役者をやった話。

先日行われた新栄トワイライトvol.4にて上演された赤井千晴さん作品『本日も異常なし。』にて舟橋まさかの主演を務めさせて頂いた。
ほぼほぼ演技経験のない僕(今まで何度か舞台に立った事はあるけれどもほとんど「そのままで」とか「普段通りで」だったので演技らしい演技って実はした事がない。出来ない、と断言するつもりはないけれど)なのだけれども赤井さんから「いつかは舟橋さんで」と前から言って頂いていただけに実現出来て本当に嬉しかったです。今まで何度か多分、ご一緒した事はあるけれども今回程密にお互いと対峙して物を作った事ってなかったのでは。ようやく一緒にやれたねえ赤井さん!
赤井さん、有難い事に一緒にやると決まったら脚本を書き下ろして下さり、恐縮な事に最初頂いた脚本は「折角一緒にやるのだからもっとやりたい事をやります」と捨てる程にこだわってらした。僕という素材を使って作品を作る事にあそこまでこだわって貰えたのなら僕も本望だった。
赤井さんは実はここ数年お付き合いしている演劇関係の人達の中でも一番長く僕の姿を観てきてくれた人だ。
その昔やっていたバンドのライブを観ていたそうだし、その次にやっていたバンドや手伝っていたバンドのライブも観ているそうで、最初にそれを聞いた時は確か結構仲良くなっていた後だっただけに相当驚いた記憶がぼんやりとある。確か、驚いて言葉も出なかったんじゃないか。
そんな赤井さんとの関係であるからして、どんなものが来てもきっとそれは相当に僕に向き合ってくれた作品になるのは明らかで、僕も光栄に思いながらも楽しみにしていた。
赤井さんから頂いた脚本は、赤井さんの怪奇、ホラーなイメージを裏切ったコミカルでシュールなものだった。とても面白い、と思った。予想を裏切りながらも赤井さんらしい作品だ、と思った。そしてこれをきっちりやる事が出来れば今まで経験ゼロだった演技という表現に対して大きな収穫を得る事になるだろう、と思った。

実際のところ赤井さんは稽古終盤、僕も赤井さんと同じヴィジョンを共有出来ただろうという段階に至るまで「雰囲気で」とか「良い感じに」とか抽象的な事は一切言わなかった。「もう少し抑えて」「コミカルになり過ぎないように」「動作と動作の間に頭の中をうかがわせる様な」等、演技に対するコメントは明確なもので、そしてそれは今まで僕が体験した事のない行為だった。
「こうう風に存在してください」とか「こういう風に機能してください」等存在や意味合いに於いての演出は今までも経験した事があったけれども、演出家に「演技」に演出をつけられる、という事はひょっとしたら初めてだったかもしれない。大変面白く、興奮する行為だった。こっちか、こっちか、それともこっちか、とがむしゃらにやっていくうちに少しずつ今回の演技のコツを理解していくのだった。

本番当日は二人で緊張して二人で興奮して二人で楽しんだ。
本番が一番良かったんじゃないか、と思う。結局、どこまでも赤井さんにおんぶにだっこだったけれども。
赤井さん、今回は起用して頂いて有難うございました。素人役者だったけれども、奮闘したつもりです。是非また何か機会があれば!

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エフェクターのレビューばっかり書いてるわけじゃ、ないんだぜ。

先日のエントリーを更新した翌日、すぐに友人から「ビブラート持ってるの!」と連絡が来たし(やっぱり皆好きなんじゃんああいう変わったエフェクト!)、その他にも何人か「ブログ読んだよ」と言って貰えていざそうやって読んでる人がいる、という現実を目の当たりにするとなんだかんだ嬉しいものですね。これを読んで下さってる貴方もそう。
いつも有難うございます。例え3人でも30人でも変わらず嬉しいです。

先日、ここ2週間ばかし毎日の生活の中で頭のどこかで「あと○日...」と意識し続けていた資格試験が終わった。
今現在の仕事を今後も続けていく以上避けては通れないであろう資格試験、であったわけであるが上司から「よっぽど落ちない。大丈夫」と太鼓判を押され既に受験した友人からは「予習なんてしなくても受かりますよ」と言われたけれども、そりゃあ受けた後だから言える事だよこっちは不安だよ!
そんな僕に対して会社は優しい。試験前講習という事で出張扱いで講習に送り出してくれた。試験に合格するとまた出張扱いで講習。人手に超絶余裕があるってわけでもないのにこの大盤振る舞いは、ひとえに僕の将来を気にかけて下さっている事のあらわれであり、ああ優しい会社だなあとつくづく感謝したのであった。
というわけで落ちるわけにはいかない。舟橋珍しく、ちったぁ真面目に勉強した。
時間ギリギリまで見直しもしたし手応えもなくはない。合格率は99パーセントと言われる試験だけれども、果たして結果は。
合否発表を、待て。

