『今年観るべきライブ三選~三戦目』


鈴木実貴子ズと白線の内側による共同企画『今年観るべきライブ三選』、ついに最終回の三選目を終えた。
今回のゲストはクリトリック・リス兄貴。やっぱり滅茶苦茶に強かった。

僕らの演奏後、クリトリック・リスの演奏中にハプニングがあった。泥酔したお客さんが羽目を外して演奏中に騒いだり、他のお客さんに絡んだりしてしまったわけなのだけれども、スギムさん(あ、クリトリック・リスさんね)の大人というか思慮深い対応で騒ぎになる事もなく、それでもその場に居合わせた人達は確実にそれぞれ何かネガティヴな感情を抱いてる、そんな時間が流れた。
誤解を恐れずに書く。大前提としてお金を支払って来場されてる方が不快に思われたのならそれは主催者として残念だし、どうにか挽回もしたいと思った。
けれども同時に「とてもライブハウスだ」と思った。僕はライブハウスは色々なものの縮図だと思っていて、あの瞬間あの場所に居合わせた人達は予想だにせぬ騒ぎにとてもリアルな反応を示していて、でも結果的に全てを収束させたのがスギムさんだった、というのが僕はとても気持ちが良いと思った。
「殺すなら終演後に殺しに来いや」と笑いながら言っていたスギムさん、いやクリトリック・リスの目はちっとも笑っていなかった。人前で表現をする人間としての矜持の部分を大変強く感じた。僕は入口付近でスギムさんを信じて成り行きを見守っていた。主催者としては怠慢だったのかもしれない、申し訳ない。

共同主催の鈴木実貴子ズがその後全て、音楽で洗い流していったようでこれまた僕は感動した。いよいよ主催者としては怠慢だけれども。

三選、の選という字は戦という字でもあってそれってつまり三戦でもあったわけなんだけれども、結果的に毎回毎回僕達は共演者に、鈴木実貴子ズにボコボコにされたと思った。
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またしてもキング・クリムゾンで思い出が増えた話。

ネットサーフィンしていたら面白いものを見つけた。
ロバート・フリップが自身の日記の中で著した『キング・クリムゾンの掟』。

1. キング・クリムゾンが、自分自身も含めて、皆に喜びをもたらすように。
2. 演奏したくない箇所があっても結構。誰かに任せろ。それだけの面子はいる。
3. いつ作った曲であれ、どれも新曲だ。
4. どの音を出せばいいか判らなかったら、とりあえず C# だ。
5. 何拍子でやればいいか判らなかったら、とりあえず5拍子、または7拍子だ。
6. どの楽器を使えばいいか判らなかったら、とりあえず機材を追加しろ。
7. それでも何を演奏すればいいか判らなかったら、何もするな。

うーん、最高。原文ではこの後特に1. が大切である旨が記されており、昔インタビュー動画で拝見した「バンドをやっていれば人生がエキサイティングに過ごせるかもしれない」と語った先生の姿と重なって胸が熱くなった。
また、3. に関しても演奏に臨む際のクリムゾンの姿勢が感じられて大変感銘を受けたし以降も半ば冗談のようで半ば本気が感じられて大変グッとくる。
僕っていうのは大変わかりやすい性格をしているし影響を受けやすいもんだから早速この姿勢に感化されそうだ。ただでさえクリムゾンにはその形態、メンバーをどんどん変えながらも活動を継続した姿勢諸々で影響を受けたというのに、さ。

さて、あまりにも興奮したのでSNSにてツイートしたところ、思わぬ拡散のされ方をしてビックリした。
2000人以上がこれを拡散して所謂『いいね』もその倍くらいついた。しばらくはスマートホンの通知が鳴りやまず「ああ、皆クリムゾン大好きなんだなあ」と嬉しくなったものだ。
その中で一生涯忘れ得ぬ体験をしたので思わずスクリーンショット。
ミーハーと言われても良い、俺はこの人の作品が好きなんだ。

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多分、クリムゾンと同じくらい影響を受けている。別の局面で。

