今週は3日しか出社していない。

「あーお腹いっぱい、お腹いっぱい」
夕食(ちなみにメニューは僕作、オムライスとカット野菜をブチ込んだだけのサラダに惣菜コーナーで安かった三角ポテトだ)後、そう言いながら妻は寝室に向かった。
僕はそれを微笑みながら見送った。妻の事は勿論愛しているけれども「食べた後すぐに寝たら太るよ」という忠告の一言も言わなかったのは激務で疲れている妻へのせめてもの配慮と翌日自分は有給休暇であるという事への気おくれだったのかもしれない。

そう、今週は週に3日しか働いていない。
月曜は有給休暇、そして本日も2日前に決まった有給休暇だ。ちょっとした手違いで補充人員も含めて人員が過剰になり、それならばとあぶれている有給を消化しようという事になったのだ。僕は有給取得の声をかけられて表情こそ平時通りだったと自覚しているけれども、その内心とんでもなくテンションが上がった。
だって3連休。たまらないじゃない。
あれもしようこれもしよう、と思いを巡らせ(余談だが結婚して何が変わったと言われれば休日に行う事/行いたい事に『平日中に溜まった家事』が自然と挙がるようになった事だ。実家住まいだった頃には考えられない事である。人間は自然と変化する。適応すべき時が来れば)、まずはやらねばならない事、そしてやらねばならない事とやりたい事の間くらいの事を片付ける事にした。
その後が俺ったらうっかりさん、ついつい昼寝しちゃったんだよね。起床して残りのto doを片付けて風呂に入る。僕は風呂が好きだ。自宅でもお湯を貯めた浴槽と冷水シャワーを用いる事で疑似サウナトランスが得られる事は知っていたので、それを楽しんだ。うんうん、休日っぽいじゃあないか。

これから1時間だけゲームをして、その後は出掛ける予定だ。俺の休日はまだまだこれからだ。
(何故こんなただの日記みたいなブログを書いたかというと、明日は早朝から練習→東京移動→ライブ→名古屋モドリ→仮眠→ライブという超過酷スケジュールだからだ。今は、今だけは平和を噛み締めておきたい)

休日。

本日は有給休暇。
ただ、特に予定はなく妻も仕事である。

いつも通りの時間に起きて、まずは頭痛に苦しむ。二日酔いという奴か。昨夜の打ち上げではしゃぎ過ぎたらしい。
仕事に出掛ける妻を見送り、まずはインスタントスープで塩分を欲する体を労わってやる事にした。飲んだ後だからだろうか、寝起きなのにいきなり「ラーメン食いてえ」となったけれども海藻スープで我慢。
ゴミ出しをして、来月後半に予定している資格試験の勉強。毎日僅かな時間を地道に積み上げて合格しようとしている。合格しないと困るから頑張らないとネ。毎日コツコツやる事の何が良いって特に時間もかからないから精神的にも時間的にも負担にならない事だ。「やらないと不安」と思えるようにスイッチさえ入ればこちらのもの。
で、その後は洗濯機をまわしながらアイスを食べ、インターネット。洗い終わるとすかさず干す。
ボーッとインターネットを閲覧する。おお、この辺凄く休日っぽいな。

少し早めの昼食という事で袋ラーメンを作って食べる。こういう言っちゃナンだが雑な昼飯も好きだ。
TVをつけてPS4を起動。目下取り組んでいる『バイオハザード6』に興じる。
疲れた頃に止め、ベースギターの弦交換の準備。具体的には、弦を外し指板のクリーニング。月に一度は張り替えるようにしている上に先月の弦交換の際にはフレットまで磨いた記憶がある。そして今月は然程汚れてもいなかったので指板のクリーニングとボディの乾拭きに止める。
入浴。スマートホンを触りながらたっぷり汗をかいてやろう、と思うもお湯の温度が高くてそうもいかなかった。

