか、そして誰に向けての言葉なのか。

今度訊いてみようっと。

お前の息の根止めるのは俺だ

夜勤がないと、ついついその日のうちに動けるだけ動こうと思って予定を詰め込んでしまう。その結果、昨夜の僕は30分刻みでのタイトなスケジューリングに。マウンテンバイクの有り難味を知った。

19時に仕事終了、19時半過ぎから予定されているゆれるの演奏を観に新栄CLUB ROCK'N'ROLLへ。アルバム(これが滅茶苦茶良い。裏切らないから聴いて御覧なさいな)が7日発売という事で、祝いに何か買わないとなと思い中途で酒屋に寄る。「寒空のうんたらかんたら」みたいな名前の気の利いた焼酎が売っていたので購入、「祝」と書いた紙にメッセージを記入、贈呈用としてこれ以上ないくらい立派なものに。有難う、酒屋のおばあちゃん。

「やり過ぎだろこれー!」って笑いを取れるのを期待していったのだけど、演奏後のあみ君に渡したら「はっちゃん、何て粋なんや…!」って感動されてしまった。彼の実直な性格を忘れていたし、そもそも自分が彼らの立場だったら笑い飛ばす事なんてしないな、よく考えれば。

喜んで貰えて良かった。ライブについては、書くまでもないくらい良かった。ゆれるのライブって僕がバンドマンだからかもしれないけど凄くうずうずする。演奏に体を無駄なく行使していて、そしてそれが演奏のテンションと相まってスカッとする。と思いきや情感に寄り添ってくるような曲がふっと始まって、隙がない。

昨日のゆれるは音の分離も良くて音像が凄くクッキリしていた。高密度の音はゆれるの音楽にもあっているように思える。兎に角、格好良いロックバンドを体現していた。


で、THOMAS AGEの中島さんと約束があったので共演の明日、照らすに申し訳なく思いながら移動。

新栄を出たのが20分過ぎ、30分には約束だったのでちょっとヒヤヒヤしたけれども遅刻せずに到着。マウンテンバイク、GJ!

最近ファズペダルにはまっているのは昨日のブログでも触れた通りだけど、中島さんが所有されているペダルの中で「もう使ってないし譲るよー」ってなブツがあったので有難くも頂戴しに行ったのだ。



続・我が逃走

今回中島さんから譲って頂いたのはGuyatoneのFZ2000。2000年に限定モデルとして販売されたファズペダルだ。2000年が、もう11年前だなんて嘘のようだ。あの頃は2000年問題とか、それ以外にも何か妙に大きな節目の
ような気がして若干ソワソワしたものなあ。当時の僕は、中学生から高校生になるくらい、か。父親と「ゴジラ ミレニアム」を観に行ったりした。その頃に発売されたファズペダル。

中島さん曰く「くるりの達身さんが使ってるのを見て、それで買った。けれども扱いきれなくてさー」。

成程、コントロールはアウトプット・ボリュームとゲインのみ。イコライジング出来るのはミニ・スイッチでのトレブル・ブーストのみ。こりゃあ嗜好にジャストであわないと使えないだろう。

ベースで鳴らしても、低域が削がれる感じもなくなかなか良好。

大きな音でアンサンブルの中で鳴らしてみて、改めて感想とかは書いていこうと思う。


その後、友人と飲みに行く。久しぶりに学生時代に通っていた飲み屋さんに行きたくなったので八事の「ラーメン のり平」へ。ラーメンと銘打ってあるし、確かにラーメンもあるのだけれどもそれ以上に定食やサイドメニューの量が多く、油ギッシュな床に油の匂い、そして年期を感じさせる(ソフトな表現をしてみた)店内の様子と、学生時代から何も変わっていない。のりおさんとへいじさんの二人組の初老兄弟が経営するから「のり平」。サークルの後輩がバイトしていたり、ライブの打ち上げ二次会は基本ここだったり、卒業論文を書いている最中、夜中に小腹が減ったので定食を食べに来たりと思い出が一杯のお店だ。


