大丸でのニ夜

昨日の早朝未明の大丸。
大橋店長が「もう材料切れだから!」と店内から叫ぶ中、どうにか入店してみるといつもより野菜が若干少ないくらいの普通の一杯が出てきて「ああ、大橋さんも疲れてらっしゃるのだ」と妙に申し訳なく、でもきっとこの人も「あと10年はやりたかった」と仰るくらい好きでお店をやっておられるのだから恥じ入る必要はないだろう、でもこれが本当に良い事なのか、と一瞬悶々とするも、いざ一口麺を啜るとやっぱりそこには快楽しかなくて。
さあ食べるぞ!っと気合いを入れたものの若干とんかつソースを野菜にかけ過ぎていささか辛い味になってしまった。良い思い出。

今朝方の大丸。
かしやま君(孤独部)ともぐら君(カメラマン、今は動画の撮影/編集をお願いしている)と深夜の路上でマウンテンバイクに跨って走るかしやま君にもぐら君が並走したり、まるっきり映画同好会みたいな撮影作業を進めた後に3時から並ぶ。
お店の前まで行くと既に20人以上の行列が出来ており、その半分は友人や知人だった。今朝方の名古屋は話によると今年一番の冷え込みらしく実際相当寒かった。けれども皆、そんな極寒の深夜の今池で寒さに身を縮めながら目をキラキラさせている。「さみー」と言いながらも笑顔だ。何だか大きなお祭に参加しているような、そんな一体感である。皆、兎に角良い顔をしている。
誕生日を迎えられたばかりのせんちょー(ナナフシ/JONNYサポートドラム担当)も単身並ばれており、そういえば22時間程前にお店の前で満腹を抱えての別れ際「24時間後もまた来ちゃうんだろうね」とご本人が漏らしていたなあと思い出す。

まだ開店していない。
長い闘いになりそうだ、と行列の27番目に加わって皆で談笑。今池HUCK FINNの皆、高校時代の後輩、友達のバンドマンやご近所さんも皆が皆、列に並んでいる。一体何時に空くのだろう、とワクワクしていた所に大橋さんの「散らし」が入る。
行列がご近所迷惑になるとの大橋さんの配慮故なのだろう、開店までまだまだ時間がかかるのに行列が長くなったり人が待っていたりすると(この辺は本当に日によりけり。読めない)大橋さんがお店の前まで出てきて「今日はもう出来ないから他で食べて下さい!」と皆を追い返すのだ。そう言って数十分後に開店する事があるという事を過去に経験した事がある者なら知っているので、お店から離れて路地に身を潜めてお店の様子を伺う「かくれんぼ」状態になるのである。
この日も「かくれんぼ」→お店に接近→「散らし」が入る→「かくれんぼ」といういつもの流れを繰り返した。
普段なら開店時間がどんどん遅くなるこの一連の流れも、やはりそれさえも皆楽しそうである。もう、皆わかっているのだ。こういう大橋さんとのやりとりが出来る時間も本当に残り少ないのだ、と。

実は「散らし」に対抗する策として環状線を挟んだ25m程、反対側の歩道はかねてから目をつけていた。
大橋さんもまさか道路を挟んで反対側から探られているとは思いもしないのか、意外とそこにはノーガードだったりするし店内の様子もそこからなら一望出来る。残念ながら匂いは流石にそこまで届かないので嗅覚を頼りにした行動は出来なくなるのだが。
作戦行動だ、とばかりにその環状線を挟んで反対側、お店の真ン前に位置取り店内の様子を探る。
かくれんぼ部隊の中、淡々と様子を伺っている柴山社長(ONE BY ONE RECORDS)と「こちら偵察部隊、現在動きなし」「了解」等とLINEアプリで連絡をとりつつ開店のその時を待つ。
これじゃあ丸っきり大人の戦争ごっこだ。敵は大橋さん?まさかまさか。そんな事、口が裂けても言わないし思いもしない。敵は自分自身、だろう。
開店を待つ人数はこの段階で30人近くになっていたのではないだろうか。その中の大多数はきっと5時間もすれば仕事に出掛けるはずで、その大丸への愛情を見せつけられた僕の胸は熱く燃えていた。
これはもう、是非全員で、食べたい!

1時間が過ぎ、1時間半が過ぎ、5時を過ぎた頃に反対車線からの偵察を中断し、僕達はかくれんぼ部隊と合流した。その間に何人かが断念し帰宅、そして新たにやって来た同好の士が深夜の今池に身を潜める仲間に加わっていた。柴山社長が100円ローソンで大量のホッカイロを購入してこられ、友人知人はじめましての方関係なく配っておられた。服に貼るタイプのそれはシャカシャカ振っても全然温かくならず、勝手の違いに柴山さん本人含め皆で戸惑う。笑顔が生まれる。
多くのドラマがあり、多くの感情がそこにはあった。
だが11月末の名古屋、深夜の寒さとまだ開店していないという現実は皆の体力、気力を確実に摩耗させていた。
「頑張ろう」「頑張ろう」と励まし合って開店のその時を待つ。

そして行列が再び構築された。
大橋さんもお店の中で調理されておられるのであろう、開店のその時が近づいている、という気配がこちらまで伝わってきた。ドヤドヤと動き出す我々。
「かくれんぼ」はそれ以前の並び順等全てが覆ってしまう。その点とともすれば近隣に迷惑をかけかねないという点は、少なくとも僕の主観上、その行動の中に一抹の重しとなってのしかかっている。
再び行列が出来上がり、僕は手足の先からどんどん体を侵食してもう二周くらいはしてるであろう寒さをどうにか紛らわそうとフードを被ってコートの中に顔を埋めた。少しでも体力の消耗を防ごうとそのまま壁にもたれかかり目を瞑る。もうすぐ開店するとして、20人以上の人間がラーメンを食べた後の入店。
ここからが、長いのだ。きっと気が遠くなる程に。

…。
人が動く気配に目を開けると、どうやら再び「散らし」が入ったようだ。
一体どうなるんだ、果たして開店するのか、と不安にかられながら退避。もう環状線を挟んで反対側へ動く気力もなく、僕は友人達と軽口を叩き合って乾いた笑いをあげていた。皆、目の中にどんよりと暗い灯りを灯している。「諦念」という二文字が見えて透ける。そりゃあそうだ。もうすぐ朝の6時なのだ。僕はまだ3時間だが、人によっては5時間近く並んでいる人もいるのではないだろうか。
それでもただただ並んでいる。「閉店」という現実に対して自分達なりのお別れを、節目を、感謝の念を記憶の中に刻みつけようと黙々と並んでいる。

決着をつけたのは大橋さんの「今日はもうやりませんから」という言葉。
朝6時を過ぎた段階で開店していない状況、そしてその時間。寒さと疲労に苛まれた状態でのその言葉は何よりもリアリティがあったし重みがあった。ああ、今日は本当にやらないのかもしれない。大橋さんは首尾一貫して少なくとも今日に限っては本当の事を言い続けていたのかもしれない。
「今日はもうやりませんから」。
だからこそあそこまで必死に「散らし」たのかもしれない。
もう、十分だ。
十分楽しんだ。今日は一生涯忘れる事の出来ない素敵な夜だった。同じ大丸を愛する仲間達と過ごした、今池での壮絶な、そして壮絶に素敵な夜を僕は絶対に忘れないだろう。
胃袋をきりきりと締め上げる飢餓感は近所の松屋で満たせばいい。大橋さんもよく言うではないか「帰って下さい、松屋さん行って下さい」と。ならばそれに則って松屋へ行こうではないか。それが最後まで大丸を楽しむ気概ってもんじゃあないのか?
数分後、大丸最寄りの松屋店内には朝6時にも関わらず20人近くのお客さんが。
その中の2名を除いて、他は全員大丸に並んでいた仲間達だった。
供されたトンテキ定食の丼一杯の特盛ご飯の温かさにホッと安堵する。トンテキの濃い味付に、ちょっとだけ大丸の残像がよぎった。