試験を終えて肩の荷が下りた中、本日は市内某所にて稽古。
来週に控えたライブハウスでの演劇イベント「新栄トワイライト」上演作品の稽古である。過去二度、作品を出品した事のあるイベントであるが今回は出品するわけではない。
怪奇紙芝居等で活躍される赤井千晴さん、何を隠そう長い付き合いの友人なのだけれども彼女が役者として僕に声をかけて下さったってわけ。

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※稽古中です。
演技に差し支えるってんで丁度長くて鬱陶しかったし赤井さんが髪の毛を切ってくれたよ。
文房具用の鋏であんなに手早く手際良くうまく切れるものかよ。赤井さん凄いわ。僕の知る限り演劇人の中では名古屋バンドシーン(大した感慨もなく言ってしまうけど、この表現ってやっぱり言ってて違和感あるというか何というか。便利だから言ってしまうけどね)に一番造詣が深い赤井さん。懐かしい話やあんな話やこんな話をした。豊かな時間だった。

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夜、もみあげと前髪の微調整をする僕。
やっぱり文房具用の鋏にて。

サウナに行きたい。
何なら毎日でも、行きたい。

BEHRINGER UV300をBOSS VB-2復刻を知った日に試す。

NAMM SHOW(外国で開催される沢山の楽器メーカーが新商品を一気に発表する楽しそうなイベント。楽器の祭典とも言われておりますね)にてBOSSの新製品が幾つか発表された。某SNSで新製品の情報をチラ見したんだけど一瞬目を疑っちゃった!
だってさ...

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まさかのVB-2、復刻!
いやー、冗談かと思った。だってさ、こう言っちゃなんだけど物凄くニッチなエフェクターじゃないかVB-2。ビブラートを自動的にかけてくれるエフェクターなんてVB-2以降そうそうなかったわけだし(いや、あるのか?僕が知らないだけか?)、それをこの現代に甦らせるとは!いやあ、BOSSさん、素晴らしい!現代的なスペックを盛り込まれパワーアップしたVB-2、楽しみにしています!
あー、朝からワクワクした。あ、ちなみにボコーダーとかベースコンプとかも同時に発表されてるみたいでこちらも楽しみ。
ここ最近のBOSSは新商品を発表する度に話題性のある商品をブチ込んでくれる(DD-500が発表された時は「BOSSが肺炎dの名ディレイをブッ殺しに来た!」と皆騒いだものだ)ので最高に楽しい。

というわけで今日はVB-2復刻を祝って、ではないけれど折角だから僕が持ってるVB-2のコピー商品をレビューしたいと思います。
手に入れたのはいつ頃だったか、具体的な時期は忘れたけれどもVB-2が気になった時だと思う。僕って人間は一度気になるとどうしても触ってみないと気が済まない。だけど当然生産完了してるしプレミア価格になってるし、と僕が手を出したのがこれ。

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BEHRINGER UV300。
今や安エフェクター界の先駆者的なイメージさえ持つBEHRINGER。若干の不安がつきまとう安エフェクターの中でも不思議とBEHRINGERには安心感があるんだよな。安エフェクターの先駆け的なイメージだから?それとも「性能は倍に、価格は半分に (Double the features at Half the price)」という社是が心を打つから?
何にしても、だ。BEHRINGERを馬鹿にする諸兄はBEHRINGERを見直すべきだ。プラスチック筐体は確かに不安だけど安い=正義の部分もあるのだ、確実に。

で、このUV300、VB-2のコピーモデルである、身も蓋もない言い方すると。
コピーモデルである以上本家との比較は免れまい。
本家VB-2と比較している動画を見つけた。しかもご丁寧にベースとギター両方で試奏してくれている。誰がそんな事をしてくれるって?全世界のエフェクター好きベーシストの味方、juan alderete先輩だよ!


