一日にライブを三度した日。

1月7日、三連休二日目、この一日で三本ライブをした。

午前7時頃起床、準備をして新栄リクレクトスタジオへ。まずはこの日みそフェス2018へパイプカツトマミヰズで出演するのでその練習へ。
約一時間半、朝から爆音の中身を晒した後、新栄CLUB ROCK'N'ROLLへ。新栄のライブハウス各所を会場として行われるこのミュージックサーキットに於いて、我々は新栄CLUB ROCK'N'ROLLのトップバッターを務める。
本多さん井藤さんに新年のご挨拶をし、リハーサル。つつがなく終えるとあっという間に開演時間がやって来た。
他会場でも魅力的な出演者が多いようで、かつタイムテーブル的にも移動時間を考慮せねばならない中でどれだけのお客さんが我々を観に来るのか正直なところ、いささか不安ではあったのだけれども有難い事に結構な人数のお客さんが集まってくれた。
新曲二曲を交えて吉田君が初見の方も楽しませられるように、と組んだセットリスト。良い反応も沢山貰えて嬉しかった。

撤収後、新栄CLUB ROCK'N'ROLL前の立体駐車場に停めた車へ機材搬出。
この日は一日3ステージ、しかも各バンド毎に使うペダルも違うので大きなペダルケースに入れて全部持ち込んで、都度都度車から必要な分だけ持ち出して使う事にしていた。どうせ各バンド毎に足元バラして再構築をしなければならないので一緒なのだけれども、我ながら手間な方法をとったものだ。
機材搬出後、ノムラセントラルステーションを覗きに行くつもりだったのだけれどもなんだかんだ時間が過ぎてしまい見逃す。
新栄DAYTRIVEへ移動。

この日はシミズミミちゃん主催『シンサカエウィンター シンネンカイ編』にYONONACAで出演。のみならず鈴木陽一レモンとひでさんによるコトナのアコースティック編成「Acotona」でもベースギターで参加するという事で同会場で二度の出演。演奏行為は好きだ、大好きだ。コトナは共演もしたしレモンさんも絶対面白い人だしひでさんも友人の結婚式二次会の際にベロベロに酔っ払いつつ「いつか何か一緒にやれたら素敵ですねェ」だなんて話をしていたもんだから今回のお誘いは願ったり叶ったり。
面白い人と一緒に何かをしたくて楽器を握ってる身としては新年早々、嬉しい機会を頂いた。

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ドラムは犬栓耳畜生で日常的に一緒に演奏しているけれどもこの日はちょっと一味違うぞ、な森野君に君の名を呼びすぎる世界ではベースだけれどもAcotonaでは鍵盤参加なはるちゃん。アコースティック編成での演奏ってなかなかないけれども、何て事はない、いつも通り電気をフル活用、瞬間によっては完全に電子音に振り切って演奏した。

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いやあ、楽しかったねえ。
もっともっと練る時間があれば、とも思うけれども演奏というのは一期一会。次のご縁があったらその時はもっと腕前を披露したく思う次第。

YONONACAは練習回数こそ少ないけれども演奏と演奏の間に僕なりにそれなりに頭を使って試行錯誤した結果、このバンドでの演奏が随分と体に入ってきたように思う。練習も勿論したけれども演奏に臨む際の内面的な準備って大事だと思っている。
この日は交換留学制度?でレモンさんが一曲参加。ほぼほぼぶっつけ本番だったのだけれどもいや、アタシ震えましたよ。Acotonaでは空間を引っ張っていく力を発揮していたレモンさんがこちらだと完全にゲストとして一点突破に注力されていたように思われて。その結果バンドのテンションも上がるという非常に良い効果、理想的な結果を実現して頂いた。こういうの大変面白い。
YONONACAはまだまだ演奏中に無意識の力の作用の仕合い、みたいなのはまだないけれどもその分瞬間瞬間で意思の疎通を図って組み上げていく面白さがある。
そんなYONONACAのライブの模様を撮影して貰ったものがあるので貼り付けておきますね。



シンサカエウィンター、BBBBBBBは『今年メインで活動していく4人編成』、大変暴力的(あ、実は僕も膨大な参加メンバーの中に名前を連ねる事になりました。ステージネームはクリストファー・ノーヒットノーランです)鉛の風船はギター持って数年とは思えない粒立ちの良い演奏に残虐なアルペジオ、これまた犬栓耳畜生で普段一緒に演奏している炭酸さんの弾き語りは炭酸さんの中のドロドロした部分やポップな部分を等身大で表現されておられるようで、いずれも大変素晴らしかった。面白い事やったるぞ、という気概が会場全体に渦巻いていたのが何よりイベントの素晴らしさを表しているようだった。

