「あー、でも舟橋さん大分変りましたよ、明らかに人柄丸くなりましたよ。もっとトゲトゲしてましたよ前」

今池HUCK FINNにてVOMIT MONSTER企画にVSMYBLUESのサポートベーシストとして出演してきた。
VOMIT MONSTER、VSMYBLUESの昌吾さんの実のお兄さんがベーシストとして在籍されていらっしゃる。野田(兄)さん、過去に何度かご挨拶させて頂いた事もあったし昌吾さんちの倉庫で野田(兄)さんのベースアンプのヘッドも目撃した事もあったのだけど遂にその演奏を拝見する事が出来て静かに興奮した。
多分あれ、ダウンチューニングを施してあるんじゃないかと思うんだけど物凄い重低音が効いていた。けれども抜けないってわけでもなくきっちり質実剛健なアンサンブルを構築されててシビレたし、音色もブリブリ歪んでて自分じゃああいう音出せないだけに(バキバキになっちゃうのね多分これはピッキングとついつい好みというか演奏しやすさ、に寄せていくとそうなっちゃうっていうのもあるのだけれど)フィードバックしそうな感じといい、けれどもタイトなところはきっちりタイトでとても羨ましかった。
それにあのベースの振り回し方!
野田兄弟、どちらも楽器演奏巧みなだけじゃなく格好良い。

帰宅後、晩御飯を食いっぱぐれた事に気がついて鍋にインスタントラーメンを二袋ぶち込んでそのまま食べた。
同じラーメンでも昨夜食べた(さり気なく触れただけだったけれどもライブの後に西院で食べた神来というお店のチャーシューメン、とても美味しかったです)のとは賑やかさが違うな、と思いつつ週末を終えた今夜の自分にはこういうのがジャストフィットすると思った。

あ、そうだそうだ今日の演奏のメモメモ。
演奏についてはイベントの雰囲気も手伝ってかオラオラ感強め。ちょっとしたニュアンス的なミス(グッなのかグッッなのか、みたいなそういうところですネ)なんて何のその、ガシガシワシワシ弾いて気持ち良かった。アタック感の明瞭な出音もそれに拍車をかけたと思われる。
弦を張り替えて調整し直したせいか、昨夜よりも納得する音を出す事が出来たと感じている。それどころか自分のピッキングの写し鏡のような出音の変化(優しく弾けばそういう音に、ガンガン弾けばそういう音にという事である)に楽器が良い状態になっている気配が感じられてますます良い気分で演奏した。
他の人がどう感じているのかわからないけれど、あの鳴らせば「ドーーン!」と遠くの方に広がりながら飛んでいくHUCK FINNのステージで音を鳴らす感覚が好きだ。


共演のa soulless painは実は半分以上が大学時代に所属していたサークルの後輩で。大学卒業後もサークルを卒業しきれなかった僕と遊んでくれた良い後輩だったのです。音楽の話したりどうって事もない話でゲラゲラ笑ったり夏合宿にお邪魔して一緒にコピーバンドをやったり。
活躍(大活躍だ!と遠くから状況を知ってドキドキしていました)を話には聞いてはいたものの、今までなかなか共演する機会がなく、会うのも随分と久しぶりになってしまった。
あの頃の感覚のまま(そんな僕に対する彼らからのコメントが今日の日記タイトルです)ゆっくり話し込む事も出来て嬉しかったです。
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「このライブハウスの名前って映画からとってるんですかね?」「あーそうかもしれないね、あれだろ、ユマ・サーマン出てる奴」「ユマ・サーマン出てるか憶えてないですけど、凄く綺麗な人、出てましたね確かに」

眠い目をこすりながらこれを書いている。
昨夜の演奏に於いて機材面で気になるところがあったのでトラブルシューティングも兼ねて機材をメンテナンス。
錆びが浮いてきたポールピース(半音下げ用の青色のSBVはここ最近は出番が少なかった事もあってかレギュラーチューニングから外した弦を張ったり、ピックガードに飛び散った血飛沫も拭き取らずにそのままだったりと散々な扱いを受けていた)を錆び取りで磨いたりフレットを磨いたり指板にオイルを入れたり。当然弦も張り替えてちょっと各弦毎のアタック感の違いが気になっていたので弦高さも調節。見違えるように出音が良くなった。
こういう時は前職で培った技術が活きるな、と思う。

昨夜はVSMYBLUESのサポートベーシストとして京都遠征に同行した。
京都GATTACAは初めてのライブハウスである。3階建ての建物の一階がスタジオ、二階が控室、三階がドリンクカウンターを兼ねたバーとホールとなっている。綺麗で、だけども機材搬入用のエレベーターは非常に「それらしく」、実に趣と居心地の良さが同居したライブハウスだった。僕からすれば強面のように思われるスタッフの皆さん(大体からして僕はきっと軟弱過ぎるのだ)も大変親切で、演奏も気持ち良くする事が出来た。
前回の演奏での反省を踏まえ臨んだ演奏、結果として前回よりも良い演奏が出来たと感じている(改善点としての備忘録:挑戦として外したサンズアンプ、歪ませるためではなく音の厚みを出すためと音の伸び、適度なコンプ感のようなもの←コンプわからないからね、こういう表現 を得るために復帰させたところやっぱりこれが良い。つくづくあれはもう僕の演奏の中にあるものなんだなあと思った、良くも悪くも。あとピッキングをいつもよりかは冷静と情熱の間!)。
前回と違うのはアコーディオンとして高津直視君(26時 高津君、もし君がこれを読んでいるのならもっとブログを更新して下さいよ。貴方の書く文章もまた、素敵なんだから)が参加しているという事。
遠慮容赦ない出音の中でいくらモニターがあるとはいえども生音でのアコーディオン演奏は自分の演奏が聴こえづらい瞬間もあったかもしれないけれども、モニターからふとした瞬間に聴こえてくるアコーディオンの音色に「一緒に良い演奏をして支えようぜ」という気持ちが込み上げてきてやはり音楽は何をやるかっていう部分もあるのだろうけれども、自分は誰とやるかを度外視したくはないもんだなあと再認識しています。
演奏開始の瞬間はフロアに数人しかいなかったお客さんも一曲目「反動」の曲中には演奏を聴きつけて続々と中に入って来られた。遠征先でも名古屋と変わらず、馴染みのお客さんが笑顔で集まってくるのは先輩達の人柄と積み重ねてきたバンド活動故なんだろうな、と思った。

今回の遠征は演奏中は勿論、移動中もリハーサル中も演奏終了後に片づけをしている時も、皆でラーメンを食べに行った時も高津君と二人で銭湯に行ってサウナと水風呂を憑りつかれたように繰り返した時も帰りの車中でゲスな話に興じた時も先輩達からのイジりに気の利いた返しが出来ずに曖昧に微笑む事しか出来なかった時も吹原君が高津君に食生活とトレーニングについて楽しそうに話をしているのをまどろみながら聞いている時も、立ち食い蕎麦屋さんで蕎麦が美味しかったのでおいなりさんを頼んだらお店のおばちゃんが「そっちよりこっちの助六のが安いよ、お稲荷さんも入ってるし」と気を利かせてくれて「このお店最高だな」と思った時も、常にひどく穏やかで心乱れる事もなく「ああ、こういうのって凄く良いなあ」と思った。

今日もこの後数時間後には今池HUCK FINN入り。
昨夜に引き続きVSMYBLUESのサポートベーシストとして演奏します。
HUCK FINNは幸い自宅から自転車で数分だから、ちょっと一眠りしようと思います。


サウナトランスした二人の表情。
西院にある錦生湯さん。ここの水風呂とサウナは昔ながらの感じだけども水風呂の温度も冷たすぎず気持ち良く、ついつい長く入ってしまいます。地元民のおじさん達のトークもまた、耳に心地良い。