こうして比較するとほとんど差異がないように聴こえる。凄い、凄いぞBEHRIGER UV300。
で、実際繋いで弾いてみるととても楽しいVB-2じゃなかったUV300。「ビブラートなんてエフェクターに頼らなくても自分の指でかけらい」と思っていたけれども、実際繋いでオンにしてみるとこれはそういうものじゃないのだな、と気付く。
上記動画をご覧になって頂ければわかるかと思うのだけどもこれは所謂「ビブラートをかけた音」というよりかは、もうちょっと変なものだ。だけどもその変な音、が面白い。弾き始めこそ地味な印象を受けたけれどもしばらくそのまま弾いているとこの素っ頓狂なサウンドがとてもひょうきんで愛くるしいものに思えてきたし、これによって見える表情もあるのだな、と気がついた。で、オフにしてみると寂しい。派手にかけて雰囲気をガラリと変えるという類のものではないのだけれども。
コントロールはRISE、RATE、DEPTHとモードセレクト。RATEとDEPTHはそのまま、揺れる速さと深さの選択。RISEというのがどうやらかかり始めのコントロールのようなのだが、どうにもイマイチ変化がわかりづらい...。
モードは踏んでいる間だけエフェクトがオンになる「UNLATCH」、何故これをつけたのかわからないけれどもスイッチを踏んでもエフェクトがオンにならない「BYPASS」、そして踏んでオンとオフを繰り返す「LATCH」の3モード。
細かにセッティングを追い詰めるというよりかは「この音」が好きか嫌いか、そういうエフェクターだと思う。妙に愛おしいよ!
そして余談だけども切り替えスイッチを各モードの中間で止めると発振ノイズみたいなとんでもない音がする。これはこれで面白い。今度ノイズ演奏で使ってみる事にする。

VB-2の復刻版も楽しみだなあ。販売開始になったら是非触ってみよう。

ご自慢のGALLIEN-KRUEGER MB500!の巻。


これが僕のマイアンプ。GALLIEN-KRUEGER(ギャリエンクルーガー) MB500。
使いだしてかれこれ1年と半年くらいになるだろうか。それまで使っていたMarkBassのヘッドアンプの半額程の定価だが、使用頻度は比にならない程高い。

MarkBassのヘッドアンプは格安で知人から譲って貰えた、という経緯で手に入れたものだったのでまあナンだね、言っちゃナンだけども重さも音色もさして気にせず、とりあえず格安だし買っておけ、くらいの感覚であった。前の前のオーナーさんより伝わってきた立派なケース付きだったのだけれどもとてもじゃないけど手でぶら下げて運べるような重さでもなかったし(よりによってそのアンプはMarkBassの中でも重たい部類のヘッドアンプだったと思う)、音色もMarkBassらしい素直さこそあったものの僕からするとちょっとモッサリに感じるというか、頑張って頑張ってアタックと高域を出していたという始末。今思えば面白いアンプではあったけれどもそんな理由等からあまり使っていなかった。
で、ちゃんと気に入ったヘッドアンプを買おうと決めて購入したのがこれ。MarkBassと比べてまず軽い。確か本体だけだと1.7キロ程だ。どれくらいかというとソフトケースに入れれば余裕で肩から吊るして歩ける重さである(実際ソフトケースも付属していた)。説明書には「ヘヴィに持ち運ぶ方はラックケースでの使用を推奨します」と書いてあったので購入して直後、そのままラックマウント用のパーツ(これが金属プレート折り曲げただけみたいな部品なんだけどお値段、結構した記憶がある)を購入、ラックケースに仕舞い込んでの持ち運びとなった。勿論ソフトケースのように方から下げる事は出来ないのでラックケースを採寸、A○azonで丁度良いサイズのリュックサックを1000円で購入した。今は「まずヘッドアンプを入れたリュックを背負い」その上から「ストラップを長くしたギグケースをそのまま背負い」持ち運んでいる。直立すると重心が後ろに傾きひっくり返りそうになるが(きっとひっくり返った亀のようになるであろう。滑稽だ)、持ち運びに支障はない。それなりのエフェクターとヘッドアンプとベースギターを自転車で運搬するスタイルとしてここ最近はずっとそれで通している。
こうして一年半使って思うのだが、重量というのは大事だ。どれだけ良い音でも自分の移動手段と折り合いをつけた機材選びをするべきである。その点このアンプは完璧。