「おお、久しぶりじゃないの」


何が嬉しいって大将(どっちがのりおさんでどっちがへいじさんか、ぶっちゃけよく知らないんだよ)が僕の事を憶えててくれたって事。かれこれ数年、下手したら5年近くお邪魔してないっていうのに。


「ごめんなさい間空いちゃって。最近いかがですか」


聞くと大将は弟さんで、一緒にお店に立っていたお兄さんは体力的に限界だし体調も崩されたとの事で、今は一人でお店を切り盛りされているそう。お兄さんの体の具合は心配なれど、弟さんの相変わらずな様子に物凄く安心する。


「広告とか載せるとさ、皆ランチばっかり食べに来てさ、しかも県外から来て『なんだよ駐車場ねえのかよ』とか怒られるんだよ。そういう店じゃないっつうのにさ!笑」


元気に笑われる姿は、僕が現役学生だった頃そのまま。

フランクフルトにチャーシューにたまごいために塩辛にざるとろラーメンに炒飯etc.、全部が全部味も変わらずそのまま。

のり平、本当に大好きだ。

大将、お体に気をつけてこれからも頑張って下さいね!僕もうちょっと間空けないように行くからさ。


予定を詰め込んだけれども、見事に全部完逐しきった一日だった。

猫の手さえも貸したいくらい


続・我が逃走


深夜にファズ遊び。

最近は頭の中の30%くらいがファズペダルについてで、常にワクワクしたり「あれ試したいこれ試したい」ってなってる。ファズペダルについてはもう、きりがない。正直、物凄く良いファズも扱いやすいファズも十分持っている、とは思う。だけれどもそうでもないへなちょこなペダルから「どうやって使うのこれ」って自我を出し過ぎたペダルまで世の中には多くのファズペダルが存在するわけで、それをもう片っぱしから試してみたい。否、集めたい。

ファズペダル蒐集って恐らく限られた愛好家達の趣味なわけなんだけれども、多くのファズについて研究してきた先人達に敬意を払った上で、生活水準を落とさずとも支障がない程度にファズペダル蒐集を行っていこうかと思っている。趣味と実益を兼ねて。


昨日は最近健やかでない友人達に思いを馳せながら「僕の周りは憂鬱だらけ 悲しいね」とかユニコーン『開店休業』の替え歌を酔っ払って口ずさんでみたり「スーパーサイズ・ミー」を観ながらジャンクフードをバクバク食べてみたり、まあ要するに自堕落な夜を過ごした。こういう時間を謳歌する事を、今は欲している。ライブが近付けば近付く程、こういう息抜きは楽しくなる。一息に音楽演奏に奮起する快感が待っているからだ。

自分の生活には、ギャップが有れば有る程、面白い。

飲んで歌って弾いた。

以前書いたかもしれないけど、10月の後半頃から夜勤をしている。

大学時代から引き続きずっと働いている職場ではなく、自宅の近所にあるパチンコ店で、閉店後に清掃作業に従事している。毎日実労働時間が一時間半程度なのだが、割りが良く気に入っている。

同僚は皆僕より年上で、中には僕の父親以上の方も働いてらっしゃる。皆、昼間にはそれぞれの生活、仕事があり、夜の10時過ぎにぞろぞろと集まってきて清掃作業に従事するというのはなんとも非日常的。

作業中は時間内に清掃作業を終わらせる事に必死だし、作業終了後は早く帰宅して寝たいしで皆さん颯爽と帰っていかれる。無関心、ってわけではないのだろうけれども、必要以上に相手に踏み込もうとしないその距離感は意外と居心地が良い。皆さん良くして下さるし。

何よりバイトリーダーという現場の指揮者の方がいらっしゃるのだけれども、僕はもうこのリーダーに忠誠を誓いかねないくらい信頼している。だって新人の鍛え上げ方から各作業員とのコミュニケーションまで、もう本書いてもいいんじゃないかってくらい「良い上司」。ちなみに僕の人生初のバイト、スーパーのレジ打ちの同僚にして小学校の先輩が同僚におり(10年ぶりの再会!)、バイトリーダーはその先輩の母親である。何たる偶然!