搬出後、ダイアモンドホールにて行われているというみそフェスの打ち上げに顔を出す。

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ヤオタケシ君撮影の集合写真にきっちり写り込んだ俺。隣の駒田君は奇跡的に顔が隠れてしまっているので是非どこにいるか探してみて下さい。
みそっかすの皆、今年も呼んでくれて有難うね。

家に帰る頃には既に体がバキバキでした。

2018年演奏始めはMoNoSiRoで。

この三連休、三日間で5本ライブをするというちょっと数がおかしい三日間だった。

人から「よくそれだけライブがやれますね」と言葉を額面通り受け取ってポィティヴな驚きを込めて言われると(これが呆れ、でない事を願うばかりだが)「時間の使い方が下手なんですよ」と返すのが常であるのだが、いや、実際そうだと思うしそんな状況を許してくれる各バンドメンバーにも感謝しかないのだけれども、兎に角、そう口で言いながらも心の奥底にある感情はその一方で「これでまた強くなれる」という口にした言葉とは相反した上昇志向気味なものである。
これは実感として言うのだけれども、バンドマンは場数を踏めば踏む程強くなる側面がある。これは演奏技術、所謂場慣れ、自分の感情的成長あらゆる観点から見てそうであると断言出来る。それがその人にとって良い事かどうかは別としても人前で演奏を続ける人間が人前で演奏をする事を重ねる事は悪い事であるとは思えない。
そしてその演奏の間隔が狭ければ狭い程、受け取る情報の密度は高くなる。
引き換えに体はバキバキになり(例え棒立ちでも人前での演奏というのはどうやら無意識に体に力が入るようなのだ。これはどうにかしたい。課題の一つ)、演奏翌日を体のリカバリーに充てる必要は出てくるのだけれども。でもまあサイヤ人みてえなもんだ。死にかければ死にかける程、回復すると強くなる。
兎も角、この三連休はそんな有難い「強くなる」機会だった。

三連休初日、2018年のライブ始めはMoNoSiRo@吹上鑪ら場だった。

最近はどんどんアンビエントな方向に演奏が向かっているMoNoSiRo、これはバンドが変化したというか金森君のやりたかった事にようやくサポートメンバーである我々が到達出来たという事なのだろう。「ロックバンド」然としたアティチュードから主体を捨て去る事でバンドは、演奏はより自由になったように感じている。

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演奏時間の約半分が即興演奏になった結果、僕の足元もここ最近では一番物量が多くなってしまった。
使い勝手が良いからその価値はあるけれども。
個人的にはこの日の演奏はまだ吹上鑪ら場という空間を把握しきれていなかった、というかこのバンド、この演奏でどのように場に向き合うかというのが不明瞭なまま臨んでしまったのではないか、と振り返って思うのである。
もっと自分の音量、音色、ニュアンス、そして内容と諸々がもう少しだけ合致すればアンサンブル中で効果的に作用出来たのではないかと思っている。

年齢を重ねるのは面白いもので心境の変化というのが無理なくシームレスに訪れたりする。
以前は「どんな場所でも同じ音で同じ印象を受け手に与えていたい」と思っていたのだが最近では「その場その場の環境を活かして自分達の演奏をわかりやすくアウトプットしたい」と思うようになった。
だってその方が面白いじゃん。

そういえば少し前のMoNoSiRoの演奏動画がアップロードされたのでそのうちの一つを貼り付けておきますね。

2017年の演奏納め。

深夜、リビングにて。
頂き物の高級あご出汁を使った具なし味噌汁を作って飲みながらこれを書いている。マグカップで啜っている分には珈琲っぽいが味は完全に味噌汁だ。しかも美味い味噌汁。出汁が大事というのはどうやら本当らしい。
昨年末の最後の演奏について書いておく。

