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ボリュームを下げるためだけの機材。

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半年程前からこれを愛用している。
エフェクターの回路やら諸々詳しい友人ギタリストがくれた。彼曰く「もう本当にシンプルにギターのボリューム回路みたいなもんですよ」との事。常に回路を通る上、スイッチのオンオフもないので逆にそこがわかりやすくて気に入っている。
僕のシステムは大体最初にBOSSのチューナー、その後にこれを通してコンプレッサーやら歪みに流れるようになっている。

色々試して歪みとクリーンの音量差を作ろうと試行錯誤していたのだが、それ目的で導入したブースター(用途としては言ってしまえば逆ブースター、なのだが)もそれを通す事によって音に変なナマリが生じるので常駐はせず。
友人に相談したところ「そういう用途ならこんなのありますよ」とくれたのであった。今はもう時効だろうから言ってしまうけれども楽器店勤務の彼が作業台の下から出してきた、売り物でも何でもない代物だった。
何とはなしに足元に導入したところ使い勝手に特に不具合もなく、目的である歪みとクリーンの音量差も作る事が出来たし、これを通してボリュームを下げる事で音質に変化が生じたわけでもなさそうである。空気のように僕のシステムに馴染んだのであった。

で、これを使うようになってからつくづく自分のベースギターの出力は大きかったのだなあと痛感している。
これを通してボリュームを時計でいう11時頃、つまり半分程度に絞るようになってからようやく世の中のエフェクターレビュー記事で書かれているボリューム感に関する記述と自分の所感が一致するようになった。だからどうって事もないのだけれど、今まで使っていたエフェクターもこれ導入以降は新しい顔を見せてくれたりして、楽しい。
アンプのボリュームコントロールもシビアでなくなったし良い事尽くめなんだよね、本当に。
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InsideOut

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先日、ギャラリーWhite Cubeにて行われているニシムラマホさんの個展に白線の内側で会場音楽を提供した。提供?ちょっと違うな、個展の展示期間中、会場内で流れる音楽、その根本的な在り方からニシムラマホさんとコラボレートさせて頂いた、という方が個人的にはしっくりくる。
会場の四隅にスピーカーを設置して、メンバーがそれぞれ互いにアンタッチャブルな状態で録音した音源を同時に流す、という実験的な試みだったわけだけれども、これが思っていた以上にお互いにもそうだし空間にも親和性があって驚いた。
個展の会場音楽のみならず、23日(土)には開催期間中のライブパフォーマンスでニシムラさんのライブペイントと僕達の即興演奏でご一緒させて頂いたりもした。

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ベースギターを弾くよりも不自由である方が面白い、と感じていたので最近ハマッているシステムで参戦。
mooger fooger MF-101の自己発振にエフェクトを重ねてかけていく事で音をデザイン、ディレイとリバーブを長めかつ深めにかけてピッチや音色の変化に時間差でレイヤーを重ねていくような、そんな感覚での演奏となった。
途中でそれに加えてスマートホンでのノイズアプリでホワイトノイズやスクエア波を出して会場内を動いたりした。皆ニシムラさんのライブペイントに視覚を注いでいる状態だったのでハッと振り返られたりもした。良かったのか悪かったのか。
満員御礼だった会場内、ニシムラさんの挙動の一つ一つが完全に把握出来たわけではなかったけれども、人ごしに伝わってくる気配、或いは他のメンバーが出している音の気配を頼りに演奏をした。
演奏終了後、今日の演奏は良かったのか悪かったのかどうにも手ごたえが得づらかったな、と得物が違う事によりフィードバックが得られづらいよねっていう話を樫山君としていたのだけれども、お客さんの中でノイズ好きであると仰っていたお客さんがわざわざ僕の音を頼りに声をかけて下さって嬉しかった。
ノイジシャン、と名乗る程の自負もないけれどもそういう音に嗜好を寄せる人間として憧れの片鱗みたいなものだけはそれだけで終わらない形で混在させる事は出来たのだろうと思った。

俺の秘密基地。


男の夢。秘密基地。
新居に来てそれが実現した。寝室の押入れを開けた瞬間は「なんだか変な押入れだなあ」くらいの感覚だったのだが、手入れさえすればそこの中で楽器が弾けるのではないか、と思い至ってから僕の押入れ改造計画は始まったのであった。
カーペットマットを敷き詰め、コンセントを引きずり込みパソコンを据える。楽器のヘッドが当たっても差し障りないようにマットの残りを切って壁に貼り付けたり近所の家電量販店で電気スタンドを仕入れたりついでに扇風機を買ったり。
ポスターを貼ったりエフェクターのための電源タップを転がしたり毎日頭の片隅でどうにかこの秘密基地を居心地良いものに出来ないか思案しながら生活している。

楽しいぞ、秘密基地。

久しぶりのレコーディング。

先日、YOSHIDA sound labにてYONONACAはレコーディングを行った。
前回ここでレコーディングを行ったのはこの時。実に3年程も間が空いてしまったのであった。
3年前よりもスタジオが整備されていて、ただでさえ良いレコーディングスタジオだったのにもっと良くなっていて驚いた。収納を改造したアンプの収納スペースを使ってのベーシック一発録り。ベースアンプのキャビネットがギャリエン・クルーガーで自前のアンプヘッドもギャリエンなので興奮した。上下ギャリエンってなかなかない気がする。