かつて仕事を教わった先輩に今も職場でお世話になり、その母親が直属の上司だなんて!


で昨夜も夜勤。

作業で汗を物凄くかくので当然喉が渇く。帰りがけにコンビニでアルコール飲料を購入、飲み干して人心地。帰宅する頃にはすっかり良い気分、だ。で、仕事前に茜谷さんから「今飲んでるから夜勤終わったら連絡くれや」と電話があった事を思い出し、電話してみる。しなの屋でご近所の小松彩夏似のバンドマンと飲んでいるそうで、僕も千鳥足で出掛けて行った。

しなの屋に着くと、茜谷さんと小松彩夏似は一緒にくるりだったかな、スピッツだったかな、歌本(歌詞とコード進行が書いてある奴ね)を見ながらカウンターで熱唱。お酒の入ったジョッキを前に歌本広げて、旨い肴つっついてギター鳴らして歌うだなんて最高の土曜の夜じゃあないか。お客さんも常連さんばかりで茜谷さんとは顔見知りらしく、皆眼を細めて聞き入ったり時に一緒に歌ったりしていた。

ギターも歌も歌えない僕は12月限定ドリンクとガリガリ君チューハイをガツッと飲んで酔っ払って、最終的には何か喚くように歌っていた。何の歌かは憶えていない。楽しい夜だった。


最近お酒の楽しさを憶えた僕は何かにつけて飲酒している。ここ最近は財布の中身も12月の名古屋並に寒いのでもっぱら100円ショップやコンビニで安いアルコール飲料を購入して自宅でスナック菓子やらコンビニで買った餃子やらを肴に飲んでいるのだけれども、酩酊すると大抵エレキベースをファズペダルに繋げて鳴らす。

定期的にやってくるファズペダルブーム、それが再びやって来たのだ。手元にあるファズペダルを通り一遍鳴らし、そして新しいペダルを欲する。十分手元にあるペダルで素敵な音がするにも関わらず、未だ見ぬ素敵なペダルがあるんじゃないかと探してしまう。

これはもう、趣味だな。「ファズ集めが趣味です」って言っちゃおう。

OTOTOYにて

僕の所属するパイプカツトマミヰズ、JONNYとサポートベーシストとして都合の合うタイミングで参加させて頂いているi GOがこの度『OTOTOY』という音楽配信、音楽ニュース発信サイトに掲載されている「名古屋音楽シーン、徹底解剖!」という特集でとりあげられています(長い説明、ご容赦を)。


この特集、個人的にもお世話になっている柴山順次(ONE BY ONE RECORDS/2YOU MAGAZINE)さんが名古屋シーンについて話すインタビュー、名古屋シーン相関図、そして2ヶ月限定でフリーダウンロード出来るコンピ『IN THE CITY THERE IS A NAGOYA MUSIC』と非常に盛り沢山な内容。

コンピには総勢24バンド参加、前述したように活動を共にするバンドが3バンドも収録されておりまして、僕個人としてもこれは単純に、嬉しい。色々な人に聴いて貰いたいなあ。

というわけでコンピのダウンロードはこちらからどうぞ(柴山順次さんによる各バンドに対する解説も掲載されてます)!2012年1月31日までのダウンロードとなるのでお早めにどうぞ!