SOVTEKの黒いのを修理に出した話。

こういうページ(恐らくは世界有数のビッグマフユーザーでありコレクターであるダイナソーJr.のJ・マスキスがビッグマフについて、同じくマニアックなインタビュアーと対談をしているwebページである。余談だがダイナソーJr.は学生時代にチラッと聴いて以来...。すいません、近々1stから聴き直します)とかを観ていると「バンドを初めて数年経った頃の、ちょっと機材とかに熱い思いを抱き始めた頃のあの感じ」を思い出す。
頭でっかちに「あれは良いらしいぞ」→「あれは名器」みたいにシタリ顔で語っちゃうような(こういう時期があっても良いと思うのよ、その後に挫折を味わって立ち上がれば)楽器の演奏よりも楽器について話をするのが大好きです、みたいなそういうどうしようもないバンドマンでもなく、かと言って「やっぱり腕だよ腕」とまあそりゃあそうだよ入力だもんねってそういうレベルではなくエフェクターを使うという行為自体が愚行!みたいな極論に走ったバンドマンでもなく、そう、何かを踏む事で音が変わり何なら敢えて言っちゃうよ「世界が変わる」くらいの衝動を以て右足を踏み込んでいたあの頃。
僕みたいなタイプっていうのは根っこにはあの頃の「うおおおおお!格好良い!凄い、これ凄い!もう一生これでいくもん!」というようなすぐ折れるにしてもその瞬間には並々ならぬ覚悟を伴った決意とか「あの人と同じの使いてえええええ!使い、てえええええ!」みたいなエレキギターを初めて鳴らした瞬間の興奮をそのまま肥大化させたような憧れが残ってる。
実際のところ上記の対談も僕みたいなのにはマニアック過ぎて「ああ、この人達もビッグマフ好きなんだなあ」って思える最高に面白い読み物でしかない。
だけどさ、こういうの読むとビッグマフ、踏みたくなるじゃん。それでいい、そういうのでいいんだよ。俺達がやってるのは。
というわけでこの日にはるばる遠方から東京まで友人伝いで輸送されてきたブッ壊れたロシアンマフ(ブ厚いからちょっと古いものみたい)を個展を終えられたばかりの小池さん(ロック墓場/ELECTROGRAVE)に託してきた。
で、どうせ直すならちゃんと使える仕様じゃないと勿体無い、という事で音に関わらない部分で使いやすいように手を加えて頂く事にした。完成が楽しみである。

で、友人宅が自宅付近で飲み会を行っているとの事で終了間際に覗いてきた。
深夜に「明日も仕事だわ」とか言いながら若者達が安いチェーン店でセックスの話とかファズの話(これは僕と限られた一部の友人との話だ)に興じるのも、ドロッとした楽しさがある。ドロドロ、ではなく眠くてたまらない時の恍惚感の様な、そういう類の楽しさだ。この感覚を忘れないようにしたい、と思った。
皆、来ては自分の良い頃合いに帰るもんだからテーブル上には彼らが去り際に置いていった小銭や札が散乱している。いざお会計となってその場に残った人間で残りを割ろうと思ったのだが、どうしたって千円余る。律儀に誰かにバックするようなお金でもないので残った人間の特権(?)でじゃんけん大会を行う。幸いにも勝つ事が出来、財布から出ていった千円はめでたく手元に戻ってくる事となった。
酔っ払ってヘラヘラ笑いながら「何もかもビッグマフのお陰だ」と思った。
根拠?
当然ねえよ。

最高かよ、劇団んいい。

2015_06_22_nii
ライブの後、夜中の3時半まで起きてたのでちゃんと起きれるか心配だったのだけども無事に起床、名古屋駅へ向かう。
もうすっかり行き慣れたナンジャーレへ劇団んいいの第二回本公演「Thank you My mother」を観に行く。
筋肉痛+睡眠不足気味で観劇するには良くないコンディションだけれども、んいいなら絶対眠る事はないだろうと思った。安心感あるぜんいい。

OPの某SF大作のパロディ映像から本気度と良い感じの脱力具合が伝わってきた。公演観通して思ったけれどもんいいの魅力ってクオリティの高さと脱力具合が同居するところも一つあるのではないか、だなんて思ったり。
そして公称1時間40分の公演時間、あっという間に過ぎ去った。コント公演って思えば初めて観劇(?)したのだけども、構成が見事。
お馴染みさんは嬉しいだろうし初見さんも安心して笑える刑事モノに音楽ネタに、観客参加型の即興コント(というかゲームかあれ)等、盛り沢山。
だけれどもやっぱり最後のコント「Thank you My mother」がとてもとても良くって。
家族ネタなんだけれどもそれまでのコントと明らかに違う導入、明らかに違うテイスト。長尺できっちりエンターテイメントしていた。
それまでのコントで出てきた登場人物(全部んいいの三人が演じているんだけど)がどんどん登場してくるところなんてこの公演を楽しんでいたお客さんは大喜び!なんじゃないでしょうか。僕も「うしおととら」の最終巻で泣けるクチなんでああいうの弱いです。あと家族ネタも弱い。
んいいなのに!んいいなのに泣きそうになるだなんて!!
だけどもんいいは裏切らない。泣けるシーンの直後に笑えるシーンを挟んできたり、どこか外してきたり絶対にセンチメンタリズムにいききらない。だって「コント」だもの、そうであって欲しいしそれだからこそ余計に泣けるし笑える。

つくづく思ったけれどもパワーバランスが凄く良い三人だしお三方とも芸達者だと思う。
んいいの手の平でコロコロ転がされたような、そんなちょっと悔しい気持ちになりつつ、物凄い満足感を感じる公演だった。

「最高かよ」って何度も思った日の話。

6月20日、この日をずっと楽しみにしていた。
以前吹上鑪ら場で「パイプカツトマミヰズは演奏可能なのか」という話をPA/ブッキングのいさみ君としていて彼ってば心優しい上に挑戦意欲もあるもんだから「じゃあ実際にここで試してみましょうよ」という事で休日のお昼から楽器を持ち込んで実験をした事があった。音量制限がある(低音は壁を伝わって同じ建物に伝わるのでいくら鑪ら場が地下とはいえ、やはりそこは気を遣う箇所である)鑪ら場にて爆音ジャンキーってわけではないけれども基本的に足し算の発想でアンサンブルを構築してきた我々が果たして演奏可能(=演奏をモチベーションとテクニカル的な両側面から可能なものにするだけの音量が許容されるのか)なのかどうかいざ実験、と相成ったわけだ。果たしてその日の実験は成功に終わり「じゃあまたお誘いしますね」という事で我々は鑪ら場と我々の都合が合致する日を待っていたのだった。
鑪ら場から頂いたブッキングのお誘いは、蓋を開ける前からうっすら感じていたけれどもいざ開けてみても最高だった。
やまだ(牧師に鯛 いつの間にか宮地君、改名してた)、ジェット達、そして東京より盟友 高野京介
これで面白くないわけないだろう、ってなもんだ。思わず口をついて出た言葉はもっと過激だったし誤解を生みそうだったけれどもどうかこの幾分かソフトリーにした表現からもその時の僕の心情をお察し下さいネ。

やまだ君=宮地君、僕はこの日以来彼と次に一緒にやる日を楽しみにしていて(だから当然「やまだ...?宮地君じゃなくて?」みたいな困惑も当然一瞬あったわよ笑)、それくらい前彼と話した話がインパクト絶大でじゃあ次やる時は大きく出てしまった以上納得させるような「大人気ない」演奏をきっちりとお見せしようと、内心グツグツとしていたわけなんだけれども。
開演前から明らかにソワソワして緊張した様子のやまだ君=宮地君、絶対そんなに緊張しててもいざ始まったらもってくんだろうなって思ってたらやっぱりもってってくれた。
弾き語りだと彼のパーソナルな部分が前面に出て、ここでは個人情報保護の観点からも詳細を書くのを控えさせて頂きますが、彼がMCで話した彼の最近の恋愛事情、そしてそれに対する彼のアンサーソングがたまらなかったんですよ。
ホッコリしちゃような彼の朴訥とした人柄と、だけれどもそれだけではないもっと奥底の部分というか言葉に出来ない部分を音楽にのせる事でやっと言葉に出来たんだろうなっていうのが明らかな音楽と、ああ凄い切れ味の男だなコイツはっていうのが出てて。
実際その後僕を含め全出演者が彼の事についてライブ中に言及していたのがその証明となろう。
次はバンドでご一緒出来るので楽しみです。