突発的な飛騨高山旅行。

週末はまず、平日の間に溜めてしまった家事を二人掛かりでやっつけるところから始まる。洗濯洗い物、荒れてしまったリビングの片付け等だ。
で、それを終えると遅めの朝食、それをしながらさて今日はどんな予定があったかな、と思い返す。
たまたま妻も僕も体が空いていたので飛騨高山へ出掛けようという事になったのだが、なんだかんだで動き出したのがお昼過ぎ、2時半頃だった。

高速道路をミラココアはひた走る。
飛騨高山って、ひょっとしたら初めて行くかもしれない。いや、行った事があるのかもしれないけれども観光として、観光地としての飛騨高山を訪れた事はなかったのではないか。
以前にも夫婦で飛騨高山を目指した事があったがその時は路面が凍っているという事で郡上の辺りで断念したのだった。

無事に飛騨高山に到着したのはもう日も沈んだ夕方5時過ぎ。駅前に車を停めて観光地らしい通りはどこだ、とウロウロしていると所謂「飛騨高山らしい」通りに出くわして一気に旅情が立ち上がってきた。いいね、俺はこういうの求めてたんだよ。
だけれども残念、ほとんどのお店はもう営業を終えてシャッターを下ろしたり暖簾を畳んでしまっていた。意外と早仕舞いなんだな、飛騨高山。

飛騨高山での目的は2つあって、1つは高山ラーメンを食べる事。もう1つは気の利いた温泉なんてあろうものなら見つけてキメる、という事。
高山ラーメン、あるにはあったのだけれどもそれよりも飛騨牛のすき焼きに心が奪われてしまう。少し前より愛読している『野武士のグルメ』の「かっこいいすき焼き」のエピソードが妙に好きで、最近密かにすき焼きブームなんだよね。ブームって言っても頻繁に食べられるものでもないけれど。


飛騨牛のすき焼き、ドーン!

食べ終えて満足すると温泉を探す気力も萎え、土産物を買って名古屋へモドリ。飛騨土産で一杯やろうぜ、と友人に連絡を入れて3人で帰宅。
アルコール分高めのチューハイで酩酊してこの日は終了。気がついたらリビングで寝てしまっていた。風邪を引くからこれからの季節、気をつけないと。

ベースの日

11月11日はベースの日、との事で舟橋は有難くもタワーレコード名古屋パルコ店にて配布されたフリーペーパーに参加させて頂いた。店頭で配布されてる様子が気になって覗きに行ったのだけど僕の目の前でニット帽を被った可愛らしい女子がフリーペーパーを手にしてはにかみながら持っていかれる様子を見て「ベーシストの未来は暗くはない」となんとはなしに思ったわけですよ。
内容としては「貴方の人生を変えた一枚」という事で印象深いCDについて簡単ではありますがコメントを掲載。僕はKING CRIMSONの『USA』を推した。

人生を変えた、と言ったら大袈裟かもしれないけれど、あの一枚、正確に言えばクリムゾンを耳にした時の衝撃というのは物凄いものがあったので。前進思考、バンドを継続させる事、挑戦する気概、そして鍛錬の重要性等、影響受けたなぁ。
他のプログレバンド(というとフリップ先生はお怒りになられるだろうけれど)も聴いたけれど、クリムゾン程ハマる事もなく今現在。やっぱりヌーヴォ・メタルが肌に合うという事か?いやはや。
『USA』はライブ盤だがベースギターの録音が大変素晴らしい。「歪んじゃった」的なドライブサウンドは今なお多くのベーシストのフェィバリットだろうし、あのファズサウンドにやられた人間は一体どれくらいいるんだろうか。先日も某出版社から出ている楽器雑誌でこのアルバムを推しているベーシストがいたけれども、お気持ち、同じです。

さて、ベースの日という事でペダルを2つ仕入れた。妻の許可は貰ってる。大丈夫。

ベースコーラスとボリュームポットを仕込んで馬鹿デカいツマミをつけたもの。パッシヴのボリュームコントロール。これは友人お手製のものを譲って貰った。
それぞれ、改めて紹介します。