入浴後、海外ドラマを視聴していると友人に朝方送ったラインの返信が届く。
というわけで友人と銭湯に行く。中川区のキャナルリゾートはエンターテイメント施設的で良い。
帰りがけに高級スーパーにて麺つゆと麺でしめて1000円分、素麺セットを買い込む。随分と割高だけれども、いざ食べてみると別に普段食べている素麺と大差ないように思われた。有難がって高級スーパーで買い物する必要はないのかな、と思った。人には人のしっくりくるものがあるはずだから。

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愛用のベースビッグマフのセッティングを見直す。
好みのセッティングを突き詰めると、結局ほぼほぼフルテンになってしまった。

『今年観るべきライブ三選~その2』

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鈴木実貴子ズと白線の内側の共同企画『今年観るべきライブ三選~その2』無事に終演しました。
田渕ひさ子さんをゲストに迎えて行った前回、今回は26時をゲストにお迎えしてのスリーマン。
ご来場頂いた皆様、有難うございました。それと前回に続き会場となった鶴舞K.Dハポンも有難うございます、お世話になっています。

さて、前回とは企画のベクトル的にグッと別の方向にハンドルをきった第二回目である。
鈴木実貴子ズと「何か面白い事をしたいねえ広げたいしねえ」と話をして始まったこのシリーズなんだけれども「こういう時でないとなかなかご一緒出来ない(憧れを含んだ)あの人と一緒にやる」っていうのも勿論素敵。そりゃあそうだよ前回滅茶苦茶良かったろ、だけれどもここいらで「決着をつけたいあの人達とやる」じゃあないけどさ、「お互いそれぞれやってきてここいらでまた一緒にやろうよ特別な機会にさ」ってのも絶対に面白かろうという事で高橋君と相談して、それで26時に出張ってきて頂いたという次第。
しかしこうして書いてると熱い感じではあるけれども、いざ実際に胸に熱いものが込み上げてきたのは正直当日、というか開場直前くらいで。
音楽は勝ち負けでないところが素晴らしいところだけれども喧嘩を売られたからには買いますよ、とは26時の梶藤君のMCだけれども、そういうオラオラとした感情、この日はダメなライブはしたくねえなあ最高の演奏をしたいなあという気持ちがいつもより増してあって。これはもう意地、なのかもしれない。ただの意地。
だってそうだろ、何なら20代前半とか半ばの頃から見知ってる人達なんだぜ。そういう連中と同じ夜に同じ場所で自分達がセッティングした公演で共演するっていうのは、ただの仲良しごっこじゃあ済まないよ。
「俺はこういう事をやっている、これからもやっていくつもりだ」という発露と受け側の「では俺は?」という部分。いやあ心地良い緊張感でしたなあ。面白かった。

何が素晴らしいって皆良い演奏をしていて。
26時が一曲目を終えた瞬間に横にいた高橋君に「良いスリーマンになりましたナァ」と声をかけてしまった。一番最初が良いとその後も良い流れが続く、絶対続く、そんな夜だった。
しかし同時に大変悔しい思いをした夜でもあった。26時の朋知加君、まじまじと観ても本当に良い演奏をする。プレベを軽くドライブさせたバッゴンバゴンの音でイントロ弾いたと思ったら歌が入った瞬間にアタックを殺してふくよかな低域を残して支える音にまわる。弾き手のニュアンスがダイレクトに出るプレシジョンベースの特性と旨味を活かした演奏(しかもピッキングフォームが大変綺麗だし、フォームは変わらないのに出音は変わるという器用さ!)で舟橋大興奮だった。
同業者の素晴らしい演奏を観ると興奮すると同時にやはり落ち込む。練習は、練習こそが重要なのだ。

