ロフトの下、メキシコークを舐めながら睨め上げる。


メキシコークを飲みながら素敵な音楽を聴いて心の琴線に触れたのだろう、どんどんと内省的になっていき、気付けば耳はその場に満ちた音に向きながらも自分自身はどんどんと己がセンチメンタリズムに向かっていった。

先日26日は吹上 鑪ら場にてMoNoSiRoにて出演。
オープン前から芝居の稽古やらふらりと遊びに行ったりと何かとお世話になっている鑪ら場に、ようやく出演者として訪れる事が出来たというのがまず何よりも感慨深い。鑪ら場、開店おめでとうございます。僕達の素敵な遊び場です。応援しております。

さてMoNoSiRoは駒田君(パイプカツトマミヰズ)をサポートドラマーに迎えて二回目のライブ。この編成になってから場数を重ねる事は出来ていないけれどこの日鑪ら場でやってみて、ようやく金森君が自分のペース(バンド内的な事だけでなく活動のスタンス的な部分も含めて)で伸び伸びとバンド活動を続けられる状態になったのかな、と相応に横で見てきた人間としてはこれまた感慨深く、また背筋が伸びる思いがした。
金森君という人間は天然でちょっとおかしな部分もあるのだけど、どこかで多分僕の演奏をバンドに取り込むという事に対してしっかりとヴィジョンがあるのだろうな、と思えるからこちらもやり甲斐があるし弾き応えがある。
僕は彼に演奏能力を、彼は僕に制作能力をもってして技術を提供しあう、という名目で始まった新栄の一部屋から始まった共闘体制もようやく円滑に動き始めるのかしらん、と静かにワクワクしている次第だ。

さて、鑪ら場は開店してまだ間も無く、爆音を出す事に対してはまだちょっと、というかシチュエーション的にもそれが相応しくないというか美しくないというか、そういうのは「大音量最高、フィードバック最高」な僕でも流石にわかっていたし、鑪ら場のお二人も十二分にそれを踏まえてバンドの音作りに対しては当日が近付くにつれ、会う度に「遠慮なく言い合いましょうね」という話をしてきた。どこでも同じ音を、というよりかはその場に適切な音の中で自分をどう出すかの方が面白いと感じる志向であるが故に、さてこの日はどうなるかと楽しみにしていた。

鑪ら場でこの日僕が鳴らした音は普段よりかは確実にスケール感で言えば小さい、なんならバンドアンサンブルの中での比重的な観点からもいつもよりかは小さかったかもしれない、けれどもある意味ではそれまでより雄弁だった、と言えるかもしれない。
ファズはそれまでより確かに迫力はなかったし(それは小口径のキャビネット、そしてその日のセッティングとの相性もあったろうけれども、ゴミ屑みたいな音でもなかったよ)貫くような音でもなかったろうけれども、繊細なニュアンスはそれはもう出しやすかった。手元のピッキングや左手のニュアンスがそのまま素直にアウトプットされる感覚は楽しくて、正直に言うとこの日はここ最近で一番丁寧に演奏する事に無意識に没入出来たかもしれない。
蛇口をひねっていくというのかなんなのか。
無論、感情的にグワアッと叩くのも好きだけれども自分がおざなりにしがちな、というか目を向けてこなかった自分の引き出しが一つ勝手に開いた感覚、それがこの日は確かにあった。
いやあ、すこぶる面白かったね。あれは本当に面白かった。アンサンブル中での自覚もそれまでとは違った心持ちになった。
勿論普段からガツガツやりながらも持ち合わせていなければいけない感覚なのだろうけれども、この日は完全に鑪ら場によってその感覚を思い出させて貰った気分だった。
ここから精進しないとなあ。

共演者もナイスヴァイヴスで舟橋は終始ご機嫌でした。良い場所には良い人が集まる。

このセンチメンタリズムも多幸感も、全部が全部、俺の、俺だけのものだと思った。
良くも悪くも人と何かを根本から共有する事に躍起になっていたのかもしれない。それはそれできっと一つの美しい姿勢なのだろうけれども。
だけれども、ねえ。
持った上での何か、じゃないか、なあ俺。
スポンサーサイト

所謂趣味の一つ

頭が痛くて横になってる。普段この時間は寝ているもんだからなかなか眠くならない。さっき仮眠しちゃったのも関係あるかもね。


これは完全に余談だが、僕のあまり大声では言わない趣味に「可愛い女の子の写真集め」がある。
身近である、ないを問わず可愛いな、素敵だな、という女の子の写真をスマートフォンに溜め込んでいるのだ。
自撮りを保存したり、画像だけ保存出来ない時はスクリーンショットからわざわざ画像部分だけを切り抜いたりしている。
勿論時には、自分で撮影する。撮らせてくれる女の子の方が少ないけれど、中には快く撮らせてくれる女の子もいたりするのだ、たまらねえ!