犬栓耳畜生(3人)での演奏。大阪のShukaiというバンドが格好良かった。

4日土曜日は午前中、仕事の研修。挙手制でかつ、その中の一部しか参加出来ない研修なので折角希望が通ったなら何かを持ち帰らんと意気込んで参加してはいるのだけれども入社半年の若輩が敵わないようなエースも参加しており、いやはや野心と反骨心が刺激される。

午後からは12月に初ライブを控えた新バンド「YONONACA」のアーティスト写真撮影。
これはもう断言してしまうけれども僕はこの手のアーティスト写真撮影というのがどうにも苦手で、特にここ数年太って顔の輪郭が丸くなってからは撮った写真を見返す度に「ああ...」という気持ちになるのでどうにも抵抗がある。いや太った自分がいけないんだけどさ。そんな感じだもんだからメンバーから「アー写(アーティスト写真の略ね)撮影をしよう!」と言われた時もメンバーからツッコミが入るくらいテンション低くて。けれども何だかんだ皆で街をうろつきながらカメラの前に立ってあーでもないこーでもないとやると楽しいものだ。メンバー松岡さんの言った「顔がないと愛せないじゃん」という発言が大変腑に落ちた。「ライブに遊びに来てね」と言うからには「こういう者です」という名刺じゃあないけれども、実体は提供出来ないと駄目だろうがよ、という話だ。

撮影後は新栄DAYTRIVEにて犬栓耳畜生でライブ。
この日は炭酸さんが別件でライブのため、富田夫妻に僕の三人で演奏。その瞬間に曲名を発表してそれにインスピレーションを受けての即興演奏。かつてない音数の少なさの中での演奏となったわけだけれどもそれ故に隙間が生まれやすく、それも相まってカラッとしたドライなバンドサウンドになったのではないかと思われる。

この日は共演バンドがペダルを多様するベーシストばかりで(というかベースとドラムのツーピースが一日に二組も出るというまた珍しい日だった)、ペダル好きのベーシストである僕は大変楽しかった。新栄DAYTRIVEでライブを観る時は時々二階最前列でステージ上を見下ろす形で演奏を観るのだけれども、この日はペダルも含めて観たかったので割とそこに張り付き。
遊びに来てくれた暗黒大陸ふれあいの荒木さんも転換中にそこに来られてエフェクターの話とかをしたのだけれども、それも楽しかった。荒木さん、BTTFのマーティがチラッと弾いてるトラベルギターを買ったそうで(何てマニアックな!)「ボディこそ小さいし玩具みたいだけれどもハムバッキングピックアップのせいか歪みのノリがとても良い」と満足気だった。僕も楽器の話は好きだもんだからニヤニヤしながらそんな話をした。荒木さん、大阪から来たShukaiの演奏が始まった瞬間両手を振り回しながらフロア最前列まで駈け下りて行った。
さもありなん、明らかに格好良いバンドの演奏が始まったぞ!って感じだったもの。

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空関係を多様しつつルーパーで重ねたりもし、時にはギターっぽいサウンドも出しながらちゃんとベースギターっぽい音色だったりとベース奏者としても見どころがあるし、フレーズも所謂『エフェクト多用のびっくりどっきりサウンド』というよりかはメロディアスで抒情的、ちゃんと音楽的な起承転結があってギミックで楽しむだけではなく音楽的にも美しい、という非の打ちどころのないバンドだった。しかしベーシストで、というかバンドマンでBOSS SL-20を使っている人を初めて観た。格好良い音だったので思わず欲しくなってしまった。パクったみたいな使い方しか出来ないだろうけれども。

バンドメンバーの結婚式に参加して演奏までしてきた話。

すっかり更新の間隔が空いてしまった。
のんべんだらりと毎日を過ごしていたわけではなく、仕事以外の時間は控えていた資格試験の試験勉強に充てていたのである。真面目!いや、でもたまの試験なのだからそんな時くらい真面目しないとな、という気持ちがあった。

