3月11日

昼間、職場にて地震発生。

上司の「あ、地震だ」という発言を耳にし、成程確かに揺れている。ゆっくりゆっくり、横に揺れている。

船に乗っているような感覚だな、という感想と共に恐怖を感じた。

「楽器を守って!」

上司の言葉に我に返り、見ると壁に吊るしてある楽器がユラユラ揺れている。

表に逃げ出したくなったけれども、咄嗟に楽器を支えた。


この時はまだ精神的な余裕があったのだ。


その後、twitterやらUstreamやらで被災地の情報を見る。上司も事務所のTVにてNHKのニュースをじっと観ている。津波によって車が、船が、家までもが流されていく映像が映し出されていて「あー現実味がないなあ」と思った。具体的な被害者数、被害規模を目の当たりにするまでは比較的楽観的だったな、今思えば。


時間をおうにつれて、今回の地震が自分の実感以上の規模のものだと再認識する。

東京の篠田君が行っている。twitter上では様々な地域の様子がツイートされ、東京も一時的に混乱状態にあるらしい。幸いすぐに篠田君と連絡がとれ、安否が確認出来たのだけれども不安は依然、消えず。


帰宅し、夕食後は246名古屋にてi GO練習。

やはり顔をあわせると地震の話題は尽きない。茜谷さんも昌吾さんも吹原君も皆、今回の地震について不安を抱えているようだ。しかしスタジオに入り、楽器を握って練習を開始すると3時間の間はバンドマンとして作業に没頭していた。

スタジオから出、清算のため受付に行くと「気仙沼が燃えています」とスタッフ氏。

意味がわからずニュースのUst配信を見せて貰う。


気仙沼が焼け野原になり、炎上している一帯を空撮で撮影したものが放映されていたのだけれども、これには一同絶句してしまった。

「これじゃあ戦争じゃないか」

本当にそうだ。こんな状況がこの日本で起こるなんて、しかも突然起こるなんて誰が想像し得ただろう。

名古屋は全く、完全に平和だったのだ。ここから数百キロ離れた場所ではこの状況が、そして恐らくは放送出来ないような酷い状態になっているのではないかと思う。

200名の被害者が確認され、それ以上の行方不明者がいるという。

この数字にもショックを受けた。


全員口数が減り、そのまま昌吾さんの車に乗り込み岐路に着く。

どうにか日常っぽい会話をするけれどもいつもと違い、どこか途切れがちだ。底抜けに陽気な先輩達でさえこうなってしまう。本当に悲惨な状態を見せ付けられ、誰もが不安を抱えている。


被災地の皆様、どうか、どうか無事で。

僕には何も出来ないけれども、せめて祈る事くらいはさせて下さい。

そして太平世側に住居を構える皆さん、危ないと思う前にその前に、警報が出たら余裕を持って避難して下さい。

一人でも多くの方が無事であるように祈ります。

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自己紹介

舟橋孝裕

Author:舟橋孝裕
愛知県在住、ベースギター奏者です。
・JONNY
・パイプカツトマミヰズ
・犬栓耳畜生
・白線の内側
 やサポートでベースを弾きます。

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