さて肝心の音だけれども僕は同世代のバンドマンの半数くらいは経験したんじゃないかと思える『あの』「ナンバーガールに影響受けた世代」なのでベースギターをサンズアンプに通してギャリエンクルーガー800RBに通した『あの』音が大好きである。
学生時代より憧れのギャリエンクルーガーは練習スタジオで使ったりライブハウスで使ったりそれこそ200RBというモデルを一瞬所有したり(大型質屋で購入したものなのだがすぐに不具合が判明して返品した。良い音だったのに残念だ)とそれなりの回数触った事があるけれども、どのモデルにも「クリアなアタックにタイトな音の立ち上がり、バコンと抜ける音」を感じられた。
このMB500は馬鹿みたいに軽いし値段もヘッドアンプにしては安いけれどもギャリエンクルーガーらしさを十二分に感じる事が出来る。
イコライザーの効き方も違和感がなく「トレブルを触ったらここが変わって欲しい」「感覚的にハイミッドはこの辺りだろ」みたいなところがサクサクと触る事が出来る。ローもタイトながらしっかりと出るので、何ならバッチリ出過ぎるのでモワモワさせたくない時はちょっと絞ったりもするくらいバッチリ出る。あ、これは僕が間にプリアンプとか挟んでるからかもしれない。
ドライブチャンネルを搭載(イコライザーはなし。画像中のG.I.V.Eというあたりがそのチャンネルのコントロール。歪み具合と音量を調節出来る)していて同梱のフットスイッチで切り替えが可能なのだけれども、僕の場合は完全にクリーンよりかは軽く歪ませた方がウネリが出てニュアンスも出しやすいので常時オン。
これを使うようになってから音が前に出なくて悩んだりどうにも気持ち良い音が出ないと音作りに時間をかける事がなくなった。勿論ライブハウスやスタジオ常設のキャビネットによって出音に若干の変化は出るのだが、それでもキャラクターに変化がないので安定感と安心感がある。

出力も十分。100人~150人くらいがキャパのライブハウスで演奏する事が多い僕からすると不足はない。
あとこのヘッドアンプは保護機構も優秀でファズをガンガンにカマして物凄いハイゲインで突っ込んだところ、アンプが壊れる前に保護機構が動作して、音量がバツッと下がった。演奏中にそんな風になるとビックリしてしまうだろうけれども機材が壊れるよりかは良いし、ちゃんとまともに考えて音作りすればまずそんな現象は回避出来るかと思う。
結構持ち運んでいるのだけれども一度も不具合が生じていないというのは道具としてもシッカリ作ってあるのではないだろう、と思う。

多分とっくにモトはとっただろうけれどもまだまだまだまだ使っていこうと思っている。

ヨシダ先生から写真が届いた。

パイプカツトマミヰズのライブ写真(時には動画も)を撮影してくれるヨシダユキ先生から先日のライブ写真が届いた。
個人的に気に入っているものを貼っておきますね。

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彼女の個展が近々予定されている。
僕達の写真も展示されるかと思うので、また改めてご案内致しますね。

さて、実際のところ、第8期パイプカツトマミヰズはうまくいっていると思う。
studio penneこと鈴木君は前任ギターリストを演奏参加当初こそ意識したものの、共に新曲を作っていく中で(そして作曲者である吉田君とのやりとりの中で)自らの持ち味をふんだんにちりばめる匙加減、自分のフィールドの範疇から飛び出さずにバンドサウンドにフィットする音作りに演奏を結実させたのだと僕は感じている。
安定してきた頃合いなのでバンドとしても挑戦するべき時なのか、とその人事権を与えて貰っている(ほとんどのボランティアメンバーはわりかし結構勝手に、僕が声をかけている。問題は今のところ起きていないしこれからも起きないんじゃないのかな、と思う)僕としては考えている。

写真を見返して思うのだけど僕ってその日の出演者の中でベースの位置がわりかし低めだな、と感じる事が少なくない。
結構プレーンな位置というか平均的な高さだと思っていたのだけど、共演バンドのベーシストと比べると楽器の位置が低いのである。どうなんだろ、皆高めの方が弾きやすいのか。一度僕も挑戦してみたんだけど左手は運指しやすくても右手がしんどかったりその逆もあったりで結局今の高さが一番弾きやすかったり、トータルで一番バランスが良い。慣れというのはあるのだろうけれども。