名古屋での演奏納めの翌日、年越しに向けての大掃除やら酷使した/する体のメンテナンスにカイロプラクティックに行ったり(友人が施術をしており良くして貰っている。こういう専門技術を持った友人がいると友人ならではの距離感で質問等出来るので有難い)した後、仮眠、明け方に起床して31日の早朝未明、名古屋を出発した。
目的地は東京、大晦日に最後の一日を送る事になる新宿JAMにてJONNYで演奏するための演奏旅行である。ちなみにメンバーとは現地集合、現地解散。僕は演奏後に早々に帰らねばならなかったのでむしろ都合が良い。

新宿JAM、閉店。
ビルの老朽化に伴って、との事であるがまさかJAMが終わるだなんて。新宿JAMは有名なので説明するまでもない事であろうけれども、つまりそれくらい長く続いた老舗ライブハウスである。
けれども場所としては格式高く構えるとかそういうのは全くなくて、石塚店長も大変気さくで愉快なおじちゃんである。石塚店長に声をかけて貰い、有難い事にJONNYで何度もお世話になった。どうせならちゃんと別れを告げたい、最後に演奏したいと思った。けれども今やライブを行う事がなかなか難しいJONNYであるからなんとなく「ああ、このまま演奏する機会もなく閉店の日を迎えるんだろうな」と少しだけ寂しい思いをしていたのであった。それがまさか機会を頂けるだなんて。
大晦日だもの、東京遠征だなんて普通だったら考えられないけれども折角の機会なのだ、この日演奏しなかったら一生後悔する、そう思って予定を調節した。
新幹線が予約出来るのか、そして予約出来たとしても大晦日のバタバタした中、組んだタイムテーブル通りに動けるのか怪しかったので結局僕と妻と友人の三人交代の運転で東京へ向かった。
大晦日だし高速道路もきっと渋滞しているだろう、と息巻いて早めに出発したのだけれどもさにあらず、むしろ空いていたのでいつもより早く到着してしまった。時間に余裕があったらやっておきたかった事(ハードオフ楽器スタジオ詣出、富士そばを食べる、漫画で見た銭湯に行く等)は全部やった。ぼちぼちメンバーと取り決めた集合時間だったので新宿へ向かう。

新宿JAM横の駐車場に自家用車を停めて店内に降り立つともう賑わっている。最後の一日、という風情よりかはお祭騒ぎといった感じだ。湿っぽいのは似合わないもんな、と勝手に思った。
程無くして到着した篠田メンバー(流石東京在住、早過ぎもせず遅過ぎもせず)と近況を話したりしていると、佐藤さんとせんちょーは時間ギリギリの到着になりそうとの事。
大晦日だもんな、で済んでしまうのがこの日の良いところ。そしてもうすぐ約一年ぶりに行う4人での演奏が妙に楽しみで些末な事は気にならない。
前のバンドの演奏が始まった頃(観たかったな、サーティーン)頃、楽屋で練習。全員生音、せんちょーに至っては口ドラムなので皆で自分のフレーズを口に出して確認。
久しぶりの演奏だし練習らしい練習はしてないけれども、どうにかなるはずだ。俺達何年バンドやってんだ。

だけれどもステージにはやはり予測不可能な出来事が待っている。
持ち込んだ愛用のアンプヘッドが異常な動作を起こしており、にっちもさっちもいかない。常設のアンプヘッドは苦手なアンペグ(しかも転換中にすれ違った将棋部a.k.a Emily likes tennisが「JAMのアンペグはバキバキいうなぁ!」と言っており、事実その通りだった。ミドルを上げるとトレブルが持ち上がるくらい腰高。されど重低音は出る)だったけれどもなあに、こうなりゃ音が出れば良い。転換中のステージ上は既に篠田君の爆音のギターでよくわからないカオティックな空間になっている(良い意味で)。さあ、やろう。

楽しい演奏はあっという間だけれども、随分と濃密な時間だった。昔は体の思うがままにやっていた演奏だけれどもメンバーの挙動にも少しだけ以前より意識を向けられるようになった。俺達は確かにバンドで確かにチームなんだな、と一年ぶりに演奏する人達に対して思えたのは2017年の一つの大きな収穫だったかもしれない。
演奏終了後、機材を半ば無理やり詰め込んで新宿を後にする。バンドメンバーで挨拶出来たのは唯一佐藤さん、しかもステージ上で別れを告げた。なに、またそのうち、きっとやるさ。

2018年を迎えたのは高速道路の上でだった。同行して貰った妻や引きずりまわした友人には悪いけれども、僕に似つかわしい新年の迎え方だな、と思った。
2018年も宜しくお願い致します。