松屋店内の顔見知りばかりの一体感、温かさは本当に居心地が良かったけれど、それでも長居する事なく僕は店を出なければならなかった。
帰宅して、一分でも多く眠って、そして今夜もあそこに戻らなければならないのだから。
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こういうのを作って貰った。


ver1.0と何が変わったかっていうと、より僕とかしやま君(孤独部)が仲良くふざけあってる(あってる…?)シーンが増えている。
動画撮影及び編集を担当してくれているもぐら君(カメラマン)が作ってくれた。
今夜は次回アップロード予定の演劇公演の中身の迫る予告編の撮影。
大丈夫、これでいざ公開したらまたじゃれあってるだけ、だなんて事はないから。

これってば本当にただの日記。

週末は自宅に引きこもって愛犬と添い寝し続けたり(多分、向こうはしてやった、と思っているのだろう)早起きして近鉄で遠出したりした。
あ、樫山君(孤独部)の家にも行ったな。
次の予定に向かって時間を見計らって彼の家を出たら「申し訳ないです、2時間後に来て下さい」と連絡が先方から入って、100円ローソンで購入した焼き蕎麦の麺(3玉、粉末ソース付)と豚バラ肉一パック、野菜炒め用のカット野菜を買って樫山君ちに戻った。
「これで何の料理が出来上がるかわからないけど、ちょっと料理をさせてくれないか」というあまりにもひねりのない冗談に対してきちんと「そうですね、これじゃあいったい何の料理が出来上がるか全く想像も出来ないですけど、いいですよ」と返してくれる所に愛情を感じた。
ホットプレートで調理した焼きそばを樫山君と田中さん(ゲボゲボ)と3人でムシャムシャ食べた。
僕の胃袋っていうのは悪い癖があって中途半端に食べると途端にうずき出す。
結局彼の家の冷蔵庫に入っていたうどんも4玉分、ホットプレートに投入して出汁粉と醤油、にんにくで炒めて食べてしまった。
「うどんしか食べてないんですよ」っていうから少しは肉とか他のものを、と思って買い出しして戻ったっていうのに、これじゃあなんの意味もない。
樫山君も田中さんが喜んでくれてたから、いいか。

順当に食べ続けているからか、少しずつ太ってきた。

CLUB R&Rの座り公演に出演した話

朝起きて今までずっと、勿論日常生活を送りながらもずっと昨日の事を反芻している。

新栄CLUB ROCK'N'ROLLで座り公演というフロアにソファとテーブルが出、多くのお客さんが座ってライブをご覧になる(昨夜は若干立ち見も出ていたかな)という公演が定期的に行われているのは知っていたのだけど、まさか僕=朗読ユニット「未確認尾行物体」が誘って貰えるだなんて思ってもいなかった。

座り公演に出てくるのは確かな歌と演奏でお客さんの耳を喜ばせる事の出来る人達ばかりだっていうイメージがあったので、最初店長の本多さんからそのお誘いを頂いた時は冗談なんじゃないかなと思った程だ。けれども本多さんの生誕祭に誘って頂いて弾き語り大会に出演した事もあるし、何だかんだであそこではソロを(ソロめいた事含め)何度かやっている。腹を括ってからはいつも通り、素敵な歌と音楽を演奏しに来る人達に対して現状弾き語りなんてできっこない僕が、ならばどう構築力と事前の準備とそして何より発想力と行動力で立ち向かえるのかそればかりを考えていた。
自分自身、ライブハウスで朗読+即興演奏+ギミックで30分の公演を行う事は実は全然イロモノだとは思っていなくて(ライブハウス内や関係者とお話する際は"普段やっていない事"をやれる喜びと嬉しさを元手に面白がって口でこそ外様っぽい振舞をするけれど)、結局クオリティの高い、練られた、もしくは色々とブン回す力のある『表現』は音楽だろうが演劇だろうがお笑いだろうが料理だろうが絵だろうが本当に何だろうが、そのシチュエーションやそこに集う人達、背景等全てを超越して感動を生み出す事が出来ると思っている。
億する事は、何もない。バンド編成で、或いはアコースティックギターで、鍵盤で、そして歌で人の心を動かそうとする人達の中で、僕も堂々と自分の発想力と行動力、そして構築力でその場にいる人をエンターテインさせれば良い。

題材とギミックが同時に浮かび(あの作品を題材にするからこうしよう、ではなく、大抵の場合あの作品を使ってこうしよう!とそれらはセットである)、今回お手伝い頂いた方々のスケジュール調整も終わり、さてあとは大道具を仕込むだけ。
…僕の場合、そこからが長いんだ。
本番一週間前になってホームセンターにて段ボールを購入、いつもは近所のコンビニ等で丁寧にお願いして頂いてくるのだけど、今回は仕上がりにある程度の強度は必要だったのでホームセンターに陳列されている折り目のついていない、まだまだ頑健である段ボールが望ましかったのだ。ちなみに、大きな段ボールを亀の甲羅のように背負ってマウンテンバイクで帰途についていると、追い抜かした女子高生に「キモーーーイ」と笑われた。
お譲ちゃん、高校では段ボールの使い方は教えて貰えなかったかね。これで何が出来るか知ったら君もきっとたまげるぞ。
二日後、僕の部屋には「椅子」があった。

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…椅子、だよ!
これでいいのです、外装は白い布で覆うのだから!
この中には普段自室で使っているキャスター付の椅子が仕込まれていて実際に座る事が出来る。
で、当日。

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開場前、5時過ぎにかしやましげみつ(孤独部)、椅子にピットイン。
携帯電話と喉飴とペットボトルを手に、彼を完全に椅子の中に封じ込める。この日の出番は9時過ぎ。彼のたった一人の、長い戦いが始まった。
しかしこりゃあ、ちょっとした恐怖写真だな…。

本番では松井美和子(GRANCH)さんを迎え、まさか中の人が入っているとは思ってもいない彼女に椅子に座って貰い、蠟燭の薄明かりの中、僕の朗読に併せてひたすらに原稿用紙をめくって貰う。
僕の手にした本には一人の醜い椅子職人が、自らの作品である椅子に愛着を抱くあまりその椅子の中に入ってしまい、そのまま革一枚隔てた人肌の感覚、椅子越しの恋に身を投じていく様がその椅子職人の手紙形式で綴られている。
ご存知の方も少なくないだろう、日本の探偵小説史にこの人あり、江戸川乱歩先生の『人間椅子』が今回の題材だった。
本篇の大ドンデン返しはライブというシチュエーション的にわかりやすくするために割愛、椅子職人が、まさしく自分が入っているその椅子に座した小説家の女性への激しい愛情を吐露した瞬間に、椅子の中からかしやま君が腕を突き出して衝撃的な結末を迎える、という結末。
『人間椅子』がどんな作品かも、そしてどんな結末が待っているかも知らない美和子ちゃん(「私何やればいいの?」「兎に角椅子に座っていて。原稿をめくりながら。何があっても立ってはいけないよ」)の表情の変化にはリアリティが伴うだろうし、よもや開場前からステージ後方、即席の幕の後ろに据えられた椅子の中に人が入っているとはその場に集まった人も思うまい。
かしやま君の役に入りきる役者根性、美和子ちゃんのその作風にぴったりな気品、ルックスがあって初めて成立する今回の公演だった。