近所の「松の湯」さんに行ってきた。


自宅の近所にサウナ併設の銭湯がある事がわかったのでバスタオルをリュックサックに詰め込んで自転車漕いで数分、サウナを楽しんできた。
時代がかったロッカーに浴室が味わい深い。けれども全体的に清潔感があり、手入れを繰り返しながら味わいを残す努力をされているんだろうな、と思った。
入浴料420円、サウナに入る場合はプラス100円。ジュース類もペットボトルのジュースが130円と随分と良心的な価格だ。
古き良き、町の銭湯って感じだ。

サウナは大の大人が5人も入れば満員になってしまうが温度も良く、青色の砂が入った5分計も設置されている。テレビではバラエティが流れていた。サウナ室から脱衣所の様子がガラス越しに見えるのだけども、それが何故だか凄く、良い。
水風呂は一人用くらいのサイズ感だが常に水が注がれておりよく冷えている。同室者の諸先輩方とタイミングさえずらせばきっちりクールダウンする事が出来た。
いや、しかし何だろうね「サウナ→水風呂」のサイクルを3回も繰り返すと日常生活では感じ得ない快感を感じる。思わず「あふう」とか言っちゃうような類の快感。脳味噌から快感物質がドッパドッパ出ているのを感じる。
この状況を一度味わうともうやめられない。かつては「サウナなんて何故わざわざ暑くて辛い思いを好んでしなければいけないのか」と思っていたけれども今となってはサウナに入りながら「サウナのための水風呂なのか、水風呂のためのサウナなのか」を思索する程にサウナを愛している。
(今となっては)酒も煙草もやらぬ男の、嗜好品と言えるだろう。

MOOER BLACK SECRETのTurboモードにベースギターを突っ込んでみる

安エフェクターって何でああも魅力的なのか。
何だかんだでBEHRINGERのリバーブが僕は大好きだ。ギタリスト諸兄がこぞって絶賛する某国産メーカーの最新型と比較してみたものの「確かにちょっとモッサリしてるけど僕くらいの使用頻度でコストパフォーマンスも考えるとこれくらいの違いならBEHRINGERのでいいや」と(個人の感じ方です。あとふと思ったのだけどベースギターとギターだと立体感とか広がり方とかそもそも求めるものが違うのでは。いや何となくだけど)まさにBEHRINGERというブランドの利点を活かした感想を抱いてしまった僕はもうその発想がBEHRINGERに犯されているのかもしれない。
安エフェクターは積極的に買っていきたい。足元を最新型のハイエンドモデルばかりで固めている奴ぁ好きじゃない。いや羨ましいのもあるけれどさ。
けれども同時に安エフェクターだけで足元を固めたくないという中途半端な見栄とこだわりも僕は抱いている。嗚呼、何て人間らしい。

さて話が逸れ過ぎる前に強引に本筋に戻るとしよう。
「安エフェクターの中ではわりかし高いメーカー」=MOOERの歪みエフェクターを手に入れた。
「MOOERのBLACK SECRETはヴィンテージRATとTurbo RATがニコイチになったモデルである」という情報をたまたま見かけて妙に欲しくなってしまったのだった。
一時期Turbo RATをお気に入りの歪みペダルとして愛用していたのだがいつの間にやら他のペダルにその座を奪われ(歪ませるならファズくらいやらないと興奮しないんだよね期があったので多分それで使わなくなったのではなかったか)、結局手放してしまった。今はパイプカツトマミヰズ 吉田ヒズム氏の足元でギターの音を歪ませている。
だけどあの音が安価で手に入る上にスイッチ切り替えでヴィンテージRATの音も楽しめるなら随分とお得感がある。何より、小さい。MOOERは相当小さい。このサイズならあのそれなりに重いRATを持ち運ぶ時よりも気軽に歪ませられるはずだし足元にポンと転がしておいても然程場所も取らないから気にならないだろう、と目論んで中古で手に入れちゃいましたよBLACK SECRET。

