鈴木実貴子ズでベースギターを弾いた話。

話は数日前に遡る。
新栄トワイライト出番直前、楽屋にて衣装で携帯電話を握りしめて緊張していると一通のメールが。
鈴木実貴子ズの高橋君からである。2日後、お店である吹上鑪ら場の公演にてインフルエンザでキャンセルになってしまった出演者さんの代わりに鈴木実貴子ズで演奏するから2曲程ベースを弾かないか、というお誘いであった。
いやあ驚いた驚いた。思わず「あっ赤井さんッ!!!」ってなったもんな。ひとまずは目の前の出番に集中した。
が、出番終わってすぐに返信した。
勿論「やります!!!!」と。そりゃあそうだろ、素敵なバンドでベースギター弾ける機会なんだぜ、しかもそれが思い入れが強い(AAFリージョナルシアター「こころ」に一緒にでたり一緒に企画をやったり、と思い出が沢山ある)鈴木実貴子ズだ、断る理由がない。弾く弾く、弾かせて下さいってなもんだ。誰だってそーする、俺だってそーする。

というわけで本番当日、つまり昨日になるわけなのだが、ベースギターとエフェクター少々を担いで鑪ら場へ早めに行った。
他の出演者の皆様は4時過ぎ頃から来られる、という事で約2時間くらいは練習する時間がありそうだ。
自分なりに拾ったコード進行が間違っていたと判明して内心(絶望...!)となったものの何事もなかったかのように事前に練ったフレーズを織り込んで演奏をした自分、少しは練習を重ねてきた甲斐があったと思う。
この日「アコースティックギターと若干小ぶりなドラムセットだしあまり強そうな音出してもな」と思い、だけども「サポートというよりかは舟橋出陣!な感じで」とも言われていたのでそれなりにオラオラな音も出しつつ出しゃばらないようにと用意していったのはダンエレクトロのロングホーンベースだった。
だけどな、ダンエレクトロな、一曲弾いてすぐに気づいた。

優し過ぎた!

とりあえずその場は鑪ら場の奥深くに眠るいさみ君のベースを借りて、休憩時間中に慌てて家に自転車飛ばしていつも使ってるSBV、持ってきた。やっぱり俺のメインベースはこれなんだな、と痛感した。一番扱いやすいしこういう風にすればこういう音がする、というのも理解が深まっている。ダンエレクトロも良い楽器なんだけどね。
で、つつがなく練習して思ったのだけど鈴木実貴子ズはやっぱり一緒に演奏しやすい。曲がちょっとやそっとポッと出の僕が何かしたところで揺るぎようがないくらい力強いから心置きなくやれちゃうし(勿論ブッ壊さないように気を遣いはするのだけれども!)、そもそも音楽的に受け入れる間口が広い。あと一緒に演奏する人間に求めるものが明確なのでかなりプレイヤビリティが高いバンドである、と再認識。短めの時間ではったけれども十分アイディアを練る時間と練習する時間をとる事が出来た。さあ、もう大丈夫。あとは本番を迎えるだけだ。

とは言ってもやはり緊張は、する。
まさかの偶然の再会を果たした(実はその昔、パイプカツトマミヰズでギターを弾いていた第6期メンバー)でいたらぼっちさん、関西から来られた西向いて北風、「もうプログレか!という程演奏力高い」「どうやったらあんなん弾きながら歌えるんだ」と思わずにはいられないガッツポーズとライブを観ているととめどなく緊張する。いや何なら絶望的な程に緊張した。鑪ら場の隅で文字通りガタガタ震えたものである。

で、いざ演奏。
どうにかなった、かな?なったのかな?悪くない演奏をした気がする。鈴木実貴子ズの音楽にベースが必要かと言われたら僕にはわからないけれども、それでも二人と僕で作り上げたヴァイヴスは悪いものではなかったと思う。願わくば音楽的に高次元で結実していると良いのだが!
何にしても、この日は一日しっかりと音楽に向き合ったし濃密な時間を過ごす事が出来た。
合間合間でムシャムシャ食べたりしていたので恐らく、恐らくだが太ったと思われるが。
しゃあないですね、一生懸命やると腹も減りますよってね。
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自己紹介

舟橋孝裕

Author:舟橋孝裕
愛知県在住、ベースギター奏者です。
・JONNY
・パイプカツトマミヰズ
・犬栓耳畜生
・白線の内側
 やサポートでベースを弾きます。

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