さて何だかんだもう一週間以上前の事になるけれども、パイプカツトマミヰズのドラマー駒田君が結婚、披露宴を挙げた。お相手は僕も相応の年月交流を持った中村さんという事で有難くも妻と一緒に披露宴にご招待頂いたのでお祝いに行ってきた。
で、式の1.5ヶ月程前だっただろうか、駒田君から「実はうちの両親が式で演奏して欲しいと言っている」と言われ最初は「何を演奏するの?ビートルズとか、ウェディングソング?まさか安室奈美恵とかじゃないよね笑」だなんて笑っていたのだけれども話を聞くと何とパイプカツトマミヰズで演奏して欲しいとの事。式の参加メンバーには勿論駒田君の無二の友人吉田君もいるし過去にボランティアメンバーとして一緒に演奏していた各務君も夫婦で出席するとの話だったので無理な話でも勿論ないのだろうけれども、それでも披露宴で演奏するには強烈に相応しくないバンドな気がしていて僕は戸惑った。
でもまあ、両家も楽しみにしているらしいと聞いて腹を括り、当日少し早めに会場入りした。

もうね、完全に披露宴会場なの、名古屋駅から程近いそのレストラン。ビルの7階が披露宴会場になっていて8階がチャペルになっていて結婚式を挙げてそのまま披露宴が出来るようになっていた。初めて行った場所だけれども良い場所だったなあ。料理も美味しかった。
チャペルウェディングは自分達が神社での挙式だったのも含め、物心ついてからあまり参加体験はなく今回が二度目。前回もバンドメンバーの結婚式だったな。両家親族、そしてテーブルでいえば二テーブルという厳選された友人枠だったのだけれども、駒田君中村さん両家のご両親が気さくで声も結構かけてくれて大変リラックスして過ごす事が出来た。駒田君のご両親は以前駒田君が出勤中に失神して一日行方をくらませた事件の時もやりとりをしたのでその時の話なんかもした。笑い話になって良かったなあ駒田君!

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実は駒田君に中村さんを紹介したのは舟橋なんです。
一時期やたらめったら人に人を紹介する(こうして書くと仲人になりたがりの親戚のおばちゃんのようだ...)のが好きな時期があって、まさか結婚するなんて思わず中村さんに駒田君を、駒田君に中村さんを紹介したのだった。
披露宴でもそこは有難くもフューチャーして頂いて、僕まで駒田君からファーストバイトして貰ったのだった。吉田君の友人代表スピーチが良い感じに感動的でグッと来たのだけれども、僕はどうもうまくしまらずに二人からの粋なサプライズに無邪気に喜んでしまったのだった。

で、演奏ね。
披露宴会場での余興とは言い難い音量で格好だけはかしこまって演奏した。駒田君は機材トラブルに見舞われ、混乱していた。僕も正直皆がどんな顔しているのかわからずヒヤヒヤしたのだけれども、意を決して今回の演奏をリクエストして下さった駒田お母さんの方を見ると手を叩いて喜んでいる笑顔が見えて大いに安心したのだった。駒田君は決して万能な演奏家ではないけれども、それでもあのドラム演奏は駒田君以外の誰にも出来ない演奏で駒田君そのものだ。そういう演奏が出来る人間というのはそれだけで才能だと僕は思う。
中村さんも動画を嬉しそうに撮っていた。後で聞いたら「披露宴の中で一番感動的だった。学生時代から観ていたバンドだけに感慨深い」とコメント。ありがてぇありがてぇ。

披露宴で一番良いシーンって新しい家族になる両家が並んで挨拶をするシーンだと僕は思うのだけれども、そこでの駒田君のスピーチが最高でそこまで全く感動とか涙を流すとかそういうのはなかったのに、不覚にも号泣してしまった。素晴らしいからここに書いておく。
「夫婦というのは不思議なものでどれだけ子供を産んでどれだけ家族の人数が増えても(自分と中村さんを指しながら)こことここは死ぬまで赤の他人同士なんですね。だからこそお互いを思いやる気持ちを大切にしないといけないなと思っています」

駒田君、中村さん、本当におめでとう。駒田家、中村家両家の繁栄も願っております。
というか両家が良い人過ぎてもう飲み会がしたい。駒田君の妹さんも駒田君に似てるのに美人という不思議な存在!