僕は使う事にばっかり興味があって回路的な事は全然詳しくないんだけどRATとTurbo RAT、クリッピングの方式が違うそうで。ダイオードを使うRATに対してLEDを使うのがTurbo RATだとか。
なのでBLACK SECRETもTurboモードにするとFILTERコントロールと筐体の隙間から内部でLEDが反応しているのが視認出来る(画像参照)。
これ、地味だけど格好良い。弾く度に赤く光るの。こういうのって男の子って感じがするよなあ。
肝心の音だけど、今現在手元にRATもTurbo RATも残っていないので比較出来ないけれども、弾いてみた感覚と操作感、そして出音のキャラクターは「ああ、RATだRATだ」って感じ。中域の張り出した粘りのあるキャラクターで弾いてて気持ち良い。FILTERの効き方も本家と同じ逆回り。レビューサイトでは「BLACK SECRETの方が若干暴れ感が薄く、その分低域が出るように感じる」と書いてあったけれどもごめんなさい、比較してないのでその辺りはわからないです。
けれどもまあ、相変わらず使えるのねTurbo RAT(の回路)。ベースで使っても大変気持ちが良い。低域が削げないし原音を混ぜる必要がないくらいちゃんとラインも見えてくるディストーションサウンド。
それがこのサイズで(このサイズ故に電池駆動は出来ず)出せちゃうんだから気軽で良いってもんよ。
ちなみにVintageモードも試してみたけれどもベースギターにはTurboモードかな、と思った。



普通のRATからダイオードを外すとまたベースギターで使いやすい音になる、と聞いてそっちも気になっている。

MAGMA『LIVE』を聴いた。

A○azonのレビューとかサ○ンドハウスのレビューって信憑性ありそうだ、って肌で感じちゃうよね。僕はそう。
多分モニターの向こうの知らない誰かのレビューであり、かつポジティブなものもネガティブなものも分け隔てなく掲載されているからだろう。賛否あった方が信頼出来る気がしてしまい、結果的に購入に至る事が多いというのは結局は「狙い通り!」と言われてしまいそうだけどもニンともカンとも。

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というわけで以前から気になっていたフランスのプログレバンド「MAGMA」のライブ盤、その名もズバリ「LIVE」を購入。
最初に聴くのがライブ盤で良いのかという疑問はありつつも、レビュー欄の「怒涛の如く攻めまくるリズムセクションの鬼気迫る名演!」とか「70年代クリムゾン好きならきっと好きであろうこの重厚なアンサンブル!」とかそういった言葉に背中を押されてしまったってわけ。早速聴いてみたけれども良い意味でレビュー通りで僕は大変楽しめた。

感想について触れる前にMAGMAについて少し。クリスチャン・ヴァンデというドラマーが「宇宙からの啓示」に開眼し独自の言語コバイア語を用いて楽曲を制作、流動的なメンバーで(これは特にプログレバンドでは珍しい事ではないけれども)今なお活動を続けるバンドである。

はい、気になりましたね、コバイア語という独自の言語。フランス語でもなければ英語でもない、コバイア語。
この意味不明な(失礼!)言語のせいなのかそれともちょっとブッ飛んだ人達が作っている音楽なのか、例えドラムが怒涛のようにブッ叩いていてもベースがギャンギャンに歪んでいても(そう、このライブ盤、大変ベースギターの音が攻撃的で好みでありました)どこかユーモラス、どこか宇宙を感じるのはカン高い声のボーカル&コーラスだけが理由というわけではなく、このコバイア語が担う部分が少なくないのではないか、と思った。
いやもうね、何だか瞬間によっては「ふざけてんのか!」ってくらいユーモラスに聴こえる瞬間があるんですよ。
それがシリアスでストイック(しかし豪胆にしてアヴァンギャルドでさえある)な演奏と同時に存在するもんだから不思議な感覚になる。

面白かったです、と言ったら語弊があるかもしれないけれども、これは唯一無二のバンドだな、と思います。

何があっても受け入れる、しかし常に前進し続ける気概。

パイプカツトマミヰズの演奏初めは1月9日、新栄DAYTRIVEにて開催された『しんねんかい』というイベントで、だった。
当日会場に詰めかけた沢山のお客さん達、あれは出演バンドの情熱は勿論だけれども、何よりもイベントを企画した若い女の子二人の尽力によるものだったのだと僕は思っている。あんなに人が入ったDAYTRIVEは僕、結構久しぶりだったんじゃないかな。
有難う、そしてお疲れ様でした。


