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尼崎は三和商店街へ。

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写真は先日鈴木実貴子ズの遠征で同行した兵庫県は尼崎市の三和商店街(の一部。~番街とか番号が振ってあったけれどここが厳密に何番かはわからなかった)。
この箇所は所謂シャッター商店街なのだろう、シャッターが降りてばかりだったけれども昼でもどこか独特の雰囲気があってダンジョンみたいだ、と無邪気に思ってしまった。商店街全体としては大変活気があった。

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この日はこの商店街にある尼崎toraの5周年イベント。鈴木実貴子ズの二人も初めての場所だったようで時間に余裕を持って出たものの、幾分か早く現地に着いてしまったので一人で散策をしたり、した。こういう時にスマートホンは大変便利で近場に銭湯があるかどうかすぐに教えてくれる。商店街から程近いところにオールナイト営業の銭湯があるらしい、という事でリハーサル後にしっかりかいてもいない汗を流しに行ったのであった。
決して綺麗ではなかったけれども町の銭湯然とした銭湯で良かったなあ。水風呂も緩めでザブン!と入れる。
三和商店街はモツが名物なのか肉屋の軒先でもつ焼きやモツ煮がファストフード然と売られているのを何軒か見た。絶対に美味いし滅茶苦茶気になったけれども今回は見送った。

三和商店街、面白いところだった。
怪獣で町おこしならぬ商店街おこしをしているようで実際toraの数軒隣のお店の奥に怪獣の着ぐるみが吊るしてあるのが往来から確認出来た。マニアが集う怪獣ショップもあったのだが残念ながらこの日は臨時休業。覗いてみたかったかなあ。

toraの楽屋、あれ絶対元市場の冷蔵庫だよな、扉から察するに。室内が寒いわけではなかったけれども、何となく出番前に往来のベンチに腰掛けていた。いや絶対往来の方が寒いし、なんならこの日から「あーいよいよ冬だなあ」と感じられる程冷え込んできたのだけれども、兎も角。
演奏前の緊張感は、あれ何て言うのだろう。今のところ自分の人生であれと似た感情を他で感じた事がない。
この日の演奏は何故かリハの時から常設のベースアンプヘッドのパッシヴインプットにプリアンプを通した信号を入力してしまったため、妙にセンシティヴな音量のコントロールに翻弄される事となった。体感上、一ミリでもツマミの位置が変わろうものなら音量が激変するもんだからなかなかリハ通りの音量にならず、しかも何故か足元の歪みの音量も安定せず「ええいままよ」と歪ませずに演奏を続けた。賭けに出るよりこの場合確実性、判断に過ちはなかったと思うがそれにしてもあんなにボリュームコントロールが繊細だとは。
いやはや、修行が足りん。

帰りは翌朝から普通に出勤の予定だったため、車に乗るなりグースカ眠ってしまった。起きたら午前一時、もう家の近くなのであった。
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秘密のレコーディング備忘録

先日、名古屋市千種区某所でレコーディングに参加してきた。

詳細については未知の部分が少なくないのでまだ書けないけれど、遠くない未来に作品として日の目を見るはずである。
演奏で人様の作品に参加したのはこれで何作目だろうか。どれだけ数を重ねたとしても一度として同じ経験はないし同じ演奏はない。そして演奏毎に自分をアップデート出来ているのか、という事実を突きつけられる。作品の作り手でなく演奏としての参加、一要素としての参加ならば、いやそれだからこそ演奏としては完成度が高くなければならない。何をもってして完成度が高いとするのかという話だが演奏の技術然り、音色の素晴らしさ然り、そしてそれを求められるのであれば演奏の記名性然り、であろう。有難い事に今回の演奏は個人的には満足のいくものとなった。作品に貢献出来ていれば尚更素晴らしい事だろう。
こうして高尚な言葉を並べればそれらしくはなるものの、根っこにあるのが快感主義だもんだから演奏に高尚さは、ない。皆無である。また、良くも悪くも適度にファジーになる。これは音色ではなく演奏の在り方の話。