昔は良くライブハウスや野外ライブで女の子のバンドメンバーや弾き語りやってる女の子ばかりの写真を撮ってるおじさん達がいた。
なんだろうなあ、と思っていたけれど、気付けばそんな大人になっていた。
別に悲しくはない。

「平成」



18日は伏見のG-Pitという小劇場へ。
この週頭から小屋入りしていた孤独部に合流、金曜夜から行われていた孤独部第666(!)回公演「平成」チームに合流、ちょっとしたお手伝いをしてきた。お手伝いとはいっても僕が制作面で出来る事等知れている、何て事はない、西杢比野さん(「平成」制作協力という名の制作/少年王者舘)さんの指揮の下、受付時の荷物預かり等を手伝った。
あとは西杢比野さんの作ったまかない(煮物が旨い女性は合理的な女性だと思う)を美味しく頂いたりニヤニヤしたりしていた。

僕が観た「平成」は2st目だったんだけど、1stを踏まえて気概が形作られてきた2st目、さあいよいよこれから変化していくのだろうと思われた。事実、その後専ら役者の演技面で色々と変化が生じてきたようで、残念ながら僕はそれを観る事は出来なかったのだけれども、そういった意味ではベーシックな部分を観る事が出来たと言えない事もない。
今回は照明と音響が今までの孤独部作品では類を見ない程に効果的、かつスタイリッシュ。
観ていて単純に気持ちが良かったり格好良かったりした。
ただ、役者にはやっぱりただスッと立っているだけで「観せる力」がある人とそうでない人がいるとは思う。

夜の部のアフタートークでは少年王者舘の天野天街さんがゲストで登場。
これまた受付管理をしていたので僕は観れていないのだけれども、話に聞く分では随分と作品の中身に突っ込んだ充実した内容になったそうで、つくづく拝見出来なかった事が惜しまれる。
しかし代わりに、というわけではないけれども劇場近くの居酒屋で飲んでらっしゃる天野さんのところへ伺うかしやま君へ同行させて頂いた。天野さん、とてもジェントルで気さくで、しかしハッとする程、そう、芸術家。話を聞いているだけであそこまで刺激的な人って、本当に稀有。実に得難い経験をさせて頂いた。鮮烈な時間だった。

翌日はちょっと寝坊気味で津軽民謡の発表会見学へ。
職場にて偶然再会を果たした以前の職場の先生の演奏発表があるという事で恐る恐る民謡の発表会へ伺ったわけなのだけれども、いやあ行ってみないとわからないもんだね、面白いもんだよ民謡の発表会。
先生の琴演奏も素敵だったけれども、眼鏡を吹き飛ばす太鼓の独演や転換中の影アナによる口上等、新鮮ながらもグッとくる瞬間があった。次はもっとしっかりと時間をかけてじっくりと拝見したい。
民謡発表をやっているホールを後にし、直ったばかりのマウンテンバイクで快調に再びG-Pitへ。
バラしを手伝い、そのまま打ち上げへ参加。
すきっ腹だったのがたたったのか、缶ビール一本で酩酊してしまう。

かしやま君、今回も面白い作品を観せて貰って有難う。今までで一番スタイリッシュで、あれは僕は切なくてニヤリと出来るコメディだと思ったよ。お疲れ様でした!

