端的に言えばオクターヴファズは必殺技。

3月16日、AM10:40、起床。
お風呂に入って機材と荷物をまとめて、今池のジャパンレンタカーに集合。レンタルしたハイエースに機材を積み込んで京都へ向かう。先月の福岡への長距離移動を経験した結果、パイプカツトマミヰズチームは京都までなら「近いね」って感覚で行けるようになった。こうやってどんどん様々な経験をして、尻が軽くなっていけば良いと思う。
何か行動を起こす事のハードルや負担が減る方向でなら尻軽になるのも悪くない。

今回も行き帰りと同行してくれた敏腕友人(スタッフ契約なんて結んでいないし約束さえしていないのだけど、好意で手伝ってくれている)が京都に降り立つと「そういえばこんなラーメンがありましてね」と教えてくれる。
入り時間までまだ余裕もあったので不眠で集合場所に現れた吉田君を車に残し、皆で食べに行った。


新福菜館の中華そば(並)は見た目程味が濃くなく、そしてチャーシューが沢山入っていた。とても旨かった。折角名古屋から離れて演奏をしに行くのならその土地の旨いものを食べたい、と毎回思う。
そういうのがあるとないとではやっぱり思い出の量も変わってくるから。思い出が多くなるとそれは思い入れになってくる、なんて。

名古屋にも友人が少なくないらしい関西の女子が主催、彼女はどうやら神戸での演奏をきっかけに僕達を知ってくれたようで、それがきっかけとなりこの日僕達に出演オファーをくれた。聞いたのだけど、まだ19歳だってよ。そんな若い女の子が名古屋から京都まで呼んでくれるっていうんだから、本当にどこにご縁があるかわからない。縁が繋がって新しい縁を呼んで、そして新しい演奏の機会が生まれていく。
商業、としてやっているわけではない僕達のようなバンドはこういう自分達が気付きもしない、気付く間さえないような時間、気付く余地さえないくらいあずかり知らぬ所で生まれたきっかけが形になる事の繰り返しで色々な経験をしているのだなあ、とちょっと感慨深い思いに浸ってしまいましたよ。
土寄さん、本当に有難う。

で、僕の感慨と演奏の内容とは一切何の関係もない。いつも通り蹂躙するようなライブを、気楽に大真面目に遊び半分で真剣にふざけて見せつけるべきだ。
最近はどんどんどんどん骨と芯、という意識で演奏している。興奮して暴れまわる事とグッと押さえつけるような演奏は等価だ。等しく熱量を有する。今までならベースギターを放り出して駆けずり回ったり振り回して叫んでいた瞬間も、興奮して心の中で快哉を叫びながら演奏に集中出来るようになってきた。そしてやっぱりそれって凄く疲れるけれど、物凄く充実感がある。演奏はもっともっと良いものを、鋭いものをアウトプットしていきたい。

と、同時にどんどんシンプルになっていっていいんじゃあないか、少なくともこのバンドでは、とも思っている。
1か10か、で良い。他のバンドや音楽では3とか5とか7があって良いのだけど、色々と足元に並べて変化を出すくらいならシンプルに削ぎ落としていって、10の変化を必殺技にした方が、音色変化っていう部分での演奏表現に制限をかけた方が、そう、面白くなるのではないか、だなんてこの日は演奏後に特に強くそう思った。

こういう日って後々、「あ、転機だった」だなんて思えるようになるのかもね。
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自己紹介

舟橋孝裕

Author:舟橋孝裕
愛知県在住、ベースギター奏者です。
・JONNY
・パイプカツトマミヰズ
・犬栓耳畜生
・白線の内側
 やサポートでベースを弾きます。

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