さて、今回はライブと同じ環境での一発録音、歌も演奏もいっせーのーせの完全一発録音であるからして、では演奏もそれらしく平時のライブと同じように足下にペダルを直列で幾つか繋いで、お気に入りのマイアンプを鳴らしてといった具合に機材を配して行った。
レコーディング作品となると内容次第ではエフェクターを全く使わずに行う場合もあり、なんとなくだけどこういう録音の仕方は久しぶりな気がする。一発録り、というのも良い。わかりやすくて良い。
空気みたいなものも録音されていれば良いな、と思った。

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使用機材も備忘録として。
使った楽器は最早僕のとっての唯一のスタンダード、YAMAHA SBV550改。アンプはギャリエンクルーガーのMB500。スピーカーは会場常設のものを使用。ただでさえ音がゴツいSBVをMB500に突っ込むとゴツッとあたりの強いアタックが出っ張って気持ちが良い。

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この日使用したペダルボード全景。
最近は専ら入力の一番最初はコンプレッサー。他に選択肢がないというか気に入っているのであまり他を試していないという方が正確なんだけど、BOSS BC-1Xを愛用している。スレッショルド上げ目、出力レベル下げ目で一定のダイナミクスと元々入力レベルが大きいベースシグナルを一旦整える役目を担わせている。低域もタイトに引き締まって良い感じにまとまるので重宝している。

コンプレッサー的なペダルが続くけれどもその次はHaTeNa?のActive Spice。
基本的にかけっぱなしのBC-1Xに重ねがけするのだけれど、これで曲によってアタックを削いで代わりにローをグッと押し上げるような、ベーシックな音色の変化を狙っている。相変わらず各コントロールの役割は曖昧だけれど(笑)、使っていく上では今のところ差し障りはない。

続く歪みセクションはFulltone OCD。
「ベースにOCD使うんですか?」とここ最近何人かに言われてきたけれど、いや実際エレクトリックベースギターに滅茶苦茶合うよOCD。ローを保ったまま高域調節出来るトーンコントロールはまさしくベースにうってつけだし、ドライシグナルのキャラクターを変える事なくオーバードライブさせられるOCDは素の音を気に入ってるプレイヤーであれば違和感なくドライブさせられるのではないだろうか。

その次が『一番バカでかい音』用のEarthQuakerDevices hoof。
ロシアンマフをフレキシブルにコントロール出来るように再設計されたこのファズはいうまでもなくベースギターに合う。最近はトーンコントロールを下げ目にして下から蹴り上げるように歪ませるのが好きだ。ローゲイン気味で使ってるのも最近のトレンド。

そこから今回唯一の空間系、BOSS RV-6。
モジュレーションモードに設定してうっすらかかるように設定しているのだけど、モジュレーションモードだからかうっすらでも十分色気が出る。アンサンブル中でも奥行きと立体感を感じさせるリバーブ具合だし単体になると途端にウェットでゾクッとする音になる。ビッシャンビシャンにかけてるわけではないのでかかってるのはわかるけれども違和感があるわけでもない今の設定がお気に入りだ。

そして足元最後がこれなしで演奏したのはいつだろうかという程にモデルを替えつつも愛用しているTECH21 SANSAMP BASS DRIVER D.I v2。
サンズアンプらしさも残しつつ更に発展したプリアンプという印象があるけれど、何よりミドルのコントロールは大変重宝している。周波数切替スイッチは感覚的にハイミッドかローミッドか、みたいな印象でそれぞれブースト気味にセッティングするのが好み。ゴリゴリ攻めたい時はハイミッド寄り、ふくよかさを保ちつつ包み込むように支えたい時はローミッド寄りにセッティングする事で差異を楽しんでいる。ミドルを切り替えられるっていうのはいざ使ってみると想像していたより遥かに便利である。

作品として世の中に出るのはまだまだ先の話でありそうだけど、その日が楽しみである。
今月はもう一度、全く異なったシチュエーションでのレコーディング現場が控えている。そちらも楽しみだ。練習しないと。

チャレンジ!クッキング再び。

最近は自炊を心掛けている。
元々外食が好きではあったのだが、妻が仕事をするようになり夫婦共働き、かつ育児をしながらだとお互いに家事に使える時間というのは限定的で(現状妻の負担が大きいのが申し訳ない。近い将来ワークバランスの変化が世帯内で起きそうなのでその折には今より環境への適応が求められるぞ、俺)そうなってくると「もういいや、今日は外食」という消極的な外食が増えてきた。
離乳食を持ってショッピングモールのフードコートへ出掛けるのは楽しかったのだが、やはりそうなると地味に、いや派手に食費が家計を圧迫する。
家計簿を小まめにつけるタイプではなく、家計簿アプリでざっくばらんに管理、積立貯金は月々定額でしていき諸々の支払いと貯金と、そしてその残りでやりくり、みたいなスタイルだと今現在いくら外食で使っているのか判然とせず、それが結果的に家計の圧迫に繋がっていたのだと思われる。