2017年名古屋での演奏納め。

新年明けましておめでとうございます。

普段からこのブログを読んで下さっている方、こんな自分自身のためにしか書いてないような日記を普段からチェックして下さって有難う。僕の人生にお付き合い下さいね。たまたまこの日記を読んでいる貴方も有難う。すれ違ってこれっきりかもしれないけれども、まあいずれまたお会いしましょう。

というわけで2018年1月1日、正午頃、レッドブルをグラスに注いで氷で冷やしたものを飲みつつこれを書いている。お正月特番は15分くらい観てよく知りもしない芸人の漫才できっちり笑ってしまったのでもう満足。この後は初売りを冷やかしに行こうと思っているのだけれども(僕が狙っているのは、そう、エフェクターだ)、それまで少し時間が空いたのでこうしてブログを書いている。2017年の事でどうしても書き記しておきたい事が2つあるので、それをこの正月休みの間にバババッと記録しておこうという魂胆だ。

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2017年名古屋での演奏納めは鈴木実貴子ズのサポートで鶴舞K.Dハポンにて。12月29日(金)の事だ。

この日は仕事をきっちり納めてから機材を積み込んだ車でそのままハポンに向かい、心配して(させて)損させたレベルで開場前に無事到着。
この日はハポンのモモジさんプレゼンツのプルタタと実貴子ズのツーマン。お恥ずかしながらプルタタは初見だったのだけれども、この日はダンサーに人形操演に演奏に、とまさにお祭り、祝祭ムードで空間に飲み込まれるよう。何だか心が綺麗になるようで(高橋君も言っていたけれども禊のようであった)様々な要素がその時間と空間に集まっているのに観ているこちらはどんどんとプリミティヴな方向に向かっていくのが大変面白い実感であった。
共演でなければ、と久しぶりに思う。特にこんなバタバタ移動して駈けつけてきた日にゃあ演奏前から準備とか色々立て込んでいてゆっくり観る事もままならない。

名古屋での演奏納め、かつ去年一年通じても鈴木実貴子ズのサポート活動は印象深い活動だったので気合いは十分。
練習の成果と練りあがったバンドアンサンブルを顕在化しつつも実貴子さんの歌を邪魔しないように、願わくば押し出せるように、と注力して演奏する。このバンドでの演奏はシンプル極まりないけれども、その分曲の筋肉というか抑揚、呼吸、そういったものにダイレクトに影響を与えるようで非常に弾き甲斐がある。一音強く弾き過ぎるだけでもその後の演奏の意味合いが変わるような、勝手にそれくらいの気概を持って演奏している。ほら、面白そうだろ。いいだろ、弾いてて楽しいんだぜ。
この日は演奏しながら多くの感情が行っては来てして、ああなんて心が豊かになる演奏なんだ、色々なものが引きずり出されるなあと感じた。実貴子さんは途中のMCで「私は多くの死骸の上に立っていて」と話し始めて大変興味深く思った。同じ実感が僕にもあるからだ。「そんな自分を大変申し訳なく思います」。ああ、この人はなんて謙虚で美しいんだ。死体の山の上で死体を更に踏みつけるようにして踏ん反り返っている僕に対してこの人の在り方はかくも美しい。心の綺麗な人は人の心を打ちにいく事が出来る。僕のような人間は辻斬りの如くやたらめったらやる他あるまいよ。

演奏終盤、紙吹雪が降って来た。
上の写真でもお分かり頂けると思う。心優しい子ども達がプルタタの演奏で降らせたものを転換中から拾い集めて用意してくれていたのだ。おいおい、美し過ぎるだろ。目の前が紙吹雪に包まれてその向こうに見える客席の景色が全く別のものに見えた。ハッとしながらも演奏を続けた。汗をかいた首筋に紙吹雪が引っ付いてくる。二重の意味でくすぐったかった。まさかこんな思いが出来るとは。