二番手は僕達。
この日もトリプルギター編成で臨む。鑪ら場史上恐らくは最大音量を叩き出したのだろうけれども、幸いな事に苦情は終演後も来なかったようで一安心である。
演奏内容はといえばトリプルギターの妙味というか、ボランティアメンバー柴田めぐみ君(元メンバー)と鈴木君(studio penne)の演奏内容の棲み分けと役割分担が明確になってきた事で(多分柴田君は意図していない、ナイスな天然だから。鈴木君は自覚的、ユニークな真面目さだから)バンドとして有機的になってきたんじゃないかと思える。ただ人が入れ替わってアンサンブルとして音の数を補充しましたよっていう感じじゃなくてこの5人で作るパイプカツトマミヰズ、の片鱗みたいなものはチラッと見えたのではないだろうかとか思ったり、同時にご覧になられた方の「演奏陣の顔ぶれが入れ替わってもバンドとして変わらないのは良かった」みたいなお言葉にしめしめとほくそ笑んだりと、やっぱり挑戦って面白いなって感じている。
だけどもどこかまだ良い意味で悪い意味でも混沌としているようで、エネルギーをきっともてあましているんだこの5人は。きっときっと。
あとね、横浜から高野君を観に来られたお客様から「2年前から物販の内容が変わっていない!笑」とご指摘頂戴しまして「まじかよ」と思ってこのバンドとも長い付き合いの九鬼君(○○とご飯制作委員会)に確認したら「そんなもんじゃきかないですよ、多分4年くらい同じですよ、物販内容」って言われて、そこで初めて気が付いたのね、僕達4年間ずっと同じCDを売ってたって事に。物凄い衝撃で。少なくとも僕の体感上は1年半くらいだったからさ、音源作ってから。え、まじかよ、そんなにかよって思って。
で、今まで「今日は凄い良い演奏をしたぞ!」って日でも意外と音源売れなかったり、遠征先で物販に来て下さった方が「もうこれは持ってるんで新しいのはないんですか」って有難いお言葉頂戴したりとか、そういうの今までは「良いライブしたからって音源が売れるってわけじゃあないもんな」とか「凄いな、僕達みたいなのでももう音源買って頂いたりしてる遠方の方いらっしゃるんだな」とか思ってたんだけど。
そうじゃなかったわ。
音源作ってないだけだったわ。あっという間に4年経ってた。なんてこった。
レコーディングしたいです、しようとメンバーに相談しました。

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ヨシダユキ先生が写真を撮ってくれました。


ジェット達さん、鑪ら場で観る達さん最高に決まってるだろって思って楽しみにしていたんだけど、いやあの距離感とあとあの照明で観る達さんの一人芝居、最高だった。
達さんの作品って最初は演じられている人物がどういう人間なのか、それこそ男なのか女なのかわからないところから始まって、物語の進行につれてそれがわかっていく快感があってその刹那に「ああ、さっきのあのシーンってあれだったのか!」とか「あれがああだったのはこうだったからなのか!」みたいな気持ち良さがある。
今回も冒頭から機械音と何か大きなものが動いている様を達さんが演じられていて皆それが何なのか興味津々で見守っており、少し後のシーンでそれがクリーニング屋の作業風景を演じていたとわかった瞬間のあの会場の笑い!
そういうのもあるし、観た瞬間にわかるものもあって達さんの作品って相当その辺の良い意味での「置いていく(あとで拾いに行くからね)感」とキャッチーさのバランス感覚が絶妙であるなと思った。
達さんの身体能力を使って表現された蝉の羽化は、美しかった。

高野君、同年代であるというところ以外にも例えば元交際相手の女子に対する複雑な感情をアウトプットする際の方法論とかにもシンパシーを感じちゃうのだけど彼のソロを観られて良かったと思う。
本人も言っていたけれども決して歌は達者ではない、けれどもそれ以上に魅力的だ。徐々に盛り上がって遂には叫ぶように熱唱、とかでもない、突然スイッチが入ったみたいに絶叫する。ここはそういう風に歌わないと伝わらないんだぜ、そういう風に歌いたいんだぜ、と。普通、不自然だったりするじゃないそういうの。だけどそこが凄く自然、ではないな、何だろう、そうするのが一番良いって聴いてる人間も思う。あれ凄く一瞬で間近に迫ってきてる感じして好きです。
皮肉もメランコリーもユーモアもセンチメンタルも昔の報われなかった自分も現在の自分も全部一緒くたに香辛料と一緒に煮込んで、それに対して時には没入して時には距離を置いてシニカルに笑ったりしながら、ナイスな小話も交えて演奏して歌う高野君はとても良かったし、正直に書いてしまうと、観ていてちょっと泣いた。僕の視界に入っているお客さんも何人か泣いていた。
この日一日一緒にいて(=遊んで)思ったけれどもあの高野君の姿が等身大の高野君であるという事。音楽とゲームとエフェクターとニンニクと香辛料と女の子が好きで兄貴肌で「ああ、クラスにこういう奴いたらこういう奴の家に溜まったりして遊んだだろうな」って同年代の同好からは思われるような、筋の通ったそんな男だ。


この曲が特に好きです。

打ち上げではラーメン屋で皆でエフェクターの話とかして大いに楽しみ(夜が更けてくるにつれてドロッとした空気になってくるのも最高だ!)、そのまま場所を変えてアルコール飲料を嗜んだりした。
僕も珍しくハイボールなんか飲んじゃったりした。
遠方から友人が来たので、大いにはしゃいでいたのは否定しきれない。

一人芝居終了とニンニク

というわけで、仕事を終え新栄CLUB ROCK'N'ROLLへ。
ほぼほぼノープランで舞台(あ、今ステージじゃなくて舞台って言った、何の意識もなく)に上がり、そのままフリートークをし、演目を始める。何も構えない方がその場にあるもの、その場の空気は活かす事は出来て今までの僕ってわりかし不安とかに裏打ちされてた律儀な几帳面さっていうのがあったのかもしれんね、なんて考えてみる。
職場の同僚(a.k.a.ライブハウスの住人)がわざわざ僕だけを観に来てくれて、そんな彼女の期待には報いる事が出来たようなので未だに自分自身で評価しづらい一人芝居も、今回は少なくとも失敗ではなかったのかもしれんね、とも考えてみる。
気分が良かったので晩御飯はがっつりニンニクが効いた汁なしそばを食べた。

福井から山田君(ex.不完全密室殺人)がやって来ていると聞いたので吹上鑪ら場へ。
長い付き合いの友人達、元バンドメンバーも沢山集まっていた。とても良い雰囲気。
良い意味で僕達、出会うと同窓会みたいになるというか思い出話に華が咲いちゃうね。出会った頃から最近の事まで、お互いが関わる思い出話を仲間同士しあって楽しむ、っていうのは懐古的で「ああ、僕達も若かった」みたいに感じられて前へ前へと後ろを振り返らずに全力疾走したい向き(そう、一番面白くなかった頃の僕がそうだ)には肯定的に捉えられないかもしれないが、これって要するにお互いが討ち取った敵将の首を並べながら酒を飲んでいるようなもので(そんな事は無論した事がないが、イメェジである。イメェジ)、仲間内での手柄話でお互いゲラゲラ笑えるならこんなに人に迷惑をかけない自家発電もそうそうないだろうよ、と思うのだ。
そもそもこのブログだってそういう類のもんだろうよ。

楽しくなってしまった僕達は場所を変えて結局今しがた、ついさっきまで盛り上がってしまった。
何かが始まるのか始まらないのか僕にはちっともわからないし責任も持てないけれども、何であるにしても僕の人生と友人の人生は今後も交わり続けるのだろうな、だなんて漠然と感じられてそれが途方もなく嬉しい事であった。
現在という地点から過去と未来を目の上に掌かざして眺める、そんな夜だったように思う。


