8月2日の記録その3~犬栓耳畜生ライブ 事案発生!編~

VSMYBLUESでのレコーディングパイプカツトマミヰズでのライブを終えた僕はガムテープでエフェクターが固定されたカラーボード=エフェクトボードを抱えて背中にギグケースを背負い、新栄の街をせかせかと歩いていた。
夕方とはいえどもまだ暑い。演奏直後で着替えもせずにそのまま新栄CLUB ROCK'N'ROLLを後にしてきたので、流れ落ちる汗がビショビショのTシャツにそのまま吸い込まれていく。パンツの中もグショグショだ。はっきり言って、悪くない。
こういうのは大好きだ。

新栄DAYTRIVEにつくと、まだ18時7分だった。随分と信号で待たされたように思うのにそんなに時間は経っていなかったらしい。
エフェクトボードをそのままステージの上にズドンと据え、そのままアンプに結線、アンプのボリュームを上げる。
この日はパイプカツトマミヰズでも犬栓耳畜生でも自分のアンプヘッドを使わなかったけれども(理由は一つ、持ち運ぶ機材を少なくするのと転換時間の短縮のためだ)、それもこの2つのライブハウスが会場だったから可能だった事だろう。CLUB ROCK'N'ROLLのマーシャルのアンプヘッドは随分とお世話になったし、DAYTRIVEのベースアンプも安心感がある。どちらも手早くセッティング出来た。
で、ざっくりと音を作ったら「あとは演奏中に微調整すれば良いか」くらいの気持ちでセッティング完了。

この日から何とはなくベースアンプを使って演奏しているんだけれども、やっぱり性分的に僕はギターアンプよりもまだまだベースアンプとの方が自分のやりたい事との相性が良いように思われて、この日の演奏でそれをますます痛感する事となった。
ギターアンプはノイズを出す際はそりゃあ得難いノイズが得られんだけれどもさ(マーシャルアンプにショートスケールのベースギターを突っ込んでメタルゾーンをカマしてハウリングを起こしてワウを踏む、それで得られるノイズはベースアンプでは簡単に得られはしないだろう)、いざフレーズっぽいものを弾いて、しかもそれがベースラインっぽいものだったりすると途端に何だか腑抜けに感じるというか、やっぱりそれはロングスケールのベースギターをサンズアンプ経由でベースアンプに突っ込んで殴るようにピッキングして出るあの音とは程遠いのだ。
最初は意欲的に「普段の自分とは違うものを」と思い挑戦していたのだが、一度ベースアンプを使った時に犬栓耳畜生として新しいバンドアンサンブルの形が垣間見えた気がして「今試してみるのはこっちなんじゃないのか」だなんて手前勝手に判断してさ、で、特にメンバーからとめられる事もなければそっちを試してみようと意欲満々なわけである、僕は。
ベースアンプとイヤーマフ(によって浮き彫りになる炭酸さんのドラムの『打点』)を得た僕はいよいよこのノイズバンドでのアンサンブルに於いて「ベースギター」を担当している形になっている。リズムセクションとしての、だ。
自分の根っこにあるのはドラムと一緒にバンドの骨格を作ってバンドの筋肉を動かすリズムセクションとしてのベースギターで、勿論そこにはフィードバックとかハウリングとかそういう要素もあるのだろうけれども。
自分の持ち味を活かしつつバンドアンサンブルにバランス良く貢献出来るのは今のポジション、になるのかなあ、現状。
構築と破壊をバランス良く運用して最終的に破壊的に美しい音楽を作り上げたいと思う。

この日の演奏は構築と破壊のバランスが、バンドの人員内で良いバランス感覚で保たれていたのではないだろうかと思えた演奏だった。結構、3回目のライブにして「ここを基軸に発展させていけばいいのかもしれないな」と思える演奏だったような気がしないでもない。このバンドでの演奏はよりナマモノナマモノしているのでよくわからないけれど笑

演奏から少し後の話。
DAYTRIVEを外して2時間後くらいかな?戻ってきたらフロアが凄い絵図になっていた。
行儀良くやる必要もないし規律だけを重んじる必要もない。風紀の観点では僕は人に何かを言える程の人間だとも思っちゃいない。
けれどもグラスからビールをまき散らしながら嬌声をあげて盛り上がっていた人がその数時間前に披露した演奏は、その様よりも興奮と一心不乱さが伝わってくるものでもなかったので「何ともなあ」と思ったのもまた事実。


左から炭酸さん(ドラム/声/ノイズ/音源編集/BOSS)、僕、森野君(ベース、ジャケットとかデザインとか/うどん/目つきがサイコパス)
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自己紹介

舟橋孝裕

Author:舟橋孝裕
愛知県在住、ベースギター奏者です。
・JONNY
・パイプカツトマミヰズ
・犬栓耳畜生
・白線の内側
 やサポートでベースを弾きます。

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