個人的には「シーン」って言葉は、非常にモヤモヤしたものであってぶっちゃけて言ってしまうと捉えどころがないので意識しないようにしている。そこに所属してる自意識とか、そこでやってくって意識は少なくとも今の僕がフォーカスしたい部分ではないし(名古屋という場所は大好きですし離れる気はないですが)、けれども名古屋でバンド活動を続けてきた、続けていく人間としてこういうコンピに参加出来て、これはもう単純に光栄に思います。


特にさ、パイプカツトマミヰズはこのコンピで初めて耳にする方が多いだろうし、これを機会にこのバンドを多くの人が知ってくれたら嬉しい。格好良いバンドなんだよね。大真面目にふざけてるんだけど。

ちなみにこの音源、レコーディングエンジニアは篠田君(JONNY/Dr.Right)でありまして実にゴッツい音源に仕上がっている(スティックカウントさえ歪んでる!)。当時の編成って失踪してしまったアサイカナコ(Gt)を入れた4人なわけで、今現在のバンドとは編成も曲のアレンジさえも違う。まあearly ver.じゃないけれど、こういう時期もあったんだよってな事で。


JONNYに関しては僕が加入する前の音源なわけで、当然収録曲のベーシストは僕ではありません。けれどもJONNYって佐藤さんと篠田君っていう2人の音楽的要素が投入されているバンドなわけで、そこの軸さえ保てれば僕はとかく音源、という形では今回は自分が弾いてない音源を収録する事に何の抵抗もなかったです。だってライブで結構やってる曲なのに、音源では今手に入らないんだものね。


i GOは記憶も新しい今年の8月に発売された『LOVE&BEER』から。

たまたまなんだけど自分が弾いた音源が収録されていると嬉しいもんだよね、単純に。

パイプカツトマミヰズでのベースサウンドがエゴの塊、レコーディング当時に自分が出したい音を突き詰めた結果なれば、この曲のベースサウンドって完全にi GO側にお任せした結果で、聴き比べると個人的にも感慨深いものがある。昔はそんな事、出来なかったもの!良い感じに曲を支える音になっていて、これもお気に入りです。



さて、このコンピに収録されている24バンドで「名古屋シーン」だなんて言うつもりは勿論キュレーションを担当された柴山社長でさえ毛頭ないだろうし、僕もそう思わない。そもそもシーンとかに無頓着だし。名古屋には他にも面白いバンドがごまんといる事は、それこそ4つのバンドの活動経験を通じて痛い程知っている。「やってやんよ!」と挑みかかって行った結果、手酷くボッコボコにされたバンドもいれば、ガッツリ組み合ってやりあったバンドもいる。名古屋には面白いバンドが沢山いる。

故に「名古屋シーンはこれだ」だなんて言えないし、この24バンドが名古屋のバンドシーン(ああもう本当にこの表現しっくりこねえなあ)の全てだと勘違いしないで頂きたい。柴山社長も言っていたけれども、この相関図もコンピレーションも「柴山順次の眼を通して描いたものであり、柴山順次が責任をとれる範囲でキュレーションした情報」なのだから。良い手引きにはなるかもしれないけれど。一番良いのは、名古屋にフラッときてライブハウスにフラッと行く事なんじゃないかな。なかなか難しいだろうけれど。でも、ツアーバンドばかりのイベントだったらナンだけれども、名古屋のライブハウスの空気感は伝わるんじゃないかしら。


兎に角、名古屋って素敵な街だよ。

名古屋という街も、名古屋で活動するバンドも、僕は大好きだ。

「きっと、大歓声やモッシュが起きていたんだと、思いこむ事にします」

JONNYにてmurder murder企画@得三に出演。

JONNYでの得三出演は2回目なれど、前回は佐藤さんが入院中だったため完全体での出演は初めて。


murder murderとの出会いについて遡る。

新栄CLUB ROCK'N'ROLLで働いている佐藤さんは、その職業柄か素敵なバンドとの出会いが多い。本当に気に入ると音源とかを遠征中の車の中でかけてくれたりするのだけど、murder murderもそんなバンドの一つ。


「凄いのがさ、音源下さい!って言ったら『駄目です』って言われてさ。デモCDのジャケット見たら“このCDを盗め!”ってタイトルなの。…だから盗んだよ、一応。人目を忍んでこっそりと」