「おんがくのたべかた」

台風19号が関西方面に上陸しじわりじわりと名古屋に向けて進行している最中、鈴木実貴子ズと共同企画「おんがくのたべかた」を行った。
この日の共同企画は鶴舞K.Dハポンと鶴舞DAYTRIP、道路を挟んでほぼ向き合った形になる二会場を使ってのイベント。
出演は鈴木実貴子ズ、テト・ペッテンソン水中、それは苦しい沖ちづるワニのいる生活砂場ピアノガール、そして舟橋所属、ノイズバンドin the poolちゃん(この新バンドについてはまた改めて)。
元々は打ち上げの席で鈴木実貴子ズの「ズ」こといさみ君と「面白いバンドを集めて二会場でフェスのような事をしたいね」と話した、もうあれは具体的にいつだったか思い出せないくらい前の事に遡る。
いつか、というのはとっとと来させるに限る。これまたいつの遠征だったか、帰りの車中で何かを終えたけれどもまた繰り返していくぞという多幸感の中、いさみ君にメールしたのだったかな、それともいさみ君から僕の尻を叩いて貰ったのだったかな、これまたあやふやで、こうして改めて書くのが憚られる程きっかけがあやふやな、つまりはそれ程前から今回の話は持ち上がっていたのだった。
鈴木さんの手料理を食べながらの第一回打ち合わせから名古屋飯を食わせてくれるチェーン居酒屋での会合等を経て、豪華8組が決定した。「本当に面白く」「格好良く」「皆に是非観てもらいたい」バンドばかりが集まったのだった。

しかしタイミング悪く台風19号が名古屋に向かって接近中。JRは前日の段階で企画当日13日の夕方以降、関西方面の運行を停止すると発表、JR関係者の友人曰くここ数年の間では異例の措置で19号の規模の大きさを実感させるには十分過ぎる報道だったわけで。
前夜の最終打ち合わせでも当然のように3人で「やるか、やらないか」を話し合った。やらない、という選択肢もあったのかもしれない。事実、13日に関西で予定されていた大型ミュージックサーキットは安全面を考慮して中止となっていたし。
けれども僕達は、やる事にした。この日の多くの出演バンドが「やるべきだ」とか「やったりましょう」という気概を持って参戦してくれたし、もうそれだけで僕達としては開催するには十分過ぎる程だったし、例えお客さんがたった一人でも、いや一人もお客さんがいなくてもやろうじゃないかと、そんな具合に開催に踏み切ったのだった。
SNS上では勿論台風の危険が予見される中、イベントを行う事に対して否定的な意見も目にしたし(つまりはその後ろには発信していない大勢がいるわけであり)、僕もそれを読んで至極尤もだとも思った。自己責任、或いは責任、という言葉について考えさせられた一日でもあった。
今となっては、やって良かったと思っている。勿論これは怪我人が一人も出ず、結果的に台風の影響も想像していたよりも遥かに小規模で済んだから言える事ではあるのだけれども、あの日台風の影響を考慮して参加を中止した人も少なくなかった中で、それでも会場に集まって下さったお客さんもいて。
開催という僕達3人の決断が、開催を受け入れてくれた二会場のスタッフさん達の判断と善意と、そして前述の通り当日お集まり頂いた皆様の情熱に少しでも報いる事が出来たのなら幸いだ。
そして同時に外出を控えられた皆様へ、場違いというかお門違いかもしれないけれども感謝致します。皆様の配慮、判断は本当に尊い。中にはご丁寧に連絡まで下さった方もいらっしゃって(勿論そうでなかった方も含め)、自然災害という予測出来ない脅威に対してそりゃあ勿論きっと遊びに来たかったでしょうに、でもそこを決断された皆様の判断は、きっと物凄く尊いものだと僕は思うのです。
会場にいらっしゃった皆様も、そして会場にいらっしゃらなかった皆様も、本当に有難う。
怪我人が一人も出ずに、無事に終わったというのは勿論結果論でしかないけれど、本当にそれが一番です。

悪いには、もうひとえに台風19号!
あれさえなければ当日もっと多くの皆様にあの素敵な、熱量と情熱に満ち溢れた空間を、時間をお楽しみ頂けたかと思うとそれだけが残念です。
無念と、それを遥かに上回る感謝の中で「おんがくのたべかた」を終えました。
ご出演頂いた皆様も本当に有難う。きっとヒヤヒヤされた事でしょう。今度は是非、晴れたこの国のどこかのライブハウスでやりましょう。

個人的に、運営面で鈴木実貴子ズにおんぶにだっこ感があったのでこの恩は必ず返したいと思う。
あの素敵な二人に報いねばならぬ。



維新派「透視図」を観に大阪へ。

先日、友人達とレンタカーに乗り合わせて大阪まで維新派の公演を観に行った。


維新派をご存知ない方は上の動画を参照して頂きたい。砦のような大掛かりな舞台を、いや「劇場」を野外に自力で組んで公演を行う劇団である。現在も公演中の「透視図」は大阪のビル街を背景にした川べりにこれまた大きな舞台と客席と、そして屋台村が組まれておりこれはもう劇団の公演って規模じゃないぞ、ってスケール感だった。
チケットも普段観ている劇団の公演より高い、けれどもそれだけ出す価値が十二分にある。