打ち上げは焼き鳥屋でしたたかに酔う。
今朝起きたら二日酔いで頭が痛かった。そんなのなかなかない。それだけ上機嫌だったって事だな。

『想定外』のライブに出た話。

「もしもーし」
『あ、舟橋君?お疲れ様ですぅ』
「あ、小野君お疲れ様です」
『実はちょっと相談があってね...』

先日14日(何ともう10日前になる。なかなかハイペース更新が出来ず日々を取りこぼしつづけてるな、俺)、京都VOXhallでのパイプカツトマミヰズ『SHINE』リリースパーティーの『想定外』はこんな電話でのやりとりから始まった。
公演も数日後に迫った、本当に直前の事である。話を聞くとももいろクローバーZと同じ事務所の弟分のグループが日本縦断の旅をしているそうでその中でこの日VOXhallで演奏がしたい、と。急な申し入れなのでO.Aでどうだろうか、と。
恥ずかしながら、僕はそのグループを知らなかった。
「どんなグループなの?」という問いに対してブッキングマネージャー小野君はとんでもない事を言い出した。
曰く「SNSのフォロワーはウン万人(実際は9万人)」「単独公演は武道館で行い成功を収めている」。え、何だいそれ。そんなグループがO.Aだって?
呆気にとられたまま、それでもその話に対して何の疑問も抱かず「わかったよ、メンバーに伝えるよ」と電話を切ったのはひとえに僕が現実を理解出来ていなかったからに他ならない。
だって、どう考えたって規模で言ったら僕らがO.Aだろ、そんなの。

状況はどんどんとんでもない事になっていった。
当日、VOXhallに到着すると前の通りは長蛇の行列。入場整理券配布を待つお客さんの列だった。何だかとんでもない事になってしまったなぁと思った。それでも「まあいつも通りやるだけだ」とデンと構えていた。
リハーサル後、件のグループ DISH//の皆さんにご挨拶する。感覚で言ったら芸能人に挨拶する、みたいな感じで「怖い人達だったらどうしよう」と思っていたのだけれどもとてもとても丁寧な人達だった。そりゃあ第一線で活躍されてるんだもの、ちゃんとしていないわけがないのだけれども、それでもそれを上回る爽やかさと丁寧さで完全に敵うわけがない、と思った。同じ人類男性とは思えなかった。いやはや。

正直、DISH//のお客さんは彼らの演奏が終わったらすぐに帰ってしまうと思っていた。そういうもんだろう、と。
だけれども現実は違った。DISH//のMC中の事である。
「今日はパイプカツトマミヰズさんのリリースパーティーだから最後まで楽しんでいけよォォォォォッ!」
我が耳を疑った。あんな人達が「パイプカツトマミヰズ」だなんて口にして良い言葉だろうか。しかも最後まで楽しんでいけ、と。ああ、天使か。聖人か。
ここまででも十分に『想定外』だったのだがここからもますます『想定外』。
DISH//の演奏後(ちなみにとても素晴らしいライブだった。ステージ上の熱量とお客さんの熱量に垣根がなかった)、会場を覗いてみると実に8割以上のお客さんがそのままライブハウスに残っていたのだった。

いやー大いにはしゃいで演奏しましたよね。
お客さんのリアクションも凄く良いの。曲を演奏中は「ポカーン」とされてる方が多かったのだけれども、それでも興味がない無視してるとかそういうのとは違くて。中には楽しそうに踊っている(!)方まで見えてこれも『想定外』だった。
少なくはない方々に楽しんで頂いたようで本当に嬉しい。ますます頑張ろうと素直に思った。

音楽に垣根はないし優劣もない、ジャンル等素晴らしいものの前にはさして意味がない、とは口では言うものの自分の内心のどこかにあった屈折した感情を曝け出されて浄化された気分だった。

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終演後、皆さんと。写真掲載がまずくない事を祈るばかり、だ。

犬栓耳畜生の進捗について。

本日、犬栓耳畜生のレコーディングが一区切り。
去年の暮れ頃「一人一曲アイディアを持ち寄って合計5曲入りの音源を作る。来年4月よりアイディア固まった人の曲からレコーディングを始めましょう」と話し合い、実際4月からアイディアが出た分から録音を進めていたのだけれども。
最後の一曲は恥ずかしながら僕の曲となってしまった。これ、アイディア出したのが遅かったって事ね。でも結果的には他の皆の曲を録りながら音源としてバランスが良いように思案出来たからこれで良かったんじゃあないか、と思っている。
僕がコンダクトした曲、どうなるもんかと思って持っていったのだけれども皆楽しんでくれたようだし、実際想像を良い意味で裏切る出来になって大変良かった。
これだから創作は人とやるのがやめられない。