その時確か各務君(不完全密室殺人/紙コップス/パイプカツトマミヰズ ボランティアメンバー)がJONNYでギターを弾いていた頃で、彼、高速道路に乗ろうとしているJONNY車の後部座席でボーッとしていたように思う。murder murderは共演済みだったらしく「彼ら、本当に良いんだよ」と珍しく各務君がバンドを褒めていた。今はmurder murderの橋本君と一緒にバンドをやっている(不定期ではあるみたいだけど)くらいだから、本当に彼らの音楽センスが好きなのだろう。

で、僕はmurder murderがかつて共演したRomany Jadeというバンドの二人である事を知り、その後何度も共演する事になる。ってかむしろJONNY以外では共演してるので、昨日で完全に所属/参加バンドをコンプリートされてしまったわけだ。

で、そんなmurder murderの企画に出演。久しぶりの得三で気合いが入った。ベースアンプも上下YAMAHAのセットだ。

「俺を使え」と、そう言われている気がした。尚更気合いが入る。


この日からちょっとした実験じゃないけれど、ライブ中に耳栓をつけて演奏を行う事にした。

僕って長丁場の演奏になると、後半にいくにつれてベースのローを耳が聴き取らなくなるみたいで、例えばワンマンライブサイズの演奏時間だと最後の方なんかほとんどアタックしか聞き取れない。それについて先日HUCKFINNのナベちゃんに相談した所、「それはロー落ちだね。人によってハイ落ち、ロー落ちって違いはあるけど、耳が疲れてるんだよ。長くバンドを続けたいなら耳栓をつけた方がいいかもしれないねえ」と教えて貰った。

ナベちゃん曰く、耳栓は初めこそ違和感があるものの、慣れてしまえば音のサスティーンやドラムの金物類、ギターの歪んだ「ジャーン!!」みたいなのを程良く消音してアタックを浮き彫りにするので、むしろ演奏はしやすくなるそう。で、耳を長持ちさせたいならこれは是非お薦めする、との話。

以前ギバちゃんに「舟橋さんはドラムを聴かない」と指摘して貰った際にも耳栓をつけてドラムを聴くようにしていたけれども、今回はより積極的に耳栓を活用するようにしてみた。

音作りの際は耳栓を外し、リハーサルの段階から耳栓をして音を聴いてみる。

…これは凄い。皆がどこで音を「打って」いるか明確である。ドラムとベースが噛み合わないもんなら、多分この聴こえ方なら物凄く気持ち悪いぞってなくらいハッキリ聴こえる。


ライブも耳栓をして行ってみた。うん、実に良い。

いつもより堅実かつ豪胆な演奏が出来た感があって、演奏直後の充足感ったらなかった。

4曲目が終わりMCをするために耳栓を外したらお客さんが拍手して下さってて、それを受けてのこのエントリー名になっている発言。ポジティブな意味でも、耳栓は活きる。

勿論向き不向きはあるだろう。けれども僕は自分の体にガタがきてバンド活動を辞めなければならないって結末だけは御免被りたいのだ。耳を大事に出来て、かつ演奏にも劇的な効果があるのならば、耳栓に前向きに取り組む価値は十二分以上にあるといえるだろう。

いや、ナベちゃん本当にありがとう。


murder murderの二人、橋本君もいさみ君も音楽に、自分に誠実に向き合っているのが顕在化するような演奏。バンド活動や表現活動にどれだけ誠実に向き合うかってのは、ライブの現場では評価の足しにさえならないかもしれないけれども、あの二人に関してはその誠実さが演奏からも滲みでるから全く厭味がない。

良いものを観させて頂きました。


あ、しまった、写真が何もねえ。

自己紹介

舟橋孝裕

Author:舟橋孝裕
愛知県在住、ベースギター奏者です。
・JONNY
・パイプカツトマミヰズ
・犬栓耳畜生
・白線の内側
 やサポートでベースを弾きます。

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