山田君の履くこのふんどしの如きパンツは1500円するそうだ。
履き心地はとんでもなく良い、との事。

腹筋しないと太るぞ、俺。

明日は新栄CLUB ROCK'N'ROLLで一人芝居。
仕事を終えてからの自転車鬼漕ぎで会場入り、からの(恐らくは)すぐさま出番だろう。
共演の皆様の演奏、演目をほとんど拝見出来ない事のみが残念だけれども、未だに平日にこうして人前に立つ事が出来るのは本当に嬉しい。有難い。
大学を卒業してから転職するまでの9年間というのは「家庭を持って」「ゆくゆくは子供を大学に」とかっていう所謂家庭に根差したライフスタイル的には多分に遠回りだったのだろうな、と思うし今現在そこで遠回りしたリカバリーに必死だったりもするのだけれども、自分の活動のための多くの経験を得る時間(リハーサルなしでも平日名古屋のライブハウスで演奏、つまり仕事後に自転車でバババッと転換時間直前に駈けつけて演奏する事が出来るのはこの9年間の蓄積があったからだろう。勿論リハーサルを行う事でバンドサウンドとして確認すべき点を確認する事が出来る→安心感を得る事が出来るし、PAさんもオペレートしやすいだろうと思う。9年間の間でリハーサルをやらずとも安心感は自分の中にこそあるものだと悟ったし、PAさんにも「格好良い感じでお願いします!」とかこれはもう非常にアバウトな感じの注文でもきっと気概の部分で色々と伝わってオペレートして頂けているだろうと思っている。で、これがあるから演奏以外の事もやれるようになったなって思うのね)、活動のための多くの信頼(「その日は舟橋君何時なら体空くの」「あー、その日は20時まで仕事ですね」「じゃあ出番それ以降にするから」というやりとりが成立するのも9年間があったからだろう。繁忙期は終わりの時間が見えないのでお断りする事こそあるけれども)を得るには必要な9年間だったと感じている。
いや、勿論要領良くやれれば良かったのだが。

年齢を重ねていくにつれ、これはもう強烈な実感として人間は「自分のやりたい事」と「生活」のバランスを取らなければならなくて、それに20代後半になるまで気が付かなかった、いや気が付かないふりをしていた僕は今現在、時間的にも精神的にもバランスを取ろう取ろうと試行錯誤しているけれども、これはこれで楽しい。
今現在の状態から自分の中でのバランスが変化する事、それに対応する必要が生じてくる事もきっと、必ず現実のものとなるのだろうけれども、それもキチンとやる自信がある。
当たり前のように幸せになりたいし、やりたい事も身の丈より少し背伸びするくらいで良い、ずっとやっていたい。これが欲張りだとは思わないし不可能な事だとも思わない。
年齢を重ねるのは楽しいなあ。

自信と確信と失望(ネガティヴな感情ってポジティヴなものの始まりである、と思う)を積み上げて積み上げて、少しずつ強くなっていく。

ノイズマシンとサウナトランス

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今日はこれに行った。
個人的にも色々と修理やら何やらでお世話になっている小池さん(ロック墓場)のブランド『ELECTROGRAVE』の個展がspazio ritaにて行われると聞いて僕と"エフェクター大好き"鈴木君(studio penne)は大変楽しみにしていたのだった。
待ちに待った日がやって来た、と仕事を終え晩御飯をかっ込み、自転車を飛ばしてritaに駆け付けた僕達を待っていたのは、ノイズマシンととんでもないパンニングエフェクターだった。
細かくは書かない、今日から始まったばかりの個展なのでこれで少しでも気になった方は是非ritaへ。小池さんも在廊されてるので色々と教えて下さるはずです。
とりあえずELECTROGRAVE発ノイズリズムマシン「beat happning」のデモ演奏。動画中で左下のものがbeat happning。
演奏されてるのが小野浩輝さんなので演奏もはずれのわけがない。小野さんの演奏、観に行きたい行きたいと思いつつなんだかんだで自分もライブだったりで行けていない。ぐぬぬぬ。


小池さん、共振展開催おめでとうございます。これからもお世話になります。

ritaを後にするも、テンションが上がった僕はこの夜を終わらせる気にならなかった。鈴木君を巻き込む。
彼推薦の湯~とぴあ宝という名の一大エンターテイメント施設へ向かう。上前津から笠寺だ、結構遠い。良い年した大人がエフェクターがどうのとかニヤニヤ話しながら自転車を漕いで移動。いつまでもこういうので楽しくなれちゃう感覚は持っていたいと思う。あとこういう時にパッと面白い事に飛びつけるフレキシブルさも。
で、さ。湯~とぴあ宝、初めて行ったんだけど本当に凄いのね。各種様々な温泉があるし、サウナも3種類あった。
サウナトランス(サウナ→水風呂→サウナ→水風呂、のローテーションでディープリラックスに至る行為。これって本当に大丈夫なのかよってくらい脳内麻薬が出る)にハマッてる身としてはサウナが充実してるのは嬉しいし、広々とした室内、定期的に石に水が落ちて蒸気が出るのも楽しいし、肝心の水風呂は広さ、温度ともに申し分なし。いや、正直「最高かよ」って思った。
夕方5時から夜中の2時まで880円で楽しめるから(ちなみに漫画図書館や休憩スペースもあった。最高かよ)笠寺まで自転車漕げる奴ぁ一緒に行こうぜ。

鈴木君と、リサイクルショップに寄った。
かつてはちょっとレアなエフェクターとかさり気なく置いてたりしたその店は、今夜久しぶりに行ったら楽器コーナーが撤収の最中だった。
諸行無常。

シェイクスピアってキャッチーなんだなって思った日。

最近はわりかし、よく劇場に足を運んでいる。
半ば単純に娯楽として、半ば何かを作る人間として素敵なインプットを求めて劇場に足を運ぶ。
最近(=名古屋の劇場/小劇場との距離感が知人友人の関わる作品を観に行ったり自分が手伝ったり、というところで留まっていた頃)まで全然意識してなかったけど、いざ足を運んで作品を観る、それこそそうしようと思わなかった頃には出掛けて行かなかったであろう公演を観に行くようになると毎週のようにどこかの劇場で何がしかの公演が挙行されている事に気が付く。
いや、当たり前だろって言われたらそれまでなんだけど。ライブハウスだって場所によってはほぼ毎日公演を行っているわけだし。だけども未知の領域だったもんだから、そういうところも気付くとまた面白い。
いや、如何に今まで自分の手の届く範囲でしか演劇という芸術を楽しんでいなかったかがわかる。それが悪い事だとは思わないんだけども(何かを味わう、楽しむならばどんどん範囲を広げるべき、という感覚は気持ちとしては理解出来るけれども、僕にはない)面白いものが観たい、もっと観たいと思うのであれば何故もっともっと劇場に足を運んでおかなかったんだぐらいには思うわけです、結果論だとしても、だ。きっかけとして、案内役である友人の存在も大きいとしても、こりゃあ楽しい趣味を見つけたわいと思っている、今。観劇って素敵な趣味ですよ。

で、折角だから観たものについて僕なりに感想を一言でもメモすべきかなって思っていて。
演劇作品を片足突っ込んだ者なりに作ったり、ライブハウスでの演劇イベントを運営する団体の(一応)代表者とかやっているもんだからこういう感想文で己の浅はかさが露呈するのが怖くないわけでもない。だけども、さ、感想ってやっぱり評論ではなくて感想以上でも以下でもないなって思っているし、文章とか映画の感想書くのと同じ感覚で書くべきだとも思うもんだからメモ代わりに書いておこうと思った次第。

