連休初日。

起床するとここ最近続いている喉の痛みが今朝もする。
睡眠中に口で呼吸をし過ぎなのか、それとも部屋が乾燥しているのかはたまた風邪なのか、経験上この季節の変わり目は風邪をひきやすいので風邪だろうとあたりをつけてパブロンを飲む。

朝食兼昼食を食べてネットサーフィン。
普段はiPhoneでインターネットを閲覧している。大きなディスプレイでないと億劫になる作業以外の大抵の事はiPhoneで済ませてしまうのだけれども、やはりネット情報もPCで閲覧した方がザクザク調べ物も進んで気持ちが良い。同時にそれはついつい見過ぎてしまう、という事でもある。おいおい、こんな時間をネットサーフィンで使ってしまったのかと背徳感を感じるには十分な時間をPCの前で過ごしてから身支度を整え始める。

昼下がり、自転車を漕いで「あたらしいまち」の稽古を見学しに行く。作・演出のかしやま君に前夜の間に許可はとっておいた。けれどもやっぱり、作り手達の制作現場を覗くのだ、しかもこちらからお願いして覗くのだからお菓子を沢山買って差し入れる事にした。
あたらしいまちの女の子達、皆若くて可愛い。けれども不思議と下卑た気持ちにはならず(これは僕がおじさんだからである、とは思いたくない。きっと違う、違うのだそうしよう)、独特の温度感みたいなのが全員に漂っているのは流石かしやま君。普段でこそ「若くて可愛い女の子に囲まれやがって」と半ば揶揄して言っているけれども、ちゃんと彼には彼のヴィジョンがあるのであるなあ。
稽古を板張りの上に胡坐をかいて見学する。
板張りっていうのは気持ちが良いねえ。僕の角度からは稽古をしているその向こう、往来の様子まで見えて目の前の稽古では(これは団体側が宣伝で言っているからネタバレとかにはならないと思うから言ってしまうけれど)宇宙の話とかインターネットの話とかをしているのに、そのすぐ後ろの往来では普通におじさんが歩いて行ったりする。そして僕は板の間に座っている。どこまでも平和だ、と妙にゆったりとした気持ちになったのは目の前で稽古中の作品のテーマが宇宙だからというのも決して無関係ではなかったように思う。こじつけ、か。
今回の作品の作風、大変好みでした。手前勝手な感想をブログだからこそ書けるけれど、僕の旬な感じ。雑な感想だな、おい。公演が楽しみです。

その後、自宅に戻って楽器を担いでMoNoSiRoのレコーディングへ。
先日後日に回した分を今日完成させん、とプレベを持ち込んでスタジオ入り。「この曲はプレベが合うから」と主張して別に時間を貰った以上、手早く少ないテイク数で決めるのが筋というものだろう。こういうところでは真面目にこした事はない。


撮影、加工は金森君。
堅実に演奏して、時間内に終えた。
そうそう、これ書いておかないと。今回リアンプという工程をしたのだけど、あれって便利だね。剥き出しの素のべースシグナルのまま録音しておいて、それを出力、アンプに入力してその音を改めてマイク録りするわけなんだけれども、要するにこれ、自分が弾いた演奏の素っ裸のベースの音を聴きながらアンプのつまみをまわして音を作った、というわけ。当たり前なんだけれど、いつも通りの自分の音になるのだが演奏のタッチとかは一定だからそれを聴きながら音を精査する事が出来て、普段よりも曲の中にどうやってベースの音を据えるか、というところも視野に入れて音作り出来たと思う。

関東地方ではよくその名を聞く大型楽器店の名古屋店がオープンしたらしい、とあたらしいまちの稽古中にSNSで目にしたので金森君を誘って早速行ってみた。
オープン当日だから混雑しているかな、と思ったけれど日没後だったので比較的ゆったり見る事が出来た。いやあ、ハイエンドモデルからビンテージまで色々ありましたよ、弦楽器。
ビンテージのプレシジョン・ベースを前に金森君と「これって見た目は僕のプレベとほぼ同じじゃん」「木材が全然違うんじゃないですか」だなんてまるっきり素人みたいな事を楽しく話していたら店員さんに声をかけられて気がついたら僕は48万円のベースギターを弾いていた。いやね、もう凄いの、48万円のベース。ネック握った瞬間から良い楽器だな、って思ったもの。出音もストレスがない。小気味良い音がするし、演奏のニュアンスもそのまま殺す事なくアウトプットしてくれる。いつまでも弾いていたくなる楽器だった。いや、僕がそういう楽器のそういう音を自分が演奏する際に使うかどうかは別として。
時には良い楽器を弾いてその音と感覚を感じて、自分の感覚をチューニングするのは悪い事じゃないと思った。


その後、「エレキベースの音をウッドベースの音にする」という夢のような謳い文句のエフェクターを試しに専門店へ。
うーん、これはその、どうなんだろう。いまいちピンと来なかった。
一週間前に見かけて以来気になっていた上の写真のコイツをゲット。BOSS HM-2。
僕が生まれる少し前に発売されたモデルである。メイドインジャパン!
それにしても、このボロボロ具合がたまらない。マスキングテープもそこに書かれたセッティングも前のオーナーさんのものであるわけだが、BOSSコンパクトはこういうのが楽しい。マスキングテープは変に固まっているしツマミも他の機種からの寄せ集め。塗装も所々剥げている。
いつかは欲しかったHM-2。まさか三十路を過ぎてからヘビーメタルという名前のエフェクターを買う事になろうとは。いやしかしこのボロさも相まって風格があって格好良いよなあ。お守り代わりにそういう曲調のバンドじゃなくても足元に繋いでおきたくなる。

出だしこそ遅かったけれども、大いに動き回った一日。
明日も早いのでもう寝るとしましょう。
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自己紹介

舟橋孝裕

Author:舟橋孝裕
愛知県在住、ベースギター奏者です。
・JONNY
・パイプカツトマミヰズ
・犬栓耳畜生
・白線の内側
 やサポートでベースを弾きます。

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