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録音後は次回ライブの練習。
偶然にも次回ライブも僕が指揮を執る事になっていた。事前に僕が設定したテーマは『自作楽器』。当たり前のようにエレクトリックギターやドラムを使うのではなくて「どのように音を出すか」から構想を練って演奏する事はとても健全な事のように思われたので試してみたくなったのだ。
これまた良い意味で想像とは違ったし、個人的にも気付きと発見があって面白かった。
写真からわかるようにメンバーも楽しんでくれたようである。

パイプカツトマミヰズで久々の東京遠征。

あれからもうすぐ一週間が経とうとしている。
書かねば書かねばと薄れていきそうな記憶をどうにか脳味噌にへばりつかせて毎日PCに向き合う時間を捻出しようとするもこの一週間は何故だか非常にバタバタしており、現実の時間の流れの早さに押し流される形となって今日に至ってしまった。あ、でも映画とか観てたわ俺。『アンブレイカブル』ね。俺みたいな趣味の人には滅茶苦茶面白かったよ。

先週の日曜はパイプカツトマミヰズで本当に久々に東京へ。
先日ご一緒したばかりURBANフェチが下北沢BASEMENTBARとの共同企画に誘ってくれたのだった。ご縁が結び付けてくれた機会だ、日曜(つまり翌日仕事)だけれどもここで出張らなきゃあ男がすたるってもんだよ。こうして我々は久々にハイエースに楽器を積み込んで新東名をひた走ったのだった。
とは言っても俺は助手席でふんぞり返ったり時々居眠りしたりQUEENを歌ったりしていただけだけれども。

今回の旅の思い出では共演者の事はほとんど書けない。いや、きっと皆良い演奏をしたに違いないし、リップサービスなんかでなく観たいバンドばかりだったけれども(サーティーンなんてやっとご一緒出来ると思ったら、こういう日だよ!ファック!!)舟橋、駒田両名は2バンド目の演奏終了直後に楽器を抱えて早歩きで移動し、新幹線に飛び乗って名古屋へ帰ったのだった。悲しいかな勤め人。いや、むしろそんな行為に身を堕としてもバンド活動を継続出来ている事を喜ぶべきか。まあ、兎に角、共演者のライブはほとんど観られていない。BASEMENTBARの店長 クックヨシザワさんも良い人だったしゆっくりお話したかったけれども、そこはまたお声がかかるようにバンド活動を頑張るのみだ。

帰りの新幹線、駅の売店で買った海苔弁当と緑茶割で車内で晩餐と洒落込んだ。
憧れの新幹線呑み。けれども慌ててかき込んだのがいけないのか、それとも疲れていたのか、それともすきっ腹に5%濃度のアルコール飲料は荷が重かったのか、楽しみにしていた新幹線呑みを終えて10数分後、気分が悪くなり車内のトイレでもどしてしまった。もうこのまま死ぬのかと一瞬思ったよ。死ぬわけないけれど。胃の中のものをほぼほぼ空っぽにした頃に名古屋駅着。
駅のロータリー付近まで妻が迎えに来てくれていた。
多くの人に支えられて、楽しい時間を過ごしている。

久しぶりに新栄トワイライトに出演した話。

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物凄く久しぶりに新栄トワイライトに出演した。実質的に運営は二代目運営陣に引き継がれている(細かい手伝いとかはしているけれど)とはいえ、一応代表だっていうのに最近の公演は顔を出す事さえままならなかったので申し訳ない。
もう運営もほとんど放り投げ!な状況だけれども折角かしやま君(あたらしいまち)に誘って貰ったのでいっちょ気張って演奏に出掛けたってわけ。
かしやま君がまだ孤独部を名乗っていた頃、それこそ出会った当初から一緒に演奏してきた『中学生』という作品を再演する事になった。そりゃあ思い入れがないわけがない。