最近仲良くしている西杢比野さん(少年王者館)がチケットと用意してくれ、僕は「行きたい行きたいー!」と発言して以降当日まで何もしなかった(あ、当日も何もしてねえわ)。
朝に名古屋を出、観劇後はそのまま名古屋モドリの日帰り旅行ではあったけれども、新世界立ち食いうどんあ串カツも食べたし屋台村ではもう盛大にあれも食いたいこれも食いたいって欲求を満たしたし、何より維新派の「透視図」が素晴らしくて素晴らしくて。
背景にビル群が並ぶ川べりというロケーションも最高だけれども、夜の野外、照明で照らされる中一様に白塗りの同じ格好をした役者達が画一的な動きをする、というは物凄く神秘的だったし、またそこに流れる曲もトリップ感があって実に幻想的で蠱惑的だった。
話の筋を追おうとしたものの、頭がパンクするなと思ったので完全に視覚的に楽しんでいたのだけど、格好良いし美しいシーンの連続。快感があった。
あと音楽にノイズが結構使われていて、最近気持ちを傾けている方面の音であるだけにそこも興味深く拝聴した。

いやあ、最高だったなあ。次もきっと行きたい。

「仄暗い/ほぼ正方形の/箱の中/過ぎる時間」

10月7日に「仄暗い/ほぼ正方形の/箱の中/過ぎる時間」というフロアライブ+ステージでの演劇作品上演イベントを新栄CLUB ROCK'N'ROLLで行った。
まず何よりも先にご来場頂いた皆様、ご出演頂いた皆様、新栄CLUB ROCK'N'ROLL、関係者各位、本当に有難うございました。

思い出すのは半年前、まだ具体的にどうなるかわからないながらもただただと面白い事をしたい、とメールを送信した時の事。
思うに衝動というのはとてもかけがえが、ない。今回これから書こうとしている事に限らず、人生のあらゆる局面に於いて、継続的に何かをやるという事や何か思い切った決断をするという事、それはきっと後になって冷静に振り返れば情熱の賜物といえるのかもしれないけれどその瞬間その瞬間を突き動かすのは確実に「衝動」以外の何物でもない。
「これをやるのは大変だろうな」を棄却するのは衝動、「こんなの出来るかな」を棄却するのは衝動、「これは先が読めないな」を後回しにするのも衝動、毎日毎日楽しく生きていられるのもほぼ繰り返しのような毎日の中でその都度都度、小さな衝動に忠実に従っている(社員食堂で豚汁を頼むつもりだったのに"衝動に従って"揚げ物を頼んでしまう事というのは、ままある事である)からである。僕は衝動に忠実に生きてきたし、きっとこれからもそうだろう。
否、これからはますますそうかもしれない。
今回、衝動に従って口火を切った結果、自分自身本当に見たいと思っていた光景を見る事が出来たし充実感を感じる一日となったから。
今回の企画コンセプトは「兎に角、面白く、生々しい」。


いとまとあやこの音楽は、いや、このユニット自体を僕は様々な表現との親和性が高いと思っているのだけどその理由は恐らく二人の芸術表現に対する嗜好の幅の広さにあるんじゃないかと、勝手にそう思っている。
打ち合わせを兼ねての深夜のチェーン居酒屋でのアルコール飲酒の後、なだれこんだ平井宅にて本棚に並ぶ美術書や多くの本を見て再認識したし、以前孤独部の公演のその夜に観劇した平井さんと沢山語らったのが今回のオファーに関係ないわけがない。
諸事情でシークレットでの出演となったけれども、それでも出演して頂けた事に本当に感謝しています。
イベントのトップバッターは期待されるものが多い(二番、三番が少ないってわけではなくて)。いとまとあやこはこの日フロアライブで堂々、フロアの中から会場を宇宙にした。それにしても平井さんは本当に表現力が物凄いボーカリストだし、伊藤誠人君はいざ構築に向かうとそのストイックさに痺れる。この二人は強靭だ。
いとまとあやこ、有難う!