2017年、名古屋での演奏納めは非常に印象深いものになった。有難う。

OneControl Granith Grey Boosterを導入。


サンタさんにお願いしてOneControlのGranith Grey Boosterを入手。

クリーンブースターとして定評のあるコレ、買った目的はクリーンブーストではない。このブースター、唯一あるツマミが12時の位置でユニティゲイン(スルー時と同ゲイン)であり、左に回していくとボリュームをダウンさせる事が出来る。つまりボリュームダウナーとして使いたくて導入を決意したというわけ。
何故そんな事をしたくなったかというとここ最近夢中になっている「歪みとクリーン時のボリューム差」を作るために色々試行錯誤した結果、エフェクトの最前段でボリュームを下げてやる事が一番良いのではないか、しかも可能な限り音の信号としてロスなく下げてやる必要がありそうだという結果に至ったため。
ボリュームペダルや楽器本体のボリュームでは良くも悪くも変化してしまうし(僕の楽器は随分と改善されてはいるのだけれども)、ペダルタイプのグラフィックイコライザーとか使えば微調整も出来て良くはあるのだが触る部分が増えてちょっと煩わしい、単純にボリュームだけ下げて音質そのまま、みたいなのはないかと思っていたところそういえばワンコンにそんな感じのあったな、と思い至ったっていうわけ。
音量を下げるためにエフェクターを足す、っていう足し算の発想は嫌いじゃあないよ、むしろ大好きだ。

実際に繋いでみると音質変化は良い意味で微妙にあった。高域と低域がちょっと元気になるというかせり出してくるイメージ。だけれども幸い微妙な味付け程度でしかもそれが気にならない程度だったしなんならおいしい感じだったので満足。ボリュームダウナーとしての機能も十分でここで音量下げてアンプのゲインでいつも通りの音量になるようにしたらエフェクト一個挟んだような違和感は全然ない。これって凄い事だよな...。

で、期待していた「入力レベルを下げる事で音質のみならず音量変化もファズに期待する」事が出来るようになっただけじゃなく、アンプのゲインを上げる事が出来るようになった事でアンプのゲインつまみにちょっと触っただけで爆音になってたようなそれまでの繊細過ぎる音作りからもさよなら出来そう。コントロールしやすいというのは利点の一つですね。今まで0から少し上げただけで凄い音量になってたもんな、俺のセッティング。そんなフレキシブルさに欠けるセッティングしなければ良い、という話なんだけども、そもそも。

かかってるかかかってないか、本人以外には全くわからないし演奏が始まればオンになってるかオンになってないかは本人さえも意識しないような、そんな用途に使うために導入したブースターだけれどもこれから毎回演奏に持ち込む事になりそうである。

『名前が悪い』レコ発企画『まわりも悪い』に参加した話。

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12月23日(土)、四日市ドレミファといろはにて鈴木実貴子ズズズ(鈴木実貴子ズのバンド編成は本人達にこう呼称されているようだ。余談だが最近連載されているズこと高橋メンバーのブログが滅法面白い)で演奏。お昼過ぎに集合したものの、結果的に車二台で四日市入り。
幾分か曲にも慣れてきた鈴木実貴子ズ、そろそろ頭からっぽの状態で演奏が出来る=動物的な感覚というかシンプルにフィジカルで演奏が出来る、状態になってきたかと思いきや演奏する曲目も少しずつ増えてきているのでまだまだ気楽に、モチベーションだけで臨むというわけにもいかなさそうだ。冷静と情熱の間、少し先の事を視野の先の先の彼方に見据えて今現在を一生懸命鳴らす、そんな演奏を心掛けている。

ドレミファといろはは大好きな場所だけれども、同時に音作りの際にちょっと苦心するライブハウスでもある。
店長ゴウさんはそんな僕とのやりとりにも慣れたもので「もうちょっとローが」とか「上の方切った方が」とか、割と突っ込んだ話までリハの時にパパパッとして下さる。実際その場所での音の鳴り方、快適な広がり方というのはその場所を知っている音楽家が一番ご存知のはずで、となると僕は割とゴウさんの言う通りに音を作って毎回良い手応えを感じている。
けれどもこの日は割とゴウさんもオラオラ感というか、ちょっといつもより攻めた感じのバランスが気持ち良かったようでそれは意外だったなぁ。
ほぼほぼファズとリバーブだけで彩りを添えて、あとはドスンとした演奏を心掛ける。勿論歌心を携えたダイナミクスも忘れずに。
4人編成のバンドとしてのダイナミクスというか、熱量のたたえ方がまとまってきたような感じがあって最近僕は本当に楽に、けれどもストイックな心持で楽しく演奏させて貰っている。歌を支える、という役割は勿論あるのだけれども、それ以上に僕は僕の気概だったりそういう部分を買って貰っているように感じているからちゃんと『自分である』事も楽しみつつ演奏した。

この日は一緒にズズズとして活動している各務鉄平君の所属バンド『紙コップス』も一緒だった。久しぶりに紙コップスを観たけれども元から素晴らしいバンドだったけれども更に滅茶苦茶格好良くなってて驚いた。各務君がエレキギターを使う曲は世界観を更に押し広げているようで良かった。好みも勿論あるのだろうけれども、紙コップスでああいうノイジーなギターサウンドが合うとは思わなかった。流石!