過去の『中学生』の一部。既に懐かしい。これは多分だけれども、かしやま君が生演奏を交えて作品を作る際はほぼほぼ全公演僕がベースギターを弾いているんじゃあないかと思う。他にも素晴らしい演奏者はいるだろうに単純にこれまで、有難い限りだ。

さて、役者さんと何度かスタジオに入って曲を練り上げて挑んだ本番。
当日まで結局役者と演奏陣が全員揃う事はなかったけれども、それが決してネガティヴな情報として耳には入って来ないというのは得な性分かもしれない。どうにかなるだろうしどうせ本番中にしか仕上がらないんだ、とステージに乗り込んでベースギターを振り回しながらその場その場で作っていった。

『演劇公演』に於いて『ライブ演奏』を行ったって言い方は適切かはわからないけれどもこの日来場していたお客さん全員が期待していたパッケージングでないものを投げかけた(『美味しい中華』が食べたい人に『美味しい』とはいえ『イタリアン』を投げたらそれがどれだけ度を越えて美味しくても期待にそぐわない部分は僅かには出てくるだろうっていう話)中で、果たしてその行為自体がどうだったかはわからないけれどもきっと人の心を穿ったと、そう感じている。

四国へ旅行へ行った。

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黄金週間だ!という事で友人夫妻と妻、僕の4人で四国旅行へ行った。
車の手配から何から何まで友人夫妻がやってくれたし、運転は妻と友人旦那氏がやってくれた。え?僕?免許証忘れて完全に役立たずだったよ申し訳ねええええええええ!!!!!!

仕事を終え、仮眠をし、夜中の2時に今池集合。黄金週間入ってすぐさま動き出した感じだね。夜中の間に高速道路を走り岡山県は宇野港へ。そこからフェリーで直島へ向かう。
フェリーって久しぶりに乗ったけれども(多分最後に乗ったのは小学生の時とかじゃないかな。どこへ行ったか、とかも定かじゃないもの)ワクワクするよね。船に車ごと乗りこむっていうのもね。
直島では地中美術館へ。友人達が行程に組み込んでくれたもんだから僕は何も知らずについて行ったんだけれども、いやこれが結構面白かった。正直美術館とは縁遠い人間で、表現活動を日夜やってますよみてえな事をブログに書きながらそういうの本当に疎くて、これがまた僕のいけないところなんだけれどもさ、そういうのあまりわからないんだよね。興味がないってわけでもないんだけれども。そんな僕でも楽しめた、というか感じるものが結構あったもんだから地中美術館は本当に誰でも楽しめる美術館なんじゃないかな。
印象として展示、アーティストを『大学時代の関係者』とかに例えるなら


クロード・モネ=サークル内で一番人気の高嶺の花的な先輩
ウォルター・デ・マリア=理知的な先輩
ジェームス・タレル=意地が悪いけど悪意に満ちた部分で惹かれ合う一番仲良しの同期
安藤忠雄=卒業後もバリバリやってる凄いOB


みたいな、そんな印象を受けた。ちなみにジェームス・タレルの展示が一番好き。その辺は形容からもわかって貰えると思うんだけれども。ちなみに足を踏み入れる体験型の展示だったんだけど、入っちゃいけないところまで行きそうになってブザーを鳴らしてしまった。別に怒られるでもなく、笑顔でお姉さんに注意されちゃった。
地中美術館、また行きたい。

直島は海岸沿いのところに草間彌生さんのかぼちゃが展示されている。上記の写真からもわかるように妻はこの日わざわざそのかぼちゃのパーカーを着てくるくらいそのかぼちゃに思い入れがあったようで皆で見物に出掛けた。
海岸沿いに展示してある黄色かぼちゃは同じように思い入れがあって訪れた観光客がひっきりなしに写真を撮りに来ており、何なら順番待ちみたいになっていた。後にフェリーの乗る直前に訪れた赤色かぼちゃは中に入れるようになっており子供達の遊具となっていた。
その後、直島でうどんを食べて(讃岐うどんを偶像化し過ぎていたのか若干肩透かしを食らってしまったのはここだけの話だ)面白い銭湯があるという事でひとっ風呂浴びに行った。
港から徒歩数分、直島温泉である。これまた特に知識を入れずに行ったもんだから知らなかったんだけれども、大変アーティスティックな銭湯であんな銭湯、生まれてこの方一度も行った事がない。二度と忘れられない銭湯体験になった。