26時に関しては舟橋は胸が熱くならないはずはなかったのだ。
まだ一曲も出来ておらず、なんならメンバーさえまだ不確定だった「高津直視×梶藤奨のバンド」に出演オファーを、した。
この二人なら絶対に面白い事になると確信があったし、そういうところを信用せずに何を信用するというのだ、この日は。しかしそんな状況でオファーをした僕も無茶だけれども、ほぼ即決で「やります」と恐らくはあの爽やかな笑顔で応えてくれた高津君はもっと無茶苦茶だ。最高過ぎる。
時間は流れ、2人のバンドは4人のバンドとなり、バンド名は「26時」となり、そして遂にこの日、僕らの前にその全貌を明らかにしたのだった。
きっとフロアの多くの人が期待していたであろうこのバンド、彼らはその期待を裏切りはしなかっただろうし、多くの人の胸を熱くさせただろう。
瑞々しく、痛快な初期衝動がそこにあった。音楽を鳴らす時は人柄が、どんな音楽であろうとそこに人柄や人格が感じられるべきであると思うのだけども、26時の音楽は4人の穏やかで優しく、しかし頑健でストレンジな人柄が顕在化したようなバンドサウンドだった。
素晴らしいバランス感。僕があのバンドのメンバーだったらしてやったり、って思うはずだもの。26時、今後も楽しみにしています。また戦りましょう。


神頼みレコードはCLUB ROCK'N'ROLL ホンダさんからご紹介頂いたバンド。
ホンダさんは面白い方なのでそんな方のご紹介とあらば、と(勿論webとかチェックさせて頂きましたけどね!笑)ご出演頂きました。
「こんにちはー!!」と声を張り上げて会場入りした神頼みレコード、最初こそ「(いつもと違う)フロアライブでごめんなさいね」と初ロックンロールなのに特殊な環境での演奏に申し訳なさを感じたりもしたのだけど、ライブが始まってすぐに「むしろ今日という日で良かった」とさえ思った。“勝ちに”きている演奏。
遠方の地で、大阪から離れた名古屋で、レコ発ツアーで、見せつけてやらんと滾るような演奏を披露して下さいました。
ナイスギグ!


短距離男道ミサイルは昨年末、ナンジャーレという名古屋駅裏の小劇場でやっていたミソゲキ(県内外あわせて10くらい?の団体が20分程の作品を一日で上演するお得感溢れる公演)で初めて観て。
「ヤバイヤバイ」と話には聞いていたのだけれども最前列の真ん中で観て度胆を抜かれた。観た瞬間に「これは是非ライブハウスにお呼びしたい」と思った。あのライブ感と雄々しさっていうのは凄くシンパシーを感じたので。でも、もうただのファンです僕。
で、そんなただの一ファンからの、しかも仙台から遠く離れた名古屋での「初のライブハウス公演」へのオファーに短距離男道ミサイルは応えて下さった。電話やメールで何度もやりとりして(会場とも設備の関係でやりとりを直接されていた)万全の準備で前夜名古屋入りした短距離男道ミサイル。
もうただただ無邪気に爆笑して、ワクワクして拝見しました。僕の観劇体験の中でも生涯忘れられない45分になるでしょう。
きっと、またお会いしましょう。べらぼうに楽しかったです。

そして最後はパイプカツトマミヰズ。平日の22時から演奏開始、そして機材トラブルに(専ら僕が)見舞われ続ける、と結構な状態だったのに多くの皆さんが笑顔で楽しんで下さって嬉しかったです。
元々僕達みたいなバンドはフロアライブだろうがそうでなかろうがあまりやってる側としては関係ない感があって(どうせ突っ込んでいくしグッチャグチャになるの好きなので)、それでもやっぱりデフォルトでお客さんが至近距離にいるっていうのはこう、金玉がグッとなるものがありましたね。
終演後に高津君(26時)から「ベース、物凄い音量でしたね」って感想を貰ったのだけど、わりかしこの日は結構抑えてる感あって「これはきっと聴こえてないところもあるんだろうな」ぐらいの気持ちでいたもんだからこの言葉には心底驚いたのだけれども、しかしてその場にいた人達ほぼ全員が高津君の言葉に「然り」って感じの表情を見せていたので、これはもう多分僕の認識がいけないんだと思う。
「でも大音量で轟くのが、バンドにとっても良いんですよ」って(気を遣って貰ったとしても)言って貰えたし、気にしない。