YONONACAでの初ライブ。

初ライブっていうのはいつまで経っても緊張するものだ。
幾つになってもそういうもんなんだっていう事を思い知らされた。春頃から月に一度スタジオに潜り込んで練習を重ねていた新バンド『YONONACA』での初ライブだった。ご縁があってRadical Humanismの企画に声をかけて頂いたのであった。
「ライブしたいねー」と皆で言い合っていたし実際のところ僕達にはライブの予定が必要だったと思う、バンドの推進力という意味でも。
いや、有難い機会を頂いたからには頑張らねばならぬ、と意気込んで当日を迎えた。

場所はなんだかんだ前身のお店から改築してから一度も顔を出せていなかったsunset BLUE、お店の構造は同じ(なんならステージ脇の機材置き場のスペースさえそのまま残っていた。そういえばステージ裏の楽屋はどうなったんだろう)なのに随分と雰囲気が違っていて驚いた。割とアコースティック寄りの場所だよ、と聞いていたもののいざ実際ステージに立ってみると結構音量を出す事が出来てびっくりした。

共演はペンギンラッシュ仙人掌人形、いずれも堅実でしっかりとアンサンブルが構築されている良き音楽だった。ペンギンラッシュのベースの竹内君は以前友人から名前を聞いていて存在を知っていた、多くのバンドへサポートで引っ張りだこと聞いていたけれど、演奏を拝見して納得。非常に巧みで気の利いた演奏をする人なのであった。

一方、YONONACAの初ライブは演奏上のトラブルに見舞われながらもフィードバックの多いものとなった。正直もっとやれただろう、とも思うのだけれども、それよりも各々が挑戦して手応えを得て省みるものがあるという事が初ライブでは何より貴重なのではないか、と僕は思っている。
このバンドでしか得られない実感というのもある事だし、今後も挑戦を続けたいと思っている。

風邪っぽさの中での演奏。サウナは万能薬

12月15日(金)、今日も元気だ仕事に行くぞ!今日は何をやろうか、さあ週末に向けてフルスルットル!

と思って出勤1時間後、謎の寒気が。暖房が効いた室内にいるのに体が冷えてしょうがない、その内に背中が痛み始め少しずつ倦怠感が体を覆うようにまとわりついてきた。これは、風邪。

昼休憩も暖かくして職場の人が買ってきてくれた葛根湯を飲んで寝る。寝るのが何よりの薬のはずだ、兎に角寝る。
昼寝から目覚めると少しだけ体が楽になっていた、いける、いこう。
仕事帰りに銭湯に寄ろうとこの段階で決めていた、丁度毎日行き来する道すがら良い銭湯がある。水風呂も気持ち良いしサウナの温度も適温以上、最高にリラックス出来るはずだ。インターネットで調べたら風邪のひきはじめのサウナは良しとする意見と否とする意見がどちらも同じくらい散見出来た。こうなると是が非か決めるのは自分の心持ちである。
結果、僕的には風邪の引き始めのサウナ→水風呂は体に良さそうであった。リラックスしての帰路は随分と体の具合も良く思われた。深夜に翌日に控えた犬栓耳畜生のライブ練習があったのだけれども、発熱のためにお休みを頂く。申し訳ない。

翌日、少しだけ早起きして近所のマッサージへ。寝過ぎて体がバキバキだからだ。
多分僕よりも若い男性に全身を一時間かけてゆっくり揉みほぐして頂く。幾分か楽になった。
新栄DAYTRIVEへ、マスクをして向かう。
この日は暗黒大陸ふれあい企画へ出演。
犬栓耳畜生の演奏は大抵、練習というかどんな内容のものを目指すか一度か多くても二度のスタジオで確認してからの即興となる。今回のその唯一の機会をすっ飛ばしてしまったので本当の即興となる。不安?全くなかったよ。どうにかなるものだ、と思っていたし我々は未知のものをこれから作るのが楽しくて楽器を握っているのである。