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まずは外観がとんでもない。近所にあったら前を通る度に「どんな人がどんな思いでこれを...」を思う事請け合いなインパクトある外観である。内装とかも面白かったけれども入浴施設なので当然撮影は不可。というわけで気になる方は是非こちらをご覧下さい。
で、肝心の銭湯部分について書く。いや、良い銭湯だった。というか最高だった。おじちゃんおばちゃんが気さくで入浴後にお話させて貰ったんだけどお客さんへの真心に溢れてる。濡れタオルを手に持ってたら「ビニール袋使うかい」って。優しい!
ロッカーは所謂「町の銭湯」としてはかなり大きい。余裕たっぷりで安心感があるし、脱衣所も清潔感がある。アートな、言い方変えれば人によっちゃ奇抜に感じるであろう装飾が当然脱衣所にも施されているのだけれども、そういうのところ以外に目を向けると清潔、爽やかで入浴施設としてはこれはかなりポイントが高い。
で、湯船一つ、洗い場だけという至ってシンプルな銭湯なのだがこれが異常に高揚感がある。リンク先からもわかるように風呂桶だけじゃなく浴室内全体が他では見られないような内装なのだが、真っ白なタイルとこのギラギラしたアート、流水の音にスピーカーから流れるアンビエントかつドローンな音楽。物凄く非日常。銭湯って日常ではまずないのだけれどもその中でも群を抜いて非日常。サウナ抜きでも宇宙と繋がる、そんな感覚さえ得た。
いや、音楽が大変良いんですね。もうこれ誰なんだろ、絶対風呂上りにおじちゃんおばちゃんに訊こっとって思って。
確認してみたらそこ突っ込んでくるお客さんが結構いるみたいでおばちゃん、わざわざセットリストをプリントアウトして配るように用意してくれてるのね。もう本当に親切!!
で、見てみるとロバート・フリップなんですよ、音楽。ここでまたうわ!ですよ。最高かよ。
僕ぁ最高の銭湯の一つを味わいながら最高のギタリストの一人のソロ作品を聴いて宇宙に繋がったんだ、と思うと感動さえしちゃって。絶対また来るよ、直島銭湯。

で、直島の人がやってるカフェで美味しいアイス珈琲とスコーンを食べながら読書をして(本棚に本が沢山あった。僕は『フォレスト・ガンプ』を読んだ)フェリーの時間まで過ごした。直島、何だかそこで過ごしているだけで芸術に触れているような、そんな素敵な島だった。今度はレンタルサイクルで島を一周してみたい。
フェリーに揺られ、高松市へ。友人お薦めのうどん屋さんが閉まっていたので気持ちを切り替えて骨付き鶏を食べに行った。
夕食時になると大行列になるそうで、成程、滅茶苦茶旨いのね。ニンニクがかなり効いているひな鶏の肉、親鶏の肉をガンガン食べた。勿論うどんのスペースは残しておいた。

そもそも四国旅行に行きたい、と思ったきっかけは「本場の讃岐うどんを食べ歩きたい」という思いだったのだが、ここまでの行程で僕は結構満足してしまっていた。しかしそれでも讃岐うどん、折角なので食べたい。
友人夫婦の案内でうどん本陣 山田家本店へ。「水曜どうでしょう」でも登場した人気店らしく、インターネットで調べたところざるぶっかけがお薦めとの事でそれの定食を注文した。先程直島で食べたうどんよりも確かに旨かった。何が旨かったのか、と訊かれるとわからないけれども弾力のある麺、お出汁と小さな「何か違う」が沢山積み重なって旨い一杯を形成している気がした。
次回は「朝からやっていて昼過ぎには閉めてしまう、製麺所直営っぽい店」にも行ってみたい。讃岐うどんにはそういうイメージがあるもんだから。