「面白き こともなき世を面白く 住みなすものは 心なりけり」
高杉晋作の辞世の句。
解釈次第では「気持ち次第」で終わってしまう「心なりけり」を、誤認だろうがなんだろうが何よりもまずは自分自身のために「モチベーション次第」と捉えるようにしている、最近。

「舟橋に気を付けろ」

数年前に非常に限定的な一部のコミュニティではあるが、そこで「舟橋に気を付けろ」という風評が流れて(つまりは流れる、という表現が可能なくらいにはそのコミュニティには人がいたという事だ)いると知った。
学生時代に所属していたサークルでも代々、新入生には全く同じ注意が先達から施されていたそうだ。
身に覚えがないと言ったら嘘になる。
僕は随分と奔放な生活をしていたからだ。別段、デカダンを気取っていたわけでもないのだけれど。
であるからして、衝撃を受けるでもなく、その警句が流れているという事実を「まあ、そうだろうな」と思って受け止めた。主観がどうであろうと自分の行動が否定的な受け取られ方をしてもしょうがない、と思ったのだった。

不思議なもので、それ以降かな、私生活について特に言及していない場合に於いても、そして上記のような警句を受け取っていないであろう人々に対しても僕と僕の私生活は大腕を振って歩き出したようだ。ほぼ初対面でも対峙した異性から「貴方はきっとそうなのでしょう」という視線を浴びる事がままある。そこに否定的なニュアンスはないにしても、これは実に興味深い事実だ。
パーソナリティの一部が僕という人間の印象に色濃く反映されているという事になる。

清廉な人間はそのような雰囲気を纏い、堕落した人間はそのような気配を纏う。
そのような事があるわけがないとも言ってられないようである、人間関係。
本当の悪党はきっとそういうのも巧みに隠すのではないか、と思い、果たしてそのような事が可能なのかと実践して検証しようと試みた事もあったけれども僕という人間の器の小ささ故か、それは果たされなかったようだ。
本当に性根の悪い人間の、その恐ろしさを知った。

この週末というのは警戒されたりされなかったり、様々な瞬間瞬間を興味深く受け取った。
何があったわけでもないけれども、僕と他人との関係や親密さというのは多様性に富んでいるなと改めて認識せざるを得なかった。
良い友人に恵まれている。

観劇と録音

先日オレンヂスタの公演「白黒つかない」を大須は七ツ寺共同スタジオにて観劇。
観劇や映画鑑賞の時は背後に人がいて欲しくないので、一番後列のこれまた気を遣わなくて済む端の方に座ったら隣の「関係者席」にまさかの作・演のニノキノコスター姐さんが座るというサプライズ。ちょっと考えれば想像出来そうなもんだったけれども初の七ツ寺という事で舞い上がっていたのだ。
「白黒つかない」、個人的にも気になってSNSで投稿される感想や劇評を追ったりしたけれども、確かに人の心に突き刺さるような作品(勿論良い意味で)だと思った。観る側の環境や心境によって、観劇後に何を持ち帰るか大きく変わる作品。人の人生に彩りを添える一本だなあ、と思った。
あ、僕の歌だけれども思ってたよりずっと良かった。楽しそうに歌ってたのが出てたんじゃ、ない、かな...。観劇した友人達にも褒めて貰えて良かった良かった。作品に参加する事が出来て光栄でした。アフタートーク(中京大学にて教鞭をとる、学生の労働と就労について著作を書かれた教授を招いてのものだった。素晴らしい人選)までしっかり楽しんで、帰路。

平日の深夜、鈴木実貴子ズstudio penne君とスタジオ入り。鈴木実貴子ズとの共同企画「おんがくのたべかた」の早割特典の音源レコーディング。
今回のために鈴木さんが作曲した「おんがくのたべかた」という曲をスリーピースで、鈴木実貴子ズの曲を4人で録音。
一発録り特有の緊張感はあったけれども良い音源が出来たと思う。

自己紹介

Author:舟橋孝裕
愛知県在住、ベースギター奏者です。
・JONNY
・パイプカツトマミヰズ
・犬栓耳畜生
・白線の内側
 やサポートでベースを弾きます。

お問い合わせ

お問い合わせ、出演オファー、サポート依頼等はこちらからどうぞ

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ

検索フォーム