2015_06_15_bkyuu
今週は劇団B級遊撃隊『間抜けのから』を愛知芸術文化センター小ホールまで観に行った。
劇団についてはお名前と長い間公演を重ねられてこられた劇団だという事くらいしか事前知識もなく、人生で初のB級遊撃隊
作品観劇となった。
舞台を挟むように客席が設置してあって、でも全然観辛いって事はなかった。最前列で楽しく観劇。
いやー面白かった。物凄い派手な装置があるわけでもないのだけど「あ、綺麗!」ってなる瞬間があって、ああいうのって凄いなあと思う。天井から吊ってある大きな布が落ちてきてそれがそのまま"舞台"になるのね。わかりづらい表現なのは自覚ありますごめんなさい。
で、扱う人が扱えば布って物凄い表現力を有するんだな、と感動した。最初から最後まで実に有機的。
あと脚本も面白かった。面白くてつい笑った後に、笑わせるだけじゃなくてそれが驚きに繋がったり意表を突かれるような取り扱われ方をしたり「さっきのコミカルな部分こう活きてくるの!?」という感覚があって、ザックリ言うと足元をすくわれ続ける、みたいな気分。で、それが爽快。快感になってくる。ホラーっぽくもありSFでもありコメディでもあり、物凄く気持ちの良いお話だった。
作、演出をされてたお二人の演技も僕、大変好きです。
満足感がある観劇後感。

映画とか読書とかの感想文と違って書いた後に「書き慣れねえな」とちょっと小っ恥ずかしく思うのは体験数が違うから、なんでしょうかね。
この辺の感覚も今後どう変わっていくのか楽しみです。

正直なところ何度かタイヤが滑って危ない思いをしたよね。

仕事終わりで会社から出ると、社内から見て想像していたよりも雨が降っている。
「畜生」とか「なんだよ」とか「ちぇっ」だとか、そんな感じの言葉を口にして傘を取り出しつつ、内心そこまで悪い気はしていないのである。
今夜は今後の活動で関わりを持ちそうな方のご自宅まで過去の自分の作品映像を資料としてお届けするというミッションがあった。
ご自宅の場所を伺ったところ、想像していたよりも近場で「こいつは自転車で行けそうじゃわい、しめしめ」と思っていたところ。なんだかんだで今までのびのびになって今夜やっと約束を果たせそうだったのでここから更に延期もしたくない、ええいままよ、久しぶりに本気レインコードを持ち出すか、と腹を括ったら途端にワクワクしてきたのである。
大雨ではない、かといって霧雨のようでもない。小雨。レインコートを着てマウンテンバイクを走らせるなら別に不快ではない雨具合だった(余談だが楽器を背負って、となると話は変わってくる。阿呆みたいにギグケースに色々詰め込むものだから結構な重量になっているし、雨の中楽器を持ち運ぶというのは例えどんな状態だろうとも気持ちの良くないものである)し、久しぶりの雨の中の運転である。濡れるまでが覚悟がいるだけで一旦濡れれば何て事はないのだ。出先でどこかに上がる、とかになると着替えが必要だし荷物も多くなるけれども、恐らく今夜は先方の自宅前で映像媒体の受け渡しだけで済むと思われた。濡れて帰ってきてもすぐに着替えれば良いのだ。
雨の中のサイクリング。悪くない。

夕食をとり、さあ出掛けるかとその頃にはむしろ能動的な気持ちになってサドルに跨った。
先方様から教えて頂いた住所は学生街を二つばかし通過する。何なら僕が学生時分の頃、うろついていた辺りである。
もう10年前になる、と思い至って少しばかり笑ってしまった。大学を卒業してから特に区切りらしい区切りもないままに今日までやってきたけれども、何だかんだで10年経っていたのだ。長いともいえるし短いとも思える10年である。
これからの人生はきっともっと長いし、もっと短いだろう。
そんな事をボーッと考えながらペダルを漕ぐのは、楽しかった。
雨が降る道を自転車で疾走する、その周りの景色に見覚えがあって記憶は完全に大学時代に飛んでいた。
おお、この道は○○君ちの近くだなよく遊びに行ったっけ、とか考えていると気が付けば吸い込んだ空気さえあの頃のあの感じを連想させる材料になっており、全く自分のセンチメンタリズムっていうのは何て安いんだ!と痛感する。悪い事だとは思わないんだけどネ!

目的を果たし(う○こを漏らしそうになりながら)帰宅。
ため込みがちになりそうな作業をえいやっと着手する。
演奏行為に際して必要最低限の情報を与えられた音源から取得するための作業(世間ではこれを耳コピという)に従事。
残り2曲。その後、親指をピック化しようと親指ピッキングでのオルタネイト練習。
「お、ひょっとしたらこんな感じでやるのかな」という力の抜き加減と指の潜り込ませ具合、を見つけたんだか見つけてないんだかって感じ。

これが本当のin the poolちゃん。

本当だったらね、今日は平針の試験場にて自動車免許の取得試験を受験するはずだったんですよ。そのために年次休暇申請もしていたのです。
けれどもいざ確認したら水曜日は初回受験者は受付していないっていう事で、まさかのポッカリ一日予定が空いてしまった(試験はまた来月!)。どうしたもんかな、と思っていたのだけども予定空いてないかな、と鈴木君(studio penne)に連絡したら偶然にも彼も休日、体を鍛えている彼はプールに泳ぎに行こうと思っていた、との事で僕も便乗する事にした。

午前11時、彼と舟橋家の中間くらいに位置する公営スポーツセンターにて待ち合わせ。500円でプール入れるだなんて気が利いてるぜ。水泳帽も甥っ子から借りたし水着も海水浴用のダボッとした奴だけど用意してある、いざ、プール!
という事で30歳前後の男二人が平日の昼間、お年寄りに混ざってプールで泳いできた。
これでも僕は小学生の頃スイミングスクールに通っていたし元水泳部、泳ぎは達者、なはずだったのだが。
久しぶりに泳いだせいか全然、泳げない。平泳ぎをすれば足をかくタイミングがわからずモタモタするし、クロールをすればバタバタする割に全然進まない。すぐにへばってしまって45分程泳いだところでギブアップ。
あれ、絶対無駄に体力使ったからだよな。体を鍛えて出直そうと思う。

その後、ギター用の弦を買うという鈴木君と楽器屋巡りをしたりラーメン屋にてラーメンを啜ったり(煮干しで出汁をとったラーメンだったのだけど、これが滅法旨かった)フラフラして、夕方4時頃解散。
平和だ、兎に角平和だ。
平和な男二人の、平日の一コマであった。

penne_and_me
鈴木君と僕。
先日の鶴舞公園にて。撮影はヨシダユキ先生。
鈴木君いつも遊んでくれて有難う。

有難い事に様々なサポートのお誘いを頂いており、只今現在インプット→アウトプットの流れを作らなければならない曲が4曲ある。パイプカツトマミヰズが動き始めたタイミングでこうしてお誘いを頂くっていうのも、面白いものだなあ。
丁度演奏技術の向上にモチベーションが上がっている時期なので(維持、というのは基本的に衰退であると自分自身を奮い立たせる意味で明記してしまおう!)えいや!と全部ものにしていこうと思っている。
だけれども、今日の習得曲、0曲。
いっけねえ!