帰りの車内、ほとんど寝ていた(大変申し訳ない、すみません)。それでも寝足りず、今日は一日家でグータラしていた。
そういう休みも必要である。明日から活動的に動くかどうかは別の話。
とりあえず書きたい事はドカッと書いた。一日に三度もブログを更新するだなんて久しぶりだ。
これで次の「楽しい」に心置きなく向かえるってものだよ。

titles主催『re:Creation』に参加してきた。

最近はMoNOSiRoのサポートでご一緒している近藤寛峰さんに「こんなんあるけど興味ある?」と声をかけて貰ってtitles主催『re:Creation』というイベントに参加してきた。
titlesは名古屋でもっとコンテンポラリーダンスを盛り上げようと設立された「ナゴコン」の方々から成るユニットで、コンテンポラリーダンスだけでなく音楽や絵画等、表現活動をする人達が分野を越えて集まったら面白い事になるんじゃないか、と企画されているとの事。
僕は恥ずかしながらコンテンポラリーという単語の意味さえピンとこないくらい疎い人だったもんだから、この日の参加は大変刺激的だった。
10時に名古屋市青少年交流プラザ ユースクエアに集合してまずは軽く打ち合わせ。
この日はユーリ・ノルシュテインというロシアの映像作家の『Tale of Tales』という作品を観て皆で作品を作るという事で、まずはその映像作品を視聴。その後に各々が思った事をディスカッションして一緒に作る作品の作り方から探っていった。僕は割とこう、感覚も別に鋭敏でないし特別センシティヴでもないもんだから話をしたり聞きながら「この人の着眼点は面白いな」とか「この人はリーダーシップを持っている人だな」とかそういうのが面白かった。やっぱり人が一番興味深いな、と思う。いきなりはじめましての人達の中に飛び込んでいったもんだからそれはそれは目まぐるしい思いをしたけれど(笑)。
さて、方向性も決まったので昼休憩を挟んだり演奏出来る環境を立ち上げたりしながら時間を過ごす。つくづくこういう見知らぬ環境に飛び込んだ際に痛感するのは僕という人間が如何に引っ込み思案かという事と、演奏とそれを披露するという行為が僕のコミュニケーションとして大きな役割を果たしているか、という事だ。
そりゃあ演奏する人だもんな、演奏行動が何でもないわけはないけれども、話すよりもよっぽど一緒に何かを作る方が打ち解ける。この日も作品を作りながら「この人はこういう人なのかな」とか「この人はこういうところがあるんだな」とか、そんな風に思ったりした。コンテンポラリーダンスは大変興味深い。この日触れた数時間でも面白い、と思ったので今後は色々と覗きに出かけてみようか、とも思っている。

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ユースクエアのプレイルームはわりかし大きなベースアンプがレンタル機材として常設してあった。
うん、サウンド良し。コンプレッサーを深くかけるとベースギター本体を弾かずとも色々な音を出す事が出来て面白い。楽器そのものの表現力をさらに拡張、深化させる事が出来る。
本番が一番楽しく演奏する事が出来た。
ジャンル分けって別にする意味はないのでは、とか色々な面白い人と出会いたいなと常日頃から思っているだけにこういう催しには今後も積極的に参加していきたいと思う。

