プレシジョンベースを友人達から貰ってしまった話。

2016_04_11_001
「ぶおおおおおおおおおおおん!! ふなはし は ぷれしじょんべーす を てにいれた!」

というわけで舟橋、まさかのプレシジョンベースを手に入れてしまった。
しかも、れっきとしたフェンダージャパンである。フェンダーのネック+何かのキメラではない、という事だ。
先日ジャズベースを手に入れたばかりなのに、しかも別にフェンダー派ではない、というかむしろフェンダー嫌い(他の人と同じ楽器は嫌だ!という無駄なこだわりが僕をビザール楽器へと弾き寄せているのは間違いない)の僕がどうしてフェンダージャパンのプレシジョンベース。

話は先週土曜の夜に遡る。
舟橋は適度にお酒が入って良い気分で友人(♀)宅にテクテク歩いていた。
友人(♀)には同居人(♂)がいる。友人(♀)との交友を通じて同居人である彼ともまた交友を持つようになり、結果的に彼もまた私の友人(♂)となったのであった。一緒に過ごした時間こそまだ短いけれども、僕は一方的に友人(♂)に好感を抱いており(僕が彼に親しみを感じる理由として、彼が友人(♀)の交際相手であるという事は些末な事に過ぎない。親切心には敏感なのである)、その夜彼らの家に向かったのは友人(♂)のアコースティックギターのネック調整のためなのであった。こういう時には前職で重ねた経験が役に立つ。その頃に培った僅かばかりの経験が友人達の役に立つのならそれは嬉しい事だ。
残念ながら友人のアコースティックギターを完全に直すには専門的な工具、技術を必要としそうである、のでその夜は応急処置で済ませる事とした。申し訳なさを感じたのと楽しくなってしまったので「エレキギターはないのか」と尋ねるとフェンダーテレキャスターが出てきた。僕はこれもまた、友人(♂)と談笑しながら彼が気になっている点に手を加えた。友人(♀)は日本酒を出してくれた。
要するに、である。僕は友人宅で楽しい時間を過ごしていた。

と、どんな会話の流れだったか、ギターが出てきた押し入れからプレシジョンベースが出てきた。
日本酒が入ってどうにも前後のやりとりが明瞭でないけれども友人(♀)のもので彼女が「別に手放しても良い」と口にした瞬間、素直に思った「欲しい」と。ああ、ぶっちゃけ欲しくなっちまったんだよ。
白いボディに黒いピックガードのプレシジョンベースだなんてどストライク。何を隠そうベースギターを弾くようになったきっかけはシド・ヴィシャスに憧れた事だ。今でこそそんなの感じられない演奏ばかりしているだろうけれども自然とピックを握ってベースギターを弾くようになったのも間違いなくその影響があったからである(髪の毛を隠したりセックス・ピストルズのTシャツを着てボロボロのジーパンを履いてパンク・ファッションに身を包む以下のコスプレみたいな恰好をしていたのはここだけの話だ)。
友人宅を後にする時、僕の背中には「ケースがないから」と友人(♂)が貸してくれたギターケースに入ったプレシジョンベースがあった。既にネック調整も友人(♂)のギターを触るために工具を広げてあったのでその場でチャチャッと済ませてあった。
楽器として一番大事な、ネックの状態は矢のようにまっすぐである。最高か!
友人(♀)は「ノイズが凄くのる。壊れてるよ」と言ったけれども、それは些末な問題である。ネックが真っ直ぐなの、最高!!
友人(♀)ならびに友人(♂)、本当に有難う!!

というわけでまさかの高校生の時以来の白いボディに黒いピックガードのプレシジョンベースである。
何が違うってあの頃は入門モデルだった(Kガレージだったかレジェンドだったか、その辺りのメーカーだったと思う)プレシジョンベースが今や2002年頃製作された立派なフェンダージャパンであるという事だ。書いてて思ったけど2002年ってもう約15年前なんだね...。
ジャズベースとプレシジョンベースを短期間で弾いて思ったけれども、電気信号に変換される前の段階でプレシジョンベースはプレシジョンベースの、ジャズベースはジャズベースのそれらしい生音がするのだなあと思った。コントロール部分が一部陥没しているからアンプを通す気にもならなくて生音で弾いてたんだけど、それでも「プレベっぽいなあ」と思ったもの。

あの頃は「これで俺もシド・ヴィシャスだ」と思って喜んで弾いていたプレシジョンベースだが、今プレベと言われて真っ先に思い浮かべるのはジョン・ウェットン先生。
先生のプレベの音は本当に格好良いものな。僕の嗜好(志向?)も変わったものだよ。

僕の楽器とは、と問われる事がもしあったとしたら迷う事無く「YAMAHA SBV」と答えるだろう。
今も昔も棺桶に入れて欲しい楽器はずっとSBVだ。
だけど表現活動の際の選択肢としてプレシジョンベースとジャズベースも、きちんと僕の楽器として選択肢に上がるようにコンディションを整えて調整を施しておこうと思う。機会があれば持ち出して大きな音で鳴らしてやろうとも思っている。+
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自己紹介

舟橋孝裕

Author:舟橋孝裕
愛知県在住、ベースギター奏者です。
・JONNY
・パイプカツトマミヰズ
・犬栓耳畜生
・白線の内側
 やサポートでベースを弾きます。

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