賛否は分かれたけれども(成程、確かにこの方法論はもっと洗練する事が出来るし、ほとんど朗読だけで最後までおその場の人間の集中力を持続させるには僕の朗読スキルはもっと必要だろう)、片付けながらフロアのざわめきの中から「怖かった」とかそういう声が聞こえてきた時は嬉しかった。
今回の公演は間違いなく美和子ちゃん、そしてかしやま君の力がなければ成立しなかった。その美しさとオーラを見事に乱歩の世界観に投影した美和子ちゃん、4バンド分の演奏+僕の朗読を椅子の中で、ステージ上で気配を殺して聴き続けたかしやま君。本当に有難う。

しかし、まだやはり未確認尾行物体は洗練する余地の方が多い、とも思うのだ。毎回毎回その時の自分のベストを尽くし、それで得られた反省により打ち込む位置を修正してきた。しかしそれでもまだストレートをどてっ腹に叩き込むには至らない。客観性と、そしてある種のポピュラリティが必要なのかもしれないな、とも思っている、兎も角。

朝方まで残った打ち上げ終わり、かしやま君と二人で話しながら早朝の新栄を歩いた。
彼の放った「5時間の待機時間の末、(椅子の中で窮屈な姿勢をとっていたがために)自分の体を騙せず足が痛んだのが役者としては悔しいです」「5時間5時間って面白がって言いましたけど、それでも言ってしまえばあれはただの待機時間に過ぎないんですよね」という言葉に、ああ結局この人も頭のネジが吹き飛んだ、気持ち良い程の美意識の塊なんだな、と思った。
音楽、バンドっていうキーワードで頭に浮かぶ何人かや、それ以外の表現領域で出会ったそんな自分の表現欲求と美意識に殉じる人達の事と開演前に井藤さんと伊藤誠人君と杏花村で食べたピリ辛キャベツに思いを馳せつつ、今日はこれにておしまい。

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舟橋の禁欲実験まとめ

※直接的な画像の掲載等はありませんが、文中に性的な表現を含みますので閲覧は自己責任でお願いします。

僕の友人はこういう名言を残している。
「男性に男根がついているのではない、男根に男性がついているのだ」と。
その真偽は兎も角として、男性にとって男性器は多くのものを左右する大きな要因たり得る。性的な衝動という奴は多くの男性の人生を良くも悪くも狂わせる。性欲は三大欲求の一つに数えられるのだ、如何に我々人類に於いてそれが大きな影響力を持つかは推して知るべし。
能動的な行動力、そして精神活動への影響力の他に現実的にフィジカルな面でも射精が男性に及ぼす効果は絶大である、という話を聞いた。なんでも男性は射精後ではそれ以前に比べて潜在能力含めその実力の10分の1も発揮出来なくなるとか。情報元は不確かだし医学的根拠があるかどうかは面白半分で得た情報だから定かではないけれども、同じ男性諸君ならば自慰行為での射精後の倦怠感、そして無気力感を鑑みるにその「能力減退」説に於いて少なからず信憑性を感じるのではあるまいか。

その論理を元にしたのだろう、「オナ禁」という行為がある。
自慰行為を禁じる事でその代償として様々な身体能力、精神活動での向上を得るという行為だ。
数日感で実感出来る程の効果が得られるそうで、その効果というのは「目覚めが良くなる」「前向きになる」から日時を重ねれば「髪の毛がサラサラになりコシが強くなる」「目の輝きが増す」「女性と積極的に話せるようになる」まで至り、最終的には「女性からナンパされるようになる」というから驚きだ。
これは面白い。真偽の程は実験する他あるまい。…被験者は自分自身で。
こうして、僕の人体実験が始まった。
以下、twitterにて定期報告していた実験報告を交えての、9日間の禁欲実験のまとめである。
実験行程の下の「」内はツイート内容である。その下が今現在から振り返っての雑感。


実験初日
「今まで毎日のようにしていた、いわば日課を断つ。今のところは不安よりもワクワク感の方が強く、いきりたつような気持ちだ。...先行き不安である。」

初日からして、いきなり先行き不安、である。そりゃあそうだ。今までそれこそ毎日のように行っていた、いわば日課を断つというのだから。不安でない方がおかしい。しかし文中に「いきりたつ」ってもう、駄目じゃん。
今までもなんとなくしなかったりした日はあったので、一日断ち程度では支障はなかったので余裕だった。

実験2日目
「まだ実感できる程の変化は起きず。欲求に駆られる事もまだ特にない。この調子なら結構いけそう、と思うのは多分、まだ二日目だからだろう。」

二日目にして効果を求めている。今だからこそわかるが、そんな簡単に効果が出てきたらたまったもんじゃない。そんなに体に毒ならば恐らく日本中の男性の半分近くが自慰行為を即刻中止するだろう。…でも実際、結構体に負荷がかかっているそうだ。
2日目の段階では特に「我慢!」って感じもなく、「オナ禁」という行為を楽しんでいた。

実験3日目
「体感上、オナ禁をしてるのだという実感が湧いてきた。きっとこれからは我慢をせねばならない瞬間も出てくるだろう。本当の闘いが、始まる。 気分は、良い。」

この体感上、という表現は確か「ああ、自慰行為をしたいなあ。いかんいかん、禁じている真っ最中じゃったわい」という意味だろう。これからは、と照れ隠しのように表現しているけれども、精神的な意味では緩やかな我慢が始まっていたのが3日目である。
この段階ではまだまだ余裕。

実験4日目
「抑えきれない衝動を抑え込む努力。 少しだけ以前より能動的な気がするが、恐らく気のせい。これは筋トレをしていた時にも感じた事だが、何かを意思を以て継続するというのは精神的に高揚感をもたらす。『もう駄目だ...否、俺はオナ禁してんだぞ!』というように。」

「オナ禁」という行為に伴うプラシーボ効果を得たのだろう、それを打ち消すように『恐らく気のせい』とまとめているが確かにこの辺りから『俺はオナ禁しているんだぞ!』と高揚感をうっすらと感じるようになってきた。
何かを連日続けるっていうのはそれだけで自信に繋がるものである。まだ余裕があった頃。

実験5日目
「目覚めはまだまだ悪い。集中力もどうかと言われればさほど影響はない。ただただポジティヴ。」
「今の俺には高岡早紀は刺激が強過ぎる。精神的に、原田知世さんを欲している。」
「自分で書いた高岡早紀、という文字でグッときてしまう。落ち着け落ち着け、夏の済みきった湖を思い出せ...」
「自慰行為を禁忌としてから120時間あまりが経過したわけだが、私の頭の中で悪魔が囁く。『しちゃえよ、おい、しちゃえよ』と。」

たった5日間のオナ禁で目覚めの良さという実際的な効果を欲している、我儘で能天気な僕の姿。一つの事を続けている効果に依る精神的な高揚感はまだまだ続いている。
肉感的で「女!」という感じのする高岡早紀さんよりもプラトニックな恋慕を連想する原田知世さんを欲している辺り、「そっちにいってはいけない」という実感があったのだろう。
そして3つ目のツイート。字面からご本人を連想して興奮しかける、だなんてこうして振り返ると5日目にして意外と重篤な状態に陥っているのが見てとれる。
最後のツイートからは、確かほぼ6日目。早朝未明、精神的に屈しかけた瞬間のリアルな感想である。

実験6日目
「比較的小康状態。性欲は精神的な興奮状態で抑制出来ると知る。次に性欲が昂るのを感じたら食欲と睡眠欲を満たす事で補填出来ないか試してみるつもり。」

一度目の挫折のタイミングをどうにか切り抜けた6日目は、意外な程に落ち着いている。前日とのテンション差が凄まじい。それもそのはず、性欲を他の欲求を満たす事で補填する、という方法論を実践しはじめているからである。