YONONACAのレコーディングは実は過去最少の時間で臨む事になっていて、レコーディングの練習?最終確認?兎に角そういった作業は前夜の2時間で済ませている。それまでデータを共有して各々が研鑽して情報を共有して、すり合わせをしていたのでそこまで時間を費やす必要がなかった、とも言えるしその練習時間で無事にやり遂げられるよう各々が見えないところで努力を重ねたのかもしれない。僕はと言うと素晴らしく有能なメンバーに助けられていた。

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YOSHIDA SOUND labはエフェクター用の電源ケーブルさえもブッ太いぞ!
デカい音で一発録りで録音するのは楽しい。各パート毎に積み上げていくようなレコーディングも楽しいけれども僕のような男の本懐は一発録り。その方がバンドの魔法みたいなのはわかりやすい気がするのだ。

ベースを弾いたりノイズを重ねたり(mooger foogerのローパスフィルターの自己発振にリング・モジュレーターをかけたりしてなかなか美しいノイズになったと思う)この日は色々とやった。
満足。仕上がりが楽しみである。

インターネット開通

ようやく新居でもインターネットが開通した。
NTTさんに工事に来て貰ったものの、モデムがブッ壊れていたようでどうしたってインターネットに繋がらない。本日、修理のお兄さんが夕方頃来て下さったそうで今こうして快適なネットライフを堪能している。感謝。

さて、幾分か前の事になるけれども白線の内側は四日市ドレミファといろはでライブをした。
昼頃ジャパンレンタカーに集合して下道で四日市へ向かう。妊娠している妻を自宅に一人残すのも心配なので妻とメンバーに勝手を言って会場入りの段階から同行して貰った。後から来るならば最初から一緒に来て貰った方が安心である。
というわけでレンタカーと自家用車の二台で途中で席替え(この場合車替え、が適切だろうか)したりしながら二台で四日市へ移動。
時間に余裕を持って移動したものの、何だかんだそれなりの時間にドレミファといろはに到着。何でも前夜に排水管の不具合で水回りが結構な被害を被ったらしい。キッチンとトイレが使えないとの事でこの日は同じ階の居酒屋さんのトイレを使わせて頂いた。いろはと共同でライブイベントを行ったりしているそうなのでゆっくり呑んでみたいものであるが、今のところなかなか機会に恵まれない。

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演奏前にかしやま君にDA PUMPの『USA』の振り付けの一部を教えて貰う。これでも緊張はしている、僕もかしやま君も。
有難い事に出番はトリだった。共演の橋本進バンドで店長ゴウさんがベース演奏を披露しており、事前にも「この日は流血ベース対決やな」とか言われていたので(こう言うもののそんな物騒な演奏をするわけでもなく、大変歌心溢れるゴウさんらしい素晴らしい演奏だった。別の意味で流血した)僕も変にイキッてしまってそれじゃあゴウさんに対抗しよう、じゃないけれども普段よりもグッとペダルの数を減らして、それこそサンズアンプトチューナーとリバーブくらいで演奏したのだった。
結論としてはドレミファといろはのような環境では音圧でガンガンいこうぜ、って感じでもないしこのセットは大いに有り。十分表現力に足りる音色、演奏となったと思う。
演奏するからには毎回挑戦したい。ペダルの数を減らした事で何か発見があったかというと特別新しい何かに気付いたというわけではないけれども、なけりゃないでその時最高の演奏をしようとする気概を持ち合わせている事と、そうなると自分はまたそれなりの攻め方をしようとするのだと確信する事が出来たのでこれはこれで収穫はあった。

今日の日はさようなら

随分と時間が空いてしまったけれども、シンサカエスプリングでの犬栓耳畜生とBBBBBBBの演奏について書いておこうと思う。

シンサカエスプリングの日は引越し二日目、演奏と同時進行、否、演奏と演奏の合間も引越しに手をつけての一日となった。こんな無茶なスケジューリング怒られるだろ、と思いつつもどうにかこうにかどちらもやらせて頂いた。関係者各位ならびに妻に感謝である。

犬栓耳畜生、この日の演奏は炭酸さんがコンダクト。
シンサカエスプリング3年目を祝う主旨であると同時に挑戦的な内容でもあり、炭酸さんのやりたい事の一端が垣間見えた気がした。
個人的に手応えを感じたのは「音楽視聴サイトで適当に選曲された音楽にその場で影響を受けて即座に演奏してみる」というもの。30秒程ランダム再生される音楽(今日はドライブ気分!とかある程度テーマは決まっていた様子であるが)を聴いてメンバー内の打ち合わせの時間もとらずに間髪入れずに演奏する。
明らかな得意分野とそうでない時の表現の仕方の差異は明確で、フロアの反応を見るに得意分野でない時の演奏の方が面白い内容であったのだろうと思う。ピアノ弾き語りが流れた時には総員知恵を絞り「この音楽に影響を受けて自分は何をするか」と表現者として根本的なアティチュードの部分を提示したり、普段では絶対に起き得ないような瞬間も成立したり大変興味深いものとなった。いささか僕ははしゃぎ過ぎたかもしれない。
僕達はある頃から「ノイズバンド」と自認するのを辞めておりどちらかというと「四人で何が出来るのか実験」しているバンドであり、今回の演奏内容はバンドの在り方の提示という意味でも興味深いものであった。
ちなみにピアノ弾き語りの曲が流れた際は、ベースギターをフロアに置いて両手で鍵盤に見立てて弾いたのであった。
僕は結局、そういう奴なのかもしれない。

