画像のホワイトバランスが須くおかしい。

昨日はJONNYで京都VOXhallへ遠征。2012年の遠征納めという事で個人的にも気合いが入った。

行きの御在所SAで食べた山本屋の味噌煮込みうどんも美味しかったし(650円と安かったし、名古屋人だけに外食してまで食べない味噌煮込みうどんを久々に"店の味"で楽しめたのは良かった。自宅で食べるそれとどちらが良い、って事はないけれどお得感あったし実に楽しんで食べる事が出来た。2倍の量があっても良い)、リハーサル後にフラッと立ち寄った楽器屋で購入したベース弦(くじ付)で見事に当たりを引き、もう1パックベース弦をゲットする事が出来たりとこの日は「引き」が良い日。
演奏でツケを払わされそうで不安に思ったのも事実だけど、幸いにも機材トラブルもなく、後述するけれども実にテンション高く、グッと演奏出来たと思う。

京都VOXhallといえばこの日の記憶っていうのはまだ半年も経っていないし、なかなか忘れられるものでもない。スタッフの皆さんもお会いする度に「その後、足どうですか?」と気遣って下さったり(勿論重傷ではないのは皆様ご存知なので、これは気軽な会話の導入でもある。遠方の方とはこういうのも、楽しい)、やっぱり相応に衝撃だったようです、飛び降りたの。

僕は、予定調和は嫌いだ。「今日はこれをやろう」とか「ここでこういう風に振る舞おう」とか特にライブハウスのステージの上では本当に苦手で。
だから僕に出来るのは

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いつ「その気」になってもいいようにコンバースからNIKEのエアフォース1に履き替える事だった。
左足を痛めた話をした時に野村さん(ノムラセントラルステーション/i GO & THE NOW POND DESTINATIONS)に言われた「舟橋君、高いところから飛ぶ際にはね、エアマックスじゃないと駄目なんだよ」という言葉が実に印象的で、その話をVOXhallでサポートドラマー せんちょーにした所「じゃあ買いに行こう」という事に。

「え、今からですか」
「そうだよ。丁度俺も外出るし、さっき靴屋さん見たもの」
「あー…」
「靴を買ったからといって飛ばなくてもいい。そこは舟橋君の気分次第。それに靴屋に行ったからといって靴を買わなきゃってわけでもない」
「そ、そうですね。とりあえず見に行こうかな・・・」

20分後、僕の両足は空軍(AIR FORCE)の指揮権を得ていた。
演奏ギリギリまで悩んだ。というかいくなら今しかない、というその瞬間まで自分の中で100%どうするかを確定させていなかった。前回の一件で僕は多くの人に迷惑をかけたと思っている。心配してくれたメンバーや親しい皆様方。彼らの顔を思い浮かべて、それでも尚その時に僕がやってしまった時はきっとそれは僕が心の底から欲する事で、ステージの上ではきっとそれが全てなんだ。表現する側に回った人間として、そういう衝動に忠実である事を今止めたとして、それがどうなる。

演奏開始数秒後、ベースギターに心の中でしばしのお別れを告げ、僕は再び梯子を昇った。またあの梯子を昇り、あそこに足を踏み入れる事になろうとは。ピンスポットライトが僕を追ってくる。大見栄を切って、飛んだ。
…着地の瞬間、覚悟していたよりもずっと軽い衝撃しか足に伝わってこず、正直なところ、ちょっと拍子抜けした。フロアの皆さんは驚愕の表情を浮かべている。数秒遅れて、実感が湧いてきた。
勝った、と。
あの日の敗北も痛みも、そして羞恥心も自己嫌悪も屈辱も全てはこの日のためにあったのだ。全ては僕によって乗り越えられるために存在していた!
靴屋から全力疾走してきた反動(手の震え、脱力感)との闘いが直後に始まった。
しかし、この日は思いっきり演奏出来た。テンションも相当高かったと思う。良い演奏をしている時は「どうだ」という気持ちがある。見せつけたい、というような。

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星の王子さまたちの演奏の一幕。バンド名を体現するかのような瞬間だ。

この日、忘れてはならないのがまさかのNIRVANAの再結成。
行きの車中、twitterのタイムラインを流れてきたこの報せで車内は話題沸騰。
リハーサル後、スマートフォンを囲んで全員でYoutubeに早速アップされていたライブ映像を閲覧。
こんな思いもよらない事があるから、それだから人生は面白いんだ。



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自己紹介

舟橋孝裕

Author:舟橋孝裕
愛知県在住、ベースギター奏者です。
・JONNY
・パイプカツトマミヰズ
・犬栓耳畜生
・白線の内側
 やサポートでベースを弾きます。

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