食費を見直す過程で振り返ると、

妻が仕事から早く帰宅した日は妻はササッと夕食を調理してくれるのだが、自分にはそのスキルがない事に気が付いた。
お恥ずかしながら料理に関しては心得らしい心得もなく、所謂男の料理もままならない。そして料理をしよう!と意気込んでメニューを考え、「それを調理するための食材の買い出し」に出てしまうというなんなら一番家計を圧迫する夕食の仕立て方をしていたのだ僕は。これじゃあいけない。いくら二馬力で頑張ろうといくら妻が冷蔵庫の中の食材で夕食を作ろうと、僕の意識を改革しない事には世帯としてのダメージは大きいばかりである。

というわけで「一週間分の食料をまとめ買いしてその食材に則って夕食を調理する」スタンスへの切り替えが求められた。
これはなかなかにハードルが高そうであるが、幸い妻の理解も得られたので毎晩美味しくない夕食をとるリスクを踏まえてこの施策に踏み切る事にした。というか踏み切りざるを得なかった。

この場合重要なのは一週間分の食材費として幾ら設定するか、である。
職場のパートさん達はその家の台所を一手に担うつわもの達だ。そしてSNSでは投げかけに答えてくれる心優しい人達も少なくない。何より実家の母はその方法論で結婚してから今日に至るまで舟橋家の台所を取り仕切っている。最高の教師達が周りには、いた。
舟橋は調べた。数日かけて吟味した。
多くの人が心優しく丁寧で、そしてそれぞれにとって最良の方法と思われる方法論を交えて僕の疑問に答えてくれた。「冷凍を活用するのが大切」「肉を冷凍保存する際にはこうすると良い」「スーパーの特売日を利用せよ」「作り置き出来る料理は」etc.。
多くの先達からの意見に耳を傾けた。金額としては3000円~10000円まで様々だった。中には「精神衛生上ストレスが溜まるから食材費の上限金額は設定しない方が良い」という僕のモチベーションを慮ったアドバイスをくれた友人までいた。
どの意見も大変有難かった。

「これだけで一週間は無理だろう」という若干の諦念と「最初だから少な目に設定しておこう」と作ったばかりのイオンカードに現金でWAONポイントを2000円チャージして買い物カゴを引っ掴んだ。
口の中でブツブツとカゴに放り込んだ品物の金額と頭の中でこれは買おうと心に決めた食材の名前を復唱し、時にはスマートホンで電卓を叩きながら食材売り場を行ったり来たりした。
これは大変に楽しい経験だったし、今なお心踊るイベントである。
2000円という金額も絶妙で、食材を全く買えないわけではないが十分買う事が出来ない金額である。
スーパーのハシゴはしない。色々検討したが、長く続ける上でそれは時間的体力的コストの消耗が激しそうだと判断したからだ。
ここ、と決めたスーパーで一週間2000円分の食材を買い込み、帰宅して冷凍出来るものは片っ端から冷凍、調理して冷凍出来るものは調理して冷凍。煮物は何食か分まとめて煮込んでジップロックに叩き込んで冷凍。野菜は足の早いものからどんどん使い痛みそうなものから使う。
手探り体当たりではあったが妻の協力、そして両実家からの物質的な支援(一週間に一度は人参3本とか畑で取れた里芋とか、そういう非常に有難い支援物資が届いた)により一週間2000円の生活は守られている。というか、頂き物の量が多いと2000円の食材を翌週に繰り越す事さえ出来る。
品数こそ多くはないが妻への定期的な確認によると幸いにも今のところストレスは溜まっていないようである。

冷凍庫、冷蔵庫の中を把握し管理し運用する。
それがかくも楽しい事だとは。
時短レシピや料理アプリがこんなに有難いものだとは。
もっと腕前を磨いて旨いものを食いたい、と思う。

