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『パニック・フライト』


続・我が逃走


『バットマン・ビギンズ』でのキリアン・マーフィの演技が印象深かったので(スケアクロウの人ね)、同年に公開された作品『パニック・フライト』を観る。


この映画、日本では劇場未公開作品なんだね。確かに地味目っちゃあ地味目な第一印象を受ける映画ではあるし、大掛かりな大ドンデン返しやCGが駆使された作品ではないから日本の興行会社がスルーしたのも何となくは頷ける。けれどもこれ、小粒ながらもスッキリまとまっていて決して駄作ではないと思うのだけれど。

では粗筋いってみよう。



マイアミの豪華ホテルでマネージャーとして働くリサは、郷里テキサスからの帰りに深夜フライトに乗り込む。偶然にも隣席には空港で知り合った男性リップナーがいた。だがリップナーの正体は、要人暗殺を企むグループの一員だった。リサの勤務するホテルに宿泊する要人の部屋を変えるように脅迫するリップナー。要求をのまなければリサの父親の命は無い。地上30,000フィート、密室と化した機内でリサとリップナーの静かな闘いが始まった…。



主人公のタフさ、そして聡明さが演じるレイチェル・マクアダムスの快活なキャリアウーマン然とした風貌からかすんなり納得出来る。こういうパニックものに於いてはそういう主人公像が物語上でも必要で、ストーリーを進める上でそこに違和感があると映画に感情移入できないまま観終わる事になってしまうからして、このキャスティング、そして俳優の演技に惜しみない賞賛を送りたい。

主人公を脅迫する役どころのキリアン・マーフィーだけれどもこの人のこのどこか冷たく、粘着質で背筋にゾッとくるような薄気味悪さというのは今回も遺憾なく発揮されていた。ジョナサン・クレイン/スケアクロウを演じた時に醸しだしていた胡散臭さというのがより深度を増して怖さになった感じ、とでも言おうか。いずれにせよこの人の演技を楽しみにして本作を視聴した僕には楽しい演技。

前半はね。


飛行機を降りた後の追いかけっこ、家の中でのアクションはつまらなくは無いものの、やたら長く感じたのは飛行機内の展開がテンポが良かったからか。

だけれども作品全体としては一息に観る事が出来る作品。決して派手ではないものの、愉しめる映画である。

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舟橋孝裕

Author:舟橋孝裕
愛知県在住、ベースギター奏者です。
・JONNY
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・犬栓耳畜生
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 やサポートでベースを弾きます。

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