共演したたいへんにんげん 木下さんのブルージーンズモデル(右)と僕のSBV-550。
共演するバンドのwebとかって時間がある時はチェックするようにしているんだけど、そこで木下さんがブルージーンズ使ってらっしゃるの確認していたので当日を楽しみにしていたのね。ブルージーンズモデル、歯切れの良いタイトで素晴らしいサウンド。
YAMAHAのロゴマークが立体になっていたりとギターがメインで作られたという当時でさえもYAMAHAという会社の真面目さが伺えるような真面目な作りで「流石YAMAHAだなぁ」と感心してしまった。あと0フレットなんだね。
しかしこうして見ると同じボディシェイプでもピックアップの位置とか違うだけで随分と違った楽器に見えるな...。
あとやっぱりこの形、圧倒的に女性が抱きかかえていた方が似合う。木下さん滅茶苦茶似合ってたもんな!
木下さんの演奏も良くって刺激的だったけど、この日は良い演奏をするバンドが多くていつにもまして「やったろ!!」という気持ちになりました。

ただそこはバンドでの演奏、「やったろ!」がそのままダイレクトに演奏内容→結果に反映されるわけでもなく。
この日のパイプカツトマミヰズは2016年一発目にして「いきなりかよ」なドラマティックな(良く言い過ぎ、である)展開の連発。
息巻いて出て行ったものの次々と起こるヒューマンエラー(笑)。楽器の音が出ないメンバーもいれば曲順を間違えるメンバーもおり、良い意味でも悪い意味でも予想外の展開が連発する事になった。
こう書くとネガティブな事が立て続けに起こったように思われるかもしれないけれども、決してそうではない。というかそう捉える人も少なくないのは理解出来るのだけど僕はそう思わない。
起こった事は起こった事でそりゃあエラーが起こったその直後にはそれがネガティブに作用するかもしれない、けれども僕は演奏中のエラー(≠ミストーン。音楽演奏が再現でない以上『その瞬間に適さない音』はあったとしても『その曲に適さない音』は概念でいえば存在しないのではないかという考えを抱きつつある。この場合のエラーは機材トラブルや進行上のミス、メンバー間でのディスコミュニケーションである)は大局的に見れば決して悪い事ではないのだと考えている。
何故なら演奏というのは時間の流れとともに常に進行し続けるもので瞬間瞬間を重ねる演奏行動というのは瞬間芸術であると同時に瞬間の積み重ねでもあるからだ。演奏開始から15分でエラーが起きたとする。その瞬間に演奏終了時に於けるその演奏の充足感(演奏者もだが無論、聴き手のものでもある)を推し測る事は誰にも出来ないのである。
何故ならバンドマンはエラーで奮起出来る生き物だからだ。音が出なくなり一瞬慌てたメンバーは次の瞬間にはトラブルシューティングに向かった。演奏は依然、続いている。その時の彼はきっと「音が出るようになったら取り返してやる!」と憤怒していただろうし、僕が信じている表現の力というのはこの逆境に打ち勝とうとする力だ。それはある瞬間に於いては安定した環境の中で表現をする事よりも尊い事なのかもしれない、とさえ思う。
「良い感じだ、このままで」よりも「畜生!今よりも良い演奏を!」の方が良い結果を得られる事が少なくない、というのはバンドマン諸兄ならば身に覚えがあるのではないだろうか。
僕はその、奮起する力を信じてきたしこれからも信じている。少なくともバンド演奏の際は。

バンド演奏というのはかくも、人生と同じような様を呈するのであるなあ。

2日に仕事があるのは別に良いのだけどどうにもお正月って気分にならないね

新年2日は仕事。
職業柄こればっかりはしょうがない。出勤する直前までは「嗚呼、お正月なのに」ってなるのにいざ出勤すると何だかんだで楽しく前向きに仕事出来ているので良しとする。
仕事をバキッと終えた後は映画鑑賞へ。観てきたよ『フォースの覚醒』。

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何で俺、こんな微妙な表情なの...。

内心(スターウォーズってそんなに執着無いけど、観ておきたさは何となくあるな...)くらいの気持ちだったのだけど最初の「long time ago in a galaxy far,far away....」のテロップが出てきた瞬間から大興奮。映画館でこんなに興奮したのって久しぶりじゃないのってくらい興奮した。人生で初めてポップコーン食べながら映画を堪能した。そういう映画でしょスターウォーズって、と何となく思っている。
賛否両論あるこの映画(そりゃ皆大好きスターウォーズだもの、期待値も大きいからしょうがないよ)、僕は大いに楽しんだ。映画館でああいう映画を大いに楽しむ。最高の娯楽の一つである。

