風邪を引いた話。

風邪を引いた。
正規雇用の身となって(社会人、という表現をしそうになったけれども社会に参加して自分の役割を持つ、という意味ではもうずっと社会人であった。これは完全に余談だけれども英語では『社会人』という意味の単語はないそうだよ)初めての体調不良。しかも仕事を休んでしまった。完全に不覚。正直想像もしなかったですよ、会社休むのがこんなに悔しいだなんて。

前兆は金曜の夕方頃から、あった。
仕事中に何となく喉が痛くて同僚には「花粉症ですよ花粉症!ガハハハハ」とか冗談言ってたくらいだったのだけれども、その夜家に帰って新しく参加する事になったヒップホップバンド(これについてはまた書く事もあろう)のスタジオに向かう準備をしている辺りからどうにも体がかったるく「あー、じゃあ対策しておくか」と行きがけにコンビニで栄養ドリンクとか買って練習に臨んだものの、スタジオ終わる頃には倦怠感も凄いし鼻水もガンガン出てきたし、完全に風邪。
折角の花金だっていうのに家に帰ったらもう速攻ベッドに潜り込む他なかったってわけ。
で、土曜。背中が痛いし体がだるいし、しかも微熱まで出てくるしで完全にこれは風邪が始まった。一晩寝ただけじゃ良くならなかった。この週末の間に治さないとなあ、とベッドで寝倒す。24時から犬栓耳畜生のREC兼練習が怒涛の5時間(こんなの久しぶりだよ)入っていた。体調的に余裕があったらお休みしたいところではあれども、なかなか予定が合わない犬栓耳畜生、かつレコーディングだしライブ前だしって事で参加。体調も良くなってきたし大丈夫でしょ、と半ば高をくくったのがいけなかった。
どうにか5時まで録音と練習を終えたものの(ちなみに体調が極悪でも演奏活動中は結構気分が良かった。そしてそういう時の演奏でも相変わらず発見はある。この日はパワーサプライの充電が切れたので終盤、アンプに直接プラグインして演奏したのだけれどもそれでも僕の出音って僕の出音らしくて、やっぱりエフェクターじゃない部分での音作りっていうのはあるんだなと再認識した)いやはや、それなりに消耗した。
日曜、昼頃起きだして休日診療へ。幸いにも自宅からすぐ近くのところにあった。こういう時は一緒に生活している妻が大変頼もしい。自身も体調が本調子ではないにも関わらず文句一つ言わず車を出してくれる。ああ、菩薩に見えるよ...。
「風邪ですかねー。気になるなら専門のお医者さんに行ってねー」という妙にライトな診断に半分くらいは安心しつつも「明日になっても体調が変わってなかったら専門医に診て貰おう」と決意する。だって背中痛いのとか異常にだるいのとか、インフルエンザっぽいんだもん。調べたら高熱が出ないインフルエンザもあるそうで俺、あ、これ完全にインフルエンザだって思ったもん。
ちなみに日曜の夜に予定していたパイプカツトマミヰズの練習はメンバーに連絡して休ませて貰った。すまない。

月曜、起床。体調は変わらず。
前日に前もって連絡してあったものの、再度上司に連絡。新入社員なので戦力にもなっていないけれども、それでも週初めの月曜からいきなり休む事になってしまい情けないやら申し訳ないやらで落ち込む。快く休ませて下さった上司には感謝しかない。
で、一眠りして病院へ。樫山君(白線の内側/あたらしいまち)とご近所なので「どこか良い病院はないか」と教えて貰った内科へ行く。
インフルエンザではないか心配している、と伝えたところ快く検査をしてくれた。ちゃきちゃきしたおばちゃん先生。大変感じが良かったのでもしまた体を壊したらあそこへ行こうと思う。
幸いにも陰性。処方薬をどっさり貰ったので帰って食事をして服用して眠る。
いや凄いね処方薬って。市販の薬の3倍くらい効くんじゃねえかってレベルで効く。風邪ひいた時は素直に病院に行くのが一番手っ取り早いんだなって改めて思った。

処方薬、最高!
スポンサーサイト

フランジャーが欲しい。

2017_04_16_001
いきなりおじさんの自撮りで失礼、金曜の夜は犬栓耳畜生でスタジオに入った。
定期的に練習する、よりも各々平時は感性を磨く事に重きを置く我々は、ライブ前にしかスタジオに入らない。有難い事に今までライブがコンスタントにあったためにそれなりに定期的にスタジオには入っていたけれども。
今月の29日にライブがある事、昨年末に「来年中に音源を作ろう」とバンド内会議で決定した事によるレコーディング第二弾(第一弾についてはこちら)のため、久しぶりのスタジオ集合となった。
写真はセッション後、録音を聴き返しながらの一幕。犬栓耳畜生は舟橋加入当初の頃よりも確実に演奏が磨かれている。特に決まった曲を演奏するというわけではない、所謂即興演奏であるのだけれども、かつてはそれぞれが自分の出したいものをアウトプットしていた事に対して今は皆で一つの大きな岩の塊を削りながら一つの彫刻を作ろうとしているような、そんな演奏をしている実感がある。