実験7日目
「オナニーしたくてたまらない。『もういいじゃん、頑張ったじゃん十分でしょ』と悪魔が囁くので睡眠欲を満たすことで補填。」

直接的な表現が飛び出した、7日目。これまた前日とのテンション差が凄まじい。
こうして振り返るとこの5日目~7日目は本当にフラフラしていたのがよくわかる。山場、と表現するにはあまりにも早過ぎるが、結局そういう事なのだろう。
だけれども睡眠欲で補填し、窮地を脱している。こう考えるとこの他の欲求で補填出来る射精への欲求というのは惰性じゃないけど日課だった自慰への習慣としての欲求という側面も少なくないと思う。
だって、我慢出来てるもの、比較的安気に。

実験8日目
「ピークは去った。」
「自室でPCの電源を入れる度に『ああ、もうしばらくはこのモニターに食らいついて(ry 出来ないんだなあ』と愛しさと切なさと心強さを感じるようになった。」

自慰行為を自ら禁じて、一週間で訪れた安定期。
しかしそれもかりそめのものだったと後に知る事になる。
2つ目のツイートは象徴的だ。今回実際一番の強敵はPCだったと言える。すけべな本やDVDは観るために準備する、というプロセスがあるわけで(隠し場所から引っ張り出す、プレイヤーに入れる、等)、それさえ絶対にしないようにすれば良いのだがPCというのはエロ目的以外にも使う。作業からのエロ動画閲覧、とか本当に油断も隙もない。
あ、僕の欲求がね。

実験9日目
「実験終了。」

突然の終了宣言。事後報告となってしまった。
原因は、そう、PCである。

総括
短いな、オイ。
結局見違える程の効果を実験しないまま、第一のセッションを終えてしまった。簡単に言えば失敗、である。
ただ今回実験してみて再度認識出来たのが日々の継続が自分へもたらす自身と確信、能動的な精神状態と高揚感である。
そして次のセッション(いつからかは具体的には未定)では如何にPC→エロという流れを断てるかにかかっている。
約一週間自慰行為を封じてみて、そして解禁したわけなのだが、この状態だからこそわかるのが自慰行為という行為が自らの体にかける負荷である。フィジカルだけでなくメンタル面、思考力の点でも低下しているのだろうなあ。ちょっとボーッとしてるもの。眠いし、疲れたし。
次回の実験へ、期待!

斉藤君と大丸に行った話。

今から丁度24時間前には斉藤君と大丸に並んでいた。

大丸ラーメンがいよいよ11月一杯で本当に閉店らしい、という話を耳にしたのはここ最近で、その情報は「ひょっとしたらこのまま閉店せずに続くんじゃないか」と心のどこかで希望を抱いていたファン達を心底打ちのめした。
柴山社長(ONE BY ONE RECORDS)は「身内が死刑宣告を受けたような気分だ」とそのやり場のない気持ちを評していたし、クロさん(今池HUCK FINN)は絶句した後「…まじかー…」と言葉にならない様子だった。
情報ソースは大橋さん発信の信用出来る友人経由で、詳しく聞いた所どうやら、本当に"その日"は間近なようだった。
閉店が確定した今、可能な限り大丸に行きたい。そんな風に思っているのだが、斉藤君から「最後に行くのは君だと決めていた」ともう本当に、何ていうかこれ以上はないくらいに嬉しい言葉を貰ったのはつい先日の事。
彼の都合の良い日程を確認すると丁度その日は毎週パイプカツトマミヰズの練習なのだが、なんともタイミング良く練習も休みという事で土曜~日曜の深夜、二人で大丸に並んだという次第。

流石は土曜深夜の大丸、一週間で一番行列が長くなる夜だけあって僕が到着した頃には20名近くの行列。列の最後尾には斉藤君、そして練習終わりにやってきたカリクビ君、レッド君(いずれもワッペリン)とも偶然鉢合わせした。食べ物や機材の話等、斉藤君と大いに盛り上がる。

「…さっきから僕達、楽器や食べ物の話ばっかりで本当に男の子が好きなものの話ばっかりしてるね」
「いつもそうだったじゃん」

恐らくは何気なく口にしたであろう斉藤君のそんな一言に、色々な思い出が甦った。
偶然大丸で鉢合わせした斉藤君が僕の同行者の食べきれないラーメンもペロリと平らげた事、二人で「何をプラスワンすると旨いか」という企画に挑んで斉藤君は干し海老、僕はキーマカレーをぶっかけて食べた事。
嗚呼、斉藤君に限らず、本当にここには色々な思い出がある。
2時間半の後(今までで一番短い2時間半だった、と記しておく)、入店。もやしがもう在庫切れとの事で申し訳程度に盛られたもやしと影も形もないキャベツ、そして最高の色具合の肉、とスタンダードではないけれども大橋さんの誠意に満ちた盛りで頂く。
心底、旨い。隣で斉藤君も「…旨え」と思わず言葉を漏らしている。
そうなのだ、昨夜の大丸ラーメンは最高に旨かった。もやしが少なくても、キャベツが盛られていなくても大丸ラーメンは大丸ラーメンであった。
ちなみに、肉はここ半年間の間で一番旨かった。大満足。
人生で最後の大丸ラーメン、その一杯を食べ終えてからも斉藤君はびっくりするくらい普通だった、普通だったように見えた。大橋さんに特に何を言うでもなく、恐らく毎回彼がそうしてきたように片付けずらい端の席に座った僕の丼まで片付けてくれて、大橋さんから「もうトーマスもブラックサンダーもないから」と袋ごと渡された飴玉を店内中の人に手渡しし、そして「ご馳走様」とそれ以上でもそれ以下でもない程に適切な分量の感情をのせた感謝の言葉を口にして彼は人生最後の一杯を〆め、店を後にした。
店を出てから「今日の大丸も旨かったなー」とお互い感想を述べ、満足気に腹をさすりながら家まで送ってくれるという彼の車に向かった。多分、駐車してあった駐車場も今まで彼が毎回大丸に来る際には停めてきた場所なんじゃないかな、と何となくそう思った。

そして斉藤君が「使わないから」と使わなくなったエフェクターを進呈してくれた。

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こんなに大量だとは思わなかったので、ペダルボードの蓋を開けた瞬間に思わず言葉に詰まった。
友よ、有難う。大切に使わせて頂くよ。
というわけで斉藤君から譲って貰った、彼の思い出も詰まったエフェクター達をベースで鳴らすとどうなるか、レビューしていきたいと思っています。

ModTone Mini-Mod FUZZERをベースで鳴らした雑感。

昨日の続きってわけじゃないけれど、ちょっと楽しくなっちゃったので(掃除した甲斐があったってもの!)今夜も引き続きエフェクターの備忘録を書いていく。勿論、音色は個人の好みだし弾く人間が違えば出音も違うのは当たり前だけれど、「エフェクターのレビュー探してたら偶然お前ん所に辿り着いたよ」とか「歪みペダルを探している時に(それなりに)参考になったよ」とか極々一部の方に仰って頂いた事があるので、この備忘録も無駄ではあるまいて。

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というわけでModTone Mini-Mod FUZZERである。
この時に残響ショップでライブのリハーサル前に衝動買いしたもの。そのままリハーサルで使って良い具合だったのでそのまま本番でも使った。これ、確か5000円しないくらいの値段で買ったのだけれどもそれ以降も良い働きをしてくれている。
ファズって値段に関係ない部分があると思っているのだけど("酷い音"であればある程喜ぶ趣向の人もいるわけだしね!)、これはその典型例。音色としてはディストーションとファズの中間くらいで実に扱いやすい。ファズ程音がひしゃげるわけでもなければディストーション程綺麗なわけでもない。きっちりグッシャグシャにひしゃげながらも一定のラインを保ってくれるというか、弾いてて制御しやすい。音も太いし。コントロールはシンプルにlevel(音量)、fuzz(歪み具合)、tone(トーンコントロール)。fuzzコントロールを右に回していけばいく程「ブッシャー!」の「ブッ」と「ャー!」の部分が増していく感覚。わかるかなこの感じ。
toneコントロールは僕は左に回しきった状態で使っていたのだけど、ベース用に調整されていないためかそれくらいで丁度良かった。時計でいう10時を越えた辺りからアンサンブルの中では頼りないというか寂しい感じになってしまう。toneは左に回しきって、fuzzは右に回しきる。つまり画像の状態が一番好み。
ライブハウスの壁を振動させる程の超重低音を出せるってわけではないのだけれど、アンサンブルの中だと聴き取り易いファズサウンドを出力してくれる。
小さくて軽いのも良し。