ターミネーターファズ

もうすぐ映画「ターミネーター:ジェネシス」が公開される。
まさかアーノルド・シュワルツェネッガーのT-800型がまた観られるとは!興奮しないわけがないだろう。
ターミネーターは時を越えて愛する作品である。幼い頃に「T2」を観て"守るために闘う"シュワちゃんの姿に胸を熱くし興奮した舟橋少年。早速翌日、あのウインチェスターショットガンをグルリと回すT-800型になりたくて自転車にのりながら右手で握っている(という想定の)ショットガンをグルグル回して、その後他の自転車と正面衝突、右手の骨折を負った。
作品の公開順は逆行するけれどもその後「ターミネーター」を観た。あの作品のT-800型はシュワルツェネッガーというよりかは完全にスカイネットの送り込んだ殺人マシンである。その証拠に「ターミネーター」(一作目)と言われて連想するのは若かりしシュワルツェネッガーよりも生体細胞が炎で焼け落ちた後の「骨格」、あのコマ送りの不気味な動きで迫り来るターミネーターだったりする。
僕の年代だとこの「T2」→「一作目」って流れの人、結構いるんじゃないかな。
その後「ターミネーター4」はまさかの未来での人類とスカイネットの闘いを描いており、最初は驚いたものの十二分に面白く、クリスチャン・ベールのジョン・コナーも僕的には違和感なかったし(正直に言うとクリスチャン・ベールは贔屓目に観ているかもしれない。「アメリカン・サイコ」のアッパーな演技も好きだし何せ彼はブルース・ウェインだ)、CGを使って若き日のシュワルツェネッガーの顔を再現して登場したT-800型は完全なるファンサービスだったとしても、それでもあの映画は面白かった。
「T2」からの続編を描いた海外ドラマ「サラ・コナークロニクル」は重厚かつ丁寧に描かれた「その後」の物語を堪能するという免罪符を与えて貰った上で、僕達の夢のような(軟派だと言われてもグッときたんだもん、許せ)「美少女ターミネーター」の魅力に十二分に溺れた。シリーズ途中で打ち切りって聞いた時は愕然としたけどね。あとサラ・コナーが美人過ぎる。リンダ・ハミルトンみたいなゴリラ顔のタフな女が良いんだよ。
だが「ターミネーター3」、手前は駄目だ。いくらシュワルツェネッガーが出ていようとも手前だけは認めねえ。T-Xだったっけか、あの美女ターミネーターも期待させるだけ期待させてT-1000型よりも高性能!みたいな売り文句があった癖に印象微妙に弱いし、ジョン・コナーはエドワード・;ファーロングがどうやって成長したらああなるんだよ!みたいな顔だったしストーりーも何だか煮え切らねえ。「T2」は洗練されてたし「T4」はエンターテイメントしてたのにお前はどうだよ。だからなかった事にされて「サラ・コナークロニクル」=「T2」の続編、になっちまうんだよ!
まあ、ともあれ、僕はターミネーターシリーズには相応に思い入れがある。
「ターミネーター:ジェネシス」公開が楽しみだ。皆で楽しもうぜ!
というわけで、このタイミングで所有するエフェクターを紹介。

見る人が見ればすぐにわかる、USJ(今から数年前に初めて行ったんだけど、いやあはしゃいだはしゃいだ。大いにはしゃいだ。ジョーズとか僕の叫び声で一緒に乗ってた子供が泣き出したもんね。少年よ、すまん)のターミネーターのアトラクションで売ってるクッキーのケースだ。ケースというかこれが本体なんじゃないかっていう商品ね。そりゃあ欲しいよ、ターミネーターファンならちょっとした造詣の甘さとか目をつぶって欲しいよ。僕もためらわずに購入した。クッキーはすぐに食って箱に入れたまま部屋に飾ってご満悦。スカルヘッドの『本気の』レプリカとか物凄い値段するもんね、僕みたいなそこそこ思い入れがあるファンはこれで十分。

月日は流れた。
物凄え雑な端折り方をするけれども、この日まで流れた。
この日の文中に「NINTENDO64のコントローラーが筐体になったファズ」とあるが、これについては今回書く内容に深い関係があるのでもう少し細かく書いていこうと思う。
ドレミファといろはの店内にNINTENDO64のコントローラーを筐体にしたエフェクターを発見した時の僕のお気持ち、このブログを長い事読んでくださっている方ならば容易にお察し頂けるだろう。
「なんだこれ!うわ、なんだこれ!」と物凄く興奮した。ただでさえエフェクター見るだけで興奮するのに、予想だにしないタイミングでそれはそこに存在したし、何よりそれはNINTENDO64のコントローラーのデザインを壊さず、あくまで自然にエフェクターだったのだ。
店長のゴウさんがすぐさま興奮する僕に声をかけて下さり「作った奴呼んでみるわー」と仰って下さった。
そこで井口さんと出会ったのだった。

終演後の店内で井口さんとお話出来た。井口さんは名古屋から出てきたエフェクター好きのためにご自身の作品を幾つか持ってきて下さっており、僕はその中の「ビッグマフの回路を元にパーツを厳選して作ったファズ」(井口さん談)が気に入り、まだ完成したばかり、というかほぼ試作段階のそれをオーダーする事にした。
で、NINTENDO64コントローラーを筐体にしているのも見ちゃっているし「どうせなら面白いケースの方が愛着湧くじゃないですか」みたいな話を井口さんとしちゃってるもんだから、どうせならケースも変なのにしたいな、と思う。
僕の脳裏を、部屋の隅で(埃をかぶりつつ)陳列されているあれがよぎった。
というわけで井口さんに構想を話し後日すぐさま発送、僅か一週間でそれは帰って来た!



間違いなく僕が所有するエフェクターの中でも一番インパクトがあるだろう。
T-800の頭そのものをファズにしてしまったのだから。
ちなみにスイッチは頭のてっぺんにある。ちらりと映っているのだけど、わかるでしょうか。

terminator_fuzz_05
これが背面。あ、僕がメタルボディに物凄く映り込んでるけど気にしないで下さいね。
コントロールはここに一括でまとめてあって左からレベル、トーン、ゲイン(この場合サスティーン、というべきか?)。
さて、音については後述するとして早速見ていきましょう。
井口さんの仕事で何が感動したって、徹底的に丁寧でかつ、ユーザー目線に立っていらっしゃる事。
例えばLED。


「目を光らせたいんですよね?」と「ケッ、ケースなんですけど、ターミネーターの頭とかどうですかッ!?」と興奮して話す僕の思惑をすぐさま見破った井口さん。僕の希望通り、否、希望していた以上に物凄い格好良くLEDを仕組んで下さいました。LEDのサイズ感もピッタリ。

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で、これだけだと当然踏む時に見えづらいじゃないですか。
ちょっと想像してみて頂きたい。これをライブで使う時は当然顔面をお客さんの方に向けたいよね?そうすると踏んだ本人は真っ暗じゃない限りオンになったかなっていないか、視認出来ない。そうなる事を見越して井口さん、演奏者にも見える位置に(かつ元となったケースの強度的にも問題のない場所に)LEDを仕込んで下さっていました。

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耳の位置にあるこのスイッチを入れると

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ここに仕込んであるLEDが点灯!
「こんなにLED使ったの初めてです」とは井口さん談。井口さんの遊び心炸裂のこの機構、こういう音質に意味のない、けれども楽しくなっちゃう機能の妙味をわかってらっしゃるあたり、男の子だなあと嬉しくなってしまう。
勿論音質にもこだわって下さっている。

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中はしっかりと導電処理してあるし(物凄く塗りにくかっただろうな、と思う)、肝心の出音も良好。
ビッグマフ系のジリジリしたところからあの前面にベタッと張り付くようなところまでしっかり楽しめます。で、井口さんが選定に選定を重ねた結果、トーンとゲインの可変域がとても幅広い事になっている。以前ビッグマフのニューヨーク製のものをファズ買い初めの頃に購入、使った事があるんだけどベースギターだと何だかしっくりこなくて、というか音が散り過ぎちゃう感じがあって結局「ベースギターでビッグマフ使うならロシア製」と落ち着いたのだけど、これはトーンを絞ればローも不足なる出るしゲインを絞ればゴツゴツボリボリ、ちゃんとアタックが出るしゲインをフルアップすれば「ブッシャー!」感も出て楽しい。
現実的に今現在の自分の環境で鳴らすならトーン、ゲイン、ともに絞り目かなと思った。

踏んでいると動いていくけど(笑)、音質だけでなく遊び心も取り入れた印象深い一つになっています。
最近は(何せ持ち運べる個数に限界があるし、これは大きいので)ベースビッグマフとかその他のファズを専ら使っているけれども、近々久しぶりにスタジオに持ち込んで鳴らしてみようと思う。

鶴舞公園フリーライブとパイプカツトマミヰズ帰還の巻

6日土曜日は鶴舞公園(余談だけれども「つるまいこうえん」ではなく「つるまこうえん」なんだって。僕数年前まで知らなかったよ)の奏楽堂内にてHOIP×DGTP 炭酸さんの共同企画にパイプカツトマミヰズで出演、楽しい一日を過ごした。
半年ぶりのパイプカツトマミヰズのライブも勿論ちゃんと記録しておきたいところだけれども、一日濃密だったのでここに備忘録代わりに書いておきます。

