「舟橋さん、映画の観過ぎですよ!」

一週間に二度も東京に行く事になろうとは、バンドを始める前の僕は全く想像もしなかった。幼い頃から冒険譚に憧れ、旅行でワクワクし、未だ見ぬ場所、土地がある事を悔しく感じる自分としてはこういう生活は本当に有難い。

バンド活動、万歳である。


でつい先日iGOで行ってきた渋谷LUSHに、今度はJONNYで行ってきた。

“麺王”こと水口さん主催『Beat Happening』というイベントに出演してきたのだけれども、実はこのイベント、個人的にはやっと出演出来たという感じだ。というのも水口さん、不完全密室殺人が長い活動休止に入る直前に一度バンド宛に「東京のバンドマンから名前を聞きました。『ロリータ』を視聴して興奮したので是非来て下さい!」と連絡を下さっており(さり気なく自慢、だ。良いじゃないか、これぐらい!)、まあその時はバンドの状況が状況だけに出演叶わず、あわや水口さんとのご縁もここまでか・・・と思われた。

で、シャビーボーイズを通じて水口さんと再会。

「あの時メールを返したのは僕です!やっとお会い出来ましたね!」とご挨拶出来たのは去年の秋頃。

そして『Beat Happening』に出演したのは昨日。思えば、随分と時間がかかってしまった。


出演前は物凄く緊張したけれども、まあ俯瞰的に見ればいつも通りではある。

俯いて物凄くナーバスになっている僕、脱力して「眠い」と口にする篠田(或いは彼は滅茶苦茶元気か、のどちらかだ)、酔っ払ってやたら饒舌になっている佐藤、といつも通りの控え室の光景が繰り広げられたのだが、昨日は石井君(white white sisters)がいた。どこまでも良い奴な石井君は僕と佐藤による滅茶苦茶なイジリ方にいちいちちゃんとリアクションをとってくれて(苦笑で終わらせる、という事がない。これはライブ前には物凄く労力を使う作業だろうに)、僕も緊張がほぐれた。まあほぐれたとは言ってもたかがしれている。

何回、何十回、何百回とライブを行おうが、当たり前のように緊張はする。毎回毎回「もう駄目だ」とか「何でこんな思いをしながら演奏するのだろうか」とか思いつつ、頭の中では発生し得るトラブル(楽器が壊れる、怪我をする等)をあれこれと思い浮かべてまたナーバスになる。「よし、やれるやれる!」とか口で嘯いたって結局ステージに上がって楽器を握るその瞬間まで緊張しっぱなしだ。そしてこれでいいと思っている。

緊張から興奮へ、メンタルもフィジカルも一瞬で切り替わる瞬間が最高に気持ち良く、楽しい。


で、昨日はそんなふり幅が物凄く、あっという間に頭に血が上った。けれどもどこか冷静で何だか演奏していて不思議な気分であった。体がグングン動きつつ、頭の中の冷静な部分が状況を判断、決定を下している。ふむ、面白い。未知の領域に踏み込んでいくからこそバンドは、そして俺は演奏活動を継続する価値があるのだ。

冷静と情熱の間、最後は情熱が圧勝し演奏終了。JONNYとして良い東京初めが出来たのではないだろうか。


演奏終了後はBO-PEEP先輩と軽く飲みに行く。

戦場で居酒屋があったらこんな感じだろ、といった具合の飲み屋さん。料理がやたら旨いのが印象的。

で、野田昌吾さん(iGO)お薦め、味噌一 三軒茶屋店で〆て、名古屋モドリ。

どこまでも楽しい一日だった。


※ちなみに今日のエントリー名は渋谷を歩いている際、興奮した僕を見た石井君の発言。僕がお得意の妄想一人芝居(「でさ、そこで壁を突き破って石井君が出てきてグチャアアアア!!とか引きちぎるんだよね、それで(中略」)に対しての発言。うん、自覚はあるけどこういう所は昔から治らないんだ・・・・。

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自己紹介

舟橋孝裕

Author:舟橋孝裕
愛知県在住、ベースギター奏者です。
・JONNY
・パイプカツトマミヰズ
・犬栓耳畜生
・白線の内側
 やサポートでベースを弾きます。

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