レーベルツアー 東京場所

慌しくても、眠りにおちるその前にブログをキッチリ更新してから眠る、そんなバンドマンで僕は在りたい。

だが、なかなかそうはいかない。僕はこの自己顕示欲の一様式、自分自身の全てを塗り込めようと思っているブログの更新をどうしても慌しさにかまけて後回しにしてしまう。

生活があるし、睡眠も確保せなばならぬからだ。


言い訳である。

というわけでこの2日間、怒涛のように楽しんだ2日間について書いていこうと思う。



2/26(土)

この日付になった瞬間からJONNY練習。

前日、遊び倒したが故にこの段階で相当な眠気に襲われていた。眠い目をこすりスタジオへ。

練習は滞りなく終わり、翌朝何時に集合するか話し合った。翌日=レーベルツアー 。JONNYの出番はトリであり、それはつまりリハーサルがトップバッターである事を意味する(出演順の逆にリハーサルを行っていくこのシステムを逆リハ、という)。遅刻は、出来ない。審議に審議を重ね(もう練習が終わったらそのまま名古屋を出ようという案さえ飛び出した)、朝7時に佐藤家を出発という事に。

ここで不安を抱えたのが僕である。練習は午前2時まで。終了後帰宅して、荷造り等をしていたら眠るのは3時頃になるだろう。で、7時に佐藤家を出発するという事は遅くとも6時半、余裕を持たせるなら6時に起床せねばならない。3時間睡眠。


・・・・・・・起きれるわけがない!

色々考えた結果、もう眠らずにこの5時間を乗り切ろうと、そう決めた。

各務君が僕の家の近くにここ数日で完全に引っ越してきていたので、様子を見に行きがてら遊びに行った(この絶妙なニュアンスわかるかな)。引っ越したばかりで流石に荷解きは済んでいなかったものの、もうほんのり生活感が滲み出ていて「ああ、この人も一人暮らしを始めたんだなあ」と思った。

何だかんだで4時まで二人で喋って、一人暮らしを祝おうと大丸をご馳走する事になった。

で、大丸ラーメンを胃袋に入れて帰宅、5時。少し残っていた作業等をやり、6時になった。


起床予定時刻だ。やった!俺は起き抜いたぞ!

5秒以上目を閉じていたらそのまま眠りにおちてしまいそうな状態ではあったが、とりあえずメンバー各員が起きているか確認する。JONNYが遅刻するわけにはいかないのだ。

佐藤さん、おきている。篠田君、起きていない。あ、コールバックきた、はい起きてる。サポートドラマー植田圭介選手、電話に出ない。

数分後、電話に出ない。

さらに数分後、電話に出ない。

十数分後、電話に出ない。

20分後も、30分後も電話に出ない。

前夜の、佐藤さんと彼の発言が脳裏をよぎる。


「いやあ、ここ最近全然寝てないから今の俺、一度寝たら起きないっすよ」

「もうこのまま東京行きましょうよ!その方が確実ですって。俺起きないですもん」


・・・・・・!!

携帯電話で彼を呼び出しつつ、佐藤家に向かう。既に佐藤メンバー、篠田メンバーは準備出来ている。7時だ。

予定ならば出発する時間である。これは、まずい。とりあえず電話を鳴らしまくりながら植田圭介宅へ。

ここでまた、前夜の彼の発言が、佐藤さんとの会話が脳裏をよぎる。


佐藤「ギバ、絶対寝坊すんなよー。寝坊したら駄目だよ」

植田「はい」

佐藤「一応部屋番号教えろって」

植田「え、嫌っすよ」


植田選手、何故ここで拒んだのだ。僕は一度君の家に行ったからマンションはわかる、けれども何回の何号室だったのか記憶が定かでないのだ。これは、詰んだかもしれない。不安が胸の内にジワリジワリと広がっていく。

植田君はやはり起きない。結局朝っぱらから色々な人に連絡、彼の部屋番号を調べるも、わからない。

8時になった。他のバンドチームも動き出した、と社長から連絡がある。もうおいていこう、彼には新幹線で来てもらおう。そう思いエレベーターに乗り込んだ。ふと、もう一度だけコールしてみる。

「・・・・・・・・・・・・はい」

起  き  や  が  っ  た  。

彼の部屋に突進、着替えを急かしてそのまま佐藤家へ突撃、こうして我々JONNYは一路東京へと向かったのだった。この時間なら、まだ間に合う!我々JONNYは、遅刻出来ないのだ!



・・・・・・・・・高円寺CLUB LINERに到着した時、レーベルメイトが、全員、居た。



車中では完全に気を失っていたので記憶にないのだが、どうやら東名高速道路で事故渋滞にひっかかったらしい。他の3バンド(i GO/nothingman /明日、照らす )は皆、中央道を使ったらしい。道理で。

どれだけ足掻いても、どれだけ頑張っても、結局我々はこうなのか・・・・?否、次は、次こそは。畜生!!

リハーサルの順番も変わってもらってたし、もう立つ瀬がない。


そんな中で始まったレーベルツアー初日、東京場所。

この日はトップバッターのi GOで演奏し、トリのJONNYでも演奏という実は相当贅沢な思いをさせて頂いたわけなんだけれども、それってつまり同時に出演者の半数は“見れなかった”という事であり、しかも演奏と演奏の合間も結構気が気じゃなかったりしたので(nothingmanと明日、照らすは、そんな一種の取り乱した状態の僕でもわかる素晴らしい演奏をしていた事は自信を持って明記しておきたい。勿論全曲観れたわけではないのだけれども)イベントの感想を俯瞰的に書く事は難しい。

けれども社長の「全バンド良いライブをしていた!」という言葉、そして名古屋のインディーズレーベルのレーベルツアーであれだけの方が東京のライブハウスに集まった事実、そして終演後も多くのお客さんがその場に残って各バンドのメンバーや社長、スタッフを担当してくれた皆様方と話されている光景、それらだけで僕は充足感を大いに感じたし、「ああ、良い日だったなあ」と思った。


勿論演奏者として反省は大いに、ある。「荒れ狂った演奏を披露したなあ。もっと格好良くキメてブイブイ言わせたかったのう」と思うし、もっと体力配分を考えればあるいは全バンド、もう少し余裕を持って観る事が出来たのではないか、とも思う。

けれどもその反面、ツアー初日であれだけ楽しい思いをして、これ以上何か望むのは間違っているんじゃねえのかという気もしている。ああ、勿論演奏に関しては大いに改善の余地があるにしても、だ。


帰りは高円寺でラーメン。i GO 昌吾さんと小松君とラーメン大。僕以外のJONNYは皆横浜家系のラーメンを食べに行った。家系も相当美味しかった様子だけれども、僕は大で昌吾さんが奢ってくれた煮玉子の旨さを知っている。あれは名古屋の大にはないものだし、一戦、どころか二戦交えた後のああいうラーメンってまた格別なのだよな。それに個人的にはやっぱり『二郎系』は東京で食った方が感動がある。何故だかね。これも一種の東京コンプレックスかもわからんし、偶像崇拝かもしれんが。


そんなこんなで大変満足して名古屋へモドリ。

27日は、未確認尾行物体!長くなったので一旦ここで〆ます。

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自己紹介

舟橋孝裕

Author:舟橋孝裕
愛知県在住、ベースギター奏者です。
・JONNY
・パイプカツトマミヰズ
・犬栓耳畜生
・白線の内側
 やサポートでベースを弾きます。

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