朝8時半に炭酸さんのアパートの下で待ち合わせ。炭酸さんが住んでいるアパートは舟橋家から徒歩1分なのでギリギリまで自宅でウダウダしてた。何なら二人とも当初の待ち合わせ予定より5分~10分くらい遅れて集合。
それでもHOIP ウカイさんちには10分前に到着、流石皆ご近所。ウカイさんはハイエースをレンタカーまで借りに行っているとの事で不在、奥さんとご子息(ちっちゃくて可愛いんだわ)と炭酸さんと僕、4人の和やかな休日の朝の始まりである。クレイアニメって、楽しいね。
ハイエース到着後は機材を積み込む。
ウカイさんは素晴らしい事にライブが出来るだけの機材一式(楽器+PA機材)を全部所有されておられるのである。「コツコツ集めたんだよ」と仰っていたけれども、コツコツ集めるのも凄ければきちんと使う機会を定期的に作られているのも凄い。あ、使うから集めたのか。何であるにしても素晴らしい。
ライブ機材一式揃えるだけのお金と、ライブをする際に必要とする「経費」(もう恥も外聞もなく書いてしまうけれどもチケットノルマのあるイベントとか出てもノルマ割れとかする事あるわけ、そりゃああるわけ。あと機材費かかったりもするしイベントやるってなると箱借り代もかかってくるし、そういう諸々の「演奏するための場所と時間に、結果的にかかった/かかってしまったお金をザックリ、もう凄く雑だけれども「経費」って書いちゃったのねここではね)とを比較したらどちらが安上がりなんだろうかとか、そういう事をボーッと一瞬、考えたりも、した。

えっちらおっちら3人で機材を運び込んで、ウカイさんはハイエースで、炭酸さんと僕は自転車で鶴舞公園へ。
事務所にて必要な鍵やら書類やらを借りる炭酸さんを横からニヤニヤ笑いを浮かべつつ見守って、いざ奏楽堂へ機材搬入。
積み込みよりも機材設営、設営よりもバラしの方が早かったのが印象的だった。円形で真ん中に柱がズドンと立つ奏楽堂内、どうしたらライブが見やすい(音が良いのか、という議論はほぼほぼなされなかった。きっとどうしようもないと3人ともポジティブな意味で割り切っていたし、この日のイベントで顕在化する格好良さがあるのだとしたらそれは音の分離とか音響の素晴らしさで語られるものとは別の次元のものだと3人とも思っていたに違いない)のかウカイさんと炭酸さんが考えてるのを見ているだけでもワクワクした。これは勿論楽しみだっていうのもあるけれども、あの物凄い興奮と過剰な積極性と能動性は、少し前に飲んだレッドブルの効能だったのかもしれない。
僕達の出演はトップバッターだったので、音出しを兼ねてアンプから音を出してみる。
奏楽堂の中、そりゃあ建物の中だっていうのもあるのだけれども、とても音が回る。そしていつもよりローを出していないのにローが感じられる。いつもの感覚で音出すとモコモコするな、という事でこの日はいつもよりもベッキベキにしてアタックきつめに音作り。これ、正解だったように思う。それにしても面白い環境だったなあ。
開演時間の13時前、人がどんどん集まってくる。有難い事に沢山の人の前で演奏する事が出来そうだ。

13時、半年ぶりのパイプカツトマミヰズの演奏が始まった。
相変わらず吉田君のMCはスベり続けたし(もうスベり芸、だと思う。多分本人も中身のある事を喋ろうとかうまくやろうだなんて微塵も思っていないんだろうな、と思う)駒田君は汗を垂れ流していた。そうそう、この日は名古屋では初のトリプルギター編成だった。
柴田めぐみ君(元メンバー)、studio penneこと鈴木君をボランティアメンバーに迎え、この日のために練習を行ってきた。
...結果的に一度も全員揃う事はなかったけれど、練習。
けれども個人的には凄くしっくりきてるのね、この二人(吉田君の演奏はいつも通りだから今回特筆すべきはこの二人だ)。本当の意味での自由人、心優しきヒッピーの柴田君に生真面目かつ頑固、主張するところはしっかりするけれども基本的には空気を読む鈴木君の組み合わせはお互い良い感じにそれぞれの魅力を引き立たせあって、アンサンブルにスリルとファニーさをもたらしていた、と思う。僕も興奮してたから半分くらいは盛ってるけどさ。
それにしても暑かった。
全曲指弾きだとピック弾きの時よりも興奮が体にダイレクトに出る=暴れられる、と気付きこの日は全曲指弾きだった。演奏自体も新鮮味を増したし興奮も大いにした。久しぶりに演奏であんなに汗を流した気がする。終わった頃にはしたたってたものなあ。
パイプカツトマミヰズ、吉田君の表現をそのまま使わせて貰うけれども、恥ずかしながら帰って参りました。
これからは定期的にライブを行うかと思いますので何卒、一つ宜しくどうぞ。


演奏中の様子。
撮影はヨシダユキ先生。


これも気に入ってる。
僕は決してこんな顔ばっかりしてるわけじゃあないのだが。朗らかなおじさんだし。


機材を片付けて友人やお客さんと談笑して、鈴木君と鶴舞図書館地下のスガキヤに行った。あんなに旨いスガキヤは初めてだった。きっと汗を流したし、何か一つ充足感があったからに違いない。兎も角、この日から、ちょっとしたスガキヤラーメンファンである。
その後は出演バンドを観たり(メシアと人人の演奏中にフロアを見ていて目の当たりにした光景。あの光景に僕は、バンドが演奏する音楽はやはり素晴らしい芸術である、と、それこそどれだけ芸術という表現から連想するイメージが高尚過ぎて、ロックやパンク、ハードコアやノイズetc.の持つそれやバンドという表現媒体と芸術という言葉を結び付け難かったとしても、依然としてそれは、それらは人の心を動かすには十分過ぎる芸術であるのだと再認識させられたのであった)地上をフラフラしたり(実に良い天気だったものですから)、少し昼寝をしたり、した。
イベント自体は13~18時(予定)と相応に長かったのに、体感上決して長く感じなかったのは勿論出演バンドが全部良かった(程度の差こそあれども全バンド観たけど、どれも格好良かったし面白かった)っていうのも勿論あるだろうし、自由に過ごせる環境だったから、なのかなとか思ったりする。いや、やっぱり中身が相当大きいな、要因として。

一曲目で全部出し切った感→明らかに疲れてるだろこれ!ってなったDGTP、だけどもそこからの粘りが凄くって、あれってもう演奏してるっていうか何か大きな力によって演奏させられているかのようで、その表情が一線超えてた。
正拳突きでは折れないギターも、踵落としによって綺麗にネックとボディの二つになった(ボルトオン、だからね)。
「すっげえええええ」って言ってたら、イベントは終わってしまった。
ウカイさん、炭酸さん、楽しい一日と有難い再開の舞台を下さって、有難うございました。


HOIP×DGTP炭酸 フリーライブ
2015年6月6日(土)at鶴舞公園奏楽堂
出演:
バイセーシ
シゼンカイノオキテ
メシアと人人
パイプカツトマミヰズ
VIDEO GIRL
アスホール木村とダイナマイトプッシーキャッツ
DGTP


夜は花火を見て、夏の到来を少しばかり先取りした気分になりました。

新栄トワイライト 番外編「一般公募の演劇公演」二週目を終えて。

先週に続きライブハウスでの演劇公演、新栄トワイライト番外編「一般公募の演劇公演」だった。
今日も5組の団体(中には個人もいたが)に作品を上演して頂いた。
面白いな、と思うのが恐らくは当日小屋入りしてせいぜい40分そこそこの場当たり兼絵作り兼ゲネ、というわりかし無茶なスケジュール故か、どの作品もスピード感というか、違うな、あこれだこれ、ライブ感がある。
で、今日舞台と同時に客席も見ていて思ったのだけど、そういうライブ感のようなものってあの空間だからなのか客席側にも伝染していってるんじゃないか、と思われる節がある。
これは面白い現象だと思う。次回以降、精査してみたい。

