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何もバカボンドを一気読みしたからこういう内容になったのではない。

随分と日記を書く感覚が空いてしまった。
筆不精というわけでもないのだろうけれども、ここ最近日々の事を書きとめるだけの気持ちの余裕がなかったのだろうと思う。
時間の余裕がないわけではなかった。むしろ、あった。が、その時間を漫然と過ごす事に費やしていた。それが必要な事だったのだろうと思う。
もう、十分怠けた。怠けるのに飽きたのでまた日記を書いていこうと思う。

日記をサボっている間、仕事に毎日行き、実家で過ごす妻と娘に会いに通うという生活をしていた。育児を妻と義母と義父に任せてしまう形となり、妻に負荷をかけ過ぎてしまったと思い至るような事もあったけれども(それでも妻は随分と寛容な人だから本当にスッと至らなさを許し、改善する猶予をくれる)改善に次ぐ改善、地道な改善あるのみだ。人間は経験し学習し成長する事が出来る。これが人間を人間たらしめる一要素だと僕は考えているのでそれに則って成長していきたいと思う。育児はまだまだ始まったばかりだ。

印象深かった光景。つい先日の事である。
週末、妻の実家に泊めて貰い妻と娘と一室で三人で寝たのだけれども、その夜どうした事か娘はなかなか寝付けなかったようで(妻曰く週に一度はあるらしい)ミルクが足りないわけでもオムツが汚れているわけでもないのに泣き止まなかった。新生児の泣き声というのはとても情報量が多い、と思いつつ娘を抱いたりポンポンしたり声をかけたりするわけだけれども、なかなか泣き止まない。
ずっと泣いている孫を心配したのか義母が上階からやって来、声をかけながらあやしたところすぐに泣き止んだ。
もうね、圧倒的な力量の差を見たという感じである。
あの領域まで、いつか到達せねば。

最近は仕事の面でも私生活でも自分の伸び代、というか余白の部分を実感する事が出来て嬉しい気持ちだ。まだまだ自分は成長出来るんだと、発展するのだと感じてワクワクしている。毎日毎日が経験値を重ねる場で、実践の場である。
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最近観た映画3作品の感想。

最近観た映画3作品の感想をつらつらと書いておく。
映画観たなら感じた事はあったはずだし、じゃあそれを言葉にする努力をするという事は面白いんじゃないか、と思ったので。言語化しているうちに「ああ、俺こんな風に感じてたの」って再確認する事もしばしばあるわけだし。

2018_10_09_0001
『ゲット・アウト』
コメディアンが初監督作品で撮影したというホラー映画。2017年公開。話題になったよね、これ。
僕はほぼほぼ予備知識なんて持たずに観ちゃったんだけど、いやこれ正解、大正解だった。
アフリカ系アメリカ人に対する差別に真っ向から挑む、的な作品なのかと思いきやそういう要素を扱いつつきっちりホラーで、しかもその差別問題という要素がホラー映画としての構造的にも必要不可欠でさらにはそれを扱う事で面白さを増している、という非常に奥深い作品。ホラー映画って頭使わないでしょって印象あるかもしれないけれどもこれは是非観て頂きたい。
視聴後に色々なシーンを思い出して「あ!あのシーンもあのシーンも、思えばあのシーンも!」とこの映画が最初から実は伏線だらけというか巧みなミスリードだらけだったと気付くだろう。
ここ最近観た映画の中で一番のお薦め。

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『ハイテンション』
2003年、仏作品。
物凄いグロ映像のオンパレード!みたいな煽り文句でレビューサイトにも書いてあったりするんだけれども、観終わった後に不思議とそういうグッチャグチャにグロい、みたいな印象は残らないというか。むしろそこまでグロいわけではなかったような気がする。主人公のベリーショートの女の子が田舎にある女友達の実家に泊まりにいったところ、夜中に汚い作業着を着た中年男が乱入してきて一家を虐殺し始める、というホラー映画。
一家惨殺シーンは印象に残るものの、不思議と淡々とした静かなイメージでそれよりもタイトル通りテンション上がる描写はそれ以降、終盤の辺りである。
ストーリー的には一筋縄ではいかない系の粗筋になるのだろうけれども、別にそこまで驚く結末ではないというかそこにカタルシスを感じる映画ではないと思っている。
MUSEの『New Born』が流れるんだけれどもシビレる程格好良いタイミングで流れる。この一曲によってこの映画、妙にまとまってるというか良い意味で大衆感をゲットした気がする。個人的な感想だけど。