その翌日は初詣に行き、割と明るいうちから友人達とお酒を飲み、樫山君ちで鍋をした。
丁度部屋の掃除をしていたようでいらなくなった自撮り棒(「何で自撮り棒があるのさ」「前、芝居の小道具で使ったんですよ」)を貰った。自撮り棒がどういう仕組みなのか初めて知ったんだけど、意外や意外、Bluetooth対応なんだね、意外とハイテクだな名前の割に。

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何で俺、目が死んでるの...。

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自撮り棒を使っているところはこういう感じです。結構シュール。
使っている人を見かけた事はあったけど、いざ自分が使うとなるとハードルが高い。面白いけど。

無駄な時間を過ごすぞ、と息巻いちゃったらそれはもう無駄ではない


「ブログっていうのは気軽に書けるくらいの距離感じゃないと続かない」とか大晦日にそんな事を偉そうに言っちゃったもんだから自分自身のその言葉が引き金となってこうして今、気軽にカタカタタイピングしてるってわけ。全く何やってんだか。「気軽にやる」というていの束縛だよねこれじゃあね。

明け方に初詣から帰ってきたもんだからすっかりお昼過ぎまで寝てしまって例年通りの寝正月。
よく通っているエフェクター専門店が年中無休で営業、しかも本日は買取も30%アップという話だったので機材棚の肥やしになっているエフェクターでも携えて新年の挨拶がてらお邪魔しようと思っていたのだけれども、入浴して外行用の服に着替えたところで何故だか突如無気力な状態に。
結局家族と食卓を囲むまで家の近所をブラブラ散歩してきた。まあ、何だかんだでお正月っぽく過ごしたってわけだね。

夜は友人達と新年会。
ドカンとブチ上げるような会ではなく何だか硬派な雰囲気の中、ああでもないこうでもないと話をしたり「誰それはこんな浮いた話があるそうな」といったような下衆な話もそれなりに飛び交った。それなりに。こういう話はそういう席から飛び出さないのが良い。というかそういうのがマナーだ。時折飛び出してそれが我々の日常に介在してくるもんだから浪漫もへったくれもなく、下衆な人間が下衆な人間として駆逐されていくのだろう。まあ、僕からしたらもう関係のない話ではあるのだけれども。
新年早々、何言ってんだか!オムそばがとんでもなく旨かった。ソースの味って男の子だよナ。

新年明けましておめでとうございます。

2016_01_01_01
2016年、迎えました。
新年明けましておめでとうございます。
今年も舟橋孝裕を何卒宜しくお願い致します。

大晦日、仕事を納めてそのまま友人達と四日市へ向かった。
ライブハウスでもなく小劇場でもなく、地元から離れた趣のある神社で新年を迎えたくなったのだ。
2015年を振り返ったりワイワイガヤガヤ、親しい友人達と車中で盛り上がるのもまた楽しかった。
近鉄四日市駅から程近い商店街の中の神社で2016年を迎える。お参りだけして神社を離れた。人が多いのが苦手なのは2016年も変わらないらしい。
そのままどうしても飲みたくなってしまい、運転をしてくれた友人には悪いけれども(「いいですよいいですよ飲んでもいいんですよ」「すいません、すいません旦那!!」)居酒屋へ入る。日本酒と旨い魚を食らう。あと数時間遅れの年越し蕎麦も。
楽しい初詣となった。

マフラーをなくした。今現在の自分からすればそれがどういう類のものであろうとも思い出のマフラーではあったので、やっぱりちょっとショックですね、新年早々!
今年の目標に「ものをなくさない」を追加しようと思った。
さあ、2016年、まずは眠いのでゆっくり眠るとする。今年も十二分に一年を楽しもう。

自己紹介

Author:舟橋孝裕
愛知県在住、ベースギター奏者です。
・JONNY
・パイプカツトマミヰズ
・犬栓耳畜生
・白線の内側
 やサポートでベースを弾きます。
以下、ライブ予定。


12/28(水) 新栄DAYTRIVE
犬栓耳畜生

2017/1/07(土) 今池HUCKFINN
ONE BY ONE RECORDS レーベル10周年イベント
JONNY

1/08(日) ミソフェス2017(http://www.misofes.com/)
パイプカツトマミヰズ

1/08(日) 新栄DAYTRIVE&TRIM
パイプカツトマミヰズ


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