2017_04_16_002
スタジオ後、そのまま舟橋家に泊まりに来た森野君にまりいちゃん(大島優子似)と妻と自宅飲み会→就寝→冷凍食品パーティーと楽しんでから、数時間の休日出勤を終えて帰宅した妻と4人で岐阜県は水晶温泉に行った。
小高い山の上から街並みを臨んで入る露店風呂は最高だった。水風呂も冷たかった。
旅行、というとハードルが高いけれども旅行で得られるような非日常感はちょっと足を延ばせば意外と手軽に得られるのかもしれない。

A/DAのフランジャーが気になっている。

どうやったってライブは楽しい。それ+美しければ完璧である。

2017_04_10_002
パイプカツトマミヰズ、珍しいツインキーボード編成でライブ前に一枚。
ヨシダユキ先生が撮ってくれた。何ていうか、それぞれの性格が出ていて良い写真だと思った。

昨夜は名古屋は中区、新栄CLUB ROCK'N'ROLLにてパイプカツトマミヰズのライブだった。
共演はCookie Romance Nonsugar URBANフェチワッペリン
URBANフェチ、名古屋来るの5年ぶりって言っていたけれど調べてみたら4年ぶりだった。ライブは観たよな、だけど何でご一緒したんだっけかと思ったらワッペリンで、だった。面白いご縁。
何だか以前よりもバッキバキでガッシャンガッシャンしたバンドになったような印象があって、そこが大変格好良かった。
次は4年も間隔が空かないよう祈っています(笑)。

この日の自分達の演奏、リハーサルの時から中音(ステージ上で鳴っている音)がとんでもなく大きくて。鍵盤もギターもベースギターも全部アンプで鳴らしているからなんだけれども、そうやって各々の音量を各々が自由に可変出来るようにすると誰か一人が大きくすると皆それを追いかけてどんどん大きくする。しかもこれってイタチゴッコで同じだけ大きくする事なんて絶対になければそれぞれ自分の好みのバランスってあるはずから、気がつけば中音はどんどんどんどん大きくなってとんでもな音量になっていたりする。面白いから嫌いじゃあないんだけれども、この日はそこからどんどんと削っていく音作りをバンドで試みた。きっとそれでも中音大きいんだろうなと僕は腹を括って片耳にイヤホンを突っ込んだ。
特に低音楽器を聴きとりたい時はこの方法は有効である。耳栓をした瞬間から自分のベースギターが爆音で聴こえるようになった。大変快適である。
演奏に関しちゃ大変ますらおぶりな演奏をした実感がある。もっと練習しないとね!

あとワッペリンが物凄く格好良くなっていた。ビビった。

「当店は焼肉屋です。『みそ焼きうどん』というメニューはありません」

2017_04_10_001
土曜はかねてから行ってみたかった三重の亀八食堂へ。
詳しい紹介はインターネット上に散らばっている情報に任せるとして、いや、ようやく行けた亀八食堂、感動さえあった。
ビールにも白米にも合う焼肉は勿論だけれども、その異常にしょっぱい(けれども旨い)漬物が素晴らしかった。一齧りしたらご飯をガンガンいきたくなるあの茄子の浅漬けこそ漬物の最高峰の一つであろう。

帰ってきてそのまま妻と梶藤君と『ハウルの動く城』を観る。
最初こそ鼻についたキムタクの演技だったけれども、15分もすれば違和感もなくなる。むしろ自然じゃん、とさえ思わされるのだから凄い。何が凄いって『風立ちぬ』の庵野さんの演技でも同じ感覚を抱いた事だ。宮崎監督、というかスタジオジブリは声優に無理させないアニメーション会社だな、と妙に感動した。
あと一定以上の満足感があるから良い。

最近の私。

新しい職場へ行くようになってから3日間が経った。
全く新しい職場、全く新しい人間関係、全く新しい仕事、どれもが新鮮で毎日時間の進み方がそれまでの三倍くらいに感じている。あっという間に一日が終わるし「疲れたナァ」とぼやく暇さえない。兎に角仕事について頭と体に馴染ませるのに必死だ。33歳の新入社員は兎にも角にも真面目に、言われた事を的確かつ迅速に出来るように尽力するばかりである。有難い事に上司や先輩達は僕を育てようと力を注いで下さる。時折出る厳しい言葉も先々を見据えての事だろうとその瞬間にわかるくらい明瞭だ。
期待に応えたい、と過去の職場でも思って働いてきたけれども、今回も良いご縁に恵まれたと思う。仕事を覚えて戦力になる事が一番わかりやすい恩返しであるので頑張りたいと思う。
いや、しかし三日目だけどわからない事がわからない、くらいに仕事が出来ない。何かを積み重ねているという実感だけはあるのだが。