2018_10_09_003
『殺人者の記憶法』
韓国映画。
アルツハイマーの元連続殺人鬼が、娘を守るため巷を騒がす連続殺人鬼に挑む!という映画。粗筋だけですっげえ面白そう!と観たものの想像とはベクトルが違った映画であった。けれども丁寧に作ってあって、煙にまかれたようなオチ以外は好印象。
まずアルツハイマーの元連続殺人鬼という設定が面白い。現役連続殺人犯の凶行を止めるために乗り込んで殺害しようとするも肝心なところで「あれ、俺は何故ここに...?」状態になってしまったり、記憶は失っても手は人殺しについて憶えていたりと設定を活かしたシーンが多い。事故の影響でアルツハイマーが進行しているのだけれども、娘からメモ代わりにとICレコーダーを渡されていてこれが映画の終盤でも小道具として効いてくるところも小気味良かった。
もっと陰惨な描写を期待してしまった、というと語弊があるかもしれないけれども『悪魔を見た』の連続殺人鬼って映画の細かいシーンは忘れても冒頭の隠れ家のサビついた汚らしい雰囲気というか、そういう臭いみたいな部分は妙に印象に残っていてそういうのがあまりこの映画にはなかった。そんなところにこだわったりするのは多数派ではないのであろうけれども。


妙に陰惨な映画ばかり観ている。
人格を疑われそうだが、こればっかりは好きなんだからしょうがないとしか言いようがない。

鈴木君、田中さん結婚おめでとう

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studio penneこと鈴木君と田中みなさんの結婚式、披露宴が10月8日(祝、月)に挙行され、有難くもご招待頂いたので参加させて頂いた。
二人とも長いお付き合いをさせて頂いているしそれぞれと一緒に作品を作ったり演奏をしたり、出掛けたりサイクリングしたりリサイクルショップ巡ったり辛い思いをした時は助けて貰ったり一緒に笑ったり、色々してきた。そんな人達の結婚式だもの、嬉しかったし感動したよ。
しかも新郎友人スピーチまでさせて貰っちゃって。鈴木君には僕の結婚式で新郎友人代表スピーチをして貰って、開始30秒で号泣させられてしまったもんだからどうにか一矢報いたいと思っていたのだけれども、いやあれって本当に難しいのね。滅茶苦茶緊張したしそれを隠す事さえ出来なかったし、でもまあ、僕なりの二人への思いを込めてお話する事は出来たんじゃないだろうか、伝わるものはあったんじゃないだろうか、と思っている。
披露宴は二人のおもてなし精神に溢れたもので、ゆったりくつろげつつも映像を観て楽しんだり美味しい料理に舌鼓を打ったりスピーチ後は(笑)大変ゆったり過ごさせて頂いた。もてなして頂いたなあ。

あとこれは完全に個人的な感想なんだけれども、いざ親の立場になってみると「結婚式」というイベントの捉え方というか感じ方、受け取る情報量が多くなるんだなと痛感した。ご両親からのメッセージが凄く、胸にくるの。グッときてもう泣きそうになっちゃう。
あれには驚いた。鈴木家、田中家両家のご両親が素敵な方だったというのは勿論あるんだけれども。

鈴木君、田中さん(こういう時になかなか旧姓で呼べない)、末永くお幸せに!
これからも家族ぐるみで仲良くして下さい!

YONONACA『Like』公開されました。

YONONACA、新曲が公開になりました。


YONONACA - Like feat.近藤圭晃(Monaca yellow city)

今まで何人の演奏家と一緒に演奏したのか、何人の演奏家とバンドを組んだのか数えた事もないけれども、経験から言うのであればメンバーによって曲の出来上がり方というのは大きく異なる。セッションで出来上がる事もあれば中心人物が作曲して皆でアレンジをする場合もあるし全部完全に構築されたものを皆で再構築する場合もある。あ、中にはライブの瞬間に皆でその場で作る、っていうのもあるのか。

YONONACAの曲はメンバーからのアイディアや投げかけに対して松岡さんが応える形で曲の原型が出来、それを皆で演奏し、適時手を加えたりして曲自体を「バンドのものにして」(この曖昧な表現で伝わるだろうか。演奏に参加するメンバーの血肉が通った状態にして、という事である。あ、余計わかりづらくなったか、こりゃこりゃ)完成、という生い立ちのものが多い。あとはヒップホップ的発想に基づいてジャズやボサノヴァのベースラインをそのまま使ったり印象的なテーマを引用したり、兎に角、僕はYONONACAの構築という瞬間に於いては割と「受け」にまわる事が多い。ではどう「受け」て打ち返すのかという話になってくるわけで、今回のこの曲『Like』は皆であーでもないこーでもないとやる時に結構苦労した記憶が残っている。

