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おうち時間でエフェクターとしっかり向き合う。

緊急事態宣言が解除された。

この短期間の間に個々人間で程度の差こそあれ、生活様式は一変しただろうししばらくその新様式は続いていく事はもう明らかで、いやはやかつて当たり前のように出来ていた事が今の状況下ではとても尊い事に思えてしょうがない。
友達とお茶する、とか夕食を共にする、とか本当、次出来るのいつだろうなって思うもの。
そういう不満と不安こそあれど何がびっくりしたって一変した新生活について、僕自身が少なからず慣れてきているという事だ。
出掛ける時は当たり前のようにマスクを持ち歩くようになったし生活用品を買いにスーパーや薬局に行った際には出入り口の消毒液を使って手の殺菌をするようになった。お恥ずかしながらかつてはまだ着られると判断すればシワを伸ばして二日は着ていたネルシャツとかも外を出歩いたのならそのまま洗濯機にぶち込むようになった。うがい手洗いは、まあ以前からしていたかな。
緊急事態宣言解除後、どのように生活が変わるのか(元に戻る、とはとても思えないのでこの言い回しを使わせて頂いた)、第二波はこないのか、このまま収束に向かっていくのか、経済はどうなるのか、未知数の事が多過ぎる。
兎に角、健全に。健全性を保ちたいものだ。ストレスを溜め込まず、まずは地に両足つけてしっかりと。

ところで、ライブを含む人前での演奏活動がしばらくなくなってかえって自宅の1/2畳の自室で楽器を弾く時間が増えた。
最初こそ一人でコソコソ弾いていた(時間は沢山あるし手持ちのペダルに再度向き合う良い機会だ、と意気込んだものの流石に全手持ち分を弾き直すには至らなさそうだ。そもそも今一番欲しいのは大きな音でアンプから出力出来るような環境である)が次第に各バンドや時間を持て余した仲間達とデータのやり取りで音楽をやるようになり、それがそのまま常態化している。

昨夜はもう当たり前のように使っているサンズアンプにもう一度向き合う時間を意識的に確保した。演奏の予定が立て続けに入っているとなかなかシステムを見直す事も難しく、もし大きな改革を行うならばこの期間こそだろうとも思ったからだ。
愛用しているプリアンプ、サンズアンプのベースドライバーD.I(所謂version2.0と呼ばれるミドルコントロール搭載のものである)だが一部のベーシストは本体のブレンド機能を用いずにわざわざブレンダーを通してドライシグナルとサンズアンプの信号をブレンドしているようで、ちょっとそれが自分に合うのかどうか試してみた次第である。
成る程、サンズアンプのブレンド機能は一見「ドライシグナル」と「サンズアンプを通った信号」のブレンドのようだが実はそうではなくて「サンズアンプのEQを通ったドライシグナル」と「サンズアンプを通った信号」のブレンドであり、完全なドライシグナルとのミックスを目論むのであれば「サンズアンプのブレンドをフル」にしてそのシグナルと「ブレンダーでドライシグナルをブレンド」した方が本当の意味での原音ブレンドとなる。試しにブレンドを左に回し切った状態でスイッチのオンオフを繰り返すと確かにサンズアンプのEQは効いており、歪んだり所謂「サンズアンプ感」みたいなのはかなり薄口(とはいえEQはガッツリかかっているけれど)ではあるがどうしたってサンズアンプのEQから逃れる事は出来ない。
サンズアンプでドライブした音を作れば作る程、きっとドライシグナルを混ぜたくなるだろうけれどもそこで「完全なる原音」に目(=耳)を向けるのであればブレンダーを用いた前述の手段しか方法はないわけである。

2020_05_17_001
やってみると結構印象が違うのがわかる。サンズアンプの設定にもよるかと思うけれど僕は「ああ、普段ブレンドしてるドライシグナル、結構サンズアンプの手の平で転がされていたんだな」と思った。
そして何が面白いってサンズアンプの前段に歪みペダル等をカマした場合、「歪みペダル→ブレンダー→アンプ」という信号と「歪みペダル→ブレンダー→サンズアンプを通した音→アンプ」という流れの音二種が混ざって出力されるわけで手持ちのペダルによってはサンズアンプを通さない信号を混ぜる事でこんなに出音の印象が変わるのか、と驚かされたという事だ。
面白いという表現を使ったのは「=良い音」では一概にないからである。
サンズアンプのEQを通らない音が常に出続ける事で完全なる原音ミックスの実現とそれに伴う出音の幅広さの実現もするだろうけれど、僕は逆に「まとまりがないな」と感じる事もあった。
軽く歪んだサンズアンプらしいサンズアンプの音とサンズアンプのEQを通った全く歪んでいないドライシグナルを混ぜる事で非常に明確な「私はこういう音にしたいんですよ」という弾き手の意思の伝わりやすい「コントロール下にある」音が出ている部分も少なくないなと感じたのである。
あとシンプルに「サンズアンプを常にブレンダーにカマす」事が煩わしいなと感じた。いやパッチケーブルを追加で2本、電源も確保しないといけないし場所もとるし折角ブレンダーを使うなら他の理由で使いたい。自転車移動が多い僕のような身からすると身軽さというのはアドバンテージなのである。

ひとまずこのシステムは今回は導入せず、実感を得る為の試みと相成った。
なんでも実験である。
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フナハシタカヒロ

Author:フナハシタカヒロ
愛知県在住、ベースギター奏者です。

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