東京、運動、悔しさ、憤怒。

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実は少し前に(主に)仕事の関係で関東の方へ一泊二日で出掛けていた。
仕事とは言っても訪れるのは東京ディズニーリゾート、ディズニーシーである。仕事の研修ではあるものの、楽しい時間を過ごす事が出来た。しかしディズニーシーの中を同僚や先輩と練り歩きつつ、どうせ同じ会社の人と一緒にいるなら仕事の話をしている時の方が楽しいのにな、と自然と考えていてうすら寒い気持ちになった。結構自分はワーカホリックの気質があるのではないか、と薄々思っていたのだが、そんな自分の素養が途端に顕在化したような、そんな心持だ。仕事が楽しいのは大いに結構だけれども、家庭や趣味の時間を食い潰さないようにしないといけないなと思う。
仕事も家庭も趣味も楽しい事だけれども仕事というのは生活の大半を占めるが故に他の楽しい事と比べて没頭し始めると途端にそれに比重が寄りがちになるからだ。やる気があるのは大いに結構。だが前の上司の「自分の時間を潰してまで仕事するな」という言葉を肝に銘じないといけないなと思う。
話は戻ってディズニーシー、アトラクションも3つくらいしか楽しめなかったけれどもまた改めてゆっくり訪れたいなと思った。

研修から戻って翌日は職場のスポーツ大会、信じられないハードスケジュールだったけれどもこれまた楽しく過ごした。楽しい楽しいばかり言ってると阿呆みたいだけれども実際楽しいんだからしょうがない。まだまだ慣れ親しみきっていない人達と一緒にいて一喜一憂するのが刺激的、と捉えられるくらいには気持ちの余裕があるんだと思う、今。

さて日曜日はパイプカツトマミヰズで新栄CLUB ROCK'N'ROLLに出演。
信じられない事に二週連続で近付いてきた台風の影響で悪天候だったけれども車で移動、そこそこかさばるようになってしまった機材もなんなく運搬。
バンドっていうのはさ、時々露骨に悔しい思いをした方が良いよ。自分達のその段階での演奏力とかバンドの持つ筋力とか、そういうのを発揮してもどうしようもない程悔しい事ってやっぱりあって、僕はそういうのは大いに経験するべきだと思う。
例えばどうしようもなく力強い対バンに勿論ライブでボコボコにされるとか、超アウェイの中どうにかして状況を覆そうと躍起になって結局失敗するとか、そういう奴だ。自分達のベストは尽くした、けれども悔しいみたいなそういうの。
この日の演奏は決して悪くなかったはずなんだけれども、演奏後機材を搬出して新栄CLUB ROCK'N'ROLL前の立体駐車場4階の自分の車に機材を運び込みながら、まだまだダクダクと噴き出す汗を拭いつつ段ボールにガムテープで張り付けたエフェクターを引っぺがしながら「一体何をやってるんだろう俺は」と、ふと思った。
理由はわからない、けれども明確に悔しい。演奏は酷かったか?否、酷くない。酷く落ち込むような事なんてないはずなのに誰からも相手にされていないような、そんな気持ちに落ち込んでしばらく呆然としてしまった。
だけれども落ち込みながら同時に「これは良い兆候だ」とも頭のどこかで思っていた。何かのきっかけになるだろう、と計算高い自分のどこかしらがその瞬間に察したのである。
悔しさは終演する頃には明確なものとなった。やはり、会場のどこにも安定する場所なんて見出せず、心地良い悔しさを感じながら家に帰った。

ざまあみろ、そして今にみてろ。

自己紹介

舟橋孝裕

Author:舟橋孝裕
愛知県在住、ベースギター奏者です。
・JONNY
・パイプカツトマミヰズ
・犬栓耳畜生
・白線の内側
 やサポートでベースを弾きます。

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