エゲツないペダルではないけれども、安心感のある扱いやすい一台。

TECH21 XXL BASS editionをこねくりまわしてみる。

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友人が数ヶ月前から新装開店した中古楽器屋で働いており、行かなきゃ行かなきゃと思いつつなかなか機会がなく先日ようやくお邪魔する事が出来た。早速エフェクターコーナーを物色した所、TECH21のXXL BASS editionを箱有りと箱なしの2台発見。
「同じペダルかってくらい印象が違うんですよ」との友人の言葉に興味を持って試した所、その気になってしまったので購入した。

メタリカのジェイソン・ニューステッド、ロバート・トゥルジオ両ベーシスト氏が使用した事で知られるXXLの、ベース用に調整を施したモデル。色は銀色から下品な(これでも褒めている)紫色にチェンジ。この機種、インターネット上でもなかなかレビューが書かれていない。
コントロールは左からLEVEL(ガッツリ効く)、TONE(右に回しきった状態でフラット、12時まではハイカットとして機能しそれより左に回すとどんどんドンシャリになる、と説明書には書いてあった)、WARP(偶数倍音と奇数倍音を云々かんぬん、との事)、DRIVE(ファズか、ってくらいに効く)の4つ。右の3つのコントロールで同じキャラクターの中で相応に色々な音が作れる印象。ただ印象はそんなに変わらないのでどちらかというと「こういう音しか出ませんよ」と強烈に訴えてくるタイプのペダルである。
TONEコントロールをマックスからカットしていくと本当に緩やかにハイがカットされていき、左に回しきるとジョビジョビした部分と低域寄りの周波数帯域が目立つ音になる。ただ特筆すべきはLEVELコントロールをオン/オフ時で聴感上、音圧に遜色がない程度に調節してやると右に回しきってもバイパス時と遜色のない低域がキチンと残っている事。音圧に遜色がない程度に調節、と書いたのは右に回しきった状態、つまりフラット状態では攻撃的な高域に印象が持っていかれるからである。オクターヴファズか、ってなくらいにギャンギャンブシャブシャーっと高域が前に出てくる。自然な高域では間違ってもないので(例えて言うならBOSS MT-2くらいわかりやすい高域)好き嫌いは分かれそうだけれども、僕はこれぐらい攻めている方がその気になる。
WARPコントロールでも結構音の印象が変わってくる。フラット時は時計でいう10時くらいの位置にご丁寧にチェックマークがプリントされており、左に回すとアタックの後にブシャーがついてくるような歪み方になり、右に回すとブシャブシャーと容赦なくいってくれる。DRIVEは左に回しきっても十分歪んでおり、この点と他のコントロールとを併せて考えると「自然な音なんて出ませんよー」とこれまたこいつからの「譲らない歪み方」を叩きつけられる。

これはもう完全に好きか嫌いか、だろうなあ。
高域の攻める歪み方、損なわれない低域と僕は好きな音である。
しばらく足元に常駐させてみようと思っている。

ペダル達

僕の部屋ね、エフェクター用の棚があるんですよ。

とはいってもホームセンターで売ってるようなラックの上3段をエフェクター置き場として使っているだけで陳列だなんてそんな大それたものでもないし、ましてやカテゴリー毎に選別して置いてあったりするわけでもない。ただただ雑多に放り込んであるだけ。シールド類もぐちゃぐちゃに突っ込んであるし「何これ」っていうゴミみたいなのも放り込んであってどこにどんなペダルがあるかわかったもんじゃない。
部屋の掃除を始めるにあたり、ここから手をつけてみたのだが。

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…こんなにあったよ。
勿論もっと持ってる方もいらっしゃるだろうし、所謂ヴィンテージ物もほとんど(全く、ではない。Rolandブランドのものもあるし)ない。いや、しかしまさかこんなにあるとは…。適当に突っ込んでいたからわからなかったんだな。大学2年の春に初めてのエフェクターを買って、それから必要に駆られたり単純に好きで買ったりして気がつけば100個買っていた。そこからもう数えるのを辞めていたのだけど「手元にあるのがどうもカウント数と合わないなー」と気がついて、まあ人にも貸したりしているし売ったりもしていないわけじゃないからそれで減ったんだろうな、と数については特に気にも留めていなかった。
いざ目の当たりにするとびっくりするなあ。

折角なのでこれから時間を見つけては色々と音を出して記事にまとめてみようと思う。
実戦投入出来るものはそこからしていくし、バンドで音を出す前に「これはなぁ」と思うものもまあ、備忘録代わりにはなるだろう。

パイプカツトマミヰズで久しぶりに東京に行った話。

昨日の日記と時系列が前後しちゃうけれど、先週11月10日はパイプカツトマミヰズで1年半ぶりの東京遠征。
ピロリちゃんという方がイベントに呼んでくれて実現した、個人的にも初三軒茶屋での演奏。
当日の朝、寝坊。移動中も睡眠不足を補うように定期的にシャットダウンされる意識。メンバーの皆さん、運転してくれた駒田君、ごめんね・・・!

ピロリちゃんとの初対面は名古屋。
いつものようにライブをしていると演奏後に物販ブースにて話しかけてくれた方がいらっしゃって、訊くと東京から来られたという。そういう事をし得るお客様がいらっしゃるというのは僕もライブハウスでの活動を通じて知ってはいたけれど、やっぱり自分のバンドを400キロ近く離れた場所から観に来られた方を目の当たりにすると驚く。で、今までインターネット上にアップロードされている音源や動画はご覧になられたものの、ライブは初見。「だって東京来てくれないじゃないですか!」との言葉に頭を下げながら、その実僕は謝罪ではなく感謝しきり。
その場でイベント出演のオファーを下さり、こうして僕とピロリちゃんとのやりとりは始まったのだった。

正直に書いてしまうと百戦錬磨のイベンターではない、と打ち明けてきたピロリちゃん。
県外のバンドも呼び慣れていないようで何度か連絡を受けたりした(勿論、僕が出来る事はするというスタンスを示してからである。彼女は僕がそう言わなかったらそういう事はしない人だと思う)。けれども、僕はピロリちゃんの話を「ふんふん」って訊いたりニヤニヤしながら混ぜ返したり、そんなやりとりばっかりだったのだからあの人、結局自分一人でやりきったんだよね。情熱と、誠実さを元手に。それが素晴らしいし格好良いと思った。
こうして考えるとあの人には首尾一貫して感謝してばかりだな…。唯一ちゃんとアテンド出来たのって、彼女が名古屋に大丸食いに来た時くらいじゃないのかな。

久しぶりの東京、本当に演奏しに行って良かった。
1年半。バンドが十二分に準備して、鍛練して練り上げるには十分過ぎるくらい長い時間だった。その間に第7期パイプカツトマミヰズとして活動を重ねてきて、その中で色々な人と出会って様々な経験をして。
今回の東京遠征程、このバンドでの遠征で多くの人と「面白い!」という感情のやりとりが出来た事はちょっと思い出せない。前回から今回は1年半も空いてしまったけれども、今度はもっと早く東京に攻め込みますね。
首を洗って待ってて下さいね。

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今回の演奏風景。
ニコニコしながらついてきてくれるヨシダユキ先生撮影。