まず僕のボキャブラリーの中でこういうフレーズってあまり豊富な方ではなくて、お恥ずかしい話、演奏経験としてもあまり弾いた事がない。自分の中にないから不得手なのか不得手だから自分の中に落ちてこなかったのかはわからないけれども、兎に角こういうフレーズについて研究したり肉体に沁み込んだりする程弾いた事ってなくて、これはもう如何に録音までに自分の中でノリを出す事が出来るのか(=今回の場合に於いては自分のフレーズに出来るのか、と言い換えてもいいのかもしれない)が重要だなという点は明らかだった。
弾き込んでいく上でこの曲は指弾きなのかピック弾きなのか、とだんだん明確になってきた。雰囲気的には指弾きのが合いそうだけれども、これはもう歴然とした事実として僕はピック弾きの方が圧倒的に巧い=説得力がある。だがしかし弾いていて面白いし自分の中でしっくりくるものがあったので指弾きで録音する事にした。挑戦する気概を忘れちゃいけない。

次は音色について。
確かこれはアレンジも落ち着いてきた頃だったと思うのだけれど練習中に松岡さんから「舟橋君、この曲ベースにフィルター系エフェクトかけてみてくんないっすか」との提案があり、フィルター系には明るくはない(そういうペダルを幾つか所有してはいるのだがどうにも使う機会があまりなかった)が折角の機会という事でオートワウをかける事にした。スタジオ練習やライブではZOOMのマルチストンプを使用してオートワウをかけていたと思うのだが、折角レコーディングするのだから、という事でmooger fooger MF-101を持ち込む事にした。最近は専らローパスフィルターとして使う事が多く、オートワウとしての機能は使っていなかったのだがコントロールの幅が広いのでレコーディング向きだと考えたのであった。
フィルター系エフェクトには明るくない上にこういったフレーズは素養にない、というのは申し上げた通りだが、だからといって挑戦する意欲に欠けるかと言われたらそれは別問題である。未知数のものに着手するから我々はクリエイターなのだ。
ええいままよ、とMF-101のコントロールをグイグイ動かしつつ、ベースギターを右手て弾きつつ、音を調節する。
こういう曲調だとどんな具合が良いのか(この場合の良いは=一般的に良い、である。念のため)うすらぼんやりとしか感じられなかったため、もう好きな音に振り切る事にした。これくらいならよろしかろう、と作った音がミックスを聴いてみると結構不穏な気配を醸し出しており、まあ僕のこのバンドの立ち位置って良い意味でこういうところなのかな、と再認識出来た。

どうせやるなら色々、あれもこれも挑戦した方が20年後に聴き返した時に面白いだろうと思う。
作品としても無難なものより引っかかるんじゃないだろうか。
願わくば、一人でも多くの人に何か感じて頂けますよう。

あ、そうそう、MF-101を発振メインで使った曲もあって、そちらは得意分野を大いに叩き込んだ曲なのでそれもまた、いずれ。

このベビーベッドは炭酸さんの会社で取り扱っているらしい

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人生で初めての、娘とのツーショット。

父親になって48時間が経過した。
喜びこそあれど、まだ自分が父親になったという実感が正直、薄いのではないかと思っている。
正確に言えば「娘も生まれたし妻は病院で娘と生活し、どんどんと母親になっていっているのに、自分自身はもっと大きな精神的な変化が生じるのではないかと思っていたにも関わらずそれほどでもなくてこれ大丈夫なのかとちと心配になって」いる。
いや、そうなのよ、今日も娘と妻に会いに行き、妻が順調に回復しているようで安心したし夫婦水いらずの会話は相変わらず面白おかしい(気の合う友人と結婚出来た事は有難い事だ)し、娘はずっと見ていられるくらい可愛くて顔をボケッと見ているだけで幸せだなと思うのだけれども、そんな物凄い環境の変化に対して自分自身の変化のなさにちょっと戸惑っている。
もっとこう、ガツンと精神的に革命的な変化が生じるかと思っていたのだけれども。
いや、勿論「これからは父親としてしっかりせにゃあいかんな」とか「育児も楽しく頑張らないとな」とか「妻に負担かけないようにしないとな」とか娘の学資金の積み立てとか娘をどう幸せにするのか、とか色々考えちゃいるのだけれどももっとこう、「個」としての成長というかそういうのがガツン!と感じられるような、「おお、俺成長しちゃった!」みたいなそういうのがあるかと思ってた。

いやこれは甘い考えですね。
きっと壁にぶつかる度に、少しずつ精神的に変化して成長していくんだろうなと今では思う。
目標や到達したい過程は見えた。まずはそれだけで良しとしようじゃあないか。
毎日コツコツと頑張っていこうと思う。

自己紹介

舟橋孝裕

Author:舟橋孝裕
愛知県在住、ベースギター奏者です。
・JONNY
・パイプカツトマミヰズ
・犬栓耳畜生
・白線の内側
 やサポートでベースを弾きます。

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