近所の川沿い、桜並木がありシーズン中はライトアップされる。昨夜がその最後の夜だという事で妻a.k.aうちのカミさんと一緒に散歩に出掛けた。
仕事をしつつ音楽をやれて私生活も大切に出来る今の環境は有難い事なんだろうな、とブラブラしながらふと思った。
何かをやるために何かを諦めるという事は性分的に出来ない、というか極々自然な流れで「そうしたい」と思わなければ出来ない性質である。今のところ、自分の人生で何かをやるためにそれまでの何かを諦めた事なんてただの一度もない、と思う。もしそんな事があったらきっと僕みたいなのはこういう事を書いている時に真っ先に頭に思い浮かべるくらいきは執念深いからだ。イッヒッヒ。


熱心に薦められた結果、PS4ゲームを買ってヨシダヒズム君と明け方オンラインでマルチプレイをした。ヨシダ君の職場の友人達も一緒だ。
「舟橋に強い武器をとらせてやろうぜ」と持てる知識とテクニック(そして初心者への底知れない優しさ)を元手に協力してくれた。
「悪い、おちます」と同僚氏達が次々とログアウトしていく中、最終的には何故か早朝5時半にヨシダ君の運転するヘリに乗っていた。
ゲームの中では夜。満天の夜空の下、ヨシダ君が操縦桿を握り僕が乗るヘリは静かなローター音を響かせながら飛行する。

『俺さぁ』

コントローラー経由でヘッドセットをしたヨシダ君が話しかけてくる。

『こういうの、夢だったんだ。バンドメンバーとゲームをするの』

眠気が凄かったのと、彼が感じているであろう明け方のエモーショナルさ、そして自分の中にも確かに存在するその夜明け前の喜びを感じてしまった僕は咄嗟に言葉さえ出なかった。
「へへへ」と乾いた笑いで返した。

新年度を迎えた。

今、鞄に必要なものを入れたのを確認し、弁当箱にご飯とおかずを詰め終えたところだ。
明日から出勤する場所には今まであった所と違って社員食堂がない。近所の飲食店まで少し距離があるという事と、先輩曰くお弁当を持ってくる人がほとんどだという事だから『郷にいては郷に従え』という言葉通り先達の過ごし方に倣って昼の時間を過ごそうとお弁当生活を決意した次第である。
そう、実はこの4月から転勤する事になった。転勤、とは言っても僕が就職した会社はエリア外への大幅な異動はないので自宅から通える別の支社への転勤という事になる。規模も仕事内容も随分と変わりそうだ。不安半分、ワクワク半分といったところだ。いや嘘をついた不安が7割というところだけれども一生懸命頑張ろうと思っている。僕みたいなヤクザものを雇ってくれたんだものな。
いやー、頑張る!
それにしても。今までいたところで過ごす最後の数時間は全部がキラキラして見えた。思い出が一気に蘇る。常連さん達と挨拶をしたり、この一週間はお別れモードではあったのだけれどもそれでもやっぱり最後の一日というのは特別だ。良い出会い、良い上司、良い同僚に恵まれたと思う。ここがあったから今後の僕があるんだという事は忘れてはいけないなと思った。
有難うございました、クソお世話になりました。

この週末はその準備やら花見やらで忙しく過ごした。
仲間達が鶴舞公園で花見をするというのでディレイ気味だったけれども参加したのである。桜はまだ満開!というわけではないけれども随分と賑わっていた。出店も出ていた。鶴舞公園駅前のコンビニで売っているお茶割を買い占めて意気揚々と参戦した。本当にくだらない話を楽しくしたり、音楽の話をチラッとしたりしなかったり、ご機嫌に過ごした。

実に実に久しぶりに自転車を買った。
通勤用である。自宅から自転車で最寄り駅まで移動→地下鉄移動→職場の最寄り駅から自転車で移動、という通勤ルードを辿る事になる。
とりあえず乗れれば良い、と大型ショッピングモールに入っている自転車屋さんで一番安価なモデルを購入した。派手なオレンジ色だ。「使えれば、とりあえず」というところとSF300に色が似ているので『ベリンガー号』と名付けた。
もう、春である。

自己紹介

舟橋孝裕

Author:舟橋孝裕
愛知県在住、ベースギター奏者です。
・JONNY
・パイプカツトマミヰズ
・犬栓耳畜生
・白線の内側
 やサポートでベースを弾きます。

お問い合わせ

お問い合わせ、出演オファー、サポート依頼等はこちらからどうぞ

名前:
メール:
件名:
本文:

月別アーカイブ

検索フォーム