翌日11日はバッキバキの体、眠気に意識を乗っ取られそうになりながら新栄CLUB ROCK'N'ROLLへpalitextdestroyのツアーファイナルを観に行った。
何かを成し遂げた男達の顔に、前日の遠征の充実感も過去のものになった。その思い出を大事に、早くそれに何をどう重ねていくかを考えないとね。

手慰み。

わかってるわかってる、今までざっと7年もブログを書いてきたのだし、それこそ28年と9か月近く自分自身と付き合ってきたのだ、僕に高尚なブログが書けない事くらいようくわかっているつもりだ。
抽象的な表現、散文的な言い回し、どれだけ読み手を意識していなくともオンライン上にて発信してしまっている以上そこにあるのは自己顕示欲であるにも関わらず「人に興味は、読み手に興味はないね」みたいな顔をしてしまう文章、行間。

率直な話、そういう文章や行間から滲み出る雰囲気にさえ憧れる。だってその人達って生きづらそうだったりするわけで、そういう感性故の周りとの隔たりであるとかそういうのって(これまたわかってるわかってる、そういうののを求めてしまうのもこれまた妄信的也)一度も味わった事がないのだもの!
「お前は楽でいいよな」とか「お前は俺達の気持はわからない」だなんて自分を貶めるような発言をしないでくれ給えよ、自分の事だ、と思った皆様方。食べた事のない料理は、それだけで食欲を刺激するに値するのである。

僕は自分の感性故周囲の人間との違和感を感じた事もなければ、自分の漠然とした感情をうまく言語としてアウトプット出来ずに人とぶつかった事も、得体の知れない衝動故に人を傷つけた事もきっと、ない。
どれだけおめでたい人生なんだ、と言われそうだけれども少なくとも、主観ではそうだ。

そしてそこから逆算するわけでは当然ないけれども、僕の感性っていうのは非常に生活感溢れるもので、実に実に等身大だと思っている。物事を人と違った角度で見ていて、でもその誰しもが言われれば「ハッ」とするような人の感性の盲点を突くような事は僕には出来ないし、かといって王道過ぎて眩しいくらいに誠実で真っすぐで、みたいなのにもきっとなりきれない。
適度に真っすぐで適度に俗で、ってのが僕の率直な所でそんな僕が書くものだからこのブログも着眼点の素晴らしさとか感性の豊かさがどうこうっていうよりかは文章量とまくしたてるような書き方で、少ない人達に愛読して貰っている、と僕は思っている。違っていたらごめんなさいね。

だから僕は自分に劣等感がどうの、とかそんなつまらない話ではないんだ。
上に書いた記述が恨み言、嫉みのように受け取られたのであればそれも含めて僕は楽しんでるとしか言いようがないのだけれども、きっと僕は僕の等身大の、極めてリアルな自分自身を愛してしまっている。
きっとこの男なら一生涯付き合っていける、と思える自意識を持っている事だけでも僕は幸せ者だろう。

こういうのを日々の記録の合間合間に書きつけておくのは、きっと大事な事なのだろうと思う。

舟橋孝裕を映像で振り返る~演奏編~

ここらでいっちょメモ替わりに自分が関わってきた/関わっているバンドの動画をまとめてみる。
自分が管理しているものってこの中のほんのひと握りに過ぎないので、これらの動画が数年後もアップロードされたままになっているかはいささか自信がないけれど。
ではバンドごとにいってみよう。


「不完全密室殺人/ロリータ」
新栄CLUB ROCK'N'ROLLにて撮影。
この動画がアップロードされたのが僅か5年前だっていうのに驚き。もっと時間が経っているように感じる。
ライブハウスの定点カメラと携帯電話で撮影したライブ映像とライブ音源を編集したもの。
悪戯心でサブリミナル効果が使われている。編集は大学の先輩。


「不完全密室殺人/万国旗の下に遊園地はなかった」
藤ヶ丘Music Farmにて撮影されたライブ映像を上の動画と同じく大学の先輩が編集したもの。
ナレーションが入っているのはこのバンドがまだ30分で一話の推理小説をナレーションと演出で再現しようとしている時期(しようとしている、ってのがポイントね)だったから。
この回は「オペラ座の怪人」に影響されまくりの「帝劇の怪人」って話をやった。帝国劇場内で殺人事件が起きて奈落の底に潜む帝国劇場の怪人の仕業だと思われるも、真犯人は出資が中止されて公演中止になる事を恐れた脚本家だったって展開(だったはず)。
良い思い出だよね。


不完全密室殺人 ザ・フロイト共同企画"祭"」より「不完全密室殺人のテーマ~そして誰もいなくなった」
2009年9月に新栄CLUB ROCK'N'ROLLで行われた不完全密室殺人とザ・フロイトのツーマン映像集より一番はじめのもの。この時はフロアにバンドセットを二つ並べて2バンドまとめてセットリストを構築、間髪いれずに演奏バンドがスイッチするっていう構成でライブを行った。それであるが故に常に配置につきっぱなし。
本当の意味でのツーマンとは、とかそういうのではなくて「どっちかが先行、どっちかが後攻ってそれは違うよね」っていう話になっただけ。
有難い事にソールドアウト、(通常営業時で言うところの)ステージ上までお客様がパンパンで大いに盛り上がった。企画、ってこういう事なんじゃないかな、って思ってる。
諸事情でアップロード出来ない動画もあるにはあるのだけど、山田君が可能な限りフルサイズでアップロードしてくれているのでその他の動画はこちらからどうぞ。


「不完全密室殺人/そして誰もいなくなった」
2011年5月に今池ちくさ座にて行われた「うずうず」での演奏映像。この日の主催者のお一人である(もう一人はHOIP ウカイさん)龍宮ナイト わかめさんが携帯電話にて撮影して下さった。
この日の演奏は伊藤誠人を迎えての5人編成。この頃にはもう定期的な練習が出来なくなっていたバンドの気迫一発の演奏である。


「不完全密室殺人/地獄」
同じくうずうずでの演奏。
この後にあんな事が起こるとは・・・。



「JONNY/Confession of my liberation PV」
JONNYの御蔵入りになったPVより後半部分の抜粋。何で御蔵入りしたかって?そりゃあ前半の佐藤さんが坊主a(自主規制)。
僕の記憶が確かなら、この頃にはまだJONNYでサポートさえ始めていない時期。「兎に角ベーシストが沢山写っているPVが撮りたい!」というベーシスト不在だったJONNYの呼びかけに応えて集まったのは数多くのバンドマン!・・・コンセプト破綻してるじゃないか(笑)
微動だにしない事で物凄い存在感を放っている柴山社長(ONE BY ONE RECORDS)、さり気なく映ってる昌吾さん(i GO)。その他にも後々縁が深くなっていく人達が沢山映ってて今観ても(個人的に)楽しい一本。
あ、不完全密室殺人は山田君以外総出演です。


「JONNY/POP STAR」
コダマ09での演奏映像。これまたイナバさん編集。
この日は不完全密室殺人も活動再開一発目という事でつまり一日に2回演奏したわけですね。夜の室内ステージの不完全密室殺人に対してJONNYは炎天下の野外で演奏。映像終盤で佐藤さんがステージから駆け出していく映像が写っているのですが「熱中症になりかけていた。兎に角水場を求めていた」との事で、曲中の佐藤さんの虚ろな目からもどれだけ暑かったか想像出来ますね。
佐藤さんと僕の髪型がちょっとアレだけど、色々あったんですよ。


「JONNY/Get some luck to be punky」
NATSUMEさんの写真展での演奏をターニャさんが撮影して下さったもの。
佐藤さんが金髪になってる。
僕は今なら絶対にしないであろう格好。そしてプレベ。時間の流れを感じるなあ。
佐藤さんの衣装がパンチ力がありますが、確かこの時期の佐藤さんは衣装を色々試していた時期だったと思う。


「JONNY/POP STAR」
ツアーに同行して下さったイナバさんが撮りためて下さったライブ映像、オフショットをこれまたイナバさんが編集して下さったPOP STARのPV。野々垣君脱退前、各務君サポート参加期の5人編成の映像。
サンタのコスプレ、ガムテープでコーティングされたプレシジョンベースとすでに懐かしい。キスシーンとか楽屋での他愛もない一幕とか、なんだか当の本人からすると感傷的になってしまう動画ですね。
感情移入し過ぎ?うるさい!


