続BOSS CS-2。 そしてmaxon BP-01と軽く比較。

先日拙ブログにコメントにコメントを頂いた。
時折エフェクターや機材について検索されてここに辿り着かれた方からコメントを頂く事があるのだけれども(有難うございます)、今回は以前書いたこちらの記事を読まれてコメント頂戴しました。
実は先述の記事を書いた後にCS-2は特に使い道もなく手放す事になってしまったのだが、改めて自分の書いた文章を読み返すと妙に気になる。で、日が経つにつれて「また試したい」だなんて性懲りもなく思っちゃったってわけ。
というわけでBOSS CS-2、買い直す事にした。

早速繋いで色々弾いてると、うんうん、やっぱりハーモニクスとかスライドノイズを出したい時とか、あとはゴーストノートとか綺麗に(音色的に、ではない。音量が上がっているのでハッキリクッキリと、という意味だ)出る。そりゃあコンプレッサーだもんな。
だけど今回はもう少しだけ突っ込んで触っていると、うん、なんだよ、コンプレッサー良いじゃないか。
コンプレッサー=圧縮機なのでそりゃあ圧縮するんだけど、大きな音を潰して小さい音を持ち上げる、その圧縮された音が妙に気持ちが良い。一弦、二弦のモッチリした感じがグッとくるし「圧縮された音」は音色として有りだ。
ガヤガヤした喧騒の中、ブツブツ言っている人がいるとする。そのいってしまえば「呟き」は周囲の喧騒でかき消されてしまうが、では「呟き」を喧騒の中でも聞こえるように、ブツブツ言っている際の声色はそのままに大声で叫んでいるのと同じくらいの声量で響かせる事が出来るとしたらどうだろうか。
コンプレッサーというのはつまり、そんな異常な現象を起こす事が出来るエフェクターなのだと悟った。
今まで「あんな音色が変わったかどうかわからない地味なの足元に置くくらいなら歪み系を代わりに置いた方が良い」と思っていたけれども、いやはや、一見地味だけどその姿勢は十分に派手だぜコンプレッサー。
あ、「音の粒を揃える」という使い方を第一に捉えるなら練習した方が良いとは未だに思うけれども。

その静かだけれども攻めの姿勢にグッときてしまい「コンプレッサー楽しいなあ」とニヤニヤしながら色々と実験。
当然の事だけれども各エフェクトの前段にCS-2(コンプレッサー)をかませるだけで今まで使ってきたエフェクターの音色も変化してくる。CS-2をずっと愛用しているJuan Alderete(ex.Mars Volta。この人のサイトは全てのエフェクター好きベーシストは必見だと思う)は「CS-2はその後に繋ぐペダルをレベルアップさせるんだよ」と言っていたけれども本当にそう。オクターブファズは音の圧倒感を増し(低域が増すというか音圧感が増すというか。存在感が違う)、リバーブはより一層フレーズに残響音がしっかりとまとわりついてくる。オーバードライブはアタック感が増した。概ね、良い反応である。
バンドのアンサンブルの中でも勿論試した。
僕は馬鹿だから最初は何でもかんでもコンプレッサーをオンしていたけれども、いざそうしてみて気が付いたのは僕がここ最近していた演奏というのは結構ダイナミクスをつけた演奏だったという事。手元で小さい音量からガンガン弾くところまで変化をつけていたのである。無意識に、というかバンド全体の演奏がそういう傾向にあるバンドではそりゃあ僕だってそうするよね。
そういうバンドでの演奏時に「レベル設定をガンガン弾いて気持ち良いくらいに調節したコンプレッサー」をガンガン弾かない時にオンにすると、その、なんだ、割と台無しになってしまう。僕がやっているバンドでコンプかけっぱなしっていうのは、多分これは出来ない。
パイプカツトマミヰズでは各弦毎の圧倒感を揃える、特殊奏法時のコントラストの強調、エフェクトのノリを良くするという役割でコンプレッサーは演奏時間の8割オンにしておいて良いと考える。だけれどもそれでもバンド全体でグッと音量を抑える時にはすかさずオフにせねばならないだろう。いや、そこを試す前に気がつかなかった俺は本当に馬鹿だな...。
あと僕のシステムはノイズがそれなりにのっている。完全に消すというのは難しそうだから諦めていた(そこまで慎重になるような状況はここ最近味わっていないというだけなのかもしれないが)のだが、コンプレッサーをかけるとこのノイズも増幅されてしまう(笑)。

いやあ、楽しいなコンプ。
と楽しいCS-2ライフを初めて数日後、行きつけのエフェクター専門店にて古いmaxonのベースコンプを発見。
馬鹿みたいに安かったので購入、CS-2と比較してみる。


僕はまだまだコンプ入門者だから詳しい感想は言えないけれども、エフェクター自体のトーンとしてCS-2の方がダークなように感じた。maxon BP-01はアタックがジャギジャギしている。CS-2はバコバコというかアタックの感じがBP-01に比べてもう少しダーク。圧縮具合はCS-2のがわかりやすい。
専門店の友人曰く「かかってます!って感じを敬遠する人もいますけどね」との事。

コンプレッサーは出汁のようだ。
「味の素」を強烈にぶち込むようなものなのかな、CS-2のコンプレッション効果って。
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コメント

No title

こんばんは。

CS-2 手放しておられたのですね~。でもまた買い戻されるのに拙ブログが貢献できて光栄です!

私Baby Metalのコピバンもやってて、先日そこでも初めて使ってみて効果を改めて実感しました。
轟音ギターの中でも意外?にも出音を安定させてくれるからか、安定して自分の音が聴き取りやすかったです。

世間で言われてるようにCS-2使うと上品目な音になりますねぇ。私も別のコンプを手に入れて色々試してみたいですわ。

また記事を楽しみにしております。(^o^)
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自己紹介

舟橋孝裕

Author:舟橋孝裕
愛知県在住、ベースギター奏者です。
・JONNY
・パイプカツトマミヰズ
・犬栓耳畜生
・白線の内側
 やサポートでベースを弾きます。

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