観たいバンドも観てみたかったバンドも幾つもいたけれども、引越しのため新栄をあとにする。
会場に戻ったのは夕方で、それまでは新居の片付けやら買い出しやら荷物の搬出入に情熱を注いだ。


夕方頃、会場に戻る。
gloptinの演奏が観れたのはこの日の大きな収穫の一つである。
ノイズパーカッション、というには余りある有機的な演奏楽器から成るシステムのワークショップを、転換後に聞く事が出来た。傾注している面々が見事にその筋の人達でこれもまた面白かった。
印象に残っているのはその攻撃的な音と点滅するストロボよりも、日本文学を連想する叙情的な歌詞と歌声であるというあたり、やはりgloptinはポップなのだと思う。

BBBBBBBの演奏はシンセサイザー/サンプラーを担当していたKD君が選抜メンバー(総勢20名を超えるBBBBBBB参加メンバーの中から定期的にライブに参加するメンバーは選抜メンバーと呼称される)を抜けてから初の演奏。
加入前でこそノイズ要素が強いロックバンドだと思っていたBBBBBBB、実際のところ西園寺君がイメージするアンサンブル中でのベースサウンドってシンセベースだったりするのかな、と思っているのでMEATBOXを多用してシンセサイズされたベースサウンドを意識した音作りをしている。
音抜けとか云々ではない次元の音、音圧そのもののような音ではあるが、弾いていてグッとくる音をデザイン出来たと思う。アンプをブッ壊すリスクを意識してビクビクしているけれども(コンプレッサーで安全策を講じては、いる)。
面白いものでそういう音で演奏しているとどんどん心持ちも機械じみてくるというか、筋肉というよりもプログラム、機械と動物の間みたいな気持ちになってきてこれがまた楽しい。難しいけれど。勿論弾いているのは人間なのでその矛盾点も意識するとまた愉快な気持ちになってくる。

弦を弾けば音は出る。ただ、どのような意図で発音するのか、それも意識しないといけないなと最近特に思う。

シンサカエスプリング、僕がライブハウスの人間だったら非常にしんどいと思う。実際大変だろう。企画者のシミズミミさんならびにスタッフの皆さんに謝意を。
演奏で示していくのが一番かな、と思いはするが、無粋な人間なので口にしてしまうなあ。

引っ越し完了。

結婚生活が始まる少し前に入居していた部屋から、社宅への引っ越しが(一応)完了した。
一応、である。あくまで一応。
引っ越しは舟橋家と妻のご実家のご両親、親しい友人達の助力を得てどうにか成し遂げた。業者を使うという案もなくはなかったのだが、2トントラックを借りてくるという義父の力強い言葉に励まされ遂に呼ぶ事もなく引っ越したのであった。

引っ越しなんてやってみるとつくづく痛感する、如何に自分の荷物が多いか、を。楽器だけでも結構あったぞ、軽自動車で一往復じゃ足りなかったのでどれだけ楽器類がかさばるのがわかろうかというもの。演奏家やバンドマンの中でも、皆が皆では勿論ないのだろうけれども。

金曜日に有給を頂いて金曜、土曜、日曜の三日間をフル活用して引っ越し作業は行われた。
初日は途中まで自家用車であるミラココアだけで頑張っていたのだが無謀さに気付きハイエースをレンタルした。職場の同期も手伝ってくれた。

土曜はライブ(これについてはまた近々改めて書くが、犬栓耳畜生とBBBBBBBでライブがあったのである)もありつつ引っ越しをした。ほとんど作業らしい作業にはならなかったような、なったような。
夜中に妻が寝室のカーペット敷きに尽力してくれた。明け方5時までかかってしまった。
最終日日曜日は前述したお手伝い部隊が合流したのであった。途中で職場の上司も様子を見に来てくれ、なんだか昭和の人情物語のようで周りの人の心の優しさに気付いたのであった。


寝室の押入れ?物置?がそのまま僕の自部屋として提供された。ここ数日というもの、夜な夜な少しずつ手を加えては居心地の良い部屋にしようと試行錯誤している。これがまた、楽しい。DIYは嫌いではない。

自己紹介

舟橋孝裕

Author:舟橋孝裕
愛知県在住、ベースギター奏者です。
・JONNY
・パイプカツトマミヰズ
・犬栓耳畜生
・白線の内側
 やサポートでベースを弾きます。

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