「JONNY/Uncle Fucker~Jack The Jack」

前日のライブで足を骨折した佐藤さんが座ってライブに参戦した骨折ギグより、冒頭の2曲。この2日間のサポートドラムは現地にて落ち合った深谷陽一郎(soulkids)!
冷静と情熱の間、オラオラ感と「さあ君達気持ちよくおやんなさいよ!」感が共存したドラム、炸裂!360度囲まれての面白いシチュエーションの演奏、彼程適任なドラムはいなかったと思う。
一発ドカンと鳴らして360度を早々に堪能しに行った僕がお茶目な海の向こうのフレンドによってステージに戻るのを妨害されているのも懐かしい。
この日の演奏は一部始終がアップロードされているのでこちらからどうぞ!最後までご覧頂ければ僕が如何に紳士がよくご理解頂けると思いますよ。



「パイプカツトマミヰズ/スタジオ246NAGOYA配信ライブ」
加入早々左腕を骨折、参加が遅れたパイプカツトマミヰズ。
その後もギタリストが失踪(スタジオ練習の代わりに彼を探して彼の自宅や交際相手の家の前に張り込んだのは懐かしい思い出です。ヤクザか)する等、色々経て第6期の時の演奏映像がこれ。ギタリストが國枝君だったり吉田君が座っていたり(キング・クリムゾン意識?)現在の第7期とは違う点が相応に見受けられる。
この時期があったから今がある、と考えるとバンドはつくづく紆余曲折を経るべきだな、と思う。


「パイプカツトマミヰズ/らいぶあっと池下UPSET」
ondo records 中川さん撮影、編集による高クオリティのライブ映像。
バンドの現在形、第7期を映像に残したいと考え撮影者をtwitterにて探し求めた所、「面白い事をやろう」と中川さんがのって下さった結果がこれ。手持ちカメラ2台、GoPro(サーフィンやスキーの撮影の際にボードに貼り付ける非常に小さいカメラ)と定点カメラ、Rolandの最新録音機材による素材を中川さんが作品にして下さった。
その実態は演奏中の機材トラブル(伊藤、各務のリード担当2名による)、そしてそれを半笑いや余裕の表情で切り抜ける何なら見方によってはとても禍々しい瞬間さえも収めたもの。
文字のフォントは「エヴァっぽいですね」という事でこういう感じに。
ベースの音も太くてアタックが効いてて気に入っている。



「i GO/THE RELEASE DAY」
i GOのサポートを開始してから半年以上経った頃の映像。アルバム「LOVE&BEER」発売当日のスタジオ246NAGOYAでの配信ライブの映像。
当時の日記にも「配信ライブへの参加が不慣れで不安だった」と書いてあるが、恐らくベースの音の事を言ってるのではないかと思われる。その心配が杞憂に終わったのは動画をご覧頂ければわかる通り。良い感じにドライヴしていて、いやあ、スタッフの皆様有難うございます。



「孤独部/中学生 リハーサル」
孤独部との初セッションとなったseapusでの演奏、これはそのリハーサル風景。
犬丸ラーメンの夜通しのギグ(ラーメン提供)を経てヘロヘロになったリズム隊。リハーサル後ドラムのシン君は「リズムがとれない」と嘆くわ、僕は意識が朦朧とするわでここまで体力的に限界が近い状態での孤独部参加は後にも先にもこれっきり。
この時のベースアンプと自分の機材の相性が物凄く良くて、特に作り込む事なく理想的なアタックと低域のバランス、ドライヴ感がすぐさま実現。気持ち良かった。


「孤独部/中学生」
孤独部での二度目の演奏。場所は新栄Six Dog。
この日はリハーサル後、ぶっつけ本番で伊藤誠人が鍵盤で演奏参加。Seapusでの演奏を一度観ただけでばっちりあわせてくる辺り伊藤君の嗅覚は本物だと思う。
この日は孤独部主宰 かしやまくんのリクエストで冒頭で朗読をした。その分野での専門家とも言える役者達と同じステージに立つ中で僕がその役目を担うというのはプレッシャー以外の何物でもなかったけれど、そういう事にも挑戦させようという気概に応えないわけにはいかない。
この日の演奏終盤で客席からステージに乱入してくるかしやま君にかなりグッときたのを憶えている。


「孤独部/中学生」
柴山社長(ONE BY ONE RECORDS)からオファーを頂いてスタジオ246NAGOYAでのONE BY ONE RECORDS企画に出演した孤独部での演奏。ライブハウス作品「中学生」のフルサイズでの映像。上記「中学生」との比較も面白いかと思います。
回を重ねる毎に変化していく演出、演技。日夜ライブハウスで切磋琢磨する「バンド」に対して「えんげきユニット」が真っ向から闘いを挑み続けてきたのがライブハウス作品での孤独部だったのだろうけれど、この日以降のかしやま君というのはますますライブハウスでの活動というのに自覚的になっているようで参加する側としても面白い。
改めて聴くとベースが大変歪んでいる。ベース用のRATだったかな。



「ANSWER BASSを用いたフリー演奏」

お世話になってるLOVELESS GUITAR謹製ANSWER BASSを様々なベーシストが普段使っている機材、奏法を用いて鳴らす試奏動画の第一弾としてまさかの僕が選ばれました。
試奏動画に登場するような演奏者ではないと理解はしておれど「楽しんでやってくれればいいので」というLOVELESS GUITAR 岡田さんの言葉に背中を優しく押して頂いて演奏
パッシヴ/アクティヴ切替、様々なピックアップの組み合わせを試した後はエフェクターを用いてのフリー演奏。
ファズやリング・モジュレーターをカマして何も考えずに演奏した結果が、これです。


とりあえず演奏に関する動画はこんな感じだろうか。想像してたよりずっと沢山動画がアップロードされていて自分でも感慨深かった。
演奏「以外」の動画はまた改めて。

孤独部ワンマンライブに参加した話

今年の初夏からライブハウス作品にベース演奏として参加してきたえんげきユニット「孤独部」のワンマンライブが東山ZOO STATIONで行われた。
「孤独部に関わる人達と、その人達と作ってきたもの、そしてその変化と孤独部の"今"を見せたい」と主宰(とは言っても孤独部自体が今となってはたった一人の演劇ユニットなのだが)のかしやま君から誘って貰って孤独部作品以外にもソロで出演が決まり、同じくソロ出演する事になっていたKANAMORIN=金森君から彼のバンドでベースを弾いてくれないか、とオファーを頂き、合計3枠での出演となった。