余談だけど自炊を始めてから、2キロ程痩せた。
夜中にお茶漬け食べたりしてるんだけどもね。

11月になった。

11月になった。
職場は所謂繁忙期を迎え、普段よりも少し活気付いている。
少し前まで暑い暑いと言っていたような気もするが朝方と夜は冷え込むようになった。ひいた風邪がなかなか治らない(けれどもテンションは高い)娘は鼻水を垂らしているので定期的に吸いあげて呼吸を少しでも楽になるように手助けする必要がある。少し奮発して購入した(調査と推薦には妻の尽力があった事を記しておかなければなるまい)電動鼻水吸い取り機は大活躍している。唸りを上げるモーターの駆動音を耳にすると娘は条件反射か泣くようになったけれども、その後の様子を見ていると実際呼吸が楽なようなので本人のためにもなっているのだろう。電動鼻水吸い取り機は子育ての三種の神器に入れても良い、とは多数の父母がレビュー中で言っているけれども我が家もそれに大賛成だ。

11月は鈴木実貴子ズのサポートで遠征が2本、そしてレコーディングも始まるという事でここ最近の毎週末は鈴木実貴子ズでの練習で集まっている。健康的な時間に集まっては練り上げていく作業を繰り返しているのだが、やはりこういう行為は楽しい。
いや実際のところ産みの苦しみを味わっているであろう二人に関しては楽しいばかりでもないだろう。
曲を作るという行為はアウトプットするという事以上に神経を研ぎ澄ませたり擦り減らしたりする行為でもあるのだろうな、とは色々な作曲家、作詞家と一緒に行動してきたので流石の僕でもわかる。正直に言ってしまうと鈴木実貴子ズは僕が過去に関わった人達の中でもかなりハイペースで新曲を作るバンドなのだけれど、だからと言って気楽に曲を作っている気配なんて微塵もなく、「ではこの曲をバンドでアレンジしましょう」と挙げられる曲はきっと僕達の前で披露される前に二人が多くの時間と情熱を注いで精査してきたものであるはずで、更には二人からの信頼も感じるのでサポートチームはそれはそれは気張るのだ。特に各務君は僕以上にアレンジという作業に時間とクリエイティビティを注ぎ込んでいる。
僕がサボっているとかではないしましてや苦労知らずの天才肌ってわけでもない。まずギターパートのアレンジを練り、同時に関わる場所のベースアレンジの全体像を考えねばならない、考えてしまう各務君と違い、自分の担当パートだけ、自分の演奏だけに注力していられるのは僕くらいなもんだろう、という事だ。申し訳ないな、という気持ちと有難いという気持ち、そして同時にだからこその責任も感じる立場である。
大前提、そこには喜びがあるのだが。

話が少しだけ脇道に逸れる事をお許し頂きたい。これは必要な回り道であるからしてどうかご容赦の程を。
僕は料理をする際には調味料をドカッと入れる方だ。粉末出汁なんかもドサッと入れる。味は濃い方が美味い、甘い方が嬉しい、しょっぱい方が食べ応えがある、だなんて割と本気で思っている。レシピ通りに作ったとしても味見の時に「うーん何か足りない」と調味料を足してしまう。ラーメン屋でも基本は「多め、濃いめ、固め」だ。
勿論時には入れ過ぎて調節のため水なんかを入れたりして結果的に量が増えるなんて事もある。それでもやっぱりドサッといってしまうもんだからこれはもう性分なのだろう。

はい話が戻りますよ、料理だけではなくて音作りでも僕はこの傾向があってエフェクトなんかはわかりやす過ぎる程に濃い目にかけたりしている。
どうせ音が変わるのだからそれと一発でわかる方が良いに決まっている。だからエフェクトも盛大にかける。
のだが、練習の時にリバーブ具合を鈴木さんと各務君に「もっと少な目」「もうちょっと!」「あ、減らし過ぎ」だなんて横から客観的な意見を貰いつつ調節したところこれが大変気持ちが良い音になった。音に奥行きがあり、広がりがあり、何よりアンサンブルの中で主張し過ぎず、色気もある。
微調整は大事だねって話。

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自己紹介

フナハシタカヒロ

Author:フナハシタカヒロ
愛知県在住、ベースギター奏者です。

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