結婚生活とBOSS PS-5。

面白いもので「結婚すると色々と変わる」と身近な人間達には思われるようで、特に表現活動に於いてはその表現がネガティヴなものであると捉えられがちであるというか、まあ結構な頻度で「ああ、この人は結婚すると今までのように活動は出来ないと思ってるんだろうな」と眼前に人間に対して思う事がある。
勿論それは過去にその人が見聴きしてきた多くの実例、或いは実体験からくる『当たり前の』発想なのかもしれないけれども、幸いにして僕の場合は大変有難い事に結婚という人生の一つの転機を迎えてから表現活動にネガティヴな影響は全く出ていない、と断言出来る。これを書くにあたって「本当にないのか、俺、本当にか」と自問自答したけれども出てこなかったという事は僕は本当に負荷を感じていないという証左になるだろう。
だからといって好き勝手にやっているかと言われるとそうではない、と思いたい。こればっかりは断言出来ないから「思いたい」になるのだけれども、今のところ配偶者の理解は得ていると思うし(彼女自身も役者として人前に立つ活動をしているからというのは大きい気がする。それと会話)実際非難めいた態度は一度もされた事がない。今のところは彼女が物凄い演技力を以てして我慢をしているのではない事を願うばかりだ。
さてこんな事を長々と書こうとしたわけではない。前述の「結婚すると色々と変わると思われがちな事」の中の一つに「趣味の買い物が出来なくなるのではないか」という事が挙げられるのだが、これについては本当に配偶者の人格というか寛容さと理解力に感謝する他あるまい、答えは否である。妻は表現活動に理解があるばかりかエフェクターについても好奇心を伴って受け止めてくれており、そうやって積み重ねた知識と理解力を合わせて思考し、僕の買い物にジャッジを下す。
すなわち「それは貴方の音楽活動に有益であろう買い物だから買うが良いです」と。
というわけで専門店にて僕が大いに興奮しつつ試奏していたところ後方から「買っても良い」と妻からお墨付きを頂いた一台。

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BOSS PS-5である。
最近の僕の足元はBOSSコンばかり、というかむしろ好んでBOSSコンを買うようになっているのだけれども、そんな中でも勿論積極的に興味を抱く一台とそうでもないものはあってこれは前者。興味を覚えるようになったきっかけはJanek Gwizdala(この人についてはリンク先参照。juan aldereteさんと並んでペダル好きのベースギター奏者として知られている)さんがこのPS-5を絶賛していた旨を見かけた事で、事実Janekさんの足元を見ていると(サービス精神旺盛だからInstagramとかで写真をアップしてくれたりするんだよね)結構な頻度で繋がってるのよね、これ。
これの後継機種は購入して使っていた事があるんだけれども、当時の自分の演奏だとあまり必要性を感じず金策のために売り払ってしまった。
最新モデルではないけれども気にはなっていたので試奏してみて、良かったので購入。

一言でいえばピッチシフト系の事は大体何でも出来る。
特に気に入っているのが後継機種でも楽しかったアームモードで、ストラトのアームみたいに音をグニャーンってさせる事が出来る。踏んでる瞬間だけピッチがシフトするので直情的に使えるのがまた面白い。後継機種は結構綺麗にグニャグニャいった記憶があるんだけれども、これは(今と比べて)古いモデルだからか音がヨレる。結構露骨にバグみたいに音がグシャグシャになるのだが、それがまた面白い。かけっぱなしとかにするなら兎も角、ここぞという時に踏み込む飛び道具的な使い方をするモードであろうからこういうハミ出た音がする方が面白く感じる。
それとDETUNEね。原音とズレた音を重ねる事でコーラスみたいな音を出すモードで、ワーミーペダルでデチューンを愛用していた時期があった。これはワーミーよりも設定が細かく出来るし何より筐体が小さいので大変気軽にデチューンを楽しむ事が出来るのが良い。
他にも色々モードは搭載されているけれども、使っていない。ピッチをシフトする事があまりないからだ。
そういうのが好きでガンガン使いたい向きにはこれは不向きかもしれないけれども、僕みたいにあまり大きかったり重たかったりするものを持ち運びたくないしそんなに使用頻度は高くないわ、でも足元にあったら踏むかな、くらいの人には丁度良いんじゃないかなこのサイズ。
あと何より安かった。箱付で6000円切るって物凄くお買い得感!

良いご縁に恵まれ、その後の演奏でもそのサイズさによる気軽さからか持ち出していっては結構な頻度で踏んづけています。
やっぱりあったらあったらで面白いし使うんだね、こういうペダルは。

自己紹介

舟橋孝裕

Author:舟橋孝裕
愛知県在住、ベースギター奏者です。
・JONNY
・パイプカツトマミヰズ
・犬栓耳畜生
・白線の内側
 やサポートでベースを弾きます。

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