結論から書いてしまおう。
今回の孤独部ワンマン、僕はステージ上やそれこそtwitter上では「ワンマンなのに主宰本人がOAでしか出てこない。何故!笑」とか散々言っていたのだけれど、かしやま君は見事に孤独部としてのワンマンをやりきった。それはもう、彼の描いたコンセプト通りに、や、完璧以上に。
かしやま君が孤独部として活動してきた中で出会った人達の作品が彩る会場で孤独部作品と孤独部/かしやま君に関わった人達のライブが交互に"上演"されるという進行で行われたワンマンライブ、終演後に残った印象というのは「孤独部」という表現ユニットの「肌触りそのもの」だった。
出演者の僕がそう感じたのだもの、全出演者通してご覧になられた方はますますその印象を強くされたんじゃないのかな。
演目の合間合間にかしやま君がお客さんにアナウンスを出したりしてはいたのだけれども、それでもああいう方法論で「孤独部としてのワンマンライブ」をやり遂げる事が出来るっていうのは孤独部自体が今までその時々関わる人達から受けた刺激を貪欲に(勿論愛情と敬意を忘れずに)取り込んで変化し続けてきたからこそだし、そこに自覚的であるからなのだろうと思う。
やり方として長尺の作品を一本やるなり、それこそ今までの作品を立て続けに上演する事も出来た中で、かしやま君が選んだ「孤独部に縁のある方のライブ、そして展示を交えたワンマンライブ」という方法を採った事で孤独部という表現ユニットの現在形をとてもリアルに伝える事に成功したんじゃないかと思う。そしてその現在形が示した孤独部の在り方というか今現在内包している「柔軟さ」と「活力」こそが孤独部が演劇/芝居という表現カテゴリーにおいて特異な点でもあるんじゃないかな、だなんて芝居に関しては高校の頃にかじった程度、最近でこそバンドマンとして劇団に関わったりもするけれども演劇に関しちゃ門外漢以上にはなれない僕は思うのだ。
いや、凄いワンマンライブだったと思う。

さて先程も書いたように光栄な事に3枠分も出演する事が出来た。
はじめは後述するけれども未確認尾行物体。
次はKANAMORIN=金森君の曲を3曲程バンドで演奏した。
そして最後にまだ記憶に新しい「教室」の役者陣と曲が一部入れ替わっての再演。
金森君の弾き語りの後に披露された「KANAMORINバンド」(勝手に命名)は兎に角、金森君、ドラムの松田君(ex.農村)と共にギリギリまで頑張った。そもそも曲が難しい(笑)。7拍子は兎も角8.5拍子なんて初めてだよアタシャ。
深夜に何度もスタジオに入っては拍子を見失い、体に叩き込んではまたわからなくなって(松田君が。彼は変拍子苦手らしい。ちなみに僕はすぐに構成を忘れる。駄目なリズム体だなオイッ!)っていうのを何度か繰り返してのいざ本番。
その頃には曲もすっかり体に馴染んでおり気負う事も気遅れする事もなく演奏出来た。我ながら、それまでの練習と比べても良い演奏が出来たと思っている。まあ、バンド全体としては細かいミスはあったものの(笑)、金森君の良い曲の雰囲気は後押し出来たんじゃないのかなと思っている。
「教室」は関わるようになった当初の曲も織り込まれており、個人的にも相当グッときた。これも良いヴァイヴスで演奏出来たと思う。持ち上げて振り下ろしたベースのボディで自分の後頭部を強打する程、熱が入っていたと言っておきましょう。
さて、3枠の中では一番最初に人前に出る事になった未確認尾行物体。

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僕と、当日の簡単な打ち合わせで即興芝居に参加してくれたかしやま君。後ろにいるのはギター/効果音で参加してくれた河本君(palitextdestroy)。ディレイを使って風の音を出したり、場の雰囲気に合わせて非情なフレーズを弾いてくれたり、彼にお願いして本当に良かったな、と思った。

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今回は宮沢賢治先生の「猫の事務所」を題材として扱わせて頂きました。
「舟橋動物劇団」こと段ボールや新聞紙で作られた動物劇団員達が大活躍!演騒後は皆、お客さんに貰われていった。可愛がって貰えよ。
テーマがいじめを扱った重たいものだから本篇突入前のかしやま君とやった導入部分は出来るだけキャッチーにコミカルにやってみたのだけど、あの人欲しい時に欲しい感じの演技が来るもんだからそれはそれは僕もはしゃいでしまうわけで。良い導入になったし、かしやま君のスキルの高さに鼓舞された。やって良かった。有難うかしやま君。
本篇を読み進んでいけばいく程、皆さんの表情というか雰囲気が硬く、重たくなっていた。そりゃそうだよな、あの内容で(未読の方はこちらから)ゲラゲラ笑える人ってあんまりいないと思うもの。ちょっとテーマが重い、というか暗過ぎたかな、と思う。
それでも普段役者をやっておられたり声優を目指してらっしゃる方々に声と朗読を褒めて頂けて本気でテンションが上がった。
この日はベース演奏も朗読もお客さんに喜んで頂けたようで演者冥利に尽きた。感想をダイレクトに頂けるっていうのは何だろう、自分の自信に繋がる以上に俯瞰的に見た自分っていうのを意識する良い機会になります。

打ち上げはかしやま君ちで鍋を囲む。朝方まではしゃいで、気がついたらソファに腰掛けて眠っていた。
参加者全員、まだめいめい眠っていたので起き出した数名に挨拶して帰宅。
朝方の空気は確かに冷たかったけれども、充足感が凄かった。

かしやま君、ワンマンライブ成功おめでとう、そしてお疲れ様!

大学祭での演奏

11月3日は久しぶりのi GO非常勤で淑徳大学の大学祭にて演奏。
淑徳大学 軽音楽部の皆さんがi GOをゲストバンドとしてご招待、僕もそのお陰で大学祭を楽しむ事が出来たというわけ。淑徳大学軽音楽部、顔見知りが何人かいたりしてそれもまた楽しかった。

少し前まで盲腸の再発で入院されていた茜谷さん、まだ手術痕も生々しいままである。地下鉄のホームで待ち合わせたのだけれども、病院のベッドにいらした時よりかは元気そうだったものの、流石にまだ病み上がりオーラが若干残ってらっしゃった。
「こないだスタジオで歌ってみたねんけど、やっぱり痛いんやわ」との本人の言葉にああ、今日の演奏は良いものになるなと予感。ああいう人達って逆境の時程ぶちかますものね。

茜谷さんの「面白そうだから」との言葉で持っていってライブでも使ったダンエレクトロ ロングホーンベース、流石にパワー不足は否めなかったけれども女子大生の方々に「可愛いベースですねー」と好評。うん、悪くない、悪くないぞおおお。
久しぶりのi GOでの演奏、しかもスタジオ練習はやっぱり今回も入れずだったのだがそれでも何の不安もストレスも感じずに演奏出来た。っていうか演奏中は久しぶりだっていうのさえ忘れていた。最近は予定が被ってなかなかi GOでベースを弾けないけれども、もっとやりたいなあ。新曲も出来ているようですし。

演奏後は大学祭を皆で少しブラブラする。
出店で色々買い食いしようと思っていたのだけど時間帯が夕方だけにどんどん「完売」とか「終わりました」という張り紙が目立つようになってくる。そんな中でもアッサリし(過ぎ)た餃子スープとフランクフルト全部がけ(チーズ、マヨネーズ、ケチャップ、マスタード、ブラックペッパー)とチヂミは旨かった。味がっていうよりも、大学祭での買い食いって雰囲気モノな部分もあると思うんだよな。

帰宅後、深夜から始まるパイプカツトマミヰズ練までどう過ごすか考えている間に気がつけば寝入ってしまい、起きると練習まで1時間半。なんだかんだで3時間近く眠ってしまった。
そりゃあ前夜、久しぶりの大学祭って事ではしゃいで3時間も眠ってないからな。

淑徳大学 軽音楽部の皆様、有難うございました!

自己紹介

Author:舟橋孝裕
愛知県在住、ベースギター奏者です。
・JONNY
・パイプカツトマミヰズ
・犬栓耳畜生
・白線の内側
 やサポートでベースを弾きます。
以下、ライブ予定。


12/28(水) 新栄DAYTRIVE
犬栓耳畜生

2017/1/07(土) 今池HUCKFINN
ONE BY ONE RECORDS レーベル10周年イベント
JONNY

1/08(日) ミソフェス2017(http://www.misofes.com/)
パイプカツトマミヰズ

1/08(日) 新栄DAYTRIVE&TRIM
パイプカツトマミヰズ


チケット予約はこの下の「お問合せ」より承っております。

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