改造し過ぎたムスタングベースをわりかしまともな状態にした件について。

今月20日(日)は犬栓耳畜生で東京遠征。名古屋で同日ライブがある炭酸リーダーは参加出来ないが、我々としては初めての東京遠征である。暗黒大陸ふれあいのレコ発パーティーに呼んで頂いた。暗黒大陸ふれあいの荒木さんは犬栓耳畜生を鶴舞のライブハウスで観て下さった際、有難くも気に入って下さったようでそれ以来何かとお世話にして下さる。
犬栓耳畜生の遠征、今回またしても現地集合となった。舟橋は裕福ではない。それに東京→名古屋間の新幹線の終電は意外と早く、翌日月曜は仕事である。となると夜行バスしか帰路の方法はない。

またしても楽器をバラバラにして車内持ち込みする事になるとは!

森野メンバー曰く「バス会社に確認しましたけど大丈夫、との事ですよ」との事だし友人も「最近はわりかしいけるみたいですよ、ギターの荷台積み込み」と言葉をかけてくれたけれどもそれでも心配性の舟橋は結局、ボルトオンの楽器をバラバラにしてリュックサックに詰めて車内持ち込みする事を選んだ。前回はそれで全く問題なかったし、荷物も最小限で済む(リュックに楽器を入れるとなるとあれもこれも下手に持っていかない。楽器保護も兼ねる衣類とエフェクターも必要最小限である。あとは勿論財布と金と携帯電話)。
さて、一応確認するかと前回バラバラにして持ち出したダンエレクトロのロングホーンベースをチェック。おっと、ノイズが聴き捨てならない程出ているぞ。そういえば弦アースが取れていなかった事を思い出した。ノイズも音のうち、とはよく言ったものだが、それでもこれはちょっと気になる。かといって中空のボディ内を配線材を這わせる道具もないので、ここは発想の転換でもう一本所有しているショートスケールベース、フェンダージャパンのムスタングベースに目を向ける事にした。


採寸してみると問題なくリュックサックに詰め込めそうである。流石ショートスケール。うん、今回はこいつでいこう。
さて、そうなると少しでも良い音で演奏するために楽器のメンテナンスをする必要がある。
ざっとチェックしてみてネックを微調整。うん、昔からそんなに動かないネックだったけれども微調整ですぐに真っ直ぐになった。


フロント側はダンカンのPタイプが載っている。平時使っているシステムでチェックしたところによると、フロントピックアップだけで十二分に事足りた。ええい、使わないものは外してしまえとリアピックアップを取り外す事に。それに伴いジャックもボディトップ側にある方が好きなのでそれまでリアピックアップのボリュームコントロールがあった位置に移動。
見た目は変な感じだけれども、ボディを焼いた後であったりボディ裏面のステッカーなり、バッテリーボックス跡だったり部品の交換やその時々の仕様等、ムスタングベースには思い出がある。ボディの焦げ跡や無残にもザグられた跡、それらの痕跡等含めて妙に嬉しくなってしまう。
こんな酷い状態なのだもの、恐らく二度と手放せない。売っ払ったところで二束三文にさえなるまい。
かといって人に譲渡するにもこんな無残な状態のムスタングベースを誰が欲しがるものか。大学入学直前、「入荷したよ」と電話を貰って父親の運転で楽器屋に取りに行ったあの日から今日に至るまで愛して傷つけて仕舞い込んで取り出して傷つけて愛して仕舞い込んで、を繰り返してきた僕が責任持って天寿を全うさせてやろうと思う。
ボディにザグッた跡がそのままだなんて、せめて埋めてやろうか、と一瞬思ったけれどもどうせ僕の事だ、いつ気が変わってまたリアピックアップを載せたくなるかわかったもんじゃないし、そもそもこの跡が残っていた方が「こんな改造もしたなあ」と思い出を思い返すきっかけになる。幸い演奏には支障がない箇所だしね。

折角ついでで、某チェーン展開されている質屋で激安の弦(K garageという入門者用楽器を販売しているブランドのものだ。ベース弦にしては1000円を切る破格!)を買ってきて、フレットを磨き指板にオイルを入れて弦を張り替えた。
こうしてちゃんと手を入れて真面目に取り組んでみると、以前とは比べ物にならない程まともな音になった。ちょっとショボいプレベくらいかそれ以上の音はすると思う。これにはミドルが搭載されたサンズアンプの影響も大きいと思うのだけれども(サンズアンプを新調してからというもの、各楽器の特色がそれまでより顕著に音に出るようになった。やはりミドルというのは大事な要素だったのである)、僕がこの楽器との付き合い方をわかってきたというのもあるんじゃなかろうか。
ムスタングベースにプレシジョンのピックアップを搭載するのは大いに有効なんじゃないだろうか、と思って調べてみたら今って普通にPJ仕様のムスタングベースが売ってるんだね。僕の時はそんな便利なものなかったぞ!

高速バスに乗り込む目的で、「リュックサックに詰め込めるから」という理由が第一で手を加え始めたベースギターだけど愛着というものはふつふつと湧き上がってくるもので、こりゃあきっとそれ以降も今までよりかは弾くんだろうな、と漠然と感じている。
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自己紹介

舟橋孝裕

Author:舟橋孝裕
愛知県在住、ベースギター奏者です。
・JONNY
・パイプカツトマミヰズ
・犬栓耳畜生
・白線の内側
 やサポートでベースを弾きます。

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