白線の内側で吹上鑪ら場に出演した話。

少し前の話になってしまうけれど、白線の内側(http://hakusenno.tumblr.com/)で吹上鑪ら場に出演した。
僕がまだ当時3人編成だった頃の白線の内側の初ライブを観たのも、思えばここだった。

仕事を終えて「リハーサルを終えたら絶対に銭湯に行こう」と思って楽器やら諸々担いで汗だくになりながら鑪ら場へ。
「今日は暑いね」という一言だけで優しい鈴木店長は全てを察してくれたのか、冷房のスイッチを押してくれた。鑪ら場の空調の効果はてきめんで僕の汗もすぐにひいてしまった。快適だったのか結局、銭湯には行かなかった。
前夜にアサヒスーパードライを飲んで「美味しい!」と思ったのがきっかけで共演者の皆さんとも話せた気がする。普段なら苦手なのでビールは飲まないのだけれども、自宅の冷蔵庫に入っていたらそりゃあ飲んじゃうよね。で、飲んでみたら大変美味しくて。
話が逸れるけれどもここ最近アルコールを摂取する事が楽しい。今までアルコールは僕を拒否していたし僕もアルコールに挑みかかっては敗北を喫していたけれども、ここ一週間くらいで和解の兆しが見えたのである。毎日膝を突き合わせて話し込む事が人間関係構築に於いては必ずしも重要なわけではないけれども、少なくともアルコールとの関係構築には役立つのだと実感した。

この日の共演は佐藤守晃君に佐賀優子さんに東京から円庭鈴子さん。
佐藤君は前回の白線の内側でのライブに続き今回もご一緒した。印象的なSSWだったので今回勇気を出して声をかけてみた。
いや勇気いるよ、あの人絶対センシティブだもん。話をしてみると21歳。気持ちの良い人だった。だけども音楽通りの人だった。僕はああいう俗っぽさからかけ離れた若者は苦手だ。羨ましくなるからである。もしもギターが弾けて歌が歌えて彼のような音楽が出来たらどれだけ楽しいだろう、いや彼のような感性があったらきっと世の中の見え方ももっと違った面白いものになるに違いない、そんな風に思う。佐藤君とは是非今後もご一緒したい。
東京から来られた円庭鈴子さんとはお久しぶり。とはいっても以前はお互いに違うバンドだったので今回はじめましてみたいなものである。ルーパーを使った小宇宙をみた、とこの日のメモに書いてある。円庭さんのライブはとてもパーソナルなものを皆で覗き見しているような、そんな少し気恥ずかしいのだけれども贅沢な時間だった。音をどんどん重ねていっているという事に間違いはないんだけど、円庭さんの場合「音を重ねる」というよりかは「世界を広げて」いるような印象を受けた。
そして佐賀さんのライブの頃には僕はウイスキー片手にライブを拝見していたのだけれどもすっかり出来上がっているところに佐賀さんの凛としている伸びやかな、だけども強度の凄い歌がバンッと入ってきて、違うな、スンッと染みてきて僕の酔いはいよいよ進むのである。アルコール片手にピアノの前に座り、ギターリスト氏とのデュオでライブを行う佐賀さんは実に格好良かった。お人柄もちょっとべらんめえじゃないけど格好良いところを感じてしまっている。
吹上鑪ら場での出会う共演者の皆さんは皆大変刺激的である。毎回のように「イヤア今日も楽しかった!」と上機嫌でいさせてもらえる。

白線の内川はこの日新曲を。「4年後」という曲から発展して全く別のものになった曲なのだけれども、その場の思いつき以下の反射神経でバババッとつけたベースラインが後々反芻してもなかなか格好良くて自分でも気に入っている。所謂「踊れちゃう」ような曲なのだけれども、樫山君は言葉を機銃掃射のように放つので大変そうだ。
ライブの度に新曲を披露出来るのは良いペースだと思う。多作である事そのものが良い、というのではない、どんどん前のめりの姿勢でバンドが動いている事自体がやり始めの今の時期の姿勢としては健全に思えるという話である。バンドは今筋肉をつけなければいけない時期。どんどん演奏してどんどん生き物のようになっていきたい。

2016_05_29_001
リハーサル後開場前にドラムの金森君が一生懸命何かを描いているから覗いてみたところ、こんな「構成表」を描いていた。
曲の構成毎の差異を濃淡で捉えているそうで、こう描くとわかりやすいそうである。
事実、彼はライブ本番では構成を的確に把握していた。人間って、面白い。
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自己紹介

舟橋孝裕

Author:舟橋孝裕
愛知県在住、ベースギター奏者です。
・JONNY
・パイプカツトマミヰズ
・犬栓耳畜生
・白線の内側
 やサポートでベースを弾きます。

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