劇場での公演っていうのがどれだけ時間と諸々が必要かっていうのはいくら僕でも、もうわかる。
週末の公演に向けて早けりゃその週頭から小屋入りして仕込みして絵作りして場当たりしてゲネやって、ってなるととてもじゃないけど毎日仕事しながらだなんてのは難しい、というか実質無理なんじゃないかと思っちゃうわけ(有給とか使ってうまくやられている方もいらっしゃると聞いたので僕が無知なだけかもしらんのだが)。
そういう時間の使い方が難しいけど面白いアイディアややりたい作品があるという方、あと長編向きではないけど面白いアイディアがある、とかそもそも長編を書くのが難しいというような方、こういう機会に気軽に(出演料なし、当日乗り込みというのは一見"気軽"ではある。無論責任感もそこには存在して当然だろうし、現場での対応力というものも問われる瞬間があるだろうけれど)普段やれない事をやってみたいという方が応募して下さるのは想定していた。けれども予想外だったのは県外から「この機会に名古屋へ」という方がいらして下さった事や、仕事をしながらの芝居制作が難しい、という方が一日だけならという事で腕まくりして参戦して下さった事である。
これまた僕のリサーチ力が足りないだけかもしれないけれども、名古屋の小劇場ではあまりこういう、なんていうのかな、所謂「ブッキング」みたいなのはないそうで、そういう意味では今回の新栄トワイライトはそういう「場所と時間」をたまたま提供出来たのかもしれないな、だなんて思っている。
勿論前述した小屋入り以降の時間を重ねて作られた「時間と空間」に対して今回僕達が用意出来た「時間と空間」は全く別質のものであったのだろうけれども。若い野心家と、日々を生きる野心家の味方でありたい、とつくづく思う。

腕に自信のある、自らの「面白い」を披露したくてしょうがなかった全出演団体10組の皆様のお役に少しでも立てたなら、私共も幸いです。僕も大いに楽しませて頂きました。得るものも多かったし、今後に活かしていきたい事が運営としても個人としてもありました。
これからも新栄トワイライト、はぐくんでいきたいと運営一同思っています。
次回の予定は9月頃。小劇場となった新栄CLUB ROCK'N'ROLLでお会いしましょう。

人は、変われる。

僕が漕ぐマウンテンバイクはひた走る。夜の帳をひた走る。風を切りながらひた走る。
風呂上りで少しだけ湿り気が残った髪の毛の間を風が通り抜けていくのが気持ち良かった。

今夜はちょっとだけ遠出して、東京から帰って来られたばかりの柴山社長(ONE BY ONE RECORDS)とファミリーレストランにてお茶してきた。
大体柴山社長と夜中に会う時はガストと決まっている。
「じゃあ23時頃に名古屋駅に帰って来るから(舟橋、新幹線で出張帰りの柴山社長を直撃した形になる)それくらいに○○のガストで」と柴山社長からLINEが来た時に、やっぱり柴山社長と僕はガストだな、と妙にしっくりきたものである。

予定の時刻よりも早く着いてしまったので喫煙席に陣取って柴山社長を待つ。
程無くして現れた柴山社長の姿を見て驚いた。
...物凄く、痩せられている。
あれだよ、病気とかで痩せたって感じではなくて「引き締まっている」。明らかにダイエットとかトレーニングしてる奴だこれは!
今回ご本人の許可を得て比較するための画像を二枚ご用意しました。


半年前の柴山社長。
「朗らか」って言葉がお洒落な服を着て歩いているようなイメージですネ。出会った頃から変わらない、年上のそれこそ先輩を指して言う言葉ではないかもしれないけれども、朗らかで優しそうで「可愛い」柴山社長です。
なんか、ガイ・リッチーの映画にこういう人出てきた気がする。


今夜の柴山社長。
こうして比較してみるとよくわかる。この半年間で如何に社長が痩せられたか!
いやもう明らかに滅茶苦茶痩せたでしょ!この二枚比較して二人揃って爆笑しちゃったよ、別人過ぎて!
以前は朗らかさの中に影を潜めていた「イカツさ」が顕在化しているし、昔はパッツンパツンで前も締まらなかった(ご本人談)ベストが余っちゃってる!!
うかがったところ、27キロ落としたそうです。
毎朝毎晩約40分、CDのアルバム一枚聴き通すくらいの時間をランニングと競歩等、有酸素運動に充て、筋肉トレーニングを行い、更には食事制限もされているそうな。

「なあ舟橋、30越えたら痩せないって言うじゃん、あれ嘘だよ」
「人は、変われる」
そういう柴山社長の目は自信に漲っていた。
そして何より雄弁なのが実際に変化したその体型。

「社長、半年前首ないっすよ...」
「あ、本当だ...」
しかしこれも痩せたからこそ気付く、いわば視点の変化である。
柴山社長、まだまだ体を引き締めるそう。どこまでタイトになるのか。
乞うご期待!

新栄トワイライト 番外編「一般公募の演劇公演」一週目を終えて

ちょっと間が空いてしまったけれども、親しくしている演劇関係の友人らと新栄CLUB ROCK'N'ROLLで季節毎くらいにやっている芝居のイベント「新栄トワイライト」で出演者を一般公募して募る、というシンプル極まりない主旨で公演を行い、二週に跨るそのイベントの、一週目が無事に終わった。
事の発端はCLUB ROCK'N'ROLL店長 本多さんを交えて話をしている時の事。
「もし演劇を上演するのに適切とは言い難い、しかも恐らくは馴染みがないであろうライブハウスでの演劇イベントに作品を出したいと言う人間がいるのであれば、それだけでまずは一度舞台に上がって頂いてその作品を観たいと思うには十分ではないか」という話題が出た事だった。
それはそうだ、という思いと自分が知らない面白い人達が絶対にどこかにいる、ひょっとしたらそういう団体、作品、人がこういう機会で名乗りを上げて下さるかもしれない、というもう単純にこれは好奇心だろう、そう、好奇心から今回の公演は始まったと言って良い。
出演条件なし(強いて言えば出品者自身が"面白い"と自負しているという事くらいか)、25分お預けします、ただし場所は照明も劇場程自由が効かないし出ハケは一か所だけしか出来ず、ステージもそんなに大きくはないライブハウスで、という公募にどれだけの演劇人が集って下さるか、疑問がなかったと言えば嘘になるけれども、想像していたよりも幅広く、そして沢山のご応募を頂いて正直とても、驚いた。
一日だけだった予定の公演が二週に跨る程だったのだもの、慌てたけれども、大喜びだった。県外からの応募もあり、運営メンバーも皆、想像以上の反応に驚いていたようであった。
やる側からすれば「場所はどこだっていいさ!設備も関係ねえ!場当たりが45分?それにあわせてやるまでよ!」となるのだろうけれども、応募する側からすれば不安になるよそりゃあ!自分がやる時と人がやる時には感じ方に差があって当たり前だろうから。
それでも、10組の猛者が集まった。物凄くワクワクした。

各組について感想を書いていくっていうのは今回の場合は辞めようと決めていた。ので書くのを控えるが(それくらいリスクを背負いつつも集まって下さった出演者本位であって良いと思っている。運営として感想を書くっていうのは今回は何だか違うなあと思ったわけであります)、やっぱり煮えたぎるような面白さがあったし、自分の世界の狭さ、その狭さを知っているつもりだったけれども同時に外に向かって広がる世界の広さを痛感せざるを得なかった。
まだ一週目しか終わっておわず、公募でお集まり頂いた全10組のうち、5組しか作品を拝見していない。
けれどももうやって良かった、と思う。

きっと二週目も面白いだろう。
果たしてどんな良い意味での「裏切り」が待っているのか。
一週目にご出演頂いた皆様、本当に有難うございました。二週目にご出演頂く皆様、どうぞ宜しくお願い致します。

自己紹介

Author:舟橋孝裕
愛知県在住、ベースギター奏者です。
・JONNY
・パイプカツトマミヰズ
・犬栓耳畜生
・白線の内側
 やサポートでベースを弾きます。

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