毎回指揮をとる人間が変わる犬栓耳畜生、今回は森野メンバーによる指揮。
大まかな曲の展開と構想が書かれた書面を貰い、それを意識しての演奏。
大暴れする富田メンバー、炭酸メンバーを横目に音で大暴れするよう、心掛ける。
演奏がどうだったかははっきり言ってわからないけれども、やりたい事はやれた気がするしメンバーも気付きを得たようなのでとりあえずは良しとする。いずれ冷静に振り返る機会は必ずやってくるのだから。

この日は出演者も強者揃いで大いに盛り上がる日、の予定であったが体調のため大人しく過ごす。ノーアルコール、マスクで暖かくしてライブ観戦。SOCIAL PORKSのライブは胸が熱くなった。

この日もサウナでフィニッシュ。
サウナと風邪薬で生かされている。

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同イベント中、DAYTRIMにてお菓子食べ放題、ゲームやり放題の模様。
最高だったわ。

ベースギターの主にボリューム周りを改造した話。

有難い事に、月に一度は平日に何の予定もない休みがある。
大体毎月時間を持て余して自宅で作業したりダラダラ過ごしたり、夕方には銭湯に行ったりするのだが今月はアクティヴに過ごしたので備忘録代わりに書いておく。

岐阜のイカした楽器工房 LOVELESSの岡田さんが様々なコンデンサーを組み合わせ、非常に具合の良いハイパスフィルター&スムーステーパーを開発されたと聞いてどうしても自分の楽器にも載せたくなって工房を訪ねた。

随分とご無沙汰してしまったけれども暖かく迎え入れて下さった岡田さん、今回の機構をベースギターに搭載するのは初めてという事で僕の楽器に合うコンデンサーはどれか二人であれやこれやと試してみる。
結果、楽器本体のボリュームをちょっと絞ってファズを踏んだ際に一番バリバリくるものをチョイス、鮮やかな手つきで作業される岡田さんとお喋りしながら時間を重ねた。

ハイパスフィルターは楽器本体のボリュームを絞った際に特定の高域(これをどのコンデンサーを積むか、で調節する)をパスして出力する事によって、通常なら曇ったように感じる音をハッキリとメリハリの効いた音で出力し続ける事が出来る。スムーステーパーは楽器のボリューム変化がなだらかに、音楽的に変化するような機構。どちらも自分の楽器の表現力を底上げしてくれるものである、と感じる。機能的にはシンプルでも幅がある方が良い。

作業完了後、岡田さん推薦の蕎麦屋『更科』にて冷やしたぬき蕎麦を食べる。岐阜県民のソウルフードと言われるだけあって、なんて事ない冷やし蕎麦なのにやたらに美味い。蕎麦湯まできっちり楽しんで完食。

MoNoSiRo演奏納め。

MoNoSiRo×frenzy cabbageの共同企画『ABSTFLUX vol.3』@新栄DAYTRIVEにて演奏した。

この日に向けた練習、確かあれは最後の練習だったのだが金森君に許可を貰った上で座って演奏する事を決めたのだった。
というのもMoNoSiRoでの演奏はどうにも肉体が邪魔というか、肉体から音が鳴らされるという事実は実感としては良いのだけれども、どうにも演奏に伴うフィジカル面というか、人間の筋肉であるとか内臓であるとかそういったものが音を打ち鳴らしているという事実が視覚的に伝わる事に抵抗を感じるようになってしまって。
立って演奏するとどうしたって身じろぎしてしまうしならばいっそ座って演奏すれば少しはそういう感覚から遠ざかれるのではないか、と思われたのだった。立って演奏する方が諸々、楽ではあるのだけれど。

なんにしても快諾を貰って、なんなら各々座って演奏する事が良いと考えていたようで全員座奏で臨む事となった。
結果的にこれはタキナオさんのライトドローイングにも良い効果を出していたようであった。なんでもやってみるものだ。

そしてこの日の演奏は演奏時間の半分が即興、その場その場で構築しては霧散していくような、MoNoSiRoにあった演奏が出来たと思う。2017年の演奏納めとなるこの日、こういう演奏が出来た事が好ましく思われた。
金森君が近々、動画をアップロードするそうなのでここでも共有するようにします。

自己紹介

舟橋孝裕

Author:舟橋孝裕
愛知県在住、ベースギター奏者です。
・JONNY
・パイプカツトマミヰズ
・犬栓耳畜生
・